- 種族
- 牙獣種(尖爪目 堅歯亜目 (不明) ラージャン科)
- 英語表記
- Furious Rajang
- 危険度
- MHR:S:★9
- 登場作品
- MHP2G, MH4, MH4G, MHX, MHXX, MHW:I, MHR:S, MHXR, MH-R
- 狩猟地
- 旧火山, 遺跡平原, 原生林, 禁足地, 溶岩島, 未知の樹海, 古代林, 密林, 火山, 砂原, 水没林, 霊峰,
瘴気の谷*4, 渡りの凍て地, 大社跡, 寒冷群島, 溶岩洞, 城塞高地, 獄泉郷, 塔
目次
生態・特徴
- とある商人とその護衛を担当したハンターからの報告によってその存在が発覚した、
常に黄金の体毛が身を包む威容と圧倒的な暴力性により時に古龍をも喰らう事で名高い、金獅子ラージャンの特殊な個体。
ハンターズギルドでは「激昂したラージャン」と呼び、通常の個体と区別して扱っている。
- 通常のラージャンの体毛は漆黒で、興奮時にのみ金色に変化する。
興奮状態に陥ったラージャンは通常時を遥かに上回る力を発揮するが、
エネルギーの消耗が激しいため、一しきり暴れた後は本能的なリミッターが働き、興奮状態を抑えて通常の姿に戻る。
だが極稀にこのリミッターが機能不全を起こし、自らの手で興奮状態を抑制する術を失ったラージャンが確認される。
平常時から全身を金色に染め上げたこの特異なる金獅子こそ、他ならぬ「激昂したラージャン」である。
ラージャンが黄金化するのは体内の電気エネルギーが体毛の空洞を伝うためであるが、
この個体は激しい怒りと興奮によって電気エネルギーを制する力が欠落した状態にあり、
通常個体に比べても金色の体毛や迸る雷光の輝きが眩いものとなっている。
- 興奮状態に陥ったこのラージャンの凶暴性は危険という言葉さえ生温く、
沸き起こる破壊衝動に従い、その命が尽き果てるまでただひたすらに暴れ続ける。
目に映る全てを怒りのままに破壊していく様子は暴威そのものであり、
「破壊と滅亡の申し子」「金の仁王」「終焉と云う名の金色」などと称され畏怖されている。
その行動原理は、生存よりも闘争を、捕食よりも破壊を目的に生きる存在とされ、
箍の外れた暴虐の塊と認識した方が良い程の異常極まる行動習性から来るものである。
通常のラージャンはその高過ぎる攻撃性ゆえに目撃情報が僅少であったが、
この激昂したラージャンの存在はハンターズギルドでも広く周知されているものの、
目撃した者はほぼ例外無く命を奪われている為に詳細な情報が殆ど出回っていない。
「遍く知られているが、誰も知らない」という奇妙な代名詞は、そうした経緯に由来するものである。
- ラージャン自体が並みのハンターでは近寄る事すらできないほどの凄まじい戦闘力を誇るが、
この激昂したラージャンの攻撃性・戦闘力は共に通常個体を遥かに上回る。
特に元来興奮時にのみ発露する電気エネルギーを用いた攻撃が多彩化しており、
通常個体は単発でしか放てなかった雷弾を薙ぎ払うように連続発射する、
拳から放出した雷撃を地面に走らせ、地表を砕き割るほどの勢いで炸裂させるなど、
周囲の自然環境さえ破壊せんばかりの猛攻で獲物を執拗に追い詰める。
特に拘束して自由を剥奪した外敵に対しては凄まじいまでの凶暴性を爆発させることが確認されており、
外敵を掴んだ掌を巻き込むのも構わず至近距離で直接気光ブレスを浴びせた後、
空高く跳躍したのち地盤が砕け散る程の凄まじい勢いで叩きつける、
または高空へと打ち上げた所を渾身の気光ブレスで射抜く等、全霊をもって屠る様が確認されている。
- 外敵から反撃を受け続けた場合、興奮状態を超えた「激昂状態」へと移行する。
激昂状態に突入した金獅子の鬣は強力な電気を纏うことで翼のように逆立ち、
正しく黄金の翼を備えた獅子を彷彿とさせる姿へと変貌する。
更に体内の電気エネルギーが溢れ出すことでその躯体は眩く輝き、
強靭な前脚を中心として稲妻のような電撃が迸るようになる。
平常時の時点で脅威であった蛮力は落とし穴のネットを当然のように破壊し、
古龍のような強大な生物が暴れようとも暫くの間その場に繋ぎ止め拘束してしまう鉄蟲糸を、
全身から弾け飛ぶ気光と共に一瞬にして全て引き千切ってしまう程に極まっており、
屈強な防具に身を包んだハンターをも容易く粉砕する破壊力でもって狂ったように暴れ回る。
その強靭な四肢の筋力は生物として限界まで高まっており、
爪の剛強さもあって大型モンスターの鱗や殻といった装甲を容易く突き破り肉を抉る他、
巨大な岩盤そのものを力尽くで捲り上げて尚、身軽な振る舞いを見せて投げ飛ばし外敵を蹂躙する。
通常個体で最たる脅威とされていた闘気硬化の能力も健在であり、
それどころか個体によっては、激昂状態に突入することさえなく
常時任意に闘気硬化の発動・解除が可能であることを示唆する記録もある。
過剰なまでに突出した戦闘力は周囲の生態系にも大きな影響を与えかねず、
国を救った輝かしい功績を持つ英雄とも言えるハンターでさえ
怒髪に挑む行為が無謀の極みと一蹴される程その危険性は極めて高い。
このため、ハンターズギルドでは特に信頼の置ける一部のハンターにのみ正式な狩猟依頼を提示している。
通常種のラージャンは「古龍級生物」との扱いを受けていたが、
かの悉くを殲ぼすネルギガンテらとも対等に縄張りを争い、
時に古龍をも喰らうとされる本種は古龍級生物を超えた「超古龍級生物」と呼ぶべき存在であるとの声もある。
- ラージャンの興奮状態は尻尾によって制御されているという説が長らく有力視されており、
これまでに確認されている「激昂したラージャン」の全個体は
ハンターズギルドがその存在を確認した時点で既に尻尾が大きく傷付いていた。
そのため、やはり何らかの要因で尻尾が損傷した事によって
興奮状態の制御が失われた個体であるという事は間違いないと見られている。
最新の研究によって激昂した金獅子の尻尾が失われている理由はある程度解明されてきており、
闘気硬化の電気刺激で筋肉が膨張し過ぎた結果、
その制御機能を備えた尻尾が負荷に耐えきれず喪失した、という説が有力である。
