【浅瀬のほこら】

Last-modified: 2024-03-12 (火) 14:08:13

DQ3

【上の世界】の地名。【エジンベア】の住民曰く「昔、海に沈んだほこら」。
【ムオル】から北に行ったところの海底に沈んでいる【ほこら】で、【さいごのかぎ】が眠っている。
海底に沈んでいるのでただの【浅瀬】となっており、そのままでは進入不可能。
ここに【かわきのつぼ】を投げ込むと、周囲の海水が引いて入れるようになる。
 
【アリアハン】から【船】で真南に降りると丁度たどり着く。
ただし、その肝心の渇きの壺は【エジンベア】にあるので、持っていない状態で来ても当然意味はない。
恐ろしいのは特に何の目印もないこの海域には船入手直後のレベルでは反則級の強さを誇る、【公式ガイドブック】で「海の王者」と銘打たれたあの【テンタクルス】が出現すること。
特に意識して避けるような場所でもないので、しれっと通ったところに3匹組に出くわして海の藻屑となった冒険者もいただろう。
 
内部には、全ての災いが出てくるという【ギアガの大穴】のことを教えてくれる【骸骨】がいる。
 
ほこらを出て船に乗り込むと再び海底に沈んでしまうが、
船に乗らず【ルーラ】で移動すると海上に出たままになる。
 
ちなみにこのほこら、現実世界の地図では北極海にあたる海域の真ん中あたり、つまり北極点近辺に存在することになる。
スーの村にいるしゃべる馬の【エド】からこの場所を教えてもらえるが「西の海の浅瀬」という表現なのでややわかりにくい。
というのも、スーの村は大陸内の川をさかのぼった場所にあり、ここから直接西の海に出るには一度河口に出てさらに大陸の東側から大回りする必要がある。
FC版の本作にはゲーム内での現在地を知ることができる手段がなく、大抵は【ジパング】あたりにルーラして探すことになり、しかも【取扱説明書】に記載された地図で「スーの西の海」となるとジパングのある海域(現実世界で言うところの太平洋)と勘違いしやすい。

リメイク版

【ふしぎなちず】をよーく見ると、海の真ん中にほんの1ドットだけだがこの浅瀬がちゃんと載っている。
おかげで場所の見当がつけやすくなっている。
とはいえこの祠(浅瀬)の存在を知らずにこれに気づくのは至難の業と言えるほど小さな点。まして当時の解像度の低いブラウン管(+コンポジット接続)ではこれを見出すのはかなりの困難だっただろう。
一応ちゃんとオートマッピングの対象で近くを通るまでは他と同じく黒に近い濃い灰、マッピングされれば薄い灰(おそらく祠を囲む【岩山】による)になるが、あまりに小さすぎてむしろオートマッピングされた後の方が見づらくなってしまうほどである。何度も訪れるような所ではないので大きな問題にはならないが…。
 
フィールドマップ上の祠の前に草原のマスが1か所追加された。
ここは【くちぶえ】でエンカウント可能で、【スー】周辺の敵が登場する。
 
内部は他のほこらと違って、独自のマップパーツから構成されている。
また骸骨のセリフは、FC版では「いづるのじゃ」と老人口調だったが、リメイク版では「私は いにしえを 語りつたえる者」と名乗り、セリフが仰々しくなっている。
最後のカギのほか、【ちいさなメダル】も1つ入手できる。