やっぱりやんちゃなフィリップ

Last-modified: 2019-02-08 (金) 21:02:20

やっぱりやんちゃなフィリップ

日本版タイトルやっぱりやんちゃなフィリップ
英語版タイトルPhilip to the Rescue
脚本アンドリュー・ブレナー
放送日・2015年12月13日(日本)
・2016年3月4日(カナダ)
・2016年6月29日(カナダ)
・2016年7月18日(英国)
・2016年8月16日(ハンガリー/チェコ/スロバキア)
・2016年10月20日(米国)
・2016年10月25日(ドイツ)
・2017年2月28日(ノルウェー)
・2017年3月1日(オーストラリア)
・2017年6月11日(ニュージーランド)
話数454
この話の主役フィリップジェームス
登場キャラクターAトーマスエドワードヘンリーゴードンジェームスエミリーフィリップアニークララベルロッキー
登場キャラクターBパーシー
登場キャラクターCダックロージースタンリーチャーリーパクストンスタフォード
登場人物Aトップハム・ハット卿ソドーレスキューセンターの作業員
登場人物Bトップハム・ハット卿の付き人ジェームスの車掌
登場人物C野鳥観察者灰色のベストを着た女性?トップハム・ハット卿のお母さんの友人眼鏡をかけた黒人男性
登場スポットティッドマス機関庫
ナップフォード駅
ナップフォード操車場
ゴードンの丘
橋と下のトンネル?
ソドー整備工場(言及のみ)
あらすじフィリップゴードンと競争して勝った事を皆に自慢していた。ある時彼の自分勝手さを不満に思ったジェームスは、いつもより沢山の貨車を運んでフィリップに自分の立派さを見せつけようとするが・・・。
メモフィリップ2回目の主役回。
前回ちゃんと走って行ったスタフォードの列車だが今回の回想では何故か戻って静止していた。(CGミス)
フィリップ、初めてロッキーと会話する。
・「やくにたつきかんしゃ」がBGMとして流れる*1
ジェームスが小型の機関車と対決をするのは第10シーズンまけずぎらいのダンカン』以来となる*2
ジェームス第1シーズンきたないきかんしゃ』以来久々にゴードンの丘から貨車に突き飛ばされる*3
あの時のトビートーマススカーロイダンカンネビルディーゼルスティーブン続いて、橋から転落しそうになるジェームス*4
ジェームスティッドマス機関庫に居なくて寂しいのか、フィリップを別の寝床で寝かせようとするゴードンだが、第21シーズンからフィリップ寝床公開される。
チャーリーは長編第12作『きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち』まで出番無し。
・この話のゴードンは『ソルティーはうみをいく』に続いて終始笑わなかった*5
この後も、ジェームス『自分勝手』と言われる事になる。
・この回で学べることは『無理が通れば道理が引っ込む』という事。
台詞ナレーターフィリップは、一寸やんちゃな箱型のディーゼル機関車だ。初めてソドー島に来た時も勝手にゴードンに競争を挑み…」(警笛)
ゴードン「ああっ!?」
フィリップ「一に着いて、ほ~ら!」
ゴードン「行け!」」
フィリップ「やった~!」
ゴードン「あっちに…!」
ナレーター「本当はゴードンが走っていなかったのに、自分が競争で勝ったと言い回っていた。」
ゴードン「あ~あ…。」
ナレーター「ある日フィリップは、操車場で働いていた。」
トーマス「やあフィリップ!調子は如何だい?」
フィリップ「最高だよトーマス。見て見て!凄く速く操車場の反対側迄行けるんだ!」
トーマス「フフフフフッ!あっ。」(汽笛)
ジェームス「フン!」
トーマス「どうかしたの?ジェームス。」
ジェームス「また、トップハム・ハット卿に貨物列車を牽けって言われたんだよ!僕はこんなにピッカピカで立派な機関車なんだぞ!何で埃塗れのおんぼろ貨車を牽かなきゃいけないのさ!」