また、ある研究員はラージャン自身が強さを求めるあまり、本能的な抑制意識によって
闘気化を解除してしまう機能を持つ尻尾を自ら引き千切ったという突拍子もない可能性を指摘している。
一方で、通常個体とは異なり角への刺激により闘気硬化、激昂状態を鎮められるいうことも分かってきている。
このことから、金獅子の角はラージャンの覇気を削ぐような感情に影響を及ぼすものと推察され、
激昂したラージャンの狩猟にあたっては頭部、特に角への攻撃が非常に重要になるだろう。
- 一説には強く成長した個体ほど、全身の毛が鮮やかな金色に映えるというが、
現在のところ全身の毛を黄金に染め上げたラージャンは確認されておらず、真偽の程は定かではない。
ただ、縞模様が目立つ個体についてはまだ成長の途中なのかもしれないとの指摘もあり、
仮にこれが事実であれば、激昂した金獅子の秘める危険性及び戦闘能力は計り知れない域にあると言える。
- いずれにせよ、激昂したラージャンがどのような経緯で出現するのかは未だ不明であり、
その出現率の低さや異常なまでの危険性のため、その他の生態調査もほとんど進んでいない。
ただ、ラージャンが発動する闘気化の能力は本来生体エネルギーの消費が著しく、
超攻撃的生物であるラージャンをしてさえ本能的な抑制意識が働くほど負荷が大きい代物とされており、
闘気化を常時発動し続ける本種の肉体に掛かる影響は相当なものであると推察される。
このため強過ぎる力の奔流の代償として、この状態に陥ったラージャンは短命な生涯を刻むという。
- 長時間に及ぶ変異の影響か、一部の素材は通常のラージャンよりも良質で特殊な性質を得ている場合がある。
激昂時に逆立つ長い毛束は、細いが極めて高い剛性を誇る貴重な素材である。
また、頭部の角は溢れ出る気光のエネルギーにより眩い黄金色に光り輝いており、
金獅子の怒りを忘れて見惚れるほどに美しいという。
概要
- MHP2Gにて初登場した、金獅子ラージャンの特殊個体。
史上初めて姿を見せたクエスト「破壊と滅亡の申し子」で目を疑ったハンターは多かっただろう。
「かの金獅子が、ついに真の姿を現した」と依頼文に記されており、かつては真ラージャンとの俗称があった。
現在では正式名称の「激昂したラージャン」、及び「激昂ラージャン」という名称で知られている。- 「激昂」のモンハン公式での読みは、MHR:S公式サイトによると「げきこう」らしいが、
同作の登場ムービー内のフィオレーネの語りでは「げっこう」と発音していることが確認できる。
公式内でも、具体的な呼び方は定まっていないようである。
長年、公式から正式な発音の発表が無かったこともあり、
MHR:S発売後も「激昂」の部分の発音の仕方については、人によって異なる状態となっている。
- 「激昂」のモンハン公式での読みは、MHR:S公式サイトによると「げきこう」らしいが、
- MHP2Gでは内部的に通常個体と区別されており、データ上は亜種扱いされている。
そのため、勲章「生態研究報告書」を獲得しようとする場合、
通常のラージャンとは別に、この激昂したラージャンも捕獲しなければならない。
この頃は専用素材を保有しておらず、どちらかといえば亜種に近い認識を受けていた。
「亜種を全部捕獲したのに何故勲章が貰えないんだ?」などとバグと勘違いした人もいたのではないのだろうか?
- その後、MH4での復活に際して大きく仕様が変更。
- 専用素材、および専用防具を有する
- 個別のアイコンが存在する
- 亜種とは異なり、ラージャンとは内部的には同一モンスター扱い(どちらか片方だけで勲章などを獲得できる)
特殊個体の定義を再設定するような形で再登場を果たした。
- 通常個体との容姿の違いとして、「平静時から体毛が金色に変色している」ことが挙げられる。
一見通常個体の怒り状態のようにも見えるが、よく観察すると鬣が逆立っていない。
更に、クエスト開始時の時点で既に尻尾が部位破壊済みの状態となっている。- 後述の激昂状態があることから、この状態を「非怒り状態」と呼称する。
突如として金獅子の全身が眩い光に包まれ、同時に鬣が伸長、大きく逆立つ。
バックステップしたラージャンは天を仰ぐように雄叫び、怒り状態を超えた「"激昂状態"」へと移行する。- 作品にもよるが、この状態時は全身から常に溢れださんばかりの勢いで電撃が放出される。
MHP2Gでは更に頭部や腕に黄金のオーラを纏っており、暗い旧火山ではかなりの威圧感を覚えることだろう。
- 通常個体は尻尾を破壊されると怒り状態へと移行できないが、
激昂ラージャンは尻尾が壊れているにもかかわらず怒り状態を維持しており、更には激昂状態へと到達してしまう。
当然ながら「尻尾を破壊して怒り状態へと移行させない」手法は採れず、
この激昂したラージャンの怒りを鎮める方法は、文字通り討ち倒すことのみである。
闘気硬化状態は通常個体であれば怒り時しか使わないのだが、
激昂ラージャンは「常に怒り状態」という仕様ゆえか、いついかなる時でも発動してくる。
MHP2G
- 記念すべき初登場作品。
通常の個体とは異なり常に金髪の状態で、激昂状態になると体が帯電したようになる。
なお、金髪で毛が逆立ってない状態を非怒り状態、
体が帯電したようになり毛が逆立つのが怒り状態(激昂状態)であり、こちらは非怒り時のみ落とし穴にかかる。
通常個体と絡めて黒い毛なみの通常・金色となる怒り・帯電した激昂状態の3種類があり、
このうち金色の怒り状態のときのみかかると考えると覚えやすい。
激昂時は攻撃範囲が広くなってるので細心の注意が必要。
また地味ながら、睡眠に対する耐性がわずかに上昇している。
- 常時(通常個体で言う)怒り状態であるため、始めからステータスに怒り状態の補正がかかっている。
ただし、通常個体の怒り時は攻撃力1.5倍なのに対し、こちらは1.28倍に抑えられている。
激昂状態になるとこの状態に更に補正が加えられる仕組みになっており、
リオレウス通常種と並ぶ攻撃力1.6倍補正になる。
その為、破壊と滅亡の申し子の個体では怒り時の倍率7.53、
武神闘宴の個体に至っては全作品で見ても非常に高い倍率8.00倍となる。- また、激昂中はデンプシーと回転殴りが雷属性を帯びるようになる。
