【牢屋】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 09:26:16

概要

本来は奴隷や【囚人】を閉じ込めておく施設。
しかし、DQにおいては動物や魔物が捕まっていたり、【宝箱】が置かれていたり、はたまた【旅の扉】が封印されていたりと、用途は中々に幅広い。
入るためにはDQ2では【ろうやのカギ】が、DQ3以降では【さいごのかぎ】(DQ6では【ろうごくのカギ】の場合も)が必要である。
 
DQ7を除いたDQ3以降の本編シリーズでは、主人公一行が牢屋に閉じ込められるイベントがあるという妙な伝統があるが、マニアでも意外と気付かない。
ほとんどのシリーズでは、なぜか装備や持ち物は奪われない。
それを使って抵抗や脱出はできないのだろうか、閉じ込める側はそれを想定しないのだろうかなど、疑問は多い。

DQ2

初登場。
囚人のほか、【ローレシア】地下の【じごくのつかい】(リメイク版では【あくましんかん】)、【ムーンペタ】地下の【ベビル】など、魔物が捕らえられている事も少なくなく、特に【ムーンブルク】が襲撃に遭った際には、この城の牢獄に入れられていた悪魔神官系の【モンスター】がルーラで脱獄し【ムーンブルク王】を殺害している。
 
捕獲されている魔物たちはいずれも重要アイテムの持ち主なので、叩きのめして【いかづちのつえ】【みずのもんしょう】を頂戴しよう。
【ラゴス】の牢屋の仕掛けには多くのプレイヤーが苦しめられた。

DQ3

本作から「主人公たちが牢屋にブチ込まれる」という伝統が始まる。
 
【サマンオサ】でニセの【王様】に話しかけようと目の前に立つと捕まることになる。
特にSFC版では、王様の表情が怒っているように見える為、なんだか余計に話しかけてしまいたくなるというスタッフからの罠が張ってある。
捕まらないと本物の王様に会うことができないが、【ラーのかがみ】さえ取ってくれば、捕まらなくてもストーリーは進む。
最後の鍵があるため、捕まっても鉄格子は開けられるし、牢屋内を一部屋ずつくまなく探索すればすぐに脱出できるので安心。
このときに最後の鍵を没収されない理由については、ここの兵士たちが本気で投獄する気がないためである。
見張りの兵士から地下牢に抜け道があるというヒントまでもらえる。
FC版は毒ダメージで死ねるので、最後の鍵を持っていないとき、【アバカム】を覚えたうえ毒状態の魔法使いを用いて城に入り、投獄されたら牢屋内で歩きまくって死亡させれば、蘇生手段がない限りハマる…と思うかもしれないが、同所は毒のダメージは受けない場所なので、そんな心配は杞憂なのでご安心を。
なお隠し通路の途中には【毒の沼地】もあるので、出口に繋がる牢屋(本物の王様がいる牢屋の向かい側の牢屋)を開ける前に毒沼で魔法使いを死亡させれば城下町の隠し出口にはたどり着けなくなるが、毒沼であればパーティ全体が全滅して【デスルーラ】することもできるので、やはりハマることは無い。
 
【商人の町】では、街が発展すると革命が起きて元パーティメンバーの【商人】が牢屋にブチ込まれる。
FC版ではそのまま一生捕まったままだが、リメイク版では釈放される。
 
【グリーンオーブ】を持っている人がなぜか【テドン】の牢屋にいることも有名。
【知られざる伝説】によると、この人物はいつかここを訪れる運命に選ばれし勇者を待つために、いずれテドンが滅ぼされる運命であることも知りながら敢えて残ったようだ。
 
【アリアハン】の牢獄には【バコタ】が投獄されている。
バコタ本人によると【ナジミの塔】に住む【老人】に騙されて【とうぞくのかぎ】を奪われた上に逮捕されたとのこと(具体的にどのように騙されたのかは不明)。
リメイク版では、彼のいる牢獄を開けてやると「お前の施しは受けずにいつか自力で脱出してやる」と盗賊としての意地を語る。……罪を償う気はないらしい。
 
【ラダトーム】では、なぜか【教会】の2階が牢屋になっている。
そこにはなんと【カンダタ】が服役中。本人曰く「悪事には懲りて真面目にやっている」とのことだが、アレフガルドでも詐欺を働いていることが発覚しており、捕まったのは恐らくそのせいだろう。本当に懲りたのか疑わしいところである。
 
