【スライム格闘場】

Last-modified: 2024-03-26 (火) 18:36:52

DQ6

【夢の世界】(上の世界)に存在する施設。
【ルーラ】での行き先には文字数制限の関係で「かくとうじょう」と表記されている。
DS版以降の英語版での施設名はSlimopolis。
 
スライムが大好きな男性【スラッジ】が建てた【スライム系】モンスター専用の【格闘場】
世界中からスライムでひと山当てようという人間が集まっており、多くのスライムとその主人がいる。
プレイヤーも自分の育てたスライム系モンスターを戦わせる場所で、優勝すると珍しい賞品を貰うことができる。
【ベストドレッサーコンテスト】とは違いクリアの必須イベントではないが、景品は(一部のランクを除いて)非常に豪華。
 
初めて中に入った際はバニーに会員登録をされるが、登録料はタダ。お金を取られることはないので安心しよう。
1階には【宿屋】【ルイーダの酒場】がある他、現チャンプの石像が飾られており、地下1階には格闘場の参加受付と賞品引き渡し所の他にスライムたちの控え室がある。
そして地下2階が対戦相手の魔物の控え室とメインの闘技場となっている。
 
ここは辿り着くまでが結構面倒で、現実世界の【アモール西のほこら】から【格闘場西の井戸】を使って回り込まなければならない。
森の中の【格闘場南のほこら】にある水門解除スイッチを押して、改めて【空飛ぶベッド】【ひょうたん島】で入ろう。
ここといい【ジャンポルテの館】といい、他の人間はどうやってここを訪れているのだろうか。
まあ、ジャンポルテの館と違ってこっちは夢の世界なのでどうとでもなるが。
 
スライム系の仲間モンスターだけで中に入ると他のスライムたちと会話することができ、他のスライムの調教師たちのセリフも変化する。
人間キャラがスライムを連れ歩くかどうかでも変わる場合もある。
そしてB1Fにあるスライムの形をした入り口を通って中の控え室に入ることも可能となる。
中には【ちいさなメダル】が2枚と【スライムアーマー】があるので忘れずに回収しておこう。
ここには自分の出番を待っているスライム達がいるが、人間も1人だけいる。
なんでも格闘場を建てた際に出られなくなってしまったらしく、今はチャンプの世話係をしている。
また、教会にいる【ホイミスライム】に話しかけるとHPを全回復してくれる。ベホマズンでも唱えてるのか?
さらに【ルーキー】を仲間にする前にはここでルーキーが先輩の【スライムベス】にしごかれている。
 
この控え室への入口は【スライム】とぴったり同じ形をしている。
スライムや【はぐれメタル】、触手を引っ込めれば通れそうな【ホイミスライム】はいいとして、【スライムナイト】【キングスライム】はどうやって通っているのだろうか?
スライムナイトに関しては4コマ漫画では「スライムが騎士に体当たりして気絶させて引きずって通る」というネタもあったが、それならわざわざ気絶させずともほふく前進で行けるのでは……。
そして体格の大きなキングスライムは物理的に通れそうにないが、スライムだけに強引に変形しながら通れるということか。
あるいは、まさか通るときだけ分離しているのだろうか?
 
なお、ここはスライムのブリーダーが育てたスライムを戦わせる場所なので、スライム系のモンスターのみで格闘場に参加しようとすると付き添いが必要と言われて断られてしまうが、付き添いはスライムでなければ【主人公】以外の人間やモンスターでも問題はない。
 
なお、ここの周囲にはスライム系モンスターがよく出現する。
さらに強敵である【ドラゴンソルジャー】【フロストギズモ】【ホーンテッドミラー】などが複数出ることもある。
レベルが低い状態であるならばなるべく外は出歩かないほうがいいだろう。
水門解除スイッチのある森エリアは、東側の岩山沿いの一部に【レイドック】地方のモンスターの出現範囲がはみ出ている。
 
夢の世界にしかないことから、この施設も誰かあるいは複数人の夢であることになる。
【ぶちスライム】が自分より弱い存在をと願うスライムの夢という考察があるように、この施設もスラッジのセリフのようにスライムを強くしたい魔物使い達の夢、あるいはスライム自身の願いが反映されたのかもしれない。
 
神崎まさおみ作画の漫画版では、作者の好みを反映されたオリジナル設定で、モンスターとしては、ブチスライムのキズブチのみが仲間になっており。スライム格闘場でも彼が活躍している。ほんの3コマ足らずのダイジェストだったが、キラーマシン2との戦いが描かれている