フィリップ「あれジェームス!僕ちゃんがどれだけ早いか見てた?」
ジェームス「いいやフィリップ、全然見てないよ。」
フィリップ「えぇ~…じゃあもう一度見せよっか?」
トーマス「フフフフフッ、いい考えだね。また見せて。」
フィリップ「分かったよ。いい?よ~しいっくぞ~!それ~~~!」
ナレータートーマスは、フィリップの事を気に入ったが、周りの皆もそう思っていた訳ではなかった。」
ジェームス「あぁ~、あの新入り機関車君何だか自分勝手だね。何時もやんちゃ過ぎるし自慢話ばっかりしてるじゃないか?」
トーマス「自分勝手だって?ハハハハハッ!がそんな事を言うとわね。」
ジェームス「アッ?」
フィリップ「ねえ見てた?ねえねえ見てた?僕ちゃんの事見てた?」
ジェームス「ハイハイ、見てましたよ。」
トーマスジェームスの事は気にしないでね。貨車を牽かなきゃいけないから不機嫌なんだ。」
フィリップ「へぇその貨車を牽くんだ?それ僕ちゃんが入れ替えたんだけど酪使用だったな。何時もはもっと沢山牽くんだよ。僕ちゃん凄く力持ちだからさ!」
ジェームス「君が?フッ…力持ち?フン!其れ位、大した事無いね。僕だったら間違い無く、もっともっと沢山の貨車を集めて来るから、まあそこで見てなよ。」
フィリップ「分かったよ。でも僕ちゃんには叶わないだろうな~!」
ジェームス「あ~あ…ほ~ら言ったとおりだったろ。物凄くやんちゃ過ぎるよ。」
トーマス「フッハハハハハハッ…!」
ジェームス「う~ん!うん!」
アニー「いいわねクララベル?ほら来たわよ!」
トーマス「ハハハハ其れじゃ行こうか。お客さんが待っているよ。」
クララベル「あら!あれ見てトーマス。」
ジェームス「あの箱型のディーゼル機関車に、本当に立派なのは誰か見せつけてやるんだ!」
トーマス「うわっ!ジェームスジェームス!幾等何でも貨車が多すぎるんじゃない?」
ナレータートーマスは、乗客を迎えにナップフォード駅へやって来た。」
フィリップ「見てみてトーマス!僕ちゃんジェームスより沢山の貨車を牽いてるよ。」
トーマス「でも…その貨車全部空っぽじゃないか。」
フィリップ「分かっているよ。でも、ジェームスより多いのは間違い無いでしょ。此れを採石場まで持って行くんだ~。」
トーマスフィリップってやっぱり、やんちゃ過ぎるね!」
エドワード「ああ、『世界を見たい』って言ってた何処かのタンク機関車を思い出すよ…」
トーマス「フフフフフ。」
ナレータージェームスは、とんでもない数の貨車を牽いて走り出したが直ぐに後悔した。」
ジェームス「うぅ~っ!」
ナレーター「前に進むだけでも大変だったのだ。特に上り坂はきつい!」
ジェームス「凄く…重いな…!うぅ~すっごく重い…!うっ…ん~…!!はぁ…はぁ!すっごく…軽~い!」
ナレーター「そして下り坂ではスピードを抑えるのも難しくなった。」
ジェームス「あら?あっああっ!あぁーーーーーー!!!!うっ…!うわわわわーーーーー…!!!うわっ…あぁ~!まずい…!かも…ねぇ~!」
ナレーター「そして問題が起きた。」
ジェームス「うわっ…おぉ~~~!!助...けて...誰か!助けてぇーーーー!!」
ナレーター「その頃、空っぽの貨車を運び終わったフィリップは、操車場へ戻ろうとしている所だった。」
ジェームス「あっ…誰か助けに来てよ~…!(警笛)あっ?お~い誰かいるの?トーマス?」
フィリップジェームス?そんな所で一体どうしたの?!」
ジェームス「ああフィリップ、あっ…大変なことになったんだ。ああっ!」
フィリップ「大変な事だって?」
ジェームス[近づかないで!今にも落ちそうなんだ!其れより助けを呼んで!」
フィリップ「おっと…。」
ジェームス「うぉっああっ…!!!!あ~ああっ!」
フィリップ「ああっ!ホラジェームス、言ったでしょ?僕ちゃんは力持ちだって。」