ちなみに【ほこらの牢獄】という「牢獄として独立した建物・施設」が初めて登場しており、これはDQシリーズ中でも珍しい(ほとんどの牢獄は【城】の地下室などに併設されている)。
【海賊の家】にも地下牢があり、何者かわからない男が閉じ込められている。
【バラモスの城】の地下にも牢屋があるが、特になんのイベントもなく、【ムオル】にもなんの意味もない牢屋らしき施設があるが、いずれもリメイク版ではここに【ちいさなメダル】が落ちている。

DQ4

四章の【キングレオ城】と五章の【ガーデンブルグ】で捕まる。
 
キングレオ城では、【キングレオ】に敗れた後に捕まる。
リメイク版ではその牢屋で先代の王様に会うことができ、【じょうせんけん】もここで手に入る。
キングレオがなぜ先代王様を殺さなかったのか、なぜ乗船券を奪わなかったのかは永遠の謎。怪物化したといえど父親への情がわずかながら残っていたのだろうか?
もっともその後獄死した末に放置されているので、処刑より悲惨なことになっているが。
 
ガーデンブルグでは、盗賊バコタのロザリオ泥棒の濡れ衣を着せられ、一旦【馬車】の外のメンバー全員が地下牢に閉じこめられてしまう。
その後、自分達の手で冤罪を晴らすまでの間、人質としてパーティメンバーを1人牢屋に入れる事になる。
 
多くの人は、この時点で戦力外になっている【トルネコ】【ブライ】辺りを選んだのではないだろうか。
特にトルネコはレベルアップが最も早く、途中離脱させてもすぐ追いつけるので最適。
リメイク版では、最もレベルアップが早いのが【ライアン】に変更されたが、彼は【パーティ】の主力になっているケースが多いので、あまり選ばれない。
【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】では、「女ばかりの城に残れる」と男性陣が喜んで人質に立候補するネタが多いが、牢屋で待っているだけだからあまり喜ばしくないだろう。
ちなみに、このイベントで導かれし者たち以外を人質にすることはできない。
 
三章では、【ボンモール】の地下牢に囚われている【トムの息子】【キメラのつばさ】をあげて脱獄させるイベントがある。
先述のガーデンブルグの地下牢では【ルーラ】で頭をぶつけるのに、ここでは何故かキメラのつばさが使用可能という謎の設定がある(この点はFC版でもリメイク版でも同じ)。 
また五章ではこの牢屋に【移民】が登場する。
当然最後の鍵がないと勧誘できないのだが、そもそも彼らが何をしたというのだ。
 
一章で【アレクス】が捕まっていた【イムル】の牢屋では、リメイク版の五章では【ベホイミン】が捕まっている。

DQ5

幼年時代の最後に、【古代の遺跡】の奥に投獄されている【ヘンリー】を救出するイベントがある。
 
青年時代冒頭の【工事中の神殿】での奴隷時代に、反乱を起こして【ムチおとこ】との【戦闘】をした後、ヘンリーとともに投獄される(ムチで打たれるよりマシだとくつろぎ始めるヤツが1名いるが)。そのすぐ後、【ヨシュア】の計らいで【樽】に入って神殿から脱出することになる。
珍しく【アイテム】や装備を没収されるケース(ちゃんと戻ってくるので心配はいらない)。
なお、神殿の奴隷部屋には男も女もごちゃまぜで入れられているが、それのどこに問題があるのか、魔物にとっては知ったことではないわけで。結果的に奴隷が増えたら儲けものである。
 
【ラインハット地下洞窟】の牢屋には本物の【ラインハット太后】が囚われている。
以上の牢屋はいずれも【さいごのかぎ】を入手後には訪れることができない。
 
なお、他に牢屋があるのは【オラクルベリー】のみで、【テルパドール】【グランバニア】には牢屋はない。
オラクルベリーの牢屋には何名か囚人がいるものの、そのうちの1人はヘンリーを【光の教団】へ売り渡した盗賊の生き残り。
多くの囚人が真面目に服役している中、彼だけは扉を開けるときっちり脱走する。見返りは【ちいさなメダル】の隠し場所。
ちなみに、鉄格子を開けても話しかけなければ脱走されることはなく、この囚人に教えられなくても場所さえ知っていればメダルは取れるので、処遇はお好きにどうぞ。

