【テンタクルス】

Last-modified: 2021-11-27 (土) 08:21:15

概要

DQ3などに登場するオオイカ属のモンスター。体色は青緑。
「tentacles」とは「触手」の複数形を意味する英語で、「テンタクルズ」と発音する。
色違いには【だいおうイカ】【クラーゴン】【海冥主メイヴ】【イレイザーGe50】がおり、見た目のよく似た亜種に【オセアーノン】がいる。
他には【マ素】により痛ましく汚染され凶悪な姿になった【凶だいおうイカ】【凶クラーゴン】というものも。
 
DQ10・11では【テンタコルス】というよく似た名前のモンスターも登場するが、あちらはイカならぬ【タコメット】の亜種である。

DQ3

【上の世界】【レイアムランド】周辺~【ルザミ】周辺の海域、【浅瀬のほこら】周辺の海域、【アッサラーム】【ネクロゴンド】のごく狭い範囲と【幽霊船】内部など、比較的物語後半に行く場所に出現する。
また、出現率は低いが【アレフガルド】全体の海域にも出現する。
大王イカも出現する上の世界の海域では、イカ同士仲良く並んで現れることもある。アレフガルドでは上位種の【クラーゴン】とも出現場所が被るが、こちらは共演することはない。
【公式ガイドブック】では「海全域」となっているが、上述の通り遭遇する海域は限られている。
【船】入手時点では最下位種の大王イカでも十分手ごわいのに、さらにその上位種なのだからムチャクチャに強い。
まず、200もの非常にタフなHPを誇る。これは上の世界の【ランダムエンカウント】で遭遇するモンスターの中で、【ばくだんいわ】(500)、【トロル】(250)に次ぐ第3位の数値。
攻撃力も97と高めで、【がいこつけんし】をも上回る。
しかも1~2回の複数行動持ちで、特技は一切使わずひたすら打撃のみでタコ殴り……ならぬイカ殴りにしてくる。
特に海に出た直後に出会ってしまった場合は極めて危険で、まともに戦うとまず間違いなく一撃で沈められる。上記の通り特定の海域以外では出現しないが、その特定の海域自体には何の目印もないので、事前情報なしでは前触れなしにしれっと遭遇してしまう事故もありうる。
船入手後に【ポルトガの灯台】にいるあらくれによれば、FC版だとテドンの岬を廻って陸沿いに行くとバハラタ、その先にジパングという位置関係を教えてくれるが、ジパングを目指す際にルーラでバハラタに飛べばいいものをわざわざバカ正直に船で陸沿いを完璧になぞりながら進むとアッサラーム~ネクロゴンド間の出現域を通る可能性がある。
しかしリメイク版ではテドン以降はバハラタではなくランシールやアリアハンまわりの安全な航路を教えてもらえる。本作ではなにかと人の話は素直に聞いて行動した方がよい場面が多い。
イカ軍団の例に漏れず【ザキ系】がよく効くが、万一ザキを覚える前に出会ってしまったら、弱耐性の【マヌーサ】【ラリホー】で無力化しよう。
その強さに恥じず【モンスターレベル】も35と上の世界の海では飛び抜けて高いので、オーブ集めも終盤に向かう頃に【トヘロス】で悠々航海している際、それを邪魔してくる存在となる。ちなみに出現抽選アルゴリズムのバグで本人が出ないのに【マーマンダイン】×3等のパターンがトヘロスを無視して出現することもある。このバグは逃走判定にも影響する。この原因についてはこちらを参照。
強敵だけあって経験値は計1280とネクロゴンドの敵なみに潤沢なので、ザキやザラキで簡単に倒せてしまうあたり、慣れればコストパフォーマンスのいい獲物になる。
ドロップアイテムは【ぶとうぎ】
 
インパクトが強かったためか、4コママンガ劇場でも登場が多く、大抵は船を沈める役割である。
【格闘場】にも登場するが、ザキ系や【バシルーラ】が弱耐性止まりなのでそれらの使い手がいる時は賭けるのはやめた方がいい。

