モンスター/【クレイクロウ】

Last-modified: 2023-06-13 (火) 18:14:24

FF5

Lv43、HP2000、MP500、種族:魔獣。
攻撃力37、物理倍率10、素早さ40、魔力1。
防御力25、回避力25、魔法防御0、魔法回避10。
弱点属性:雷。無効化属性なし。吸収属性:水。
有効な状態異常:小人・蛙以外全て有効。
行動:
通常時

  • 1ターン目:たたかう/テールスクリュー/テールスクリュー。
    2ターン目:たたかう/テールスクリュー/テールスクリュー。
    3ターン目:たたかう/テールスクリュー/粘液。

盗み:通常枠珊瑚の剣/レア枠なし。落とすアイテム:氷の弓矢(100%)。
ボス系耐性持ち。
獲得ABP:5。


飛空艇の底にひっついていた銀色の海老の魔物。撃破すれば初めて飛空艇を手に入れることができる。
カーラボスの色違いで、粘液テールスクリューを得意とする。
いつのまにか貼りついたのか、古代ロンカ文明に関係してるかは不明。
火力船を沈没させた犯人という噂もある。


HPが2000しかないので、黒魔道士4人でサンダラをかければ瞬殺できる点はカーラボスとさっぱり変わってなかったりする。
かと言って油断してると、粘液とテールスクリューを続けてくらって死んだりするのでご用心。
黒魔4人にしなくても、さんごの剣装備のナイトがいれば楽勝。


第一世界では強力な部類に入る珊瑚の剣が盗める。珊瑚の剣の雷属性が役に立つのがこの戦闘ぐらい。
わざわざ盗まなくてもジャコールで買えるけど。
倒すと氷の弓矢をドロップする。

  • 相応に節約プレーをしてると、有用な武器を盗み&ドロップで2つも入手出来るクレイクロウは割とありがたい。

個性派揃いのFF5ボス陣の中において、もはやカリスマ的な「地味さ」を誇っている。
初見や制限プレイでもこいつに苦戦したという話は聞いたことがない。よっぽど捻くれた制限をしないと全滅するなんて事はない。

  • そのステータス耐性のなさ、HPの低さ、攻撃手段の貧弱さもさることながら、
    飛空艇にへばりついて登場という、何とも形容しがたい登場の仕方が地味さに拍車をかけている。一部には熱狂的ファンが存在し、2chでは専用スレまで立っている。
  • 数百回、数千回の敗北は当たり前の某有名モンク縛り動画においてさえ「一戦目で勝利」したという事実からも、クレイクロウの弱さがうかがえることだろう。

強かったら詰む(飛空艇に乗らないと外にいけない、レベルアップも買い物もできない)ので、弱いのは仕方ない。
カタパルトでは火力船内部に入ることができるし、火力船のモンスターからハイポーションエーテルが盗める。フェニックスの尾が手に入らないが、無料休憩施設とセーブポイントがあるため詰む問題はなし。

  • 飛空艇発進というストーリー上で重要な時に詰まないよう弱いボスを出す、という意図はわかる。

飛空艇を初起動させるには技術者のシドが飛空艇内で何らかの操作をする必要がある、
しかし次の目的地のアドバイザーでもあるシド達は飛空艇に乗せたままにはしたくない、
いざ勢いよく飛び立ったはいいもののすぐさまカタパルトへ降りるというのも間抜けなので、
一度着陸させる為の理由づけとしてこのような当たり障りのない弱いボスが設置されたのではないだろうか。


レベルは43と分不相応に高い。
防御力も25あり、第一世界の敵としてはかなりのもの。
それが原因で苦戦することなどないだろうが、普通に特殊効果なしの剣などで殴ると2桁台のダメージしか与えられない。
弱点属性の武器で攻撃すれば防御は無視される。
 
状態異常は大抵のものは有効。鞭による麻痺を利用すれば、他をかなり制限していても勝てるだろう。
各攻略サイトや縛りプレイ紹介ブログなどでも、全員黒魔道士でサンダラ連発、サンドベアを放って一撃で倒す、雷迅の術2発で楽勝、適当な雷攻撃ですぐ倒せるなどと扱いがかなりひどい。
低レベル攻略においても何ら苦戦はしないだろう。