リメイク版

【暗黒のすごろく場】として使われている建物が、元々は魔界の刑務所として使われていたらしい。
実際建物内には鉄格子やギロチンなどがそのまま残されている。

DQ6

またも、序盤と終盤の2度捕まる。
 
序盤では【上の世界】【ムドー】を倒した後、【下の世界】【レイドック】城にて、以前にニセの王子を演じて【トム】兵士長を失脚に追い込んだとして【兵士】たちに投獄されるが、その後王の命令によりすぐに釈放される。
実はこれ、主人公一行を探すように王が命令を出したのだが、なぜ探すのかを言わなかったために、兵士たちがトム兵士長の件で処罰するために探すのだと思い込んでしまったのが原因。
まあ、感情的になってぶちこみたくなるのも仕方がないと言えるが、それ以前に【レイドック王】のポカミスが……。
後に上の世界では【ゲバン】がレイドック王によって投獄されている。極悪人だから、としているが少なくとも上の世界のゲバンは悪事は働いていないため、明らかに私怨による職権乱用である。
 
【サンマリーノ】には【サンマリーノ町長】が管理する地下の納屋が牢屋の機能を兼ねており、【サンディ】(リメイク版では【メラニィ】が一時的に投獄される。
【ムドーの城】にも隠された牢屋があり、ここには「大魔王よりも格上の存在」に気づいた魔物が投獄されている。
【アークボルト】の牢屋には【ドランゴ】の死体が棺ごと安置されるが、のちに復活することになる。
【ひょうたん島】にも牢屋があり、酒場スタッフに化けた魔物の正体に気づいてしまった人が投獄されていた。
【南の孤島のほこら】はDQ3以来の牢獄専用の施設となっている。
【ガンディーノ】の地下牢にはかつて【ミレーユ】が投獄されていたという過去が、直接的ではないが、そうとわかるように示唆されている。
また、この地下牢はなぜか【ギンドロ組】のアジトとつながっている。
 
終盤に訪れる【はざまの世界】では、町そのものが牢獄となっている【牢獄の町】があり、大賢者【クリムト】が囚われている。
主人公たちは【なげきのきょじん】の助言により、最初はわざと捕まることで侵入することになる。
巨人から【ろうごくのカギ】を貰っているのですぐに出られるが、見張りの兵士に見つかるとすぐに牢屋に戻されてしまう。
捕まらないためには、【ソルディ】兵士長に会って、【へいしのふく4つ】を貰って変装しないといけない。
変装中は他の牢屋を開けて回ることもできるが、他の兵士たちに後で閉めるよう言われる。
また、反乱イベント(【ドグマ】【ゾゾゲル】戦)後にももう一度捕まる。
今度は鍵と兵士服を没収されている。それなら装備も没収しろよ……もっとも、囚人たちによる大規模な反乱が実行されているため、すぐに救出されるが。
なおここの牢屋の扉はろうごくのカギ専用で、さいごのカギでは開かない。開けられたらストーリー上、面倒なことになってしまうからだろう。
 
【ドランゴ】の死骸は【アークボルト】牢屋に安置される

DQ7

牢屋とは若干違うが、過去【レブレサック】で類似のイベントがある。
まず、会議の時に【ルカス】と話をした後に村長の依頼を断ると、一旦小屋に閉じこめられる(このときは断らなければ閉じこめられることはない)。
またその後、村人による魔物の姿の【神父】への攻撃を止めようとすると、今度は【魔物の岩山】に閉じこめられる。
【リレミト】で脱出してみてもすぐに見張りに見つかり、再び閉じ込められてしまう。
脱出するには、山を頂上まで登り【ボトク】を倒さないといけない。
3DS版ではリレミトで脱出できないので、ボトクを倒すか【全滅】するまでは脱出不可能になった。
 
また、過去の【ダーマ神殿】偽物の大神官に騙されて【呪文】【特技】を奪われた後、【ふきだまりの町】に落とされるイベントも一種の牢屋と言えるだろう。
 
この他に主人公一行が捕まるわけではないが、現代の【フォロッド城】にて、【エリー】を助けようと【フォロッド王】に逆らった罪で城の地下室(本来は緊急時用の避難シェルター)に幽閉された【アルマン】を脱獄させるイベントがある。
といっても王の信頼厚いアルマンへの配慮で鍵を掛けられることはなく、さらに脱走時には目立たないようにと兵士からアルマンへ服を貸してもらえるなど、エリー周りの人間関係と併せて人情味溢れる人物が多く「投獄」という印象はあまりない。
後味の悪い終わり方をした過去フォロッド編からのプレイヤーの溜飲を下げる名エピソードである。