リメイク版

攻撃力が107に上がり、さらに強くなった。
【エリアレベル】が導入されたため、【スライムベス】ほど理不尽ではないが出現エリアのレベルを大幅に引き上げる要因になっている。
テンタクルスが出現する海域ではLv40までトヘロスが有効にならない。出ない海域では概ね25~28の間(【ガメゴン】の出るネクロゴンドの火山近海の狭い領域はLv34以上必要)で有効になるので落差が大きい。
その代わりなのか、出現エリアはFC版よりもさらに狭くなっている。
 
【格闘場】では同種3匹組のしばき合い対決のほか、【ヘルコンドル】と一騎討ちをするカードも用意されている。
前者はどれが勝つかは100%勘に頼るしかないので、【あやしいかげ】3匹組の対決と同じ難易度だが、倍率は向こうの半分以下なので、あまりいいカードとは言えない。
後者ではテンタクルス1倍、ヘルコンドル8倍というテンタクルス超安牌のカードと見せかけて、実はヘルコンドルの【バシルーラ】が効くと即敗北になってしまう。
能力は圧倒的に上ではあるもののテンタクルスはバシルーラに弱耐性しかなく、大体半分くらいの確率で場外負けになってしまう。
ここはヘルコンドルに賭けて一攫千金を狙いたい。

小説版

海で最強の魔物と呼ばれる。
幽霊船で【あいのおもいで】を入手したパーティに襲いかかり、死闘の末に両眼を潰され、幽霊船もろとも海に没した。

DQ10

HPは1万近くになり、ザキがまず効かなくなったが、マヌーサは効く。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

過ぎ去りし時を求めた後の外海・北の海域に出現。
この系統共通の仕様として、データ上は別個のモンスターとして独立した両足を引き連れてくる(2Dモードは【テンタコルス】2匹)。
2400もの膨大なHPを誇り、クラーゴンに代わり最上位種として君臨している。攻撃は【ばくれつけん】【やけつくいき】【船ゆらし】。下位種とは異なり、足を倒されても自己再生を行わない模様。
 
通常ドロップは【だいしんかのひせき】、レアドロップは【オリハルコン】と豪華。特に、【ふしぎな鍛冶】の素材としてオリハルコンを複数個要求される際には有力な入手先となる。ちなみに通常ドロップの場合、【ミリオンゼニー】が高確率でオリハルコンを落とすが、あちらは【転生モンスター】であるため普通にプレイしているだけでは非常に出会いにくく、効率はあまり良くない。
もちろん下位種の例に漏れずザキ系であっさり倒せてしまうのはお約束である。そういった意味で、懐のアイテム目当てでの狩りのカモとなってしまった。
こいつを利用して素材集めをする時は、盗みルーレット【心眼一閃】でトドメ……と【カミュ】が大活躍する。
なお、ドロップ率はどちらも最高値である8分の1に設定されているため、装備品の効果を駆使してドロップ率を極限まで上げれば約3割の確率でオリハルコンを落とし、約2割の確率で大進化の秘石を落とすようになる。ザキ系呪文で速攻掃討できるので、ルーレットに頼らずひたすら狩り続けるという作戦もありだろう。
 
【だいおうイカ・邪】【クラーゴン・邪】というそっくりなモンスターが同地域で出現するのに加え、名前が酷似した【テンタコルス】もいるため紛らわしい。
最上位種だが、両足に当たる部位の能力値は、だいおうイカ・邪、クラーゴン・邪よりも低い。
久方ぶりの登場だけあってか、こころなしか表情がやたら生き生きしているように見える。

DQMJ3

スーパーライトを除けば長き雌伏の時を経て、ようやく満を持してモンスターズシリーズに登場。自然系のBランクで【メガボディ】
晴天時の【焦熱の火山】の水場に野生の個体が【グラコスエビル】たちと共に生息している。敵として出た時は【タメトラ踊り】【つなみ】を使ってくる。
一応、位階配合でも生み出せる。
 
