地雷

Last-modified: 2021-04-14 (水) 17:11:31

地面に埋める爆弾。また、「一見何も無いように見えるが、踏むと爆発する」ことから、「一見まともそうに見える、または実態があまり見えないが、実際は関わってはならない、関わってはならなかったもの」を指すネットスラング。
なんJなどのドラフト関係の文脈では、前評判は高いものの、入団後結果を残せそうにない主にドラフト上位の選手や、また、実際に結果を残せなかった選手に対しての蔑称として使われる。

概要

なんJ・野球chをはじめインターネット上においてはドラフト会議、ひいてはそれ以前のアマチュア野球(高校野球・大学野球・社会人野球など)や独立リーグの段階から選手を評価する者も多い。もちろんのことながらここでの活躍も高評価が付けられる対象となり、タイトルホルダー格や新記録を樹立した選手などには高い評価が集まっている。

一方、これらの選手がドラフトで上位指名を受けながらも、前評判とは異なるプレースタイルや入団前後の怪我などで期待されたパフォーマンスを出せず、二軍などで燻る状況などが発生することも多々ある。その場合「球団が成績に騙された」と見る向きから該当選手が“地雷”であるとされ、このように呼ばれるようになった。
特に大卒・社会人出身の上位指名者は即戦力に近い働きを期待されるため、遅くとも2年程度で結果を出さないと地雷認定されやすい。

地雷認定される例

地雷扱いされた2010年代以降の大学・社会人出身ドラフト上位選手(一部)

  • 斎藤佑樹(日本ハム)
    甲子園優勝投手だが、早大時代に肩を故障した他、当時35連敗していた東大相手に打ち込まれるなどしていた。
  • 伊藤隼太(元阪神)
    2年連続大学日本代表の四番を務めるなど注目選手だったが、ドラフトが近づくにつれ阪神以外の球団は指名から撤退。ファンからも懸念が高まっていた。
  • 竹下真吾(元ヤクルト)
    都市対抗戦で無双しNo.1社会人といわれていたがその後の成績が良くなく確変ではないかと言われていた。
  • 東浜巨(ソフトバンク)
    高校時代は高い評価だったが大学時代に下落。
  • 中後悠平(元ロッテ→BC武蔵→米マイナー→DeNA)
  • 柿田裕太(元DeNA)
    地雷認定に根拠といえるほどのものはなかったが高3の時における甲子園での大爆発炎上*1で悪印象を残していた。
  • 薮田和樹(広島)
    右肩痛の影響で亜大3年春に2試合投げたのみ。
  • 桜井俊貴(巨人)
    全国的に無名だったが、一部の野球ファンからは柿田の再来呼ばわりされていた。
  • 濱口遥大(DeNA)
    あまりの与四球率の高さと上背の無さから、2016年大学No.1左腕という触れ込みにも関わらず地雷扱い。ドラフト後の大学最後の試合で爆発炎上したのも評価を下げる要因となった。
  • 田中正義(ソフトバンク)
    創価高時代から重度の故障歴持ちで、体力面にも不安があった。
  • 大山悠輔(阪神)
    スラガガー・守備難・鈍足という三拍子そろったなんJ評価だったが後述の高橋や近本同様、事前評価を覆すように活躍して主力の座を掴んでおり、一部阪神ファンの正岡民ぶりを示したものとして扱われている。
  • 高橋遥人(阪神)
    球は速かったがノーコンぶりとスペ体質もあり地雷扱いされていた。
  • 近藤弘樹(楽天→ヤクルト)
    事前評価は低く楽天を三年で戦力外になったため中馬民ネタとして扱われていたが、ヤクルト移籍後に開花しつつある。
  • 岩見雅紀(楽天)
    同期の近藤同様、中馬民ネタとして扱われているがこちらは近藤のように名誉挽回にはほど遠い状態である。
  • 近本光司(阪神)
    大学時代に肩を壊して投手から外野手へ転向、弱肩が危惧されていた。
  • 梅津晃大(中日)
    素質は認められているが、故障やアクシデント続きで大学時代に1勝しかしていない。
  • 小深田大翔(楽天)
    足は非常に速かったが体格の無さなどを懸念されていた。
  • 佐藤輝明 (阪神)
    長打力は認められていたが、大学レベルでの三振の多さが懸念されていた。
  • 山崎伊織(巨人)
    2020年6月にトミー・ジョン手術を受けていたことなどから一時は大卒でのプロ入りを断念していた。

注意

竹下や柿田のように芽が出ず数年でNPBを去るもの、伊藤隼のように結果が今一つでも長く現役を続けたもの、東浜*2・薮田・桜井のようにプロ入り後数年してから結果を出したもの、濱口・大山・近本・梅津・小深田のようにルーキーイヤーから結果を出す*3もの、斎藤のようになんだかんだで長く現役生活を続ける選手など、結果は様々である。
早急に判断せず、長い目で見守るようにしたい。

関連項目


*1 ちなみに大瀬良大地も甲子園で菊池雄星と投げ合った際に大爆発したが柿田と違い悪印象は無かった。
*2 2017年に最多勝を獲得。2020年には自身初の開幕投手を務めた。
*3 このうち濱口・近本が新人特別賞。