その結果、雷耐性が高いガンナー装備(ゲリョスZなど)で固めると
デンプシーでは首の皮1枚つながるが直進跳びかかりで即死する事態も起こりうる。
- また、激昂中はデンプシーと回転殴りが雷属性を帯びるようになる。
- 能力が向上したとされるモンスターであるが、ある意味弱体化している部分もあり、
ステップを踏んだ後の行動はバックステップ確定となるため
その瞬間に攻撃を置いておけばダメージを浴びせることが可能になっている。
他にも一連の決まった攻撃を連続で繰り出す行動があり、全体的に動きを読みやすい。
加えて防御力、俊敏性の上昇具合は普通よりも低くなっている(むしろ普通の怒り状態より速度はやや落ちる)。
MH4
- 今作ではついに専用アイコンを貰った。
クエスト依頼書および3DSの下画面に配置されるアイコンが通常種のものと異なっており、
体毛部分が(一部を除いて)金色の配色になっている。- また、「金獅子の闘魂」と「金獅子の怒髪」、そして「羅刹の金角」という
激昂ラージャン専用の素材が追加された。
- また、「金獅子の闘魂」と「金獅子の怒髪」、そして「羅刹の金角」という
- MHP2Gとは異なり、怒り状態になると更にスピードがUPするようになった。
今作でのラージャンの強化っぷり(詳しくは通常個体の記事を参照)と、
更に激昂状態の超火力と通常個体の怒り状態をも超える俊敏性が加わり、
とんでもない魔物と化してしまった。
追い打ちを掛けるように、今作では落とし穴の可否は通常個体と同じタイミングに変更。
つまり、激昂する前は落とし穴を踏み抜いて無効化するようになってしまった。
暴れる前の拘束が難しく確定行動も減っているため、以前とは打って変わって強力なモンスターに仕上がっている。
ただし逆に激昂時には有効になったことと、移行時にはやはり確定のバックステップをすることから狙って落とすことは可能。- なお常に怒りっぱなしという設定故か、通常個体と違って疲労状態が存在しない。
狩猟完了まで気が抜けない状況が続くので非常に厄介である。
一方で挑戦者は怒り喰らうイビルジョーと同じく、所謂激昂状態にならないと発動しないため、
挑戦者での常時火力UPといった芸当は不可能である。
- 最悪なことに、常時怒り状態という設定のためか、
通常時でも自由に闘気硬化を行う。
このときの威力と吹っ飛びは別次元のため、
冗談抜きでラージャンの攻撃に当たってはならない。
また、解除も自由なため、狩猟時間の7割くらいが闘気硬化状態ということもありえる羽目になった。
- 一方、デンプシーや回転攻撃の際に腕に纏っていた電撃はオミットされており、
雷弾以外の攻撃は無属性という通常個体と同じ仕様になった。
- なお常に怒りっぱなしという設定故か、通常個体と違って疲労状態が存在しない。
- MHP2Gと異なり通常個体を純粋強化した印象を受けるようになってはいるが、
それでも通常個体の非怒り時と比べて動きが単調になるという特徴自体に大きな変化はない。
前方や左右へのステップ(ドドブランゴなどにも見られる行動)の頻度が目に見えて減り、
特に足の遅い武器は攻撃チャンスを確保しやすい。
これによりやはり激昂個体の方が戦いやすいと感じるプレイヤーも健在である。
- MH4以降のラージャンはこやし玉によるエリアチェンジ誘発効果が無効化されている*5。
これによって激昂したラージャン2頭を原生林で狩猟するクエスト「怒髪の金獅子狩猟!」では、
彼らが同じエリアに合流したらどちらかがエリア移動するまで待つしかないという鬼畜極まりない状況が発生する。
この特性は、終始腹を空かせっぱなしで、こやし玉を投げられまくっている相方とは真逆である。
- イベントクエスト「金の仁王、並び立つ」にて、なんと溶岩島に2頭並び立って登場した。
過去作では火山によく出没していたモンスターなので、通常クエストよりしっくりくるという人も多いかもしれない。
高レベルギルドクエスト
- ラージャンの登場するクエストLvが76以上になると、出現する個体が必ず激昂したラージャンとなる。
ただし、クエスト依頼書のアイコンは通常個体のまま。
- ギルドクエストにおけるラージャンは報酬の質と量から高い人気を博しているものの、
その戦闘力についてはあまり注目されることがないと言える。
これはレベルアップで大幅に強化される他の高危険度(危険度5以上)モンスターの強さに埋もれていることに加え、
レベル上昇によるラージャンの強化が他と比べて控えめであることがその要因である。- まずレベル76以上で激昂個体になるが、集会所の個体とステータス以外での違いがあまりない。
そのステータスにしても、レベル100での攻撃力や防御力、状態異常耐性の上昇率は最も低い*6。
体力もあまり高くならず、最終的にはドスランポスにも追い抜かれる。 - 伸び悩む体力と肉質の軟らかさによる低い耐久力、
闘気硬化能力で下半身の肉質が更に軟らかくなってしまうという弱点を突かれ、
慣れたハンターが4人で掛かるとあっさり沈んでしまうこともしばしば。
そして俗に言う右ラークエストが確立されてからは、
Lv100シャガルに並ぶ発掘装備クエとして今尚多くのハンターに利用される結果になっている。
- まずレベル76以上で激昂個体になるが、集会所の個体とステータス以外での違いがあまりない。
- とはいえ高レベルギルドクエストの仕様上、
他のモンスターに強力な補正が掛けられたが故にその強さが目立たなくなってしまっただけであり、
決してラージャン自体がぬるい相手というわけではない。
怒り状態時は防御550代でも7~8割、あるいは一撃で即死級ダメージを叩き込む大技を、
持ち前の俊敏さでこれでもかと言わんばかりに怒涛の勢いで繰り出してくるため、
集中力の欠如、一瞬の油断が一乙に繋がりかねない。
舐めて掛かるとあっという間にクエスト失敗である。- 高レベルの激昂ラージャンが通常とは比べ物にならないほどの超攻撃力を誇ることに変わりはなく、
集会所クエストの激昂ラージャンに苦戦するようではレベル100個体にはまず勝てない。