意外な所では、【グランエスタード】の地下にも存在し、囚人も居るが特にアイテムも存在しないため扉を開けるメリットもない。

DQ8

序盤では【マイエラ修道院】【マルチェロ】により【馬車】で待機していた【トロデ】ともども【主人公(DQ8)】一行は地下牢に投獄される。
この時は、まだ仲間になる前の【ククール】の計らいで秘密の通路から抜け出す事になる。
 
終盤では【魔犬レオパルド】討伐後、マルチェロの罠に嵌まり【ニノ大司教】ともども【煉獄島】に閉じ込められてしまう。
捕まった後は、しばらく時間が経過したないと話が進まない。
この時「どうしたらイベントが進むのか?」と困窮したプレイヤーも多かったのでは無いだろうか。
 
それにしても、考えてみれば2回とも憎々しいマルチェロからの確信犯である。
 
ちなみに【パルミド】には、牢屋をモチーフにした……のかはよく分からない「牢獄亭」なる【宿屋】がある。
窓に鉄格子がはまっている為、中の宿泊客の反応が面白い。
客の逃走を防ぐ為なのか、逆に治安の悪い町故にの防犯なのか、単なるファッションなのかは結局不明。
そして【暗黒魔城都市】の回廊には牢獄のフロアが存在するが、幻影なので【さいごのかぎ】を持っていても中に入る事はできない。

DQ9

【ガナン帝国領】【カデスの牢獄】という大規模な牢獄施設がある。
 
シナリオ最終盤のイベントで【グレイナル】【闇竜バルボロス】に敗れた後、グレイナルに乗っていた【主人公】はここに連行されたのち奴隷にされる。
この時は必ず仲間のキャラクターをパーティから外していなければならない為、捕まるのは【主人公】ひとりだけとなる。
装備品は一度全て外されてしまうが、外されただけなので再装備も簡単。持ち物も取られていない辺りに【ゴレオン将軍】の間抜けさが伺える。
【天の箱舟】の運転士である【アギロ】が捕まっているのもここ。
そのアギロによって反乱が企てられる事になり、この流れはDQ5と6のイベントを【合成】した感じである。
この牢屋では奴隷達によって【カデスの星】なる組織が作り上げられている。
しかし、1人1人独房に囚われているのに、よくもまあこの様な巨大な組織を作ったものである。
一応壁越しにはなるがある程度ならコミュニケーションも取れるようではあるため、それを用いて作ったとも考えられるが。
 
その後は【ガナン帝国城】の城主【暗黒皇帝ガナサダイ】を倒すも「邪悪な気配が消えていない」理由を突き詰めるべく、地下牢となっている【閉ざされた牢獄】を攻略する。
 
【セントシュタイン城】の地下牢には【パノン】の息子がおり、クエストNo.102【一流芸人への道】の際、訪れる事になる他、【ベクセリア】【井戸】の中には地下牢があり、クエストNo.011【しあわせ だつごく計画】が受けられる。
クエストNo.139【ロクサーヌのお願い】をクリアすると、【宿六会】の面々は【グビアナ地下水道】の地下牢に投獄される。
また【絶望と憎悪の魔宮】では牢屋の様な場所がある。
元となる【神の国】にはなかった場所であり、おそらくの精神が反映されたのだろう。

DQ10オフライン

【グレン城】に地下牢があり、【グレンのおはなし】において、【主人公(DQ10)】は一度【バグド王】に投獄される。
ただし王の様子がおかしいことを周囲が悟っているため、すぐに釈放される。

DQ10オンライン

【アラハギーロ王国】の格闘場のモンスターたちも牢に閉じ込められている。
Ver.3終盤では、ナドラガ教団本部の地下に牢獄や拷問器具が存在することが判明。
Ver.4では【エテーネ王国】の王宮に牢獄があり、こちらでも主人公が久々に投獄される。

DQ11

【デルカダール城】【クレイモラン城】に存在。
 
序盤、主人公は【テオ】の遺言に従いデルカダールに訪れるが、悪魔の子の汚名を着せられ地下牢の中でも最も重い罪を犯した者が収監される最下層に投獄されてしまう。
そこで出会った【カミュ】と共に脱獄。彼が作っていた抜け穴から【デルカダール地下水路】にたどり着く。なおこの際持ち物を奪われるがすぐにカミュが取り返してきてくれる。
その後は魔王誕生後、魔物が跋扈するデルカダール城に潜入するべく、主人公と【グレイグ】の二人でかつての脱出路から逆に侵入することに。
 
