シリーズのいくつかに登場するアイテム。
味方1人の蛙(カエル)状態を回復できる。
- グリム童話『かえるの王さま(王子さま)』が元ネタとなっている。
あるお姫様はカエルに鞠を拾ってもらうが、代わりに言うことを聞いて欲しいという要求を断ったばかりにカエルに付きまとわれる。
(嫌々ながら)キスするとカエルは元の王子の姿に戻って、結婚→ハッピーエンドという話だが、
これには児童教育を考えてかマイルドに改変されたものであり、
原作ではカエルの傲慢な態度に怒って壁に叩きつけたら元に戻ったというストーリーだったりする。
FF4などの攻略本の画像では、文字通り口づけしている美少女を模した容器に入れられているのが確認できる。
- リリスの口づけとほぼデザインが変わらないようだ。
とっさに使う時、間違えそうな気がする。
FF2 
初登場。
各地の道具屋で売られているが、2500ギルとお高い。
しかしパーティメンバーにかけた時は別として、蛙状態になる可能性があるのはウィザードがトードの魔法を使ってきた時に限られるので使いどころはほとんど無いのが実情。
- ウィザードの他にスカルも使ってくる。
ウィザードはトード7、スカルはトード10を使う。
敵側はスカルとウィザードの僅か2体のみしかトードを使ってこないうえに、スカルは期間限定でパラメキア城でしかエンカウントできず、ウィザードの方も闘技場の低確率エンカウントのもの以外は全て期間限定でしか遭遇できない。
特に持ち物制限のとても厳しいFC版ではこれ1個だけのために持ち物枠1個を潰すのは無駄がかなり大きく、面倒でもエスナをLv4まで鍛えた方がよい。
敵モンスターではポイズントードとバンパイアレディの2種のみが落とす。
その他、フィン城地下の宝箱からも1個だけ入手可能。
FF2(GBA版以降) 
GBA版以降からは2500ギル→500ギルへと1/5の値段まで値下げされ買いやすくなった。
また、GBA版以降からはアイテム所持数の制限もなくなっているので、ほとんど使わなくともとりあえず念のため数個持っておくこともできるように。
GBA版以降の追加シナリオSoRでもマハノンの町にて1個500ギルで普通に購入可能。
SoRでカエルにされることがあるのは唯一ツインヘッドにトード10を使われた際のみと非常に限られているため使いどころはほぼないが、持ち物数制限がないため万が一のために数個だけでも持っておいて損はない。
SoRの敵モンスターではバンパイアレディと同じドロップテーブルを持つ色違いのミスバンパイアが落とす。
FF2(PSP版以降) 
PSP版では追加ダンジョンの秘紋の迷宮の一部フロアの宝箱からも入手可能に。
- 「地下水路」「太陽の炎」のフロアで入手可能。
ただし、「地下水路」のフロアでは言葉の相性が良い時のみ、「太陽の炎」のフロアでは言葉の相性が悪い時のみにしか入手できない。
FF3 
カエル状態を回復する。各地の道具屋で100ギルで販売されている。
トードの魔法がレベル2の白魔法であり、さらに蛙の状態異常にされる場面もそれほどないので、出番はないと思われる。
蛙になることができないのが残念
しかしFC版の敵が使うトードはリボンやオニオンアーマー等の蛙耐性を貫通するのでこれを使うスレイプニルが出る禁断の地エウレカには持って行った方がいいかもしれない。
- トードでは戦闘中の蛙状態を回復できないので、上記のようにエウレカでたまに必要になる。しかしそのわりにはインビンシブルで売ってないというのがなんとも……。
- 戦闘中の蛙状態を回復できないのは、自身が蛙状態でトードを自分に使用した場合。
他の人にトードをかけてもらうか、敵のトードが再度命中すれば元に戻るが、さっさと戦闘を終わらせるほうが早いかも。
FF4 
様々なモンスターや場所で手に入る他、各地の道具屋で60ギルで販売されている。
トードの消費MPが7と少ないが、蛙の状態異常にされる事態はFF2やFF3よりは多い。
それでも、多少の出番はあるかもしれないという程度だが。
- トードを使う敵が少ないような…
- というよりは臭い息用に他と合わせて多数持っていた者が通ります。
- DS版でトーディウィッチにはじめてあったときには必要性を強く感じたな。
え? トード? MPからっぽだったのさ;;
高山植物の朝露を原料に作られる薬だという。
FF4イージータイプ 
登場していない。今作の状態回復アイテムはばんのうやくに統合されている。
FF4TA 
FF5 
カエル状態を回復する。各地の道具屋で30ギルで販売されている。
この作品の場合は、カエル状態の回復よりも、調合の重要な材料として重宝するだろう。
安価な割に調合専用材料に匹敵するくらい優秀。上記で挙げられている3つは調合の中でもメインとなり得る超性能だが、他の調合も必中だったり、リフレク貫通だったり、似た魔法より効果が高かったり、と12通りのほとんどは覚えておいて損はない。
ガルラ狩り・ラミアからラミアのティアラを盗む時などに副産物として集めることが出来る。
特に後者の場合は揃える個数次第では自然と99個まで貯まることもある。
FF7 
カエル状態を回復する。各地の道具屋で150ギルで販売。
治療用のマテリアを確保していなかった場合はこれの出番。
FF15 
ナンバリング作品では久々の登場。「おとめのキッス」表記。
カエル状態を回復する。
FFT 
カエル状態を回復する。
使えるのがアイテムを付けている者かアイテム士のみなので、
買っても微妙に使われないところにある。
FFTA 
各地で売っている。カエル状態を回復する。
FFTと同じく、アビリティや錬金術士でなければ使えないので影は薄い。
FFTA2 
各地で100ギルで売っている。
やはりアビリティがなければ使えないが
カエルになると移動しかできなくなるため、一応持っていた方がいい。
こうかぎゃくてんでカエルにするにはいいだろう。
FFL 
これまで同様カエルの治療に使う。
FF零式 
劇中で主人公達が持つことは無いが、存在はするらしい。
オオヤ?が大昔の状態異常カエルになってしまい、恋人であるアカネが治療のために探している。
- ちなみに実際にやってみたところ効果がなかったらしい。
やはり専用の治療薬が必要なのか、それともアカネが適用外なのか…。
FF:U 
アイテムとしてではないが、17話「カエル」は「乙女のキッス」が中心になって登場する。
カエル仙人の魔法によってカエルに変えられてしまったシドは単身で元に戻る方策を探し回るが、チョコババ・チョコイモ姉妹の会話を又聞きしたことで「乙女のキッス」があれば元に戻れることを知る。
(同時に婆さん達のバキュームキスの洗礼を受けることになってしまうが)
シドはスケベ心もあってリサへのキスを狙うもあえなく失敗、ミィレスに生で喰われそうになった際に破れかぶれでキスすることに成功してなんとか元の姿に戻った。
FF LOST STRANGER 
ミシディアの大図書館編にて登場。
レイのカエル状態を治す為に正吾がエスナと万能薬と共に名前を出すものの、おとぎ話扱いで失伝していた模様。
しかし正吾が記憶を頼りに乙女のキッスを描き具現化させた。
- この時のデザインは攻略本等で描かれていたデザインとほぼ同じ。
上の蓋を開けた際に毒々しい色の煙が出たために仲間から怪しまれたものの、レイが自ら飲み干した……が、何も効果は出ず。