きかんしゃトーマス キング・オブ・ザ・レイルウェイ トーマスと失われた王冠

Last-modified: 2020-05-31 (日) 03:26:55

『光輝く鎧の騎士達!さあ、位置について!よう~い!ド~ン!』
きかんしゃトーマス キング・オブ・ザ・レイルウェイ トーマスと失われた王冠(英国版) きかんしゃトーマス キング・オブ・ザ・レイルウェイ トーマスと失われた王冠(日本版)

日本語版タイトルきかんしゃトーマス キング・オブ・ザ・レイルウェイ トーマスと失われた王冠
英語版タイトルKing of the Railway
監督ロブ・シルベストリ
プロデューサー・ブライアン・リンチ
・イアン・マッキュー
・ハリム・ジャボー
脚本アンドリュー・ブレナー
音楽ロバート・ハーツホーン
ピーター・ハーツホーン
公開・2013年6月29日(ポーランド)
・2013年9月2日(英国)
・2013年9月15日(ハンガリー/ルーマニア)
・2013年9月17日(米国)
・2013年10月2日(オーストラリア/スウェーデン)
・2013年11月7日(メキシコ)
・2013年11月15日(フィンランド)
・2013年11月22日(ドイツ)
・2014年2月5日(ノルウェー)
・2014年5月1日(デンマーク)
・2014年5月17日(日本:劇場公開版)
・2014年10月15日(日本:DVD)
分数61分
アニメーション制作アーク・プロダクション
配給ヒット・エンターテインメント
登場キャラクターAトーマスエドワードヘンリーゴードンジェームスパーシートビーエミリースペンサーヒロベルスティーブンコナーケイトリンディーゼルパクストンスカーロイレニアスビクタールークミリーアニークララベルいたずら貨車・いじわる貨車木箱を積んだ無蓋貨車)、ジャックケビンクランキー
登場キャラクターBノベルティーサン・パリール馬と客車
登場キャラクターCロージーソルティースタフォードウィンストンピーター・サムラスティーヘンリエッタハロルドキャプテンメリックオーエン
登場キャラクターD無し
登場人物Aトップハム・ハット卿ノランビー伯爵ソドー整備工場の作業員
登場人物Bゴッドレッド王盗賊
登場人物Cハット卿夫人ミリーの機関士スティーブンの機関士スティーブンの機関助手スカーロイの機関士レニアスの機関士ピーター・サムの機関士ソドーブラスバンドブロンド髪の技師消防士野鳥観察者トップハム・ハット卿のお母さんの友人人形劇の演者の女性ブレンダム港の作業員ウルフステッド・キャッスル駅の作業員ウルフステッド城の作業員
登場人物Dボックスフォード公爵(言及のみ)、ボックスフォード公爵婦人(言及のみ)、ブレンダム港の責任者(言及のみ)
登場スポットナップフォード駅
ブレンダム港
ティッドマス機関庫
ゴードンの丘
ソドー整備工場
ブルーマウンテンの採石場
ソドーレスキューセンター
ヴィカーズタウン橋
可動橋
ウルフステッド城
ウルフステッド城の転車台
ウルフステッド・キャッスル駅
あらすじ・長年世界中を旅していたソドー島の伯爵、ロバート・ノランビー卿が帰って来た。伯爵は自分の領地であるウルフステッド城を復元させる為に宝物を集めていた。しかし、嘗て、城にいたゴッドレッド王の王冠は見つかっていなかった・・・。
挿入歌Working Together Again?
Searching Everywhere?
It's Gonna be a Great Day?
メモきかんしゃトーマス長編映画作品第8作目およびCG長編作品第5作目。
・時系列は第16シーズン第17シーズンの間の物語。*1
・この長編作品からナレーターマーク・モラガンに変更された。
・この長編作品からCG製作がアーク・プロダクションに変わり、制作スタッフも一新された。
スティーブンケイトリンコナーミリーノランビー伯爵初登場。
ノベルティーサン・パリール馬と客車武勇伝のみ登場。
ジャック第12シーズンめいれいのきてき』以来久々の登場*2
メイビスロッキーが登場しない最初の長編作品。
ロッキーブッチフリン以外のレスキュー・チーム?のメンバーとサー・ハンデル以外のスカーロイ鉄道の機関車が登場した作品でもある。
スタフォード長編作品初登場*3
ボブ・ゴルディングレベッカ・オマラジョナサン・フォーブスミランダ・レーゾンマイク・グレイディデヴィッド・メンキン斉藤美菜子がボイスキャストに参加。
鈴木清信さん、第12シーズントーマスはヒーロー』以来ボイスキャストに復帰する。
・この長編作品から根本圭子さんがジャックの声を担当する。
・お笑いコンビのオリエンタルラジオがゲスト声優に参加。
・沢山の人達に歓迎されて少し戸惑うノランビー伯爵だが、自分の歓迎会だと言う事に気が付いていない。
・原作では設定のみだったヴィカーズタウン橋が本作及びTVシリーズに初登場する。
・2時までの約束だが既に午後4時20分になっているのに気づかない伯爵。
ブルーマウンテンの採石場で普通の無蓋貨車を引くスカーロイ
スティーブンが来てから色んな場所に出現するラスティー
あの時ピーター・サム同様、煙突が折れてしまったスティーブン
・未公開シーンではノランビー伯爵がミリーに乗って手を振るシーンがある。
ヒロ第15シーズンヒロのホームシック』、ベル長編第6作以来久々に喋る。
キャプテン第18シーズンエミリーちきゅうをすくう?』まで出番なし。
ハロルド、次に長編作品に出るのは4年後となる。
ベン・スモールさんがトビーレニアスの声を担当する最後の長編作品。
納谷六朗さんがトップハム・ハット卿の声を担当する最後の長編作品。
・この作品ではレニアスの機関士ピーター・サムの機関士の制服が濃青になっている。
パーシーゴードンナップフォード駅に止まっているシーンで女の子に色が付いていない*4
・一瞬だがコナーの客車が1台だけ緑の急行客車になっているシーンと、ケイトリンの客車が消えているシーンがある*5
ソドー整備工場のシーンでゴードンのピストンシリンダーがずれている*6
・夕方のシーンでスペンサーネームプレートと車輪が黒くなっている。
・この作品から十数年後、再びウルフステッド城王冠窃盗事件が発生する。
河本邦弘さんと根本圭子さんは其々2役、吉岡さくらさんは4役担当している。
・後の第22シーズントーマスとパンダ』の振り返り映像で使い回される。
台詞ナレーターソドー島は良く晴れた素晴らしい一日を迎えている。トーマスパーシーはブレンダムの港で貨車を押していた。」
トーマス「アハハ!気を付けてパーシー!貨車が通るよ!」
ナレーター「彼らは貨車で遊んでいた。」
クランキー「お前達!そのうち事故を起こしちまうぞ!」
トーマス「大丈夫だってばクランキー!」
パーシー「だって、ちゃんと気を付けてるもん!もう一台行くからねトーマス!」
ナレーター「でもトーマスパーシーはちゃんと気を付けてはいなかった。」
トーマス「フハハハハ!今度は君の貨車だよ!」
パーシー「うっ!ああ…!トーマスぅ!」
クランキー「あ~あ!だからさっき言っただろう!」