クレイモランでは妙に装飾が凝っている鳥籠のような独房が地下にひとつだけある。
最初に訪れたときは誰もいないが、後半で【黄金病】が国内に蔓延し、その元凶を疑われた魔女【リーズレット】が収監されている。

DQM2・イルルカ

国境の鉱山での真実をノースデン国王に報告しようとすると、口封じとして地下牢に落とされてしまう。
そこには本物の国王や【カメハ】が閉じ込められていた。
その後抜け穴から脱出して偽物の国王と戦う。
アッシアの町にも存在し、DQM2では幻の湖に入るのに必要な【よびみず】を持つ囚人が捕われている。

キャラバンハート

【ペルポイ】の町にある。
「かつて盗賊ラゴスが伝説の脱獄を行った場所」として最早観光史跡扱いであり、牢番もやる気がない。
もっとも、現実世界でもアルカトラズ監獄が観光地になってはいるが・・・
 
【メタルハンター】【ギルメ】の身元を引き受けるとあっさり出してくれる辺りそれが顕著。
クリア後にはここにも旅人が現れる事があるが、【盗賊】【ギャンブラー】、メタルハンターなど一癖ある【職業】が現れやすい。

ジョーカー1

主人公の住居、【ジェイルのアジト】に存在。
本作のストーリーは主人公が父【ギルツ】によって、ここから釈放される所から始まる。
ジェイルが捕えたモンスターたちも牢に閉じ込めているが、終盤訪れた【カルマッソ】がモンスターたちに【マ素】を放って凶暴化させる。

テリワン3D

厳密に言えば牢そのものではないが、ある魔獣を封じた【とこやみの扉】の最下層が「地底の牢獄」と呼ばれている。

ジョーカー3

【黒鉄の監獄塔】の1階が牢獄になっている。
ブレイク化する実験の為に攫われたアロイパークの住民は、この牢獄に使い捨てのゴミとしてぶち込まれる。
やはり今作でも【主人公】が投獄されるイベントは健在する。

少年ヤンガス

【ポッタルランド】のポタの大樹に地下牢が併設されている。
ストーリー上で必ず1度は【ヤンガス】【トルネコ】【モリー】が投獄される。
ヤンガスとトルネコはのちにこんな女の子に助けられるとは思わなかっただろう。

ヒーローズ1

【エルサーゼ】の町に地下牢が併設されており、【風呂】を覗いたらしい【あらくれ】が投獄されている。
エルサーゼに魔物達が押し寄せてきた際に【ゼシカ】は「こんな奴助けなくてもいいんじゃない?」と忿懣遣方無い表情で怒るが、結果的に【ディルク】に宥められる。

ヒーローズ2

【クレティア】の城に地下牢が併設されており、初訪問時にはここに必ず投獄されてしまう。
ここで一行は【ミネア】と対面する事になるのだが、この時【トルネコ】は「女王の国には縁が無い」と本家での牢屋で彼が入れられた事が半ば公式になった一面がある。
その後ミネアの手引きで脱獄する事になるのだが【キラーマシン】を警備に使っている上に、特殊な力で呪文が使用できない等強固な一面を持ち合わせている。
またここには何故かが収容されている。本編では言及されていないが、恐らく【モンスタレア】から来た魔物だろう。
なお、【盗賊クエスト】やククール&ゼシカクエストの舞台にもなっており、特に前者は前以上に強力な番兵ロボットを警備として使用している。

ビルダーズ2

 

罪人を いれておくための シンプルな部屋

 
部屋レシピの一種。

を置くことで作れる。牢屋用のベッドだと思われる【ろうごくベッド】は不要。
 
【ムーンブルク島】のストーリーで作ることになる。また、ウゾーンの侵攻イベントの際に残された船には牢屋が1つあるが、自分で作らないことには【からっぽ島】では登録されない。
また、本作には島全体が牢屋といっても良い【かんごく島】と呼ばれる島が存在する。
 
作成難易度は非常に低いため、部屋レシピを埋める際にはさっさと作ってしまうのもアリだろう。
とはいっても上記の通り、自分で作らずともウゾーンの船に勝手に作られる為、ウゾーン撃破後に乗り込み扉を一旦外して付け直せば登録されるので自分で作る意味は薄いが。