格闘場のルール

ランクはA~Hまでの8段階に分かれており、それぞれのランクで優勝するごとに賞品が貰える。
DQ8の【モンスター・バトルロード】とは異なり、アルファベット順の後になるほど強いランク、つまりAランクが最弱でHランクが最強となっている。(細かい所だが、英語版においてはバトルロードと同じく、アルファベットを遡りAが最高ランクとなる。これはおそらく、アメリカなどの学校の成績でAが最高の評価であるなど、逆パターンは見られないからだと思われる。)
当たり前だが参加できるのはスライム系のモンスターのみで、参加するにはランクごとに定められた参加料が必要。
仲間スライム1体で戦うことになり、プレイヤーが命令や作戦指示をすることはできず、独自の判断(おそらくは【みんながんばれ】のアルゴリズム)で戦う。
1回戦が開始される際にHPとMPが全回復し、途中で敗退するとHPは1の状態になる。
30ターン以上経っても決着が付かない場合は引き分けとなり、参加料は戻ってくる。
また、Hランク以外は2回まで参加することができ、2回目はHPとMPが半減した状態からのハンデ戦となる。
SFC版では残量の半減なのでHPは即ベホマなどで回復できるが、リメイク版では最大値ごと半減する。
ちなみに参加するスライムごとではなく「主人公一行」として記録されるので、別のスライムを参加させても優勝できるのは各ランク2回までで変わらない。
SFC版のみ無気力状態のままハンデ戦を受けると【ゾンビスライム】を作り出せる裏技がある。
 
また、下位のランクをクリアしていなくても、いきなり上位のランクから挑戦できるので、興味がない景品のランクはスルーしてよい(従って直接最高ランクHから挑戦して優勝しても他のランクの挑戦ができる)。
特にランクBのやいばのブーメランは市販品のうえ、今更すぎる攻撃力。売却しても825Gの儲けにしかならない。
他の景品は非売品か貴重品だが、必要ないと判断したならスルーするか、売却しても構わないだろう。
 
格闘場でのスライムは、AI戦闘と同じく特技を持っていると耐性や威力から与ダメージの期待値を算出して行動を選択する。
ただし、必要最低限以外の特技を持っていると命中率の低い特技を妙に好んで使用したり、最適とは言えない行動を選択することが増え、ターンを無駄に浪費することが多くなる。
例えば火力と敵の残りHP次第ではMPが足りなくなったスライムナイトがマホトラを連発するなどの無駄な行動も多くなる。
そのため、習得技をベホマや【ドラゴン(職業)】で習得できる強力なブレスなどに絞ると勝ちやすくなる。
AIが使用しない特技はこの格闘場においても使ってくれない。
つまり、勇者にしても【ギガスラッシュ】【ジゴスパーク】は使わない。
なお、SFC版では装備品以外の道具の持ち込みができなくなっている(試合に参加すると袋に移動する)。
そもそもSFC版のAIは道具を一切使わない仕様なので持ち込んでも意味はないが。
リメイク版では「バッチリがんばれ」の作戦で行動するが、AIが戦闘中に仲間が自分でアイテムを使用するようになっているため、状況によっては【らいめいのけん】などを持たせておくとかなり有利に立ち回れるようになる。
Dランク程度までならこの剣をかざし続けるだけで戦闘が終わってしまうことも。
 
参加させるスライムによってランク毎の難易度はまちまちだが、比較的有利なのは【スライムナイト】【キングスライム】
スライムナイトは装備品が豊富なため対戦相手に応じて対策が立てやすく、キングスライムは元々高いHPに加えて素の耐性がSFC版・リメイク版共に優れているため耐久力がある。
スライムナイトの場合、パラディンで【しんくうは】まで覚え、メタルキング系等の最強クラスの装備で固めればクリアレベル帯でもHまで勝てるポテンシャルがある。
リメイク版では道具が使用可能になり、後述の通りSFC版と比べてかなり難易度は易化したため、ピエールならばかなり早い段階でも勝ち抜けやすくなっている。
一方で一見有利に見える【はぐれメタル】の場合、耐性こそ完璧だがHPが低すぎるため多対一の戦いに耐えられないことが多い。
ある程度レベルを上げてHPを補強し、早期決着・自己回復用の手段が揃えばある程度はマシになるが、それでも高ランクは厳しい。というのも、E・Fランクは3回戦の【モシャス】【まじんぎり】、Gランクは1回戦の【みなごろし】への対策が困難で、Hランクまで来ると【デーモンキング】の攻撃力なら普通にこちらの装甲を突破してくるため、非常に厳しい戦いになるのだ。
 