パーシー「見て…!人の形の…ロボットだよぅ…!」
トーマス「ええ?ロボットだって?」
クランキー「お前たちは何も知らないんだな。それはロボットじゃないぞ。大昔に騎士が着ていた「鎧」って呼ばれてるもんだ。傷つけたりなんかしてないだろうな?」
パーシー「それは…平気だと思うけど……うわぁぁ!!動き出したよぉ!」
トーマス「大丈夫だよパーシー。只の鎧なんだからさ。でも、一体誰の鎧なんだろう?」
ナレーター「遠い昔、まだ鉄道がないころソドー島は何人かの王様が支配していた。中でも一番偉大だったのがゴッドレッド王だ。彼は島の人々に愛されていた。鎧を着た勇敢な騎士と共に侵略者たちからソドー島を守ったのだ。その御蔭で平和な日々が続き島はとても栄えていた。ゴッドレッド王は金の王冠を被っていた。だが或る日、その王冠が盗まれた。軈て泥棒は捕まったが王冠は見つからないままだった。それ以来その王冠を見た物は誰も居ない。ゴッドレッド王のお城の遺跡はウルステッドにまだ残っている。其処は、ノランビー伯爵の領地だ。今では輝く鎧を着た騎士ではなく鉄道を走る機関車がソドー島の主役だった。彼等はソドー島以外でも活躍していてヴィカーズタウン橋を行き来していた。その橋はお城の跳ね橋と同じように船が通る時は上に開くのだ。或る日、トーマスアニークララベルを連れて洗車場にやって来た。すると其処には他にも大勢の仲間が集まっていた。」
トーマス「どうして今日は皆、洗車場に来ているのかな?」
クララベル「きっと何かがあるのよ。」
アニー「今日は特別な日に違いないわ。」
エミリースペンサーソドー島に来るって聞いたわよ。」
ゴードン「まさか、スペンサーなんかの為に綺麗して貰う訳じゃないよな!?」
ジェームス「聞いた話だと『大切なお客さんを乗せる』ってさ。」
トップハム・ハット卿ジェームスの言う通りだ。おっと!今日はとっても特別なお客さんを迎えるんだ。私の古い友人のノランビー伯爵だよ。彼は何年もの間世界中を旅していたんだが、今日ソドー島に帰って来るんだ。そう言う事だから、駅も君達機関車もピカピカになって彼を迎えてくれたまえ!」
トーマス「アハッ。」
ナレータートーマス達は皆、とてもワクワクした。伯爵に会うのは今日が初めてだったのだ。」
子供達「わあ~!」
ナレーター「機関車皆と大勢の人々が伯爵を乗せたスペンサーの到着を待っていた。」
ベル「さあ来たわよ~!」
トップハム・ハット卿「お集まり頂いた皆さん!そして機関車と客車の皆!ご紹介しましょう!こちらはロバート・ノランビー卿!ソドー島の伯爵で~す!」
ノランビー伯爵「おや?お祝い事かな?楽しそうですね!」(初台詞)
トップハム・ハット卿「アハ~!んん!こうして集まっているのはですね、ノランビー伯爵。歓迎の…。」
ノランビー伯爵「いやいや、お構いなく。続けてください。お邪魔する気はないですから。それに2時までに領地に行くとミリーに約束してるのであ~る。」
トップハム・ハット卿「そうですか…。」
ノランビー伯爵「パーティーを楽しんでね!何と面白そうですな!さようなら!」
トーマスミリー?一体誰だろう?」
ジェームス「さあ知らないね。聞いたこともない名前だ。」
パーシー「ああ~大変だぁ!遅れちゃったよぅ…伯爵はもう到着した?」
ゴードン「もう行っちまったぞパーシー!あっと言う間にな!」
パーシー「いー!?あーあ…」
ナレーター「次の日の朝、トーマスは伯爵へ届ける荷物を受け取りにブレンダムの港に来ていた。」
トーマス「じゃあねクランキー!」
クランキー「ああ、またなトーマス!くれぐれも気を付けて運ぶんだぞ!」
ナレータートーマスは、伯爵の領地に続く急な坂をゆっくりと登っていた。」
トーマス「うはあ~!ハハハッ!」
ノランビー伯爵「素晴らしい!実に見事だ!いやもっと高く、大きく、派手にするんだ!ははあ!最初の荷物が到着したようだな!ミリーーー!!!」
ミリー「今行きまーす!坂を上ってた蒸気機関車は貴方ね!」(初台詞)
トーマス「こんにちは。君がミリー?」
ミリー「そうよ!フフフ!伯爵のためにこの領地を走ってるの!あなたはトーマスよね?」
トーマス「そうだよ。でも会うのは今日が初めてだよね?」
ミリー「ええ、仕方がなかったの。伯爵が長い旅に出ていた間、私はずっと機関庫に居たから!でも今はまた外に出て走り回ってるのよ!」
ノランビー伯爵「まだ動くなよミリー!荷物を載せてるんだ!」
ミリー「おっ。イヒヒ。ごめんなさーい。」
トーマス「大変だ。港で僕が落とした荷物だ!鎧が入ってるのに大丈夫かな?」
ノランビー伯爵「この鎧はとても古くて貴重なものだ。あー!でもこれは、とっても頑丈にできているんだよ。だから心配はいらない。私の隣にその鎧を乗せてくれ!護衛になってもらおうじゃないか!」
トーマス/ミリー「(笑い声)」
ノランビー伯爵「ありがとうトーマス!はぁ~。これでゴッドレッド王の金の王冠があれば完璧なんだがな。私の計画に一つだけ足りない物が有るとすれば、その王冠だよ。」
ミリー「またね~トーマス~!」
トーマス「さよなら!」
ナレーター「伯爵の計画と金の王冠の事をトーマスはもっとよく知りたいと思った。ある夕方、ヴィカーズタウン橋を渡って…、銀色に輝く流線型の機関車がソドー島に戻って来た。」
ヒロ「うわ! こらスペンサー!」
ゴードン「もう、戻って来たのか?」
スペンサー「実は、ボックスフォード公爵からノランビー伯爵の専用機関車として走るように頼まれたんだ。しばらくの間ね。」
ゴードン「普通の機関車はもっと役に立つ機関車をするけどな。例えば、急行列車を牽いて走ったり、重い荷物を運んだりするんだ。」
・機関車達「(笑い声)」
スペンサー「専用機関車として走るのだって、役に立つ仕事だよゴードン。伯爵と公爵は1番立派な機関車にしか乗らないからね。それに、1番速くないと。」
ゴードン「一番速いのはお前じゃないスペンサー。これ俺だよ。だから俺様が急行列車を牽いてるんだ!」
スペンサー「僕の方が君より速いに決まってるじゃないか。見れば分かるだろう?僕は、流線型だよ。」
パーシー「それならどっちが速いか競走して決めたら?」
スペンサー「ああもちろん、望む所だよ。」
ゴードン「俺様だって望む所だ!あ~それじゃ明日の朝一番で勝負だ!」
ナレーター「次の日の朝、パーシーゴードンの客車を運んで来た。」
ゴードンスペンサーは何処だ?今朝は俺と勝負をするはずだぞ。急行列車ってのはいつも時間に正確なんだ!」
パーシー「負けるのが怖くなったんじゃない?」
ゴードン「ハハハ~!まあ、そんな所だろうな。」
スペンサー「おはようゴードン。それじゃあどちらが速いか、競争だ!」
ゴードン「え?」
スペンサー「ハハハハハ!」
ゴードン「ちょっと待て!狡いじゃないか!スタートの合図が無かったぞ!」
ナレーターゴードンは急いでスペンサーを追いかけた。だが、重い客車を牽きながらスピードを上げるのは大変だった。ゴードンが追い付きそうになった時、スペンサー本線を離れて伯爵の領地へ続く線路に入った。」