そのため、ラージャンの強化が緩いというよりも、
強化された激昂ラージャンでも目立てないギルドクエストの環境こそが異常と言えるのかもしれない。
- 高レベルの激昂ラージャンが通常とは比べ物にならないほどの超攻撃力を誇ることに変わりはなく、
MH4G
- G級個体が旅団クエスト、大老殿クエストに登場。
やはりというべきか専用G級素材もある。
- MH4Gのラージャンには狂竜化や極限状態が用意されているのだが、
特殊個体である激昂ラージャンはこれらの状態にはならない。
狂竜症を発症することで更に寿命が縮まり、ギルドに確認される以前に力尽きてしまうのか、
あるいは特殊個体となったことで狂竜ウイルスそのものを受け付けなくなった可能性もある。
- 今作では、猛ダッシュでハンターに急接近した直後に拘束攻撃を繰り出す専用モーションが追加された。
ダッシュのスピードと技の出が共に早く、中遠距離で出されると地味に回避し辛い攻撃だが、
近距離に居るとラージャンが明後日の方向にすっ飛んでいき、適当に歩いているだけでも当たらずに済む事がある。
通常の拘束攻撃と比べると技の後の硬直が短いので、反撃に転じるのは少し難しいか。
- 注意すべき点として、闘気硬化状態への移行頻度が通常個体よりも格段に高い。
効果時間が終わったかと思いきや、二つ三つモーションを挟んで再度闘気硬化状態に…なんて事もザラにあるので、
運が悪いと常に腕が真っ赤なラージャンと死闘を繰り広げることになる。- ただし、下半身が軟化する弱点は引き継がれているため、
上手くモーションを読み切って下半身を狙えれば、通常個体や平常時よりも大きなダメージを狙える。
反面、武器種によっては相変わらず頭部狙いが難しく、耐久力の低さもあって角の部位破壊はかなり困難。
ある意味、ハイリスクハイリターンなモンスターと言えるだろう。
- ただし、下半身が軟化する弱点は引き継がれているため、
- MH4Gにおけるラージャンのギルドクエストは、レベルが上がっても激昂したラージャンが登場しない*7。
代わりに、高レベルギルドクエストでは極限個体ラージャンが登場する仕様となっており、
前作から一転、ギルドクエストにおいては全く姿を見かけなくなった。- 一方、激昂個体から作られる剣士防具はテンプレに組み込まれる程にパーツ単位の性能が高く、
今作においても未だその存在感は失われていない。
テンプレ装備は高レベルギルクエにも十分着ていける性能があるため、
剣士メインのプレイヤーは大老殿クエストで素材集めをこなした方がよいだろう。
- 一方、激昂個体から作られる剣士防具はテンプレに組み込まれる程にパーツ単位の性能が高く、
- 大老殿のクエスト「金獅子を狩って参れ!」には、珍しい出現条件がある。
それは、「MH4Gに登場した全ての牙獣種*8の狩猟数の合計が80頭を超えている」こと。
もし足りない人は、下位ケチャワチャ辺りで狩猟数を稼ぐとよいだろう。
MHX(X)
- 通常個体同様に続投。
通常のクエストの解放条件はHR45以上で、更にイベントクエストはHR8以上が受注・参加の条件であるため、
挑めるようになるのは、必然的にオストガロア討伐後となる。
相変わらずの強敵なので、通常のラージャンに馴れていないと苦戦必至である。
ちなみに、MHXに於いて従来からの特殊個体はこの激昂したラージャンと怒り喰らうイビルジョーのみである。
- 帯電のエフェクトが変更され、前作ではややわかりづらかった電気のバチバチと走る様子が
はっきりと見て取れるようになっており、全体的にMHP2Gまでに近い印象になっている。
ただし、頭部や腕に纏っていたオーラは今作でもオミットされている。
- 続編であるMHXXにも、HR45に到達すると出現する。
又、一部のクエストにも確率は低いが、乱入するようになった。
それらの個体とはHR解放前にも戦えるが、腕に自信がなければこやし玉でメインターゲットと分散させるべし。
- 攻撃力が高く、全体的に痛いのだが、最も注意すべきはバックステップによるケツアタック。
発生前の隙など無いに等しいうえに高速強判定で避けにくく、
怒り中だと防御800を超える剣士でも一発でHPを半分ほど削られる洒落にならない威力を持っている。
この後に回転ラリアットやローリングアタックに繋げてくる事が多いのも厄介。
サイドステップから徐ろに繰り出してくることもあるためかなり危険。- 加えて、G級個体はローリングアタックを非怒り時でも3回してくるようになったので注意。
目が回りそうだが 大丈夫なのだろうか。
- 加えて、G級個体はローリングアタックを非怒り時でも3回してくるようになったので注意。
- MHXXではイベントクエスト「怒髪天を貫き何処へ往く」に強化個体が登場。
特に攻撃力の強化が凄まじく、削りダメージだけでも軽く体力の半分近くを削られる。
攻撃力だけ見れば、超特殊許可クエストにも匹敵する と言っても過言ではない。
体力の強化はさすがにそこまでではないが、禁足地での狩猟となるので、
必然的に討伐クエストになるのも難易度に拍車をかけている。
捕獲不可なのでラージャンハートを集めやすいと言えなくもないが……- 攻撃力補正はなんと10.4と推定されている。
超特殊許可ほどではないにせよ、激昂したラージャンの
元々の攻撃力の高さを即死級に引き上げるには十分である。 - 気光ビームや
飛鳥文化ローリングアタックなどの大技は、
防御力や耐性によっては剣士でもワンパンクラスであり、
拘束攻撃を食らった場合、こやし玉を投げるのに少しでも手間取ると乙確定である。
剣士防具でこれなのだから、ガンナーの場合は冗談抜きで一撃も喰らわない立ち回りが要求される。
- 攻撃力補正はなんと10.4と推定されている。
MHW:I
- ラージャンの方は早期に参戦していたものの、特殊個体たる「激昂した個体」の存在は確認されていなかった。
しかし、2020年のロードマップにおいて3月に特殊個体2種の追加が発表。
様々な憶測を呼んだが、猛り爆ぜるブラキディオスと共に本種の参戦が発表された。
そして2020年3月23日に実装がされている。- 相方の猛り爆ぜるブラキディオスのMHW:Iにおける危険度は不明だが、