  • 雷迅の術はここまでの道中の海域で出現するサンダーアネモンが必ず落とす親切設計。
  • ちなみに極限低レベル(2114)アイテムなしアビリティなし装備なしでさえわずか3回で撃破されてしまっている。
  • 石化耐性が無いため、アンデッドラスクを放ちブレイクで倒す事もできる。
  • 属性強化雷迅の術でも一撃(要「なげる」)。

石化や即死は有効だが、ボス系耐性があるためグラビデデスクローは通じず、麻痺などからも素早く回復する。
32ページをはなつ「デジョン」も無効。
スロウは有効で状態異常の持続時間も2倍に延長される。


カーラボス同様、1人旅では結構強敵。だが、序盤すぎて何も打つ手がないカーラボスよりは楽に勝てる相手だろう。
例えば粘液でスロウ状態になってもヘイストで打ち消せる。ロッドを禁止してなければ2ターンで終わる。

  • 粘液+テールスクリューのコンボが怖いが、逆にいえば警戒すべき点はそれだけである。
    上記にあるような手段で瞬殺すれば1人旅でも問題ない。
    カーラボスのように触手を使ってきたら、再び地獄を見る事になっただろうが……。
  • GBA版亡者の巣窟には、二匹とも出演できなかった。哀れ。

名前は、英語で “ザリガニ” を意味する「クレイフィッシュ(Crayfish)」と “カニやエビのハサミ” を意味する「クロウ(Claw)」を合わせた造語と思われる。
見た目が銀色(灰色?)だが幼少期のアメリカザリガニは体色が灰色なので全然OK。
体色が赤なのは外来種のアメリカザリガニ。日本固有種のニホンザリガニは体色が茶褐色。

  • カーラボスもそうだが、尻尾の先に針のようなものが生えているので本来は蠍のモンスターとしてデザインされたんじゃないだろうか。

クレイクロウを倒した後のセリフが
シド「よっしゃー!」 バッツ「やったー」
である。

  • しかも両者バンザイしている。シリーズの中でもポップなイメージの強いFF5ではあるが
    それでもボス撃破後に、ここまでテンションの高いリアクションはなかなか見られない。
    戦闘の楽勝さとこのテンションの差がさらなるネタ感を醸し出している気がする…。

SFC版ではバッツのセリフの後にカッコ閉じがない。GBA版からカッコ閉じと!マークが追加され、「やったー!」となっている。


戦闘は飛行後の飛空艇で行われるが、処理は火力船になっているらしく、地形ではおおつなみウォーターフォールが発動する。
後者はちゃんと吸収されるので、水属性吸収が一応生きていることがわかる。

視聴覚室

クレイクロウの真の実力が明かされる。
クレイクロウが弟分のデアロと共に数々の強敵を倒していくというネタ動画。

FF14

機工城アレキサンダー:起動編第3層の道中で唐突に登場。
周囲のモンスターの数倍の体躯とHP、そして攻撃力を誇るが、哀しいかな、通常の雑魚モンスターという扱いである。
余談だがこの層のボスはリクイドフレイムのオマージュになっているので、友情出演なのかもしれない。


高難度版である機工城アレキサンダー零式では道中がカットされるためまさかの出番なし。やっぱり不憫。

DFFOO

FFRK

ノーマルダンジョン「カタパルト」に登場。
対処しづらいスロウにスリップまでついてくるねんえきに極悪ダメージのテールスクリュー、
そして18万超のHPを持った難敵
原作通り麻痺は有効だが死ぬまで固め続けるのは無理があるし、
システム上レイズ系アビを積みづらいため、常にヒーラーの即死=壊滅の危険がつきまとう。
今にして思えば原作におけるHPが2000しかないのは所謂セーフティだったわけだ…。
通称「強い海老リンク」。


一方でイベントに登場したことは一度もない。影の薄さもレコードキープ。

  • 2019年になってようやくFF5イベント「暁に燃えた戦いの日々」に登場。ついでに討伐戦にも登場。

SOPFFO

機械遺跡のボス。本作では巨大な蠍型のロボットとして登場。
波動砲を放つ他、ミサイル・両手のハサミ・長い尻尾など、攻撃方法は豊富。