もちろん、どのスライムであっても頑張れば優勝することは可能。
見事Hランクを突破した場合はそのスライムの名前が「現チャンプ」として記録されるので、お気に入りの一匹がいるならば一緒に頑張ってそいつに「チャンプ」の称号を勝ち取らせてあげよう。

各ランクの参加料と優勝賞品

賞品はすべて優勝したスライムのためのものなので、
基本的にはスライム系のモンスター(スライムナイトを除く)が装備できる品となっている。
Gランクの賞品であるメタルキングの盾はここでしか手に入らない限定品。是非とも2つ獲得したい。

ランククラス参加料賞品
Aしょたいけんクラス 200G【かぜのぼうし】
Bにゅうもんクラス 300G【やいばのブーメラン】
Cファミリークラス 500G【どくばり】
Dアマチュアクラス 700G【スライムアーマー】
Eビジネスクラス1000G【こおりのやいば】
Fサバイバルクラス2000G【キラーピアス】
Gエキスパートクラス3000G【メタルキングのたて】
Hマスタークラス5000G【ドラゴンのさとり】

各ランクの対戦相手

Aランク

  1. 【スライムナイト】×3
  2. 【マンドラゴラ】×1 【ダンスキャロット】×1 【ポイズンキャロット】×1
  3. 【スカルライダー】×1

ダンスキャロットの攻撃でダメージを受ける様であれば、スカルライダーの2回攻撃と【あしばらい】はちょっと脅威だが、ある程度レベルを上げてそれなりの装備で挑めば、特に問題ないと思われるクラス。
控え室で【スライムアーマー】を入手して、それを装備すると良い。

Bランク

  1. 【ケダモン】×2 【ピーポ】×1 【ケダモン】×2
  2. 【ぬけがらへい】×2
  3. 【ストーンビースト】×1

基本は守備力重視で、ストーンビーストの【ベギラマ】が痛いなら呪文耐性付きの防具を装備すると良い。
特に問題はないが、はぐれメタルで挑む場合HPが低い故、1回戦目のピーポたちに数の暴力とケダモンの2回攻撃のダブルパンチでやられてしまう事もある。

Cランク

  1. 【ウインドマージ】×1 【どれいへいし】×1 【ウインドマージ】×1
  2. 【レッサーデーモン】×1 【ホイミスライム】×1 【レッサーデーモン】×1
  3. 【かくとうパンサー】×1

威力が高めの【バギマ】【しんくうは】には【マジカルスカート】【プラチナメイル】が有効。
ダメージを前者は20、後者は15軽減できる。

Dランク

  1. 【キメイラ】×2
  2. 【ダークホーン】×1
  3. 【ヘルバイパー】×1

基本的に守備力重視で問題ないが、リメイク版ではダークホーンの【マホトーン】対策に【ゲントのつえ】などを持たせておくと安心。

Eランク

  1. 【バルンバ】×1 【フーセンドラゴン】×1 【バルンバ】×1
  2. 【ベホマスライム】×1 【ベホマスライム】×1
  3. 【ホーンテッドミラー】×1

ここからが本番といったところ。
1回戦の【かえんのいき】の連発が最も危険。【ドラゴンメイル】【みずのはごろも】が欲しい。
あまり強く育てすぎると【モシャス】される3回戦が苦しくなる。特にはぐれメタルだとここで詰む可能性もある。とはいえ負けるわけではなく引き分けるだけなので、会心の一撃が出るまでひたすら粘ればいつかは勝てる。
2回戦目は一見楽そうに見えるが、挑戦しているスライム系モンスターがマホトラを覚えていると、不毛な【マホトラ】合戦になる事もあり、且つあちらは2体とも全回復を頻繁に行うので、決着がつかず引き分けになる事も多い。

Fランク

  1. 【ヒートギズモ】×1 【リビングデッド】×1 【オークマン】×1
  2. 【フロストギズモ】×1 【ぶちベホマラー】×1 【マジックフライ】×1
  3. 【アックスドラゴン】×1 【アックスドラゴン】×1