激昂したラージャンの追加により「古龍か古龍級が大型アップデートで追加される」
という法則は未だに継続している事になる。
- 相方の猛り爆ぜるブラキディオスのMHW:Iにおける危険度は不明だが、
- 今までとの大きな違いは、尻尾が完全と言っても良いレベルで無くなっている事。
過去作では通常個体の尻尾破壊時程度の長さはあったのだが、
本作の個体は根元部分のみを残してバッサリと切られ、
ほぼ完全に制御リミッターたる尻尾を喪失したと言っても過言ではない状態になっている。
- 戦闘BGMについては、同時実装の猛り爆ぜるブラキディオスと違い
新たな専用BGMが用意されていないことが、
3月21日に公開されたデベロッパーズダイアリーVol.5での本種紹介時のBGMから確認されている。- さらに言うと、追加モンスターでありながら登場ムービーも用意されていない。
猛り爆ぜるブラキディオスもそれは同じだが、あちらは特殊演出に加え
上述の専用BGM*9までも追加されている。
ストーリーに大きく関わるというよりは、あくまで「新たなモンスターを発見したので調査してほしい」
という王道の内容となってしまっており、少々物足りない気もする。
とはいえ、そこは初登場時から圧倒的な戦闘力で
散々プレイヤーにトラウマを刻み込んできた激昂したラージャン、
元々通常個体でもかなりの強さを持っていただけあって、
「演出など知ったことか」と言わんばかりに実力で存在感を放っている為、
決して相方の猛り爆ぜるブラキディオスの話題に埋もれてはいない。
- さらに言うと、追加モンスターでありながら登場ムービーも用意されていない。
- 特別任務やフリークエストは、導きの地の氷雪地帯…ではなく、渡りの凍て地に姿を現している。
本作に登場する通常個体のラージャンはあくまで導きの地に生息している為、
何らかの理由でこちらに移動してきたのかもしれないが、
任務クエストの都合上、単純に渡りの凍て地で発見されただけらしい。
なお、クエスト中に悉くを殲ぼすネルギガンテが乱入してくる事があるので
うまく鉢合わせて縄張り争いを誘発させたい。
さらに、フリークエストではネルギガンテだけでなく、
これまで特別任務でしか渡りの凍て地に出現しなかったキリンも乱入し、縄張り争いをする場合がある。
大型アップデート第1弾の特別任務でも触れられたように、
キリンはラージャンから逃れて渡りの凍て地にやってきているため、
もしかすると激昂したラージャンはキリンを追って凍て地にまでやってきたのかもしれない。- また、今まで激昂したラージャンは火山帯や森林地帯、険しい山などを主な根城としており、
寒冷地には姿が見られなかったので、本作で地味に寒冷地に初めて進出を果たしている。 - 長らく渡りの凍て地と闘技場でしか姿が確認されていなかった本種だが、のちに
歴戦の死を纏うヴァルハザクを討伐するイベントクエスト「彼岸涙」の乱入枠として瘴気の谷に初出現した。
- また、今まで激昂したラージャンは火山帯や森林地帯、険しい山などを主な根城としており、
- 本種を対象とする特別任務クエストの受注は、
猛り爆ぜるブラキディオスと同様に導きの地の氷雪地帯を開放している事が前提となる。- 他のアップデートで追加された任務は追加順に攻略する必要があるが、
この2種のクエストは上述の通りサイドストーリーのような扱いをされている為か、
直前に追加されたムフェト・ジーヴァのストーリー進行とは関係なく発生する。 - 氷雪地帯さえ解放すればいい為、
ジンオウガ亜種が登場する「失われた幽世線」を受注してムービーを見るところまで進めていればよい。 - 特別任務完了後はフリークエストで常駐しており、いつでも狩猟可能。
しかし、調査クエストや導きの地の探索には登場しない。 - ちなみに、特別任務では悉くを殲ぼすネルギガンテが乱入してきたのに対しフリークエストでは
トビカガチ亜種や凍て刺すレイギエナなどの一般の大型モンスターが最初から徘徊している。
なお、例の魔物は乱入してこないので残念ながら魔物VS化物彼らの縄張り争いを拝むことは出来ない。
- 他のアップデートで追加された任務は追加順に攻略する必要があるが、
- 猛り爆ぜるブラキディオスの方は獲得できる素材が変更されたが、
激昂したラージャンの方は特に素材に変化はなく、もちろんラージャンハートも存在する。
また剥ぎ取り素材と捕獲報酬の種類が同じになった関係で、
捕獲報酬でもラージャンハートが入手できるようになった。
- 縄張り争いも追加されており、キリン、レイギエナ及びその特殊個体、悉くを殲ぼすネルギガンテと対峙する。
悉くを殲ぼすネルギガンテ戦中に怒り状態に移行しなくなるなど細かい違いはあるが、
モーション自体は通常種と変わらない。
因みにマスターランクが100を超えていなくても悉くを滅ぼすネルギガンテは特別任務でも普通に登場する。
ただし縄張り争いを行うと即座にフィールドから立ち去る仕様となっている。
マスターランク100未満のハンターにとっては滅多にない痕跡採取のチャンスでもあるので
狩りの合間になるべく集めておいた方が良いだろう。- 上述のイベントクエスト「彼岸涙」で死を纏うヴァルハザクとの縄張り争いが追加された。
縄張り争い後は即座に立ち去るため討伐時間短縮のために一役買ってもらおう。
下層から始まると出会うことなく終わることもあるのだが。
- 上述のイベントクエスト「彼岸涙」で死を纏うヴァルハザクとの縄張り争いが追加された。
- ちなみに、今作だと疲労状態が存在する。
しかし、疲労になっている時間もかなり短く、行動制限がかかるわけでもなく、
殴ってればすぐ怒り状態に移行してしまうので、存在するだけのような有り様となっている。
- 当初は歴戦の個体が存在しなかったが、MHW:I発売1周年記念として配信された
「君はゴールデントロフィー」というクエストにて歴戦の激昂ラージャンと戦えるようになった。
…が、このクエストの個体はただの歴戦の個体ではなく、