ゴードン「一体何処に行くんだ?もう少しで追い付く所だったのに!」
スペンサー「悪いんだけど、実は僕これから役に立つ仕事をしなくちゃいけなくてね。だから勝負はまた今度だ。別の日によろしくぅ~。」
ナレーター「其れから少しして、ブレンダムの港で貨車を押していたパーシーは荷物の後ろに機関車が隠れている事に気が付いた。
パーシー「そりゃっ!!」
スペンサー「わっ。」
パーシー「…お?」
スペンサー「何なんだ、びっくりするじゃないか。」
パーシー「…あれ?あはははっ トーマスかと思ったんだ。こんなところで何してるの?貨車を押しに来たのかい?」
スペンサー「全く、そんなわけないじゃないか。港で大切な仕事の話があると言うから、伯爵を送って来たんだよ。」
パーシー「なぁんだあ~…残念だなぁ。君も役に立つ機関車になって荷物を運んでくれるのかと思ったのにさ!」
スペンサー「ふん!」
ナレーター「その日の午後、トーマスブルーマウンテンの採石場スペンサーに会った。」
トーマス「やあスペンサー!石を運びに来たのかい?」
スペンサー「そんな訳無いだろう。ここで大切な仕事があると言うから、伯爵を送って来た。」
ノランビー伯爵「ようしスペンサー!下がってくれ!」
トーマス「(笑い声)やっぱり石を運ぶんだスペンサー。やっと役に立つ仕事ができるね!」
スペンサー「あ~ぁ、石を運ぶなんて僕みたいな立派な機関車のする仕事じゃないのに!」
トーマス「伯爵は一番立派な機関車にしか乗らないんだったよね?忘れちゃった?」
ナレータースペンサーが走って行くのを見てトーマスは伯爵が大きな石を何にに使うのかが気になった。皆も伯爵の話題で盛り上がっていた。」
パーシー「レールと枕木を注文したんだって!きっと新しい線路を作るんだよぉ!」
ゴードン「新しい線路を作るのに大きな石は使わないだろうパーシー。」
ヒロ「橋を造る時は石を使うぞゴードン。それに新しい駅にもね。」
エミリー「でも、どうしてお城に駅を作る必要があるの?滅多に行く人はいないのに。」
ナレーター「丁度そこへトビーがやって来た。大事な知らせを伝えに来たのだ。」
トビーヘンリーが故障してしまったんだ!」
ゴードン「まさか、また特別な石炭が必要になったんじゃないだろうな?」
トビー「違うよゴードン!それはもう何年も前の話だ!ヘンリーの安全弁が壊れたんだよ。トップハム・ハット卿パーシーヘンリーの重い荷物を運んで欲しいって。伯爵の領地迄ね。」
パーシー「ええ!それ本当!?伯爵の領地に行けるのぉ?!伯爵が何を作ってるのか分かるぞ~!!」
エミリー「ねえ。パーシーが重い貨車を牽くのは無理じゃないかしらトビー?」
トビー「だけど、トップハム・ハット卿がそう言ったんだ。」
ナレーターパーシーブレンダムの港に着いた。故障してしまったヘンリーが側線に停まっている。パーシーはとてもワクワクしていた。長くて重い貨車を初めて牽く事になったからだ。」
パーシー「やあジェームス!ねえ聞いてよ?僕、伯爵の領地に行くんだ!トップハム・ハット卿に、この重い貨車を運ぶよう頼まれたんだよ!」
ジェームス「何言ってるんだいパーシートップハム・ハット卿は僕に貨車を頼んだんだ。君じゃないよ。」
パーシー「だけど、トビーがそう言ってたんだもぉん!」
ジェームストビーが?トビーが皆に仕事の指示を出す訳無いじゃないか!」
トーマス「やあ、皆~!僕この貨車を伯爵の領地迄運ぶよう、トップハム・ハット卿に頼まれたんだ。」
パーシー「でも僕が先に頼まれたのに!」
ジェームス「違うだろパーシー!君はトビーに言われたんじゃないか!」
トーマスジェームス!」
パーシー「何だよ!狡いじゃないか!」
ジェームス「ああもう、邪魔だから退いて!これは僕の運ぶ貨車だ!」
パーシー「違うってばぁ!だって、トップハム・ハット卿は…!」
トップハム・ハット卿「やあパーシー!トーマスジェームス!皆はもうすっかり出発の準備が出来ているようだな。」
パーシー「出発の準備って?」
ジェームスパーシーに退く様言って下さい!さっきから僕の邪魔をしているんです!」
トーマス「教えて下さい。本当は誰がこの貨車を牽くんですか?」
トップハム・ハット卿「ハッハー!勿論君達全員だよ!この貨車は物凄く重くてとても一台では牽けないからね。皆で一緒に運びたまえ!」
パーシー「一緒にぃ…?」
ジェームス「一緒にか…。」
トーマス「一緒にだ!」
ナレーター「こうして、トーマスパーシージェームスは貨車を連結すると、伯爵の領地に向かって走り出した。」
パーシー「うわぁ!」
トーマス「ヒィィ!」
ジェームス「どわぁ!」
ナレータートーマス達は伯爵の領地へとやって来た。其処には新しい線路や枕木や石、そして建築資材等が有った。」
トーマス「あ!」
ナレーター「そして、トーマスの友達ジャックの姿も有った。」
トーマスジャック!」
ジャック「お?」(CGアニメ初台詞)
トーマス「こんな所で何してるの?」
ジャック「やあトーマス!伯爵の建築工事を手伝っているんだ!ウルフステッド城を建て直してるんだよ!」
トーマス「わあ。これは何だか凄いなあ!」
ジェームス伯爵お城を作ってたのか!」
パーシー「うわ~ぉ!」
ジャック「じゃあ。そろそろ戻るよ。仕事が山程有るんだ!」
ナレーター「重い貨車が切り離され、ジェームスパーシーは建築資材を運んだ。そして、トーマスは残りの貨車を新しい側線の方へ押して行った。」
ノランビー伯爵「ああ!一寸待った!その荷物はソドー整備工場に運ぶんだトーマス。」
トーマス整備工場に?ふうん…。中身は何ですか?」
ジェームスビクターに届けるんですか?」
パーシービクターに?僕が運んでもいいですよね!お願いですぅ~!」
トーマス「僕が運びます!」
ジェームス「伯爵はきっと、僕みたいなかっこいい機関車に運んで貰いたい筈だ。そうですよね?」
ノランビー伯爵「ハッハー!君達がそんなに運びたいなら、この際皆で一緒に運んだらどうかね?」
ジェームス「重くない貨車を運ぶだけなのに、皆で一緒になんて無駄ですよ!」
パーシー「そう、ジェームス?じゃあ残ればいいよ!」
ジェームス「嫌だ!僕も行きたいんだってば!ねえ、待ってよ~!」
ナレーターソドー整備工場では彼等が一緒に来たのを見てビクターが吃驚していた。」
ビクター「こんにちは皆!態々皆揃って運んで来るなんて。その荷物は一体どんな物なんだい?」
トーマス「実は僕達も知らないだ。伯爵が内緒だって。」
ノランビー伯爵「吃驚させるのが好きなんだ!ハハッ!ほらね?さあ持ち上げてくれ!」
トーマス/ジェームス/パーシー「うわあ!」
ノランビー伯爵「こちらは私の友人スティーブンだ!」
スティーブン「吃驚したかーい!?」(初台詞)
トーマス「こんにちはスティーブン。」
パーシー「君みたいな機関車に会うのは初めてだよぉ!」
スティーブン「こんなに錆びついた機関車は珍しいだろう?アハハ、私は長い間休んでいたんだ。だからもう何年も走ってなくてね。」
トーマス「へえ、そうっだったんだ。」
パーシー「あの…君のボイラー壊れちゃってるみたいだけど…」
