【メダルおじさん】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:05:24

概要

リメイク版DQ3とDQMシリーズに登場する人物。
【メダル王】と同様に【ちいさなメダル】を集めており、貴重な品と交換してくれる。
貰える景品の詳細についてはこちらを参照。

DQ3(リメイク版)

【アリアハン】【井戸】の中に家を建てて住んでいる。
ちいさなメダル自体はFC版の頃から没データとして存在していたが、リメイク版にて晴れて正式アイテムとなりそれに合わせてメダルおじさんが登場することとなった。
過去作では中盤以降に会うことになるメダル王とは異なり、最初の町にいて最序盤から景品をもらえるため、景品の内容も時期相応のランクのものが多い。
 
メダル王とは異なり王族などとは明言されないが、豪華なアイテムを持つ財力、彼を「守るべき王様」のように感じて住みついてしまった【兵士】がいるなど、ただ者ではない事は確か。
また、この兵士はメダルおじさんを「いずれ魔王にすら恐れられる大物になるかもしれない」とDQ6におけるメダル王の立場を思わせる発言をしている。
SFC版の取説やVジャンプとその関連本では、DQ5などのメダル王にそっくりの顔をしたイラストが【かねこ統】によって書き下ろされている。

DQM1

【格闘場】の右の【はしご】を登ったところにある家に住んでいる。
ちいさなメダルを持っていくと、枚数に応じてモンスターの【タマゴ】を貰える。
 
また、格闘場のSランク決勝戦の相手でもある(ただし、PS版では会場に現れなかった【ティフェ】の代役扱い)。
パーティは「メダル」と「メタル」を掛けているのか、メタルな顔ぶれ。
【はぐれメタル】【キラーマシン】【メタルドラゴン】を引き連れての登場となる。
はぐれメタルは【ベギラゴン】【イオナズン】、キラーマシンは【しっぷうづき】【さみだれぎり】【ばくれつけん】、メタルドラゴンは【みなごろし】【がんせきおとし】【すなけむり】を使用する。
全員が全体攻撃を持っているため、これを連発され押されると苦しいが、メタルドラゴンのみなごろしが誤爆すれば楽に勝てることもある。PS版ではみなごろしが自分へ攻撃がいかないため、こいつ一体を残すと常にこちらに大ダメージが飛んでくるため、出来れば最初に倒したい。
 
また【いかりのとびら】クリア後は王妃の部屋におり、お見合いが出来る。 
相手はSランククリア前は【スライムファング】、Sランククリア後は【メタルスライム】
このスライムファングは優秀な特技である【れんぞくこうげき】を覚えている。【獣系】とで【ユニコーン】【ゾンビ系】とで【マッドロン】ができるので【ザオラル】役を生み出すためにもぜひ活用しよう。
メタルスライムは同じメタルスライムを出してはぐれメタルにするぐらいか。鳥系を出して【ホークブリザード】を作ることもできるが、序盤の段階でテトの【ひょうがまじん】でも同じことができるので実用性は低め。
 
なお、GB版では30枚目の【はぐれメタル】を貰った後は「褒美が無くなった」として、これ以降にメダルを持って行っても何も貰えなくなってしまう(本人曰く、タダ働き)。その代わり「【りゅうおう】竜の神様が好みじゃ」という【配合】のヒントを貰える。PS版ではその後もGB版DQM2と同様に枚数に応じて好きな景品と交換出来るように変更されている。
 
本編で明言されることはないが、以下の状況証拠から正体が【タイジュ王】であるのは間違いないだろう。

  • 王様がイソイソと下がっていく通路(本編クリア後に通れるようになる)はメダルおじさんの部屋へ繋がっている。
  • PS版ではメダルおじさんの部屋の【タンス】から王冠が出てくる。
  • 「王様は最近メタルスライムがお気に入り」といった感じの文言を聞くことができ、メダルおじさんの部屋にはメタルスライムがいる。
  • GB版ではグラフィックが王様と同一。
    PS版でも王様のグラフィックから王冠とマントを取ったものになっている。
    テリワン3Dでは着替えてはいるが顔が同一。
  • 初対面時に「おお よくきたな マス…ゴホン!」とボロが出かかる。
  • 【がんこじいさんのとびら】クリア時に、タイジュ王が「メダルの方もよろしく」という発言をする。
     
    (以下テリワン3Dのみ)
  • 会話終了時にイソイソしている。
  • 星降りの大会・レジェンド開催中、タイジュ王が【ジュヒョウの国】に行っている間、メダルおじさんも不在になる。
  • 上記の際のタイジュ王の手持ちが、格闘場でのメダルおじさんの手持ちと全く同じ。

すなわち、王様はタイジュのモンスターマスターが【星降りの大会】の代表選手に相応しいかを見るために、自らSランクのチャンピオンに君臨している(メダルおじさんとしてだが)と考えることもできる。
すごいぞ王様。