通常よりも強化幅が異常に大きい超強化個体となっている。- イベントクエストでは、なんと本種と環境生物を見間違えたという「さるは金色、かわいいな」が配信されている。
上記ともども、詳しくはリンク先を参照の事。
- イベントクエストでは、なんと本種と環境生物を見間違えたという「さるは金色、かわいいな」が配信されている。
戦闘能力
- 上記の様に尻尾がなくなったことで、通常種では尻尾へのダメージ蓄積となっていた闘気硬化の解除方法が、
頭への攻撃に変更されている。- 通常個体でさえ苛烈だった頭部近辺への攻撃を掻い潜り闘気硬化を解除させるのはなかなか難しく思えるが、
新技である空中雷弾連射や扇形放電などは対処すれば頭部への絶好の攻撃チャンスとなる為、
その隙を逃さなければ解除も十分狙っていける。 - なお、剣士の場合は頭を狙うとどうしても闘気硬化状態の腕に攻撃が吸われやすく、
腕は斬れ味紫でも弾かれてしまう為、事故を防ぎたいのであれば心眼は必須である。 - 尻尾の判定自体は完全に消失している。
そのため下半身で肉質の低い部位が無くなり、後脚への傷付けを常時維持し続けない限りは
闘気硬化状態の解除を狙わなくても正面で立ち回らないとダメージが稼げないようになっている。- また、これに付随して操虫棍は取得エキスの変更が行われており、
尻尾から取得できた橙エキスが、尻尾の喪失に伴い両腕に変更されている。
赤エキスが頭のみになった為、腕に阻害されて赤エキスが取得し難い問題が発生している。
- また、これに付随して操虫棍は取得エキスの変更が行われており、
内部データ上での激昂状態の管理についてはMHW:Iの通常個体準拠となっている。
この為、闘気硬化は激昂状態のみでしか使用しない。
その代わり、闘気硬化解除の際は激昂状態も同時に解除される。
なお「激昂したラージャンの怒り状態=他モンスターでの非怒り状態」という扱いは、
従来作品や、先立ってMHW:Iに登場した怒り喰らうイビルジョーと変わらず、
この時のみ、各種クラッチアクションは有効である。 - 通常個体でさえ苛烈だった頭部近辺への攻撃を掻い潜り闘気硬化を解除させるのはなかなか難しく思えるが、
- 通常個体よりも1体のハンター、オトモに連続して攻撃を行うコンボがかなり多く、
特に壁際に追い詰められるとハメられやすい。
ガードした場合でも一方的に暴れ続け、ガード性能などのスキルで補強していないと
ランスでもそのままスタミナ切れまで攻撃され続けるなどというのも珍しくない。
また、渡りの凍て地エリア15の揺れる氷の床はラージャンの多くの攻撃で振動を発生する為、
足を取られて身動きが出来なくなるとその時点でキャンプ行きが確定することも少なくない。
通常個体同様にラージャンの発生させる振動は耐震スキルLv1で全て防ぐ事が可能。
闘気撃砕も地味に上方側の判定が増えており、操虫棍ではジャンプ逃げがし辛くなっている。
- 独自モーションも多く追加されている。
突進する状況で、新たにブラキディオスのような殴り掛かりターン→即行動が追加されたため、
振り向きの隙がさらに減少した。
その始動の際にはパキポキとした音が鳴るが、聞いての判断は難易度が高い。
小ジャンプからの雷弾が、複数個が横一列状に地面に着弾、少し経つと着弾地点が隆起して爆発するという
2段階技になっており、両方にダメージ判定がある。そのため横ではなく斜め前に避ける必要がある。
ワンツーからの岩盤砕きパンチ後に宙返りも追加され、位置調整をしてくるようになった。
闘気硬化状態になると左右どちらかの拳を地面に突き刺し、
前面に3WAYか5WAYとなる放射状の雷撃にて遠距離まで届く攻撃「雷流し」をしてくるようになる。
- 特記すべきは新たな拘束技2種の存在である。
非闘気硬化状態では地面に3回殴りつけた後放り投げ、
その後は通常個体と同様に渾身の右パンチを狙うというモノになっている。
問題は闘気硬化状態での拘束技で、
こちらはハンターを掴んだまま玩具の如く2回地面に叩きつけ、
零距離で気光ブレスを浴びせた後、空高くジャンプしてそのまま急降下。地面ごと粉砕する。
即死攻撃では無いが、非常にダメージが高い。即死しないハンターがオカシイと思ったあなたは間違ってない
その総ダメージは歴戦の個体でもないにも拘わらず、
半端な防御力では体力増強3で体力200の状態の体力満タンでも余裕で乙りかけるほど。
ただでさえ超火力を誇る激昂したラージャンからのダメージを受けた体力で闘気硬化した腕に弾かれたりして、
ソロプレイ時や誰にも救出されない状況でこの攻撃を受けた場合、
生存できる可能性は極めて低い。
その為かマルチプレイでは、編纂者からも生命の粉塵使用を促される。
しかもこの拘束技、ジャンプ叩きつけの着弾地点には掴まれているプレイヤー以外にも
しっかりとダメージ判定があり、その破壊力も相当なものになっている。
粉塵を使用する際にもある程度の注意が必要。
とはいえ、拘束中のブレスを撃っているくらいの時なら怯ませることが可能。- この他ハンターへのフィニッシュ巻き込みの威力は驚愕の125。
激昂したラージャンの攻撃の中では最大の威力を誇る。 - なお、激昂したラージャンが実装されたアップデートと同時に
防具の強化レベルの上限が引きあげられ、カスタム強化を含め目一杯強化を施せば
防御力1000を突破することもできるが、この状態を以てしても体力200から7割程度持っていかれる。
気休めかもしれないが、他の攻撃のダメージを減らす意味でも
手持ちの鎧玉をありったけ使って強化した防具で挑むようにしたい。
- この他ハンターへのフィニッシュ巻き込みの威力は驚愕の125。
- 壁際でのダウン時に反撃を行うのは通常個体と同様だが、
激昂したラージャンは壁にしがみついた状態で薙ぎ払い気光ブレスを放つ。
左始動、右始動のどちらのパターンも存在するため、慣れないうちは納刀しての緊急回避が無難。
- 細かいところでは威嚇モーションが顔を突き出し牙をむくモーションとなっている。
他にもダウン解除後や怒り移行後などに近くにボワボワがいるという条件つきで首を振るモーションが追加され、