ジェームス「あと煙突もね。それからペンキも酷い状態だ。」
ノランビー伯爵「修理には結構時間がかかるな。でもスティーブンは見事な機関車だろう?」
ビクター「まあ、私達が何とかします。心配する事は無いぞ。すぐにお前さんを修理してあげるからな!」
スティーブン「それじゃ、又後で!」
トーマス「バイバイ!後で会おう!」
パーシー「じゃあまたねぇ!」
ジェームス「それじゃあねスティーブン!」
トーマス「伯爵!ずっと気になってて…その、皆知りたがってるんですけど…伯爵の計画って?如何してお城を立手直してるんですか?新しい線路まで…それにあの荷物の中身は?」
ノランビー伯爵「ハッハー!そのうち分かるよトーマス。もうすぐだから少しだけ待ってくれ。これも皆をアッと言わせる計画の一部なんだ。」
トーマススティーブンはどうですか?伯爵の計画に関係あるんですか?」
ノランビー伯爵スティーブンにはある仕事を頼むつもりなんだ。とても特別な仕事だよ。でも、このことはスティーブンにはまだ伝えない方がいいと思ってるんだトーマス。彼が仕事に取り掛かる前に色々と準備があるからね。」
トーマス「わかりました。スティーブンには言いません。約束します。」
ナレーター「その夜、ティッドマス機関庫ではトーマスパーシージェームスが皆にスティーブンの話をしていた。」
ゴードン「それでどんな機関車だって?」
パーシー「スティーブンはボイラーが木で覆われてるんだ。それに煙突が曲がってたっ。」
ジェームス「スクラップ置き場で長い間放って置かれたみたいな姿だったよ。」
トーマス「ベテランの機関車さ。きっと、僕達より経験豊富なはずだよ!」
エドワード「僕も早くスティーブンに会ってみたいなあ!」
エミリー「私もよ!」
ナレーター「次の日の朝、ヘンリーの安全弁は調子が悪いままだった。」
ヘンリー「は~ぁ。蒸気を吹き上げる事が出来ないんだ。」
エミリー「心配しないで。整備工場まで連れて行くわ。ビクターが直ぐ直してくれるはずよ。」
ナレーターエミリーは、ヘンリーを運ぶ事が出来て嬉しかった。ソドー整備工場スティーブンに会うことが出来る。だが到着すると、ソドー整備工場には誰も居なかった。」
エミリー「こんにちは。誰かいませんか?」
スティーブン「こんにちは!アハハ!ここだよ!」
エミリー「ん?」
スティーブン「フフフフ。」
エミリー「こんにちは。私はエミリー。あ それとこちらはヘンリーよ。」
スティーブンスティーブンだ。初めまして。」
ヘンリー「そんな所で何してるんだい?」
スティーブン「飛行機に変身している所なんだ!」
エミリー「本当?」
スティーブン「冗談だよ!色々調べて貰っている所さ。それに、車輪も修理が必要だ。」
ナレータースティーブンに会いたがったのはエミリーだけではなかった。」
ビクター「これは一体何事だ?皆勢揃いして。全員修理が必要なのかい?」
ゴードン「ええっと…。」
トビー「その…。」
ゴードン「その…。」
エドワード「つまり…。」
エミリー「私はここにヘンリーを運んできたの。だって彼には修理が必要でしょう?」
ゴードン「ああ。ウホン!俺はこの間煙突から煤が出来ちまったもんだから…。」
エドワード「僕はちょっとブレーキの調子が悪くてっね。それで…。」
トビー「実はね僕達皆スティーブンに会いに来たんだよ、ビクター。」
トーマス「僕達もだ!」
パーシー「(笑い声)」
スティーブン「本当に私に会いに来てくれたのかい?」
トーマス「ああ、スティーブン。」
パーシー「君みたいな機関車は初めてだからねっ!」
トビー「君は本当にすごく古い機関車なのかい?」
ビクタースティーブンは鉄道を最初に走った機関車の内の一台なんだ!」
スティーブン中田敦彦バージョン)「その通りだよ。私の武勇伝を聞くかい?ずっとこんなに錆ついてないんだよ。」
スティーブン金光宣明バージョン)「その通りだよ。走り始めたのは、随分前だ。ずっとこんなに錆ついてたんじゃないんだよ。」
スティーブン「昔は鉄道にまだ、機関車が走っていなかった。客車を引いていたのは、馬だった!その頃、蒸気機関車はまだ新しい乗り物で、人々は心配していたんだ。ハハハ。故障したり、停まってしまう事もよくあったからね。私達は、試験走行を繰り返した。でも、すぐに馬よりも力があって速いことを証明したんだ!昔の私は物凄く速かったんだぞ!ビューン!ってね。「ロケット」って呼ばれていた位だ。当時は、よく競争もしたな。大勢の人達が、見に来てくれたんだよ。私はまず鉱山で働き、それから港で働いた。ピストンを動かして懸命に走った!一度に貨車を、4台も牽く事が出来たんだよ!ハハハッ!でもその時から、機関車は変わってしまった。君達みたいに、もっと速くて強い機関車が現れたんだ。アハハ。だから私は、もう仕事をしないのさ。」
パーシー「輝く鎧を着た騎士を見た事が有る?」
スティーブン「フフフ。いいや、私はベテランだが、そこまで古くはないよ!念の為、言っとくが、恐竜も見た事は無いからね。」
・機関車達「(笑い声)」
スティーブン「気を悪くしないで。君の名前は?」
パーシーパーシーだよぅ…」
スティーブン「恥ずかしがる事無いよパーシー。質問をして、新しい事を学ぶのは、とてもいい事だ。」
ナレーター「其れから数週間、ソドー整備工場では皆が懸命にスティーブンの修理を進めていた。トーマス達が時間があればスティーブンに会いに来た。修理がどれ位進んだか気になっていたのだ。軈て、スティーブンはピカピカで綺麗になった。煙突は真っ直ぐになりボイラーも治った。炭水車と汽笛が取り付けられそしてボイラーには新しいペンキが塗られていた。」
トーマス「また役に立つ機関車になれるね!」
トップハム・ハット卿「おっほん!皆いないと思ったらここだったのか!君達には仕事があるんだ!早く自分の仕事に戻りたまえ!」
エドワード/ゴードン/エミリー「はい。すみませんでした。」
トーマス/ジェームス/パーシー「ごめんなさい。」
トップハム・ハット卿「待つんだパーシー。あとトーマスジェームスもだ。伯爵が、君達の力を借りたいと言ってる。特別な仕事だそうだ。仕事の内容が何かは分からないんだが、古い友人のためだ。出来るだけ彼の力になってあげたくてね。」
トーマス「わかりました。一生懸命やります!」
ナレータートーマス達はとてもワクワクしていた。でも、スティーブンはションボリしていた。」
スティーブン「君が羨ましいよトーマス。役に立つ仕事をするって大切だからな。」
ジェームス「早くトーマス。もう行かないと!」
ナレーター「その時、トーマスは素晴らしいアイデアを思いついた。」
トーマス「は!」
トーマス「伯爵が仕事を用意しているって事をスティーブンに教えてあげようか!?」
ジェームス「そんな事しなくていいってトーマス!」
トーマス「え?」
パーシースティーブンには内緒、って言われたでしょ?」
トーマス「でも、悲しそうなんだもん。教えてあげれば元気になってくれるよ。」
ナレータージェームスパーシーには其れが正しい行動なのかわらなかった。」
スティーブン「(笑い声)」