ジェームス「あぁ…助かったよ…。だけどこのままじゃレールの上に戻れないな。」
フィリップ「大丈夫だよ。直ぐに助けを呼びに…ってあれ?行けないや。」
ナレーター「幸い、ジェームスの車掌が小屋を見つけたので、其処から電話で助けを呼ぶ事が出来た。」
トップハム・ハット卿「もしもし?何!?そうか、何て事だ。ああ…その場所を教えてくれたまえ。」
ナレーターパーシーロッキーを連れて来て、ジェームスは何とか無事に線路に戻る事が出来た。」
ジェームス「あぁ~参ったな。僕のピッカピカのボディが、こんなに傷だらけになっちゃったじゃないか。」
ロッキー「地面に落ち無かっただけ良かったろ。」
フィリップ「僕ちゃんの御蔭!」
ロッキー「フフッ、ああそうだ。フィリップの御蔭だ。」
ジェームス「そうだね。有り難うフィリップ。自分勝手でやんちゃ過ぎるなんて言ってごめん…。」
フィリップ「何だって?自分勝手?」
トップハム・ハット卿ジェームスからその言葉を聞くとはな。自分の力以上に貨車を沢山牽く方がよっぽど自分勝手だろう?」
ジェームス「すみませんでした。」
ナレータージェームスソドー整備工場に連れて行かれた。勿論フィリップも修理が必要だったがそれより先に…この話を他の皆にも聞かせたいと思った。」
フィリップ「それでね。僕ちゃんが橋の下から飛び出した行き成りドッス~ン!ジェームスが、何と真上に落ちて来たんだ。」
・機関車達「えぇ!」
フィリップ「こうやって助けたって訳。」
ゴードン「あぁ~…。」
フィリップトップハム・ハット卿がこう言ってたよ。『あんな沢山の貨車を牽くなんて』ジェームスは本当に自分勝手だって。」
エドワード「君は、確かに勇気の有る機関車だねフィリップ
フィリップ「しかも力持ちだよ。」
エドワード「そうなんだ?でも一寸言い過ぎだよ。其れだと自分勝手に聞こえるよ。」
フィリップ「えぇ~?そうか…でも、まだジェームス程じゃないよ。」
・機関車達「ハハハハッ…!」
ゴードン「あぁ~…、このちっぽけな箱型のディーゼル機関車にさっさと別の寝場所を見つけないとな。」
・機関車達「ハハハハハハッ…!」
英国CVナレーターマーク・モラガン
トーマスジョン・ハスラー
エドワード/ヘンリー/ゴードン/ジェームス/トップハム・ハット卿/ソドーレスキューセンターの作業員キース・ウィッカム
パーシーナイジェル・ピルキントン
エミリー/アニークララベルテレサ・ギャラガー
フィリップラスムス・ハーディカー
ロッキーマット・ウィルキンソン
米国CVナレーターマーク・モラガン
トーマスジョセフ・メイ
エドワード/ロッキーウィリアム・ホープ
ヘンリー/ゴードンケリー・シェイル
ジェームスロブ・ラックストロー
パーシークリストファー・ラグランド
エミリージュール・デ・ヨング
フィリップラスムス・ハーディカー
アニークララベルテレサ・ギャラガー
トップハム・ハット卿/ソドーレスキューセンターの作業員キース・ウィッカム
日本CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
エドワード佐々木望
ヘンリー金丸淳一
ゴードン三宅健太
ジェームス江原正士
エミリー山崎依里奈
フィリップ小林大紀
アニークララベル吉岡さくら
ロッキー河本邦弘
トップハム・ハット卿田中完
ソドーレスキューセンターの作業員酒巻光宏
シリーズ前回やんちゃなフィリップ
シリーズ次回(英語)トーマスとあかちゃんシリーズ次回(日本)デンとダートはいいコンビ

*1 尚、エドワードの言及している『世界を見たがっていたタンク機関車』は、トーマスの事である。
*2 前回はダンカンと共に石炭の運搬量を競い、今回はあの時のディーゼル以上に貨車を沢山連結している。
*3 但し、貨車達に人格は無い。
*4 後にヘンリーも今回と似た事故を起こす。
*5 前回の回想シーンも含む。