咆哮→追撃の危険が若干減り、通常種にはなかった攻撃チャンスができた。- 討伐して倒れ込んだ後に一回もがくモーションが通常個体ではオミットされていたが、
激昂個体では復活している。
現状単体クエストしかないので、このモーションでダメージを受けることは無い。
- 討伐して倒れ込んだ後に一回もがくモーションが通常個体ではオミットされていたが、
- 完全に削除されたモーションは岩盤めくりあげ。この関係で懐に潜るのが若干安全になった。
他にもいわゆる元気玉→デンプシーなどのラージャンにとって隙がない出し得モーションが
新技に置きかわったり使用頻度が減り、ボワボワによる隙の増加もあって、
通常個体よりも狩りやすいというハンターも多い。
しかし、攻撃力は歴戦の通常個体に肉薄するレベルで高く、
より苛烈になった攻撃モーションも相まって、PV等で重点的に注目を浴びてきた片割れである
猛り爆ぜるブラキディオスよりも強いと評するハンターが多い事も事実。
初見だったり通常個体にも不慣れなハンターがクリア直後の装備で行ったとしても相手にすらならないため、
導きの地での強化をしっかり済ませておく必要がある。
雷属性やられを発症する攻撃が増加し、気絶した所に超火力の攻撃を重ねられる事もあり、
気を抜くと瞬く間にキャンプ送りにされてしまう為、油断しないように立ち回ろう。
MHR:S
鋼の爪よ 裂かば裂け激突がもたらす衝波は 天に届こう逆巻く風よ 吹かば吹けその波動は 天に雷雲を集わせよう轟く雷は歓喜のごとく昂りは湧く 激昂となって
羅刹衝天が如く激昂したラージャン
- MHW:Iの次作であるMHRiseには登場せずじまいだったが、
そのマスターランク版であるMHR:SではPV4にて堂々と参戦。
MHW:Iに準拠したリアリスティックなビジュアルで、
ムービーでは寒冷群島一帯に迸るかのような凄まじい雷と共に
姿を表すというインパクト抜群の登場を見せている。- MHW:Iで同ポジションを飾っていた紅蓮滾るバゼルギウスも無料タイトルアップデート第1弾で登場したが、
乱入者の特殊個体トリオが揃い踏みする事は残念ながら叶わなかった。
- MHW:Iで同ポジションを飾っていた紅蓮滾るバゼルギウスも無料タイトルアップデート第1弾で登場したが、
- 今作ではめでたく激昂したラージャンに固有の危険度が付いた。
MHXX以前の作品では危険度が記載されているモンスターリストが通常個体・特殊個体共通であり、
MHW:Iではそもそも歴戦個体以外の危険度という概念がなかったため、
今作でようやく激昂したラージャン単体の危険度が判明する運びとなったのである。- 通常のラージャンが★8なのに対し、激昂したラージャンは★9に位置付けられている。
やはり特殊個体は通常個体を凌駕する危険度を保有しているようだ。
- 通常のラージャンが★8なのに対し、激昂したラージャンは★9に位置付けられている。
- 登場はマスターランク解放後、MR50到達時の緊急クエスト「羅刹激昂、天を衝く」。
寒冷群島が舞台となっており、クリアする事で他のフィールドが狩猟地となった
「怒涛の理不尽」というクエストと入れ替わりで登場するようになる。
つまり前作におけるバゼルギウスや奇しき赫耀のバルファルクのクエストと同じ形式である。- 緊急クエストをクリアする事で重要調査クエストにもクエストが追加される他、
探索ツアーや野良出現で全てのフィールドに顔を見せに来る様になる。
通常個体とは出現判定が個別になっているので、
ラージャンが2体という悪夢の様な探索ツアーになる事も…。
- 緊急クエストをクリアする事で重要調査クエストにもクエストが追加される他、
- 登場ムービーでは、なんと鋼龍クシャルダオラと対峙。
闘気化した通常状態で戦いを繰り広げ、縄張り争いを彷彿とさせる競り合いを見せるものの、
その後体勢を崩した際に滞空状態から放たれた竜巻で吹っ飛ばされるなど、
通常状態である事やブレスで攻め立てられては流石にやや分が悪い様子。
だがクシャルダオラに襲いかかられた刹那、憤怒の形相を見せた直後に
寒冷群島全体を照らす凄まじい雷光がラージャンに落下、
いつの間にかクシャルダオラも見上げる高台に座し、満を持して激昂。
そのままクシャルダオラに飛び掛かるシーンでムービーが終了する。- 今作では意外にもMHW:Iで縄張り争いを行なっていた相手がいないため、
通常種が行っていたクシャルダオラやテオ・テスカトルなどの古龍や、
プケプケ、リオレイア、リオレウスなどといった
飛竜骨格モンスター相手の縄張り争いが追加された。
- 更に前作では顔を合わせる事の無かった冰龍イヴェルカーナとの縄張り争いが追加されており、
やはりドス古龍達と同様争いは引き分けで操竜待機はランダム…では無く、
なんとイヴェルカーナ側を操竜待機にする結果となっている。
- 今作では意外にもMHW:Iで縄張り争いを行なっていた相手がいないため、
- 本作における激昂したラージャンのモチーフは「インドラ」「トール」「ゼウス」などといった、
暴力的且つ好戦的な性質が特に目立ち、
ムービーで行ったような雷霆により全てを破壊する雷神だろうか。
前作のラスボスも同じく雷神がモチーフだが、激昂したラージャンの方は西洋の雷神モチーフとなっている可能性が考えられる。
- 闘技大会のMR06では何と激昂したラージャンが出てくる。
当然ながらクエスト解禁にはMR50到達及び緊急クエストのクリアが必要。
流石に攻撃力などは抑えめで、ライトボウガンを選択した場合でも何を喰らっても即死ということはないが、
冷静に攻撃を捌いて後隙に叩き込んでいく必要はあるだろう。- 上位の闘技大会06と同様にこちらもマカ錬金やオトモ関連の交易・修行・隠密隊を
高速で回すために虹ヒトダマドリを取らずに飛び込んで開幕わざと倒してもらう、
通称激ラー死が行われることも少なくない。むしろ通常のラージャンよりも火力が高いので早く回せる。
- 強敵故か貸与装備の性能と設定タイムに対して体力はかなり低いようで、
ダウン中以外ほぼ抜刀攻撃のみの大剣でも余裕を持ってSランクが狙える。
入れ替え技含め実戦的な装備になっている事もあり、
モンスターに慣れているならMR闘技場でも簡単な部類に入る。