ナレーター「でも、スティーブンは信じない。」
スティーブン「それ本当なのかいトーマス?仕事なんて無理だよ!」
トーマス「じゃあ。伯爵は如何して君をソドー整備工場で修理したの?」
スティーブン「さあね、トーマス。でも、思いもよらない理由で、変わった事をする人もいるんだよ。私のボイラーで、お茶を沸かすつもりかもな!アハハ。」
トーマス「アハハ。まさか!ちゃんとした仕事があるんだよ!」
スティーブン「そうかな?」
トーマス「そうだよ!もう少し待ってて。伯爵はいつも吃驚する事を考えてるから!」
ナレータートーマスパーシージェームスはお城に続く急な坂を登った。工事中のお城はこの前とはずいぶん違って見えた。」
パーシー「うわあ!」
トーマス「立派なお城になってる!」
ジャック「皆、一生懸命働いているからね!よいしょ!」
ジェームス「ひょっとして、この石を運ぶ為に、伯爵に呼ばれたのかな?全然特別な仕事じゃないんだけど。」
ミリー「(笑い声)」
ノランビー伯爵「それは特別な仕事ではないよジェームス!着いておいで~!ハーッハハハ!」
パーシー「うわぁ……うわあ!!凄いなぁ~!!」
トーマス「これは吃驚だよ!」
ジェームス「うわーお!」
ソドー整備工場の作業員「真っ直ぐ、真っ直ぐだ。」
ナレータートーマスパーシージェームスは伯爵の特別な仕事が一体何なのか気になっていた。ソドー整備工場では、ヘンリーの修理が漸く終わった所だった。ヘンリーは仕事に戻れる事になった。スティーブンは自分の仕事が気になって仕方がなかった。」
スティーブン「私の新しい仕事の事を知ってるかな?」
ビクター「悪いなぁスティーブン。その件は分からないよ。」
スティーブンケビンは知ってるかい?」
ケビン「すんませんけど、僕にも全然わからないんです。」
ビクター「そう焦る事は無いさスティーブン。きっと、もうすぐ、誰かが教えてくれるはずだ。」
スティーブン「何もしないでじっとなんかしていられないぞ!今の私は、蒸気だって吹き上げられる!だったら、自分で探しに行かなくちゃな~!じゃあねビクター!またねケビン!」
ビクタースティーブン?何処に行くんだ?」
ナレーター「こうして、自分の新しい仕事を見つけるため勇敢な昔の騎士の様に堂々とスティーブンは走って行った。トーマスパーシージェームスは新しい仕事に励んでいた。お城の屋根を修復する作業員を手伝うのだ。トーマス達は高い足場を支える貨車を連結していた。屋根の骨組みを作る為に組まれたものだ。トーマス達が足場を少しずつ正確な位置に動かしていく。こんな仕事をするのは初めてだった。皆で息を合わせる事が大事だ。ゴードンが急行列車を牽いていると直ぐ近くにスペンサーがやって来た。」
スペンサー「やあ!のんびり屋さん。戻って来たぞ。僕達競争してるのかい、ゴードン?」
ゴードン「ああ、そうだ!だから今度は側線に逃げたりするんじゃないぞ!」
スペンサー「僕がそんなことする訳無いじゃないか!」
ナレータースペンサーは先に行こうとした。でも、ゴードンスペンサーに負けないよう並んで走った。その時、問題が起きた。」
スペンサー「あっ!おいちょっと!危ないぞ!」
ゴードン「ええっ!?」
ナレーターゴードンの前の線路に誰が走っていた。スティーブンだ。」
スティーブン「ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン♪」
スペンサー「又僕の勝ちだな、のんびり屋さん!」
ゴードン「ああ、全く、なんてこった!急いでくれスティーブン!昔は『ロケット』って呼ばれてたんだろ?」
スティーブン「おいおいおい、どうか落ち着いてくれゴードン!これでも精一杯スピードを出しているんだ。」
ナレーターゴードンは如何する事も出来ない。ゆっくり走るしかなかった。その頃お城ではトーマス達が仕事を続けていた。」
ソドー整備工場の作業員「いいぞ。」
パーシー「う~ん…!!」
ソドー整備工場の作業員「おい危ない!」
ジェームス「気を付けてよパーシー!」
パーシー「ごめぇん…なんだか緊張しちゃって…」
ジェームス「落ち着いて、慎重にやらなきゃ駄目だって。」
トーマスパーシージェームスも気をつけてね。」
ナレーター「その時、問題が起きた。」
ソドー整備工場の作業員「ああ、止まって!」
パーシートーマス!止まって!」
トーマス「え!?」
ナレーター「幸い怪我人は出なかった。」
トーマス「ふぅ。皆大丈夫かい?」
パーシー「何とかね。」
ジェームス「大丈夫じゃない!僕のピッカピカのボディが埃塗れだ!今すぐ洗車場に行って来なくちゃ!」
トーマス「洗車場に行ってる居る暇はないよジェームス。このまま仕事を続けなきゃ駄目だ。お城の完成に間に合わなくなっちゃうよ。」
ジェームス「って事は僕のボディは後回しって事かい!えん!」
ナレーターパクストンディーゼルはブレンダムの港に現れたスティーブンを見て驚いた。」
ディーゼル「あの古めかしい機関車一体誰だパクストン?木のボイラーなんかつけてるぞ。」
パクストン「さあ誰でしょうね?聞いてみますか?」
ディーゼル「そんな必要は無い。さ、退いた退いた!小さな機関車さんよ!俺達の仕事の邪魔だ!」
スティーブン「大事な用があるんだよ、オイル塗れさん!」
パクストン「ハハハハハッ!『オイル塗れさん』だって!」
スティーブン「私はスティーブンだ。新しい仕事を探してるとこでね。」
クランキー「ここで?ブレンダムの港でか?本気なのか?あんたみたいな古いタイプに出来る仕事は無いぞ。」
ディーゼル「その通りだ。大昔の蒸気機関車め。さっさとそこを退きな!ここじゃ最新式の俺達に仕事を任せておけばいいんだよ!」
パクストン「ごめんなさいスティーブンさん。でも、会えて嬉しかったです。」
ナレータースティーブンはガッカリした。でも、新しい仕事が港にないなら兎に角他を探すしか無いと思った。先程の片づけが終わり、トーマス達は屋根を作り上げる為また働いた。そして、等々最後の骨組みが完成した。彼等は仕事をやり遂げた。」
ソドー整備工場の作業員「やったぁ~!!」
ノランビー伯爵「君達の事を本当に誇りに思うよ。皆で力を合わせて実によく頑張ってくれたね。もうすぐ、皆を吃驚させる計画の準備が整うぞ!」
パーシー「何が吃驚なのか分かったかも!伯爵はソドー島の王様ですか!?」
ノランビー伯爵「違うよパーシー。私は王様なんかじゃないさ。」
パーシー「えぇっ…じゃあ…何がビックリなんですか?」
ノランビー伯爵「アハハ。外に出てごらん。そうすれば解る。」
ジェームス「その後で、洗車場に行ってもいいですか?」
ノランビー伯爵「ああ、勿論だよジェームス。行ってくるといい。」
ナレータースティーブンブルーマウンテンの採石場に向かっていた。」
スティーブン「忙しい採石場なら、私に出来る仕事があるはずだぞ。」
ナレーター「だが、ブルーマウンテンの採石場はとても広くとても騒々しかった。スティーブンが知っている採石場とは比べ物にならなかった。」
スカーロイ「やあこんにちは!」
スティーブン「こんにちは!」
ルーク「僕ルークだよ。君は誰?」
