極一部の大型モンスターのステータス変化の一種。
怒り状態をさらに超える状態となっており、怒り状態の上位互換という位置づけになっている。
一部、異なる表記になっているモンスターもいるが、それらについても本項でまとめて紹介する。
目次
概要 
- 元々モンスターには自身の生命を脅かすと断定した外敵を全力で排除しようする怒り状態が存在する。
中には通常の怒り状態よりもさらに上の怒り状態を持つモンスターが存在し、
その状態は「激昂状態」と総称される。
他に怒り状態の上位互換ではなく何らかの条件を満たすことで発動するという激昂状態も存在し、
こちらは怒り状態とは全く関係が無い。
メインシリーズでは激昂したラージャンやティガレックス希少種、
MHFではラージャン特異個体及び赤き金獅子やキリン特異個体、
剛種オルガロンや剛種グレンゼブル、幻の冥雷竜などが当てはまる。
激昂状態への移行条件は各モンスター毎に異なる。- 初めて登場したMHP2G発売直後は正式名称は不明でハンターたちからは様々な呼称がされていたが、
MHP2Gの公式ガイドブックの激昂したラージャンの肉質欄にて「激昂状態」と明記されていたことから、
この呼び方が公式のものとして定着されるに至った。
- 初めて登場したMHP2G発売直後は正式名称は不明でハンターたちからは様々な呼称がされていたが、
- 正しい読み方に関しては「げきこう」か「げっこう」かは不明。
MHR:S公式サイトを見ると激昂したラージャンの場合は「げきこう」と振り仮名が振られているが、
同作中はボイス付きで「げっこう」と読んでいる箇所が存在する。
公式的にもはっきりとは定まっていないようだ。
激昂したラージャン 
- 激昂したラージャンは平常時そのものが通常個体の怒り状態の姿であり、
更なる攻撃を加えると雷を纏った激昂状態に移るが、これを事実上の「怒り状態」として扱う。
そのため、通常なら通常状態→怒り状態であるのに対し、怒り状態⇒激昂状態となっている。
怒り状態が通常状態に置き換わっているためか挑戦者は発動せず、
激昂状態に移行したときにはじめて挑戦者が発動する仕組みになっている。- ラージャン特異個体に関しては平常時はほとんど怒り状態のラージャンと変わりなく、
「特異個体」が発揮されるのはこの激怒状態である。
赤き金獅子は平常時が特異個体の激昂状態であり、
更なる激昂により赤き雷を纏った姿が「怒り状態」として扱われる。- 上述の激昂個体が「常時怒り状態」であるのに対し、これらの個体はそこから更に変貌を遂げるため、
ハンターにより強烈な印象を与えることが多い。
- 上述の激昂個体が「常時怒り状態」であるのに対し、これらの個体はそこから更に変貌を遂げるため、
- ラージャン特異個体に関しては平常時はほとんど怒り状態のラージャンと変わりなく、
- なお、怒り喰らうイビルジョーもこれに近いシステムを持つが、こちらは「龍強化状態」と呼ばれる。
キリン 
- キリン特異個体は平常時から怒り状態で、蒼い雷を纏った姿が専用の怒り状態。
さらに剛種の場合、HPが約4割を下回ると怒り状態である蒼い雷に加え、
赤い雷も纏って激昂状態に移行し、この状態時のみ「真・電光石火」を繰り出す。
オルガロン 
- 剛種オルガロンの特異個体は通常の怒りに加え、
番のもう片方と自身のHPの差が大きく開いたときに激昂状態に移行、
赤いオーラを纏って攻撃力と俊敏性を大きく向上させる。
また、番のもう片方が狩猟されると即座に激昂状態に移行。
それ以降は常時激昂したままとなり、能力上昇に加え、剛種特異個体専用モーションを解禁する。
グレンゼブル 
- 剛種グレンゼブルの特異個体は怒り状態移行後、
専用の準備モーションを完遂すると激昂状態に移行する。
攻撃力や俊敏性、攻撃範囲を強化してくるが、準備モーション中に怯めば移行をキャンセルできる。
上に挙げた3つと異なるのは平常時⇔怒り状態⇒激昂状態⇒平常時を(体力に関係なく)繰り返す点である。
ゴゴモア 
- ゴゴモアはココモアが傷ついて離脱を行うと赤いオーラを纏って激昂状態へ移行する。
攻撃力と俊敏性が大幅に上昇する一方、防御率は大幅に低くなる。
ゴゴモアの場合、ココモアを離脱させなければ終始激昂状態にはならないわけであり、
これはカウンターギミックを利用したハイリスクハイリターンな戦術のプレイヤー向けと言える。
ドラギュロス 
- 幻の冥雷竜はHPがある程度減ると(詳細不明だがかなり早い段階で移行する)、
一度地に倒れこみ、直後に絶大な威力・攻撃範囲の冥雷を放って真の姿へと変貌を遂げる。
これ以降は常時激昂状態である。
更に、覇種ドラギュロスは通常状態と怒り状態、そして瀕死が近くなると上記と同じく覚醒する。
類似する状態 
爆轟状態 
- ティガレックス希少種は激昂状態ではなく怒り状態を超えた「爆轟状態」と呼ばれる特殊形態を持つ。
怒り状態は発覚時に使用するダメージ判定のないバインドボイスと共に移行し、
行動速度と攻撃力以外は外見的にも肉質的にもそれ程変化はない。
爆轟状態はバックステップしてから大咆哮と共に移行し、元から赤い体色はさらに赤くなり、
平常時は希少種の例に漏れず堅かった頭部を始めとした全体的な肉質が大幅に軟化。
行動速度は非常に速くなり、只でさえ高い攻撃力は更なる上昇を遂げる。
この状態での突進はより精度が高くなり、攻撃力・速度共に他に類を見ない程で非常に危険。
また一部のモーションで前脚の爪から爆発性の粉塵溜まりを後方に向かって発生させる。- 通常状態が怒り状態に置き換わっているのではなく、
怒り状態と共存しているため、通常状態⇒怒り状態⇒爆轟状態となっているのが特徴。
挑戦者は怒り状態に対して発動するが、その先の爆轟状態には発動しないため、ほとんど役に立たない。
- 通常状態が怒り状態に置き換わっているのではなく、
炎上状態 
- 覇種テオ・テスカトルは通常⇒怒り⇒炎上⇒通常状態の変化をする。
また、怒り状態という形で3つ状態を持つ初のモンスターである。
上で触れた剛種グレンゼブル特異個体とは異なり、
覇種テオの場合は怒り状態中に更に攻撃を加えて更に怒らせると、もう1段階上の炎上状態へ移行。
またグレンゼブルのものと違い怒り状態の1つであるため、時間経過で解除、通常状態へ戻るといった形である。