やってくることがバラバラで対策を立てづらい。自分が何に苦戦するのかを見極めるのが鍵。
【まじんぎり】が繰り出される3回戦は完全に運ゲーと化す。
ただ、1回戦目、2回戦目はEランクの方がシビアに見える。

Gランク

  1. 【メガボーグ】×1 【メガザルロック】×1 【キラーマシン2】×1 【じごくのたまねぎ】×1
  2. 【キラーバット】×1 【ヘルジャッカル】×1 【キラーバット】×1
  3. 【うごくせきぞう】×1

ここから一気に難易度が上がる。
特に初戦は「地獄の1回戦」として知られ、4体とも厄介な敵。

・じごくのたまねぎ・・・能力はそれほど高くないが、【ルカナン】と微妙にHPが高いのが厄介。

・キラーマシン2・・・完全2回行動と高めの攻撃力がきつい。

・メガザルロック・・・様子を見るが多い事もあって攻撃面はそこまで脅威ではないが、高い耐久力を持っており、かと言って後回しにするとせっかく他の敵を倒しても、メガザルで復活させてしまい、ある意味一番厄介な敵。

・メガボーグ・・・高い攻撃力もそうだが、何より【みなごろし】が脅威で、これを食らうとレベルにもよるが撃沈する事が多い。ただし、みなごろしの矛先はランダムで、上手く敵に矛先が向かえばかなりラッキー。

また、メガザルロックはマホト―ンに対して強耐性にも拘らず、AIはメガザルロックにマホト―ンが効くまで唱え続ける傾向があるが、当然なかなか効いてくれない事の方が多く、効率が悪い(頼むから普通に倒してくれ)。
メガボーグの皆殺しが首尾よくメガザルロックに直撃すれば、マホトーンを切り上げてトドメを刺しにいってくれる可能性が高くなる。つまりそこは運ゲー。
なので、マホト―ンは覚えさせないで挑んだ方がいいかもしれない。そうなるとホイミスライム以外は必然的にベホマの習得を諦めることになるが…。

装備は守備力重視の方が1回戦を突破しやすくなるが、2回戦のメラミやこおりつくいきに備えてある程度の耐性も必要。
また、2回戦目のキラーバットはスライム格闘場内にも拘らず逃げる事もあり(どこへ逃げるのか…)、その場合はラッキー。
3回戦目は、強敵だが相手は1体だし、痛恨もないので事故死のリスクもない。4匹でかかってくる1回戦を突破したスライムなら楽勝だろう。

Hランク

  1. 【ラストテンツク】×2 【エビルワンド】×2 【ラストテンツク】×2
  2. 【ブースカ】×1 【ランドアーマー】×1
  3. 【デーモンキング】×1
  4. 【チャンプ】

相当な実力が必要となるクラス。
1回戦はラストテンツクの【まねまね】が脅威で、一撃で倒せる全体攻撃を有していないとかなり厳しい(【しゃくねつ】すら一撃では倒せない)
それからエビルワンド二体による連続ルカナンも地味にきつい。
【かがやくいき】はラストテンツクを一撃で倒せるので、それがあれば突破は容易だが、2回戦以降が苦しいようなら鍛えてから出直すべき。
2回戦の【ランドアーマー】は守備力が高いので奇跡の剣+はやぶさ斬りのダメージ+回復効果が薄く、【せいけんづき】にも耐性があり倒しにくい。さらに【みがわり】で庇われたブースカが【ベホマスライム】を呼びまくるので時間切れになる事も多い
3回戦目は最後だけあって、Gランクとは違い、1体だから楽ということはなく、ずば抜けた火力と耐久力で挑戦者を苦しめる。
こいつに勝てる実力があれば、チャンプに負けるということはほとんどない。
エビルワンドが【こおりのいき】【ブースカ】、デーモンキング共に【イオナズン】【こごえるふぶき】を使うので【スライムナイト】を使うなら【ほのおのよろい】を装備すると素の耐性と合わせて軽減できる。

Hランクのみ、3回戦を突破するとチャンプとの一騎打ちになる。
これに勝つと晴れて新たな「チャンプ」となることができ、【ルーキー】を仲間にすることもできるようになる。
また、優勝すると格闘場内にいるほぼ全ての人やスライムの反応も変化する。

不利に働く可能性のある職業(SFC版)