スティーブン「私はスティーブン。仕事を探してるんだ。出来ることは、あるかな?」
スカーロイ「う~ん。如何だろうなあ?」
ルーク「手伝って貰えたら助かるよ。」
レニアス「でも、ここは力仕事が多いんだけど大丈夫かい?」
スティーブン「力仕事?鉱山で働いてた時は、一度に4台の貨車を牽いていたんだ。仕事を手伝わせてくれ!もう一度、役に立つ機関車になりたいんだ!」
スカーロイ「分かったよ。」
レニアス「物は試しだ。」
ナレータースティーブンは建築資材が積まれた貨車を沢山連結した。」
スカーロイ「じゃあ、始めてくれスティーブン!」
スティーブン「うぅ…う~ん!!う~ん!はぁ…。」
ナレーター「貨車はとても重かった。作業員に1つ外して貰い、スティーブンは又進もうとした。更にもう一つ、何度も頑張った。こうして、スティーブンは何とか走り出した時には貨車は一つだけになっていた。」
スティーブン「よ~しやったぞ!私は力持ちなんだ!それに、走るのだってずっと速いんだ!」
ルーク「カーブに気をつけてスティーブン!」
レニアス「危な~~~い!!!」
ナレーター「だが、もう手遅れだった。カーブに差し掛かった時、スティーブンは思い貨車に押されてもう少しで脱線しそうになった。」
スティーブン「うわ!あ~!」
スカーロイ「済まないなスティーブン。一生懸命なのは分かった。だけど…ここでの仕事は君には無理だよ。」
スティーブン「ああ…私が鉱山で引いていた貨車は、こんなに重くなかったんだ。もっと小さかったしね。この辺りに、鉱山はあるかい?」
スカーロイ「う~ん。ウルフステッド城の近くに古い鉱山が有ったな。でも、もう、誰もそこでは働いてないはずだ。」
スティーブン「まあ、取り敢えず行ってみるよ。さよなら!」
ナレータースティーブンは新しい仕事を探す為、再び走り出した。その頃、伯爵の領地ではトーマス達が伯爵の荷物の中身を目にして吃驚していた。其処には王様の椅子や投石器、旗にタペストリー、古い石像や盾、鎧まであった。世界中から集められた物だ。」
トーマス「うわ~。」
パーシー「見てトーマス!また鎧がある… はぁぁっ!!トーマス…あの鎧動いてる…生きてるんだよお~!…」
トーマス「フッハハハ。今のは作業員さんが後ろから動かしてたんだパーシー。」
ノランビー伯爵「これは全て私の計画に必要な物なんだ。実は、ウルフステッド城を一般公開しようと思っているんだよ!大勢の人にね!あらゆる場所から沢山のお客さんが私の中世のお宝を見に来てくれるはずだ。」
トーマス「じゃ、金の王冠もあるんですか?」
ノランビー伯爵「ええと…それなんだがね…残念ながら、ゴッドレッド王の金の王冠だけどうしても見つけられなかったんだ。」
ミリー「だけどねトーマススティーブンお城の案内役として走る予定なのよ!」
ノランビー伯爵「ああ!そうなんだ!もうスティーブンに新しい仕事の話をしてもいいぞトーマス!」
ジェームス「じゃあ僕は洗車場に行ってもいいですか?」
ノランビー伯爵「ハハハ。ああジェームス。勿論行って構わないぞ!ああ、しまった!貨車を港まで運んで貰う仕事がまだ残っていたのを忘れてたよ。」
ナレーター「その頃、ヒロメインランドから上機嫌で戻って来る所だった。その時…」
ヒロ「うわ!驚いたな!」
ナレータージェームスは綺麗にして貰って満足していた。その時…。」
ジェームス「今のは一体何だ?」
ナレーターゴードンスペンサーはもう一度競争を楽しんでいた。その時…。」
スペンサー「今のは誰だ!?」
ゴードン「さあ俺にも聞かれてもな。見た事も無い奴だ。」
ナレーター「前の方に高速機関車が赤信号で止まっていた。両方共スペンサーと同じ流線型だ。」
コナー「こんにちは!僕はコナー。」(初台詞)
ケイトリン「私はケイトリンウルフステッド城に行くお客さん達を乗せて、このソドー島に来たの。」(初台詞)
コナー「試しに時間を図りながら競争してるとこさ。一緒に走る?」
ゴードン「ああ、ええっと…実はナップフォード駅に戻らないといけないんだ。」
スペンサー「そうだ。生憎僕にもまだ仕事が残っていてね。ま、競争なんてしないし。」
ゴードン「だよな。俺達忙しくて競争してる暇も無いんだ。」
コナー/ケイトリン「それじゃ、またね!」
ナレーター「お城の裏の坂を登って居たスティーブンは古い鉱山に続いている線路を見つけた。」
スティーブン「あったぞ!これが仕事を見つける最後のチャンスかも!私だって、役に立つとアピールしないとな!」
ナレータースティーブンは、木々が生い茂る線路を進んで行った。漸く鉱山の入り口まで来る事が出来たが其処は板で塞がれていた。」
スティーブン「やっぱり…もう誰もここで働いていないんだ…はぁ…トーマスは間違ってた…私に出来る仕事なんて何処にも無いんだ…走るのだって遅いし、力だってこれっぽっちも無い…!」
ナレーター「その頃、トーマスパーシーは石を載せたいたずら貨車達を押して行く所だった。伯爵トーマスパーシーだけでは運べないと思った。」
ノランビー伯爵トップハム・ハット卿に連絡しよう。もう一度、ジェームスに戻って来て貰う様頼まないと。」
ナレーター「でも、トーマスジェームスに戻るよう待っていられなかった。」
トーマスパーシーと僕だけで大丈夫ですよ。」
ナレーター「新しい仕事の事を早くスティーブンに伝えたかったのだ。」
パーシー「一寸待ってトーマス!どっちかが先頭に行かなきゃ、坂の所でスピードが出過ぎちゃうよ!」
ナレーター「ところが手遅れだった。いたずら貨車達はもう坂の上に着いて、いたずら貨車達はもう坂の上について後ろに居るトーマスパーシーを引っ張りながら前に進み続けた。」
貨車達「(笑い声)」
トーマス/パーシー「(叫び声)」
トーマス「どうしよう大変だ!」
貨車達「(笑い声)」
ナレーター「いたずら貨車達が重過ぎてブレーキが利かない。」
貨車達「もっと速く!もっと速く!」
トーマス/パーシー「(叫び声)」
スティーブン「あの音はもしや…暴走列車だぁーっ!!」
ナレータースティーブンは板を突き破って行くしか無かった。」
貨車達「うわぁ~!!」
トーマス「ホント危なったねパーシー!大事故になる所だったよ。」
ナレータートーマスパーシーは貨車を牽いてバックした。」
トーマス「ふぅ…。」
ナレーター「だが、彼等はスティーブン鉱山の中に閉じ込められてしまった事に気付いていなかった。その頃、ソドー島ウルフステッド城のお披露目が近づき、とても賑わっていた。大勢の観光客メインランドからお城に向かっている。機関車達は皆一所懸命役に立つ仕事をしていた。トーマススティーブンに会う為ソドー整備工場にやって来た。」
トーマス「やあビクタースティーブンはどこ?」
ビクター「それが分からないんだ。大急ぎで出て行ってね。新しい仕事を探しに行ったみたいだ。」
トーマス「新しい仕事?何をするかも知らないのに!スティーブンは一体何処へ行ったんだろう?」
ナレータートーマススティーブンが心配だった。ジェームスパーシートーマスから話を聞いて心配になった。」