DQM2

こちらは前作と異なり王様ではないが奥さん曰く若い頃はモンスターマスターとして冒険家であったという。家には大量のメダルがコレクトされている。

テリワン3D

ちいさなメダルを持っていくと枚数に応じてモンスター、モンスターのタマゴ、武器を貰える。景品フルコンプの為には、メダルを250枚まで集めることになる。
パーティにはGB版のものに【ミミック】【メラゾーマ】【ザラキ】【ラリホー】)が追加。
また、はぐれメタルが【みがわり】を行うことがあり、その守りを崩せるくらいの【攻撃力】が欲しいところ。
 
前述の通り、オリジナル版以上にタイジュ王と同一人物であることを示唆する場面が多い。
さらに、今回【スカウトQ】を全てクリアした後に王妃の部屋にいる爺さんに話しかけると

最近メダルおじさんの正体が王であるという事がバレましてな

と、初めて本編で二人が同一人物であることが明言された。
 
また【テリー】がSランクを勝ち抜いた後の紙吹雪のシーンでは彼がテリーを激励するカットインが入る。テリーが【タイジュの国】の代表になったため、王として喜んでいるのだろう。

イルルカ

歳を取ったのか「メダルおじさん」の名前で登場。スライム柄のアロハシャツにサングラス姿をしている。
だが、その姿はどこからどう見ても上述のタイジュ王である。会話終了時にイソイソしている様など、完全にそれである。
お忍びで【マルタの国】に遊びに来ているのだろうが、これではもうバレバレである。
しかしながら、マルタの国民はタイジュ王が変装して身近にいるなどとは思いもよらないのか、
あるいは敢えて黙っているのか、その正体に(露骨に)気づく者は誰一人としていない。
ちいさなメダルを持っていくと枚数に応じてメタル系のモンスター、服の型紙、武器などを貰える。景品のフルコンプ枚数は150枚に短縮されたが、メダルを渡すと貰える【称号】を全て得るためには、何と1000枚ものメダルを渡さなければならない。問題は150枚を超えると渡した枚数が分からなくなる点で、この称号(メダル大臣)を得る為には、渡した枚数を紙にでも書くなどしてカウントしていない限り、終わりの見えない作業を延々と繰り返す羽目になるのである。
 
また150枚預けた後は5枚、10枚預けるごとに【オーブ】とタマゴがそれぞれ交互にランダムで貰えるのだが、その際に【オートセーブ】されるため、厳選が不可能であり不評。
タマゴは【ゴールド】さえあれば買えるのでこれに頼らなくても何とかなるが、オーブは錬金カギを上手く手に入れていないと辛いため、こちらに頼っても良かったはずなのだが、これでは救済措置になっていない。タマゴは仕方ないにせよ、オーブはせめて選ばせて欲しかった…。
その上、この段階からはオーブが景品の時はメダルが5枚、タマゴが景品の時は10枚ないと預かってくれなくなる
つまり、中途半端な枚数だけ持っていると、手持ちのメダルが5枚以下の場合のみ出現する【他国マスター】の船乗りが出なくなってしまうため、メダルを集めてマラソンする事さえできなくなってしまうのである。
 
そのため、手持ちのメダル枚数が7枚とか8枚とかの中途半端な数で、次に貰えるのがタマゴの場合は、異世界のあちこちにいる【あくまのつぼ】【ひとくいばこ】、ミミックを倒すなどして自力で10枚まで集めて、全て渡したら【宿り木の塔】にいる他国マスターの船乗りを倒してマラソンするといいだろう。
2ラウンド以内に倒せば10枚くれるので「所持数0の状態から倒して10枚貰う→戻って5枚渡す→倒して10枚貰う→戻って15枚渡す→倒して10枚貰う→戻って10枚渡す→所持数0の…」のループに持ち込めるようになる。
要するに称号欲しさにメダルマラソンを始めたいのなら、手持ちのメダル枚数が0で、次に貰えるのがオーブと言う状態にすればOK。この状態になったら、後はひたすら宿り木の塔で船乗りを倒してマルタと往復するだけである。
他国マスターの出現条件の関係上【いのちのきのみ】などの【ドーピングアイテム】を6個以上持っていて、メダルの所持数が5枚以下ならばほぼ確実に船乗りに会える。詳しくはこちらを参照。
 
さらに、格闘場のSクラスにもちゃっかり参戦。
メタルスライムと【やまたのおろち】の2匹で登場。
メタルスライムを破れるだけの攻撃力は当然のこと、【HP】や攻撃力の高めなやまたのおろちを相手とするバランスの良さも要求される。

トレジャーズ

お宝として、メダルおじいさん(イルルカ)の部屋にある【メダル柄のじゅうたん】が登場。