固定特性は【こうどう おそい】。他は【アンチみかわしアップ】【AI1~2回行動】
プラス値が25で【亡者の執念】、50で【攻撃力ギャンブル】、超生配合で【ロケットスタート】を習得する。
さらにギガボディ化で【HPギャンブル】、超ギガボディ化で【いてつくはどう】が解禁される。
 
能力はHPが今作では最高の2000・攻撃も最高の1000を誇るが、それ以外は軒並み平均以下と言う極端なもの。
特に賢さはなんとたったの200しかない。
今作では賢さを高めれば呪文ダメージを減らせるのだが、これでは賢さを補強したとしても軽減効果を期待できそうにない。
特性は長所を伸ばす形で纏まっており、非常に強力な攻めが出来る反面呪文相手にはどうしようもない。
弱点をフォローするかこの際呪文耐久は捨てるか、よくよく考える必要がある。
HPは高いので【つねにマホカンタ】を移植してHPが多少低下してもまだ安心できるという考え方もできる。
 
余談だが下位種のだいおうイカと上位種のクラーゴンにはブレイクモンスター化した姿があるのだが、こいつだけはブレイクモンスター化した姿が無い。
復活したのに別の意味でハブられたと見るべきか、マ素に侵されなかった分優遇されていると見るべきか。
特殊配合の親にはならない。
 
ライブラリのまめちしきには「存在を疑問視されていた」とあるが、後述する彼が幾度と無く没モンスターとして存在を闇に葬られていた事を遠まわしに言及しているのだろうか?
 
初期スキルは【水の名手】

DQT

クラーゴンを蹴ってSランクとして登場。レギュラースカウトSPやその他スカウトでも排出される。
【れんごくちょう】と同じく恒常Sランクの自然系モンスターで、こうげきタイプ。
とくぎは【渾身斬り】【ばくれつけん】、炸裂斬(イオ系の特大斬撃ダメージ)を覚える。
HPと攻撃力に長けた典型的な前衛タイプ。リーダー特性の「物理威力を10%上げる」は汎用性が高くどんな系統のモンスターにも適用可能なのが強み。
 
本作ではイカ系特有の手数の多さはばくれつけんで再現されている。
ただし凸することで移動力が上がる【キラーマシン】【カイザードラゴン】、強力な範囲攻撃を持つ【竜王】【トロルキング】、乱れどく斬りとリーダースキルのコンボが強力な【ヘルクラッシャー】などの他の前衛モンスターと比べると平凡すぎるせいでイマイチ個性がない。
移動力も2、強力な範囲技を持つわけでもないのでリセマラには残念ながら不向き。
1凸すると「ときどきこうげきじゅんび」を覚え、時々ではあるが瞬間的に大きく火力を出せるようになるので本格的に運用するなら覚えさせたいところだが、ゲームの仕様上ピックアップ外のガチャ産モンスターの凸を狙うのは至難の業。
 
最近では高火力イオ系物理とくぎを持つことやメラ・ギラへの耐性から、【にじくじゃく】【やまたのおろち】戦などの高難易度クエストで適性を持つことから評価が高まりつつある。

度重なるボツ

登場作品は長らくDQ3だけだったが、実はDQ2の時点でデザインされており、スライム、【リザードフライ】などと一緒に「ファミリーコンピュータマガジン」(徳間書店)に画像が掲載された。
同誌では「テンタクルズ」として紹介されていたが、これが開発当時の名称だったのか、それとも単なる誤植なのかは定かではない。また色は青ではなくクラーゴンと同じ赤系の色だった。
だが容量の都合で没モンスターに。DQ3で日の目を見るまで日の当たらぬ海底で耐え続けた。
 
また、DQ8ではデータ上に残骸が残っている。どうやら開発途中で没になったらしい。
2度も没になったのはなかなか珍しい。同種の他の2匹は再登場を果たしているのに。
追加モンスターが【奈落の祭壇】にて登場した3DS版でも復活することはできなかった。
 
前述した通り、DQMJ3では存在を疑問視されていた魔物と紹介されている。