日本版タイトル | とこやにいったダック |
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英語版タイトル | A Close Shave/A Close Shave for Duck |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1986年11月5日(英国) ・1988年5月5日(オーストラリア) ・1989年5月14日(米国:リンゴ・スター版) ・1991年2月15日(日本) ・1993年5月3日(米国:ジョージ・カーリン版) ・1998年4月16日(ドイツ) ・2004年8月18日(韓国) ・2008年1月20日(ハンガリー) |
対応原作 | ・第13巻『ダックとディーゼル機関車』 ・(第4話『とこやへいったダック/ダック、とこやさんへいく』 |
この話の主役 | ダック |
シーズン | 第2シーズン |
話数 | 第40話 第14話(シーズン内) |
機関車紹介 | トーマス、ジェームス、エドワード、パーシー、ゴードン、ヘンリー、ダック |
登場キャラクターA | エドワード、ヘンリー、ジェームス、ダック、生意気なブレーキ車 |
登場キャラクターB | トーマス、貨車達、L&BRの有蓋貨車 (英米版のみ:ジェームス) |
登場キャラクターC | ゴードン、パーシー (英米版のみ:ヘンリー) (原作のみ:トビー) |
登場キャラクターD | ディーゼル(言及のみ) (原作のみ:セレブリティー) |
登場人物A | トップハム・ハット卿、ジェームスの機関士、ダックの機関士、床屋の主人 |
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、ダックの機関助手、床屋のお客、髭を生やした水色のスーツの男性 |
登場人物C | トーマスの機関士、ジェームスの機関助手、ウェルスワース駅長、エドワードの機関士、エドワードの車掌、クロスビー駅の作業員、クロスビー待避線の作業員、キンドリー夫人、トップハム・ハット卿の執事、ティッドマス機関庫の作業員 |
登場人物D | ダックの車掌(言及のみ) |
登場スポット | ・高架橋 ・ウェルスワース駅 ・サドリー分岐点 ・ゴードンの丘 ・サドリー城 ・クロスビー駅 ・給水塔 ・クロスビー待避線 ・M.C.バン ・C&B床屋 ・ティッドマス機関庫 ・ティッドマス機関庫の転車台 |
あらすじ | ・前回の事件で傷心状態だったダックはしばらくエドワードと働く事になったが、丘を下る道中、貨車達に押されて止まれなくなり、床屋に激突してしまい…。 |
メモ | ・ダック、初の単独主役回。それと同時に初めてエドワードと会話する。 ・機関車が建物に突っ込む最初のエピソード。 ・トーマスとゴードンとパーシーは台詞なし。 ・塩屋浩三さんと郷里大輔さんは3話連続で共演しており、3話連続で女性声優が参加しない回でもある。 ・高戸靖広さん、3役担当。 ・ジョージ・カーリン米国版ではダックが陸橋を渡ってエドワードの駅に着くシーンで汽笛を鳴らしている。 ・エドワードが操車場から発車するシーンで、L&BRの有蓋貨車に顔が付いていない。 ・エドワードの貨物列車の後押しを後ろ向きのまま担当するダック。 ・初めてブレーキ車に顔が付き、喋る*1*2。 ・ジェームス、クロスビー駅を出発したにも関わらずすぐに停車する*3。 ・ダックが床屋に突っ込むシーンで、彼の顔がトーマスの顔になっている*4。 ・未公開シーンでは、ダックが床屋に突っ込む寸前を捉えたシーンがある。 ・英米版では、床屋の主人がダックの顔に石鹸を塗りたくるシーンでナレーターが「Poor Duck*5.」と言っている。 ・ダックが床屋に激突するまではレールが一つしか無かったが、トーマスが復旧作業を行うシーンではレールが二つになっている。 ・かなり乱暴にダックの顔にお湯を掛ける床屋の主人*6。 ・復旧作業に来たのはトーマスのみのはずだが、すぐ後のシーンではパーシーも近くにいる*7。 ・ディーゼルは今回言及のみでダックが去った後、すぐに送り返されたらしい*8。 ・トーマスとパーシーが並んでいるシーンでは、パーシーの隣の貨車が脱線している。 ・ダック、無事にティッドマス機関庫に帰ってくる。 ・前回の件で全く謝罪しないゴードンとジェームスとヘンリー*9。 ・前回の事件に関わっていないが、ダックを喜んで歓迎するトーマスとパーシー*10。 ・前回に引き続き、機関車紹介の前の前奏が流れない。 ・後でトーマスも今回のダックと同じ様な事故を起こす。 ・トラックマスターでは泡まみれのダックが製品化されている。 |
台詞 | ・ナレーター「大西部鉄道から来たダックは、悲しそうな顔でエドワードの駅に着いた。」 ・ダック「全く酷いよぉ…!」 ・ナレーター「ダックが文句を言った。」 ・ダック「ディーゼルの嘘のせいで、トップハム・ハット卿や他の機関車達は、僕を嫌な奴だと思ってるんだ!」 ・ナレーター「エドワードは微笑んだ。」 ・エドワード「僕は君の事、そんな風には思わないよ。まあ、様子を見てなよ!ともかく、貨車を牽くのを手伝ってくれない?」 ・(BGMと汽笛) ・ナレーター「ダックは、エドワードといると幸せな気分になり、すぐに仕事に取りかかった。」 ・(BGMと汽笛) ・ナレーター「貨車達は悪戯好きで重くてうるさかったが、エドワードとダックは押したり牽いたり、一日中一生懸命働いた。そうして、貨車を丘の上まで引っ張り上げた。」 ・ダック「じゃあね!」 ・ナレーター「ダックは汽笛を鳴らすと丘を下り、ゆっくりと下りの線路に入っていった。ダックは、風に乗って丘を下って行くのが大好きだった。突然…。<<ピィ---!!>>車掌の警笛が聞こえた…!」 ・顔つきのイギリス国鉄の20トンブレーキ車「やった、やった!連結を外せたんだぞ!」(初台詞) ・ナレーター「何と、エドワードから外れた貨車達が丘を下って来るではないか!」 ・顔つきのイギリス国鉄の20トンブレーキ車「追っかけて、ダックを突き飛ばせぇ!」(最後の台詞) ・ナレーター「貨車が叫ぶ!」 ・ダックの機関士「ダック、早く!!」(初台詞) ・ナレーター「機関士はダックを急き立てたが、貨車達がすぐ後ろから追い掛けて来る!」 ・ダックの機関士「早くしないと、貨車が追いつくぞ!!」 ・ナレーター「だが、とうとう貨車に追いつかれた!機関士がブレーキをかけようとした時・・・!」 ・ダックの機関士「わー!あれを見ろぉ!!!!」 ・ナレーター「なんと前方の駅でジェームスが出発しようとしてる所だ!!このままでは、衝突してしまう!!」 ・ダックの機関士「ダック、何とか頼む!」 ・ナレーター「機関士が叫ぶ!!ダックは、力を振り絞って貨車を止めようとした…!!」 ・(BGM) ・ダック「ダメだぁ!!もう遅い!!!!」 ・ナレーター「ギリギリの所で、ダックは待避線に入った!待避線の先には床屋があり、丁度お客の髭を剃っている所だった…!」 ・<<ガシャーン!!>> ・ナレーター「車掌は警笛を鳴らした途端、貨車から弾き飛ばされ、遥か向こうに放り出されてしまっていた。でも、貨車達は全然反省もせず、ただ、面白がっているだけだった。」 ・ダック「ごめんなさい、こんな事になっちゃって…!」 ・ナレーター「ダックが床屋に謝った。」 ・床屋の主人「いや、許せん!!」(初台詞) ・ナレーター「床屋が言った。」 ・床屋の主人「お客様がどんなに驚いたか、思い知らせてやる!!」 ・ナレーター「床屋は、ダックの顔に石鹸の泡を塗りたくった。トーマスが壊れた貨車の片付けをしていた時、トップハム・ハット卿がやって来た。」 ・床屋の主人「うちの店に機関車を飛び込ませるなんて、全く迷惑です!!」 ・トップハム・ハット卿「お気持ちは分かりますが、このダックや機関士達が恐ろしい大事故を防いでくれた事も分かって頂けませんでしょうか!全く、危機一髪だったんですよ!」 ・床屋の主人「そうだったんですか…!それは失礼しました…!」 ・ナレーター「床屋は盥にお湯を淹れて、ダックの顔にかけた。」 ・床屋の主人「悪かったね・・・。君がそんなに勇敢な機関車とは知らなかったんだ。」(最後の台詞) ・ダック「とんでも無い…、僕も夢中だったんです。」 ・トップハム・ハット卿「お前は本当に勇敢だった。ワシはお前を誇りに思うぞ!」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿は、復旧作業を見ながらダックに伝えた。」 ・トップハム・ハット卿「修理が済んだら、家に帰って来て良いぞ。ダック!」 ・ダック「家って、操車場の事ですか!?」 ・トップハム・ハット卿「もちろんだとも。」 ・ダック「でも、機関車達は僕が嫌いで、ディーゼルが好きなんです。」 ・トップハム・ハット卿「今は違う。ワシは元々ディーゼルを信用してなかった。だから、送り返してやった。みんなお前にすまないと思って、早く戻って来るのを待っておるぞ!」 ・(BGMと汽笛) ・ジェームス「よく戻って来たな!」 ・ヘンリー「待ってたよ!」 ・ダックの機関士「良かったな!」 ・(BGMと機関車達の汽笛) ・ナレーター「何日かして、ダックが操車場に戻ると、機関車達は皆、彼を大歓迎してくれた。」 ・(BGM) |
原作との相違点 | ・ダックを追い回す貨車達を牽引した機関車は、人形劇ではエドワードだが、原作ではダックが駅に来てから数日後の出来事とされているため、誰なのか不明である*11。 ・人形劇では連結器を外した貨車達は6両であるが、原作では20両の長編成でダックを追いかけている。 ・貨車達に捕まった後、機関助手がブレーキ車に乗り移ってブレーキをかけ、機関士も床屋に激突する寸前に逆転機をかけて、速度を落とそうと試みる場面がある。 ・原作では、ダックが衝突しそうになった客車を引いていた機関車が誰であるかは語られていない*12。 ・原作では、機関庫にトビーもいる。 ・ディーゼルが送り返された理由は人形劇では詳しく明かされないが、原作ではあの事件の後に、ヘンリーの事でまたウソをついた為と言う事になっている。 |
英国版CV | ・ナレーター:リンゴ・スター |
米国版CV | ・ナレーター:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本版CV | ・ナレーター:森本レオ ・エドワード/ヘンリー/ジェームスの機関士:高戸靖広 ・ジェームス:森功至 ・ダック:塩屋浩三 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ダックの機関士:遠藤武 ・床屋の主人:郷里大輔 ・顔つきのイギリス国鉄の20トンブレーキ車:里内信夫 |
シリーズ前回 | ディーゼルのわるだくみ |
シリーズ次回 | おくれるのもわるくない ふたごのきかんしゃ(VHS版) |
原作前回 | ディーゼルのわるだくみ |
原作次回 | あっ、貨車が!/ピーター・サムとラスティー |
参照画像 | 参照はとこやにいったダック/画像 |