ライバルズ

第10弾カードパック「破壊と創造のフロンティア」にて実装。同パックで新登場したカード種、建物の1枚。
盗賊専用のレア。盗賊はむしろ使われる方なのでは・・・

コスト2/耐久2
召喚時:攻撃力3以下の敵ユニット1体を相手の手札に戻す
戻されたカードはこの建物がある間使用できない
自分のターン終了時、耐久値-1

敵ユニットの活躍を、一時的にだが完封できる。
HPの高いユニットや厄介な死亡時効果を持つユニットに使うといいだろう。特に同弾の【エスターク】にはぴったり突き刺さる。
 
ちなみに【ジゴック】【アデン】で耐久値を回復させれば、それだけ相手の拘束時間も延ばせる。
流石、かんごく島を抱えるハーゴン教団の三神官である。

ダイの大冒険

【テラン】王国にて記憶を失った【ダイ】が「安全な場所だから」という理由で入れられる。
過疎な国であるため、他に安全な場所が無いといえば無いのだが、追い詰められたときのことを考えるべきだったろう…。
しかし【バラン】が竜魔人化したときに共鳴してダイの紋章も覚醒し、そのまま操られたかのようにダイは動き出し、鉄格子をいとも簡単に曲げ脱出、結局兵士の気遣いは徒労に終わる。
しかし結果論とはいえ、この奇妙な伝統が外伝にも反映されるとは…。
 
他に勝手に軍団を動かした罰として【ザボエラ】が魔牢に入れられている。
格子に何か流れているのか触っただけでダメージを受け、本来はザボエラの実力では脱獄できないらしい。実際、しばらく経ってから脱獄したが、身体はボロボロになっていた。
恐らくは黒の核晶の爆発で魔牢も吹き飛んだからだろう。
しかし勇者パーティや親衛騎団はまだしも、さすが保身の塊のザボエラらしいしぶとさである。
 
1度捕まったヒュンケルとクロコダインが繋がれていたのは、おそらくはバーンパレス内の牢屋。
その際、クロコダインが引っ張っていた鎖に何か流れていたことから、魔牢の格子と似たような仕掛けなのではないかと思われる。
 
他、これの発展型のギミックとして【生体牢獄】というものが登場。
所謂金属製の牢ではなく、指令者の指示で特定範囲内に居る対象を衝撃・魔力の吸収性が高い生体膜状のもので纏めて覆い尽くし、単純な力や呪文では脱出困難な牢屋としての機能を果たす。
 
終盤では魔力炉の中にダイを除いたメンバーが閉じ込められている。
生体牢獄の強化版のような構造で、魔力そのものを無制限に吸収する特性から、【メドローア】はおろか、生体牢獄には有効だった閃華烈光拳の【マホイミ】すら吸収されてしまい、【ブロキーナ】にさえ「打つ手なし」と言わしめた。

アベル伝説

【シーザーオライオン】支配下の【ドランの都】で、王女【サーラ】を逃した【アベル】が城の牢屋に囚われ、拷問を受ける。
サーラの助けによって牢屋の壁に隠された隠し通路の入口が開き、脱走。その後崖っぷちまで追い詰められ、一か八か飛び降りた後【バハラタ】率いる海賊団に助けられる。
 
終盤では【ティアラ】【モコモコ】たちがエスターク城の牢屋に囚われる。

ロトの紋章

獣王【グノン】の策略で単身アルスが獣兵団10万との戦いに向かった後、【タルキン】【ヤオ】【ポロン】【アリアハン】城の牢獄に閉じ込められる。
この牢獄の特筆すべき所は張られた結界の為呪文での脱走はできず、ブルーメタル製の格子で頑丈さも半端なく、地下300mの地下牢で穴を掘っても逃げる事は無理というものだった。
しかし、鎧に身を隠して忍び込んできた【マムル】【アスリーン】の手によってタルキン達は無事脱獄、【変化の杖】を用いて【アリアハン王】の前で一芝居打つ事となる。

天空物語

作中ではソラが2回閉じ込められることとなる。
1回目はサウスディケの町にて、カデシュを狙う男・ヤグナーの手によってカデシュ共々捕われてしまう。
2回目は海賊団スカルアロウの一員・シャクバとヤグナーが結託してソラを誘拐し、スカルアロウ内の牢屋に閉じ込める。
その際はスカルアロウの一員・グドを始めとした船員たちがソラに同情し優しく接したため、捕らわれの身であるが悲愴な状況ではなかった。
よく考えると、2回ともヤグナー絡みで捕らわれの身になるのだが。