ジェームス「だから言ったろ。伯爵からスティーブンには内緒する様にって言われたのに、何か有ったらどうするの?」
トーマス「きっと大丈夫だよ。兎に角探そう。」
ナレーター「こうして、トーマス達はスティーブンを探す為に走り出した。彼等はスティーブンを見かけたか聞いて回った。」
ミリー「ごめんねパーシー。私、スティーブンは見かけてないわ。」
ジャックお城には来なかったと思うけどな。」
クランキー「あの古めかしい機関車か?ああ…ここに来たぞジェームス!でも、ディーゼルに追い払われちまったんだ!」
ルークスティーブンは頑張ってくれたよ。でも、ここの貨車は重過ぎたみたい。」
ナレーター「誰も、スティーブンの行方を知らなかった。そのうち日が暮れ始めた。」
スティーブン「どうか私の事を探し出してくれ!スティーブンはここだ。助けて~!はぁ…自分で出口を見つけるしか無さそうだ…蒸気が無くなってしまう前に…」
ナレータースティーブンは鉱山の中を走り回ったが、別の出口は見つからなかった。更に悪い事にカーブの先で岩に衝突してしまった。
スティーブン「うわっ!」
ナレーター「そして、岩が崩れ落ちた。ティッドマス機関庫では、トーマスが皆にスティーブンを行方不明だと伝えていた。
ゴードン「そんな遠くには行っていないんじゃないか。」
トーマス「でも、今頃危ない目に合ってるかも。」
ゴードン「お前が有りも無い仕事の事を話したりするからだぞ!」
トーマス「でも、本当に伯爵の為に仕事をするんだ!皆で協力してスティーブンを無事で見つけようよ!」
スティーブン「(咳き込む)」
ナレーター「土煙が収まると、スティーブンは古い木箱があるのに気付いた。崩れた岩の中から出てきたようだ。」
スティーブン「線路から退かさないとな。うわぁ…これは又なんて美しいんだ!」
ナレーター「次の朝早く、トーマスは急いで皆を起こした。大事な事をお願いする為だった。」(汽笛)
トーマス「ほらほら皆!早く出発の準備して!皆で一緒にスティーブンを探そう!」
トップハム・ハット卿トーマスジェームスパーシー!一体何処へ行くんだね?」
トーマス「すみません。だけど、伯爵の大切なスティーブンが行方不明なんです!探しに行かないと!」
ノランビー伯爵スティーブンを見なかったかい?ソドー整備工場を出た切り、行方が分からないんだ!ウルフステッド城のお披露目には、彼が必要だ。もう明日なのに!」
トップハム・ハット卿「それは大変ですな!」
トーマス「僕達も、スティーブンを探して来ていいでしょうか?」
トップハム・ハット卿「いいだろうトーマス。君達の仕事は誰かに代わって貰おう。」
トーマス「有り難うございます。」
ノランビー伯爵「ああ良かった。有り難うトップハム・ハット卿!」
トップハム・ハット卿「それから、ソドーレスキューセンターの方にも警戒態勢を取らせておきましょう。」
トーマススティーブン!」
パーシースティーブン!」
ジェームススティーブン!」
ケイトリンスティーブン!」
コナースティーブン!」
ナレーター「皆で、島中の操車場や、駅、トンネルを探し回った。だがスティーブンの姿はなかった。何処にもだ。」
スティーブン「兎に角…走り…続けなきゃ!」
ナレータースティーブンの蒸気はもう少しでなくなりそうだった。」
スティーブン「ええ!?信じられない…!同じ場所に戻ってきたのか…!ここは私が最初に走り出した場所じゃないか!」
ナレーター「少しずつ、そしてゆっくりとスティーブンは走り続けた。然し…。」
スティーブン「もう、これ以上…動け…ないよ…」
パーシー「待ってトーマス…この先も探した方がいいよ。」
トーマス「でも、ここは絶対に居ないって。古い鉱山に続く線路だよ。貨車を運んでる時にも来たけど、いなかったでしょ?」
パーシー「もう一度、探してみた方がいいんじゃない?念の為にね。」
トーマス「うん、わかった。見て来るね。君は採石場を探して!」
パーシー「大丈夫だよトーマス!スティーブンはきっと見つかるって!」
ナレーター「こうして、トーマスは木々が生い茂る線路を進んで行った。」
トーマススティーブン!スティーブン!」
ナレーターレール?を支える木材が腐っていて、線路の一部が今にも壊れそうだった。」
トーマス「うわっ!」
ナレータートーマスは線路の端迄やって来た。鉱山のトンネルは沢山の岩で塞がれている。」
トーマス「やっぱりここにはいないかぁ…。」
ナレーター「その場を離れようとした時、トーマスは線路の下に何か落ちている事に気付いた。」
トーマス「ああ!あれはスティーブンの煙突だ!スティーブン!スティーブン!!」
スティーブン「うん?トーマス?」
ナレータースティーブンは汽笛を鳴らそうとしたが、もう音は出なかった。ボイラーは殆どからだったのだ。」
トーマス「返事が無いぞ。やっぱりいないのかな。この煙突もスティーブンのじゃないんだ。」
ナレータースティーブンは何とか汽笛を鳴らそうと有りっ丈の力を振り絞った。すると…。」(汽笛)
トーマス「あ!汽笛の音がしたぞ!きっとスティーブンだ!大丈夫だよスティーブン!直ぐに助けてあげるからね!岩を退かすのに助けを呼んでくるから待ってて!」
ナレータートーマスは出来るだけ早く走った。助けを呼ぶ為にウルフステッド城へと急ぐ。」
トーマスジャック!ジャック!」
ジャック「え?どうしたんだいトーマス?」
ナレータートーマスは古い鉱山へ急いで戻った。ジャックも一緒だ。」
トーマススティーブン戻ったよ!友達のジャックを連れて来たんだ!岩を動かせるよ!直ぐ君を其処から出してあげるからね!」
ナレーター「でも、スティーブンは何も答えなかった。」
ジャック「さあ、このジャックに任せてくれ!心配ないよ!君が入れるようにするから!」
ナレーター「入口の岩が取り除かれると、トーマスは中へ急いだ。」
ジャック「気を付けるんだぞ!」
ナレーター「異端で壊れそうな線路が軋んだ。でも、トーマスは勇敢にトンネルの奥まで進んで行った。」
トーマススティーブン!スティーブン!」
スティーブントーマス!ああ、戻って来てくれないかと思ったよ。」
トーマス「もう大丈夫だよスティーブン。僕がここから出してあげるからね。」
スティーブン「本当かい?鉱山で働こうかと思っていたんだ。トンネルの出口すら見つけられなかった。残念だが、君は間違ってたよ。私は役立たずの機関車なんだ。」
トーマス「そんな事無い。伯爵は君に仕事を頼むってさ!お城で働くんだよ!」
スティーブン「私みたいな古い機関車が仕事をする?それ本当かい?」
トーマス「うん!伯爵ウルフステッド城を直したんだ!君はそこで、お客さん達を案内するんだよ!輝くのを着た伯爵の新しい騎士になるんだ!」
スティーブン「私が?そりゃ凄い!助け出してくれてどうも有り難う!立派な騎士も、鉱山に居たんじゃ役に立たないだろうからね!」
ノランビー伯爵スティーブン!」
パーシー/ジャック「わーい!」
ジェームス「やったー!」
ナレーター「外には知らせを聞いた皆が集まっていた。」
スティーブン「まさか皆、私に会いに来た訳じゃないでしょう?」