あまりレベルを上げずに早期に突破したい場合にネックになりがちな呪文・特技を覚える職業は下記の通り。

  • 【レンジャー】
    覚える特技が総じて弱いこともあるが、1/3の確率で失敗する不安定な特技【ひばしら】が厄介。MPが尽きたときなどにこれを優先しやすくなる。単独のときほど効果のある【おいかぜ】は使ってくれない。なぜ…。
  • 【魔法使い】
    強力な攻撃呪文を覚えるのはうれしいが、MPを浪費しやすくなる。さらに★5で覚える【マホトラ】が厄介。MPが尽きたときなどにこれを優先しやすくなる。必然的に上級職の【賢者】【魔法戦士】も含まれる。
  • 【僧侶】
    回復呪文である【ベホマ】はほぼ必須なのだが、その前に覚える【マホトーン】が厄介。効きにくい相手にも使うためターンの浪費につながる上、Hランクの【デーモンキング】などはかえって攻撃が激しくなる。【ホイミスライム】ならばベホマを自力習得できるので、僧侶は必須要件ではない。
  • 【スーパースター】
    デメリットは少ないが、あえて就ける必要性はない。【マホトラおどり】を覚えてしまうので、状況によっては不利に働く。
  • 【勇者】
    本来であれば最強クラスの職業だが、下級職9種+上級職4種を経由する必要があるため、そもそも早期突破には向かない。
    また、結果的に覚えると不利になるような呪文・特技を大量に覚えざるをえない。毎ターン最後のHP自動回復がかえって回復判断の遅れにつながることも…。【ギガデイン】や下積み過程で覚える【イオナズン】を連発してMPを浪費しがちなところもややマイナス。MPが尽きても【めいそう】で回復できるのが強みだが、MPが尽きると上記のマホトラを頻繁に使いたがる…。勇者で勝ち抜けるかどうかはそのスライムのレベルや素のパラメータの強さ(特に最大HP)に大きく依存する。

 
逆に確実に有利に働くのは【ドラゴン(職業)】。さとりが手に入るのが終盤というのが最大の欠点。
デメリットがほとんどないのは【バトルマスター】【戦士】【武闘家】)。覚える特技がそこまで強力なわけではないがパラメータが高く、【がんせきおとし】などは便利。
上記の僧侶を経由する必要があるが、むしろホイミスライム以外には必須であるし、【パラディン】★2まで育てると無消費の安定した全体攻撃である【しんくうは】と下級職からの【ベホマ】【まわしげり】【せいけんづき】が揃うので強い。★3以上に育てる必要性はなく、かえってMPの浪費につながる。

DS・スマホ版

全体的に難易度が下がったリメイク版だが、スライム格闘場においては敵のHP減少、AIが道具を使う、仲間モンスターの耐性強化、きせきのつるぎでのはやぶさ斬りの強化など、どれもが非常に大きく影響する。結果、SFC版に比べて別物と呼べるほど突破しやすい。

リメイク版ならば上級職やドラゴン職など特に手間をかけなくても、最初に仲間になるピエールにベホマさえ覚えさせればあとは無職で十分突破可能。ベホマ習得後はレベル25まで待ってはやぶさ斬りを自力で習得。きせきのつるぎ+はやぶさ斬りが非常に強力で、この段階でGランクまで十分突破できる。

最後のHランクは1、2回戦に備えて全体攻撃、さらに3回戦に備えてもう少しHPが必要。レベル33くらい。
上述した通り手間をかけずに無職で突破したいなら全体攻撃は道具使用のらいめいのけんがベスト。テリー加入まで一旦保留してストーリーを進めればちょうどレベルも33くらいになる。
リメイク版であれば1回戦のラストテンツクをらいめいのけん2発で倒せるし道具使用なので身構えられてもまねまねされない。
3回戦のひばしらはレベル33ならHPが8割くらいあれば耐えられる。きせきのつるぎ+はやぶさ斬りだと大体HP8割くらいはキープできるので高確率で突破できる。
リメイク版のピエールの耐性でもカバーしきれないこごえるふぶきに備えて、Gランク突破の商品であるメタルキングの盾は必ず装備しておこう。
 
ただし、あくまで理論上だが、仲間モンスターシステムの変更に伴い、「仲間モンスターを育て直す」ことができなくなったため、仲間になる全てのスライムに全ての特技を習得させてしまった場合、AIの機嫌によっては余計な特技ばかり連発してしまい引き分けになってしまう可能性がなくはない。
流石にそこまで育成していれば、余程のことがない限り突破はできるだろうが……。