ノランビー伯爵「いやいや、会いに来たんだよ!だって、君はとても大切な機関車だからね!明日の為に、君にも準備をして貰わないといけないのだ。」
トーマス「僕の言った通りでしょ?」
スティーブン「そうだ伯爵!大きな木箱を見つけたんですよ。その中に…」
ジェームス「拙い!」
ノランビー伯爵「危な~い!」
スティーブン「踏ん張れ!線路が崩れてるぞ!」
トーマス「滑って引っ張れない!」
スティーブン「踏ん張るんだ!頼む、何とか踏ん張ってくれ!」
ジャック「今行くぞ!トーマス!」
ノランビー伯爵「しっかり支えてジャック!」
トーマス「うわあ!どうしよう!」
スティーブン「急げ、トーマス!引っ張るんだ!ジャックも長くは持たない!」
ノランビー伯爵「いいぞ!よくやった!」
ジェームス「凄いぞ!」
パーシー「やった!」
ジャック「ふう!」
ノランビー伯爵「よくやったぞジャック!トーマスも有り難う!」
トーマス/ノランビー伯爵「フフフ。」
ノランビー伯爵「さあ、準備を続ける事にしよう。明日は本当に特別な一日になるからな!」
ナレーター「次の日、ウルフステッド城は無事にお披露目の日を迎えた。沢山の人々が島中から集まった。メインランドからもだ。」
トーマス「アハハ。」
子供達「やった~!」
パーシー「ああ!ねぇトーマス…あの鎧はやっぱり生きてるんだよ…ほら手を振ってる!」
トーマス「フッハハ。何言ってるんだいパーシー!鎧が手なんか振る訳…。ええ!?ええ!」
ノランビー伯爵藤森慎吾バージョン)「お待たせ~!」
ノランビー伯爵鈴木清信バージョン)「やあ!」
トーマス「アハハ。成程、そう言う事か!」
ノランビー伯爵「お集まり頂いた皆さん。そして機関車と客車の皆。皆さんをウルフステッド城にお迎えする事が出来て嬉しく思います。まだまだ作業中ですが、私はゴッドレッド王のお城を当時の姿に戻したいと思っています。栄光の極めた時代の姿にね。それでは、ここで私の特別な蒸気機関車をご紹介しましょう。スティーブンです!」
ジャック「いいぞ~!」
ノランビー伯爵スティーブンはとても歴史に詳しい機関車なんです。彼自身、多くの歴史を見て来たからです。ここにいるミリーと皆さんの為にウルフステッド城を喜んで案内してくれる事でしょう。お城の周りもね。それだけじゃありません。スティーブンは、私が見つけることを諦めていた有る物を見つけ出してくれたんです。それは…ゴッドレッド王の金の王冠です!」
トーマス「ホントごめんねスティーブン。僕が先に仕事の話をしたばっかりに走り回ってトンネルに閉じ込められる事になっちゃって。」
スティーブン「あそこから私を助け出してくれたのは君じゃないか!それにトンネルに行かなかったら、ゴッドレッド王の王冠を見つける事も出来なかったよ。」
ノランビー伯爵「さあ、お集まり頂いた皆さん。今遥か昔、ソドー島の騎士達はよくお城の間で競争をしていました。今日はそれを御覧に入れましょう。光輝く現代の鎧の騎士達コナー、そしてケイトリンです!」
コナー「ねえ、スペンサーゴードン!競争に参加しない?」
ケイトリン「そうよ!楽しいわよ!」
ノランビー伯爵「ハッハハハー!そりゃあ実に素晴らしいアイデアだな!勿論トップハム・ハット卿が賛成すればですがね。」
トップハム・ハット卿「まあ、今日はお目出度い特別な日と言う事ですし、一度位なら、良しとしましょうか。」
ノランビー伯爵「光輝く鎧の騎士達!さあ、位置について!よう~い!ド~ン!」
英国版CVナレーターマーク・モラガン
トーマス/トビー/レニアス/いたずら貨車・いじわる貨車ベン・スモール
エドワード/ヘンリー/ゴードン/ジェームス/パーシー/スカーロイ/トップハム・ハット卿キース・ウィッカム
エミリー/ベル/アニークララベルテレサ・ギャラガー
スペンサー/ケビン/クランキーマット・ウィルキンソン
ヒロ伊川東吾
スティーブンボブ・ゴルディング
ケイトリンレベッカ・オマラ
コナージョナサン・フォーブス
ディーゼルケリー・シェイル
パクストン/ジャックスティーブ・キンマン
ビクターデヴィッド・ベデラ
ルークマイケル・レジー?
ミリーミランダ・レーゾン
ノランビー伯爵マイク・グレイディ
米国版CVナレーターマーク・モラガン
トーマス/パーシー/ディーゼルマーティン・シャーマン
エドワード/トビーウィリアム・ホープ
ヘンリー/ゴードン/ジェームス/ケビン/トップハム・ハット卿ケリー・シェイル
エミリージュール・デ・ヨング
スペンサー/クランキーグレン・ウレッジ
ヒロ伊川東吾
ベル/アニークララベルテレサ・ギャラガー
スティーブンボブ・ゴルディング
ケイトリンレベッカ・オマラ
コナージョナサン・フォーブス
パクストンスティーブ・キンマン
スカーロイキース・ウィッカム
レニアス/いたずら貨車・いじわる貨車ベン・スモール
ビクターデヴィッド・ベデラ
ルークマイケル・レジー?
ミリーミランダ・レーゾン
ジャックデヴィッド・メンキン*7
ノランビー伯爵マイク・グレイディ
日本版CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
エドワード佐々木望
ヘンリー金丸淳一
ゴードン三宅健太
ジェームス江原正士
パーシー神代知衣
トビー坪井智浩
エミリー山崎依里奈
スペンサー宗矢樹頼
ヒロ玄田哲章
ベル*8/ジャック根本圭子
スティーブン*9/いたずら貨車・いじわる貨車木箱を積んだ無蓋貨車*10/ソドー整備工場の作業員*11金光宣明
ケイトリン/アニークララベル/子供達吉岡さくら*12
コナー/パクストン*13河本邦弘
ディーゼルケン・サンダース
スカーロイ梅津秀行
レニアス中村大樹
ビクター坂口候一
ルーク羽多野渉
ミリー斉藤美菜子
ケビン河杉貴志
クランキー黒田崇矢
トップハム・ハット卿納谷六朗
ノランビー伯爵鈴木清信*14
ゲストCV*15スティーブン中田敦彦オリエンタルラジオ
ノランビー伯爵藤森慎吾オリエンタルラジオ
参照画像 未公開シーンのノランビー伯爵とミリー
予告キング・オブ・ザ・レイルウェイ トーマスと失われた王冠 予告編
前作きかんしゃトーマス ブルーマウンテンの謎
次作きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物

*1 英国では第17シーズンの10話と残りの16話の間に公開されて、日本では第17シーズンの後に公開された為、第17シーズンで何の説明もなくウルフステッド城ヴィカーズタウン橋スティーブンミリーコナーケイトリンノランビー伯爵が登場する。
*2 第19シーズンやまのむこうがわ』まで出番無し。
*3 カメオ出演のみ。
*4 CGミス。
*5 共にCGミス。
*6 CGミス。
*7 ノンクレジット
*8 ノンクレジット
*9 予告編&CS番組のみ。
*10 ノンクレジット
*11 ノンクレジット
*12 ケイトリン以外ノンクレジット。
*13 ノンクレジット
*14 予告編&カートゥーンネットワーク版及びネット配信版のみ。
*15 劇場公開版&DVD版&地上波のみ。