無論慣れるまではトップクラスに強いからこその設定なのだが。
- 上位の闘技大会06と同様にこちらもマカ錬金やオトモ関連の交易・修行・隠密隊を
- 激昂したラージャン2頭と対峙するいつものクエストは今回も存在するが、
本作では新たに登場したクエストカテゴリである「凶双襲来クエスト」のトップバッターとして配信される事となった。
配信日は2022年8月25日、なんと今作2つ目のイベントクエストとして「凶双襲来:破壊と滅亡の狂宴」が登場。
さらに、2023年7月20日には同クエスト群最後のクエストとして「凶双襲来:獅子が奏でる肉体美」が配信され、
激ラー2頭の怒涛の波状攻撃によって多くのハンターの悲鳴が挙がった。
戦闘能力
- 闘気硬化状態の解除方法やモーションなど、多くがMHW:Iをベースにしたうえで
いくつかの調整や攻撃パターンの変更がされている。
また、今作でも引き続き疲労状態が存在する。
- MHW:Iで使用してきた扇状雷弾や、3WAYの気光雷撃を放射するパンチなども扱ってくるうえ、
いくつかの新技も引っ提げてきた。- まずは参戦PVでも披露していた両腕を用いた雷流し。
腕に気光を纏わせて飛び上がり、渾身の力で地面に両腕を叩きつけ、
その後正面に気光雷撃を放射し、地面から爆発させる。
この技自体はMHW:Iでもあったが、片腕から両腕になっている他、
予備動作が非常に長くなったので多少危険度は落ちている。
ただし、攻撃範囲が広いうえに、今作では翔蟲受け身というシステムの存在によって、パンチ後の雷撃が
直前の攻撃やパンチから受け身を取ったハンターに直撃するという惨事が起こりかねない。
一方でこの雷撃は両腕から発生するため、真正面はガラ空きとなる。
つまり、闘気硬化を解除するために攻撃しなければならない頭部の攻撃チャンスにもなっている。
- 続いてMHXX以来ご無沙汰となっていた岩盤投げつけ。
使用するタイミングは拘束攻撃を外した際。
捕まればMHW:Iベースの凶悪な攻撃を食らう拘束攻撃を避けきれたと思いきや、
激昂したラージャンはそのままの勢いで地面を掴んで抉り取り、自らの身の丈の数倍はあろう
大岩を両手で抱え上げ、ハンターに向かってぶん投げる。地面が雪だとまるで発泡スチロール
過去作で見せたラージャンの岩投げ同様、誰を標的にしているかが分かりづらく、
狙われていると思って動いていないと食らう場合もある。
ちなみに、たまに何もないところを掴むと同じモーションで何も持っていないのでシュール
無でも取得したのだろうか
この一連の攻撃はMH4Gの極限状態のラージャンが繰り出していたもので、ぶん投げるモーションも同じ。
ただし大きな変更点があり、
巨大岩盤を持ち上げたと思いきやそれを持ったままバックステップで位置を調整してくる。
岩を持ち上げて攻撃するモンスターは数多く存在するものの、
ここまで巨大な大岩を持ったまま軽々と跳躍を繰り返す様は岩穿も霞む迫力である。
ただ、さすがに岩の大きさは極限個体よりも小さいが、岩を持ってから投げるまでの動作が早くなっている。
これだけデカい岩を掘り出しているのに、やはり地形に一切影響は無い。
一方で、この後には確定でかなり長い隙ができる。なんとか岩盤をいなして肉薄したいところ。
- また拘束攻撃もMHW:I同様の叩きつけと零距離ブレスを見舞う一方で、
フィニッシュはMHW:Iの地面に叩きつけるものから、
空中へ放り投げ、気光ブレスを放ち撃ち落としにかかるという
MHRise特有の、翔蟲を使うことによって脱出できるタイプの拘束攻撃になっている。
そのおかげでMHW:Iのものとは違い、拘束された時点で問答無用で即死とはならないが、
翔蟲を使用して脱出しなければ、たとえHPがマックスでも悲惨な結末が待っている可能性が高い。
脱出する時も、遅れてしまったり、斜め方向に翔蟲受け身をしてしまうと、
割と馬鹿にならない気光の太さと向き補正で、もれなく撃ち落とされる。しっかり真横に、迅速に避けるべし。
また、このとき追撃で放たれる気光ブレスは通常のものより照射時間がかなり長くなっている。
- そして最もインパクトの強いであろう新技は、気光を纏って突進する迅雷突進。
後ろにグッと身をひいて力を溜めたと思うと、
次の瞬間全身に気光を纏いながら空中できりもみ回転し、ものすごい速度で突っ込んでくる。
ローリングアタックもそうだが、明らかに生物ができるような動きじゃない。
見た目の衝撃もすごいが、明らかに食らってはいけない攻撃だと言わんばかりに迫力が半端ない。
こいつらといい牙獣種もはっちゃけすぎである
しかも一度体勢を整えてUターンし、再度突っ込んでくる。
かつてのティガレックス希少種のようにUターン後に再度狙われることもあれば、
ターゲットを変えていきなり狙われることもあるので常に警戒すること。
またその性質上受け身狩り性能が高く、迂闊な翔蟲受け身がそのままデスコンボ=キャンプ送りとなる危険性も高い。
その様はSFの魔人・ベガの必殺技「サイコクラッシャーアタック」のよう。あるいは超級覇王電影弾か
そして突っ込んでくる際の本種の顔が早速ネタにされている
- まずは参戦PVでも披露していた両腕を用いた雷流し。
- さらに特殊な点として、操竜中に突進離脱を壁に当ててダウンを取った際、
即座にダウンから復帰し、鉄蟲糸による拘束を引き千切るというモーションが追加された。
これにより、操竜後にその場に留めておくことができなくなっている。
超大型モンスターのようにそもそも拘束ができないモンスターはいたものの、
鉄蟲糸による拘束を解除するモンスターは作中に於いてこの激昂したラージャンのみである。- アシストオトモのサポート行動の「ネコ式鉄蟲糸縛りの技」やガルクの鉄蟲猟犬具による糸拘束も同様に引き千切られる。
前者は脱出できる確率0%だったのでは…
- アシストオトモのサポート行動の「ネコ式鉄蟲糸縛りの技」やガルクの鉄蟲猟犬具による糸拘束も同様に引き千切られる。
- 他にも激昂中はおなじみの回転攻撃の直後や三連叩き付けに追加、
更にデンプシーをキャンセルして隙を潰す渾身のパンチを仕掛け、
闘気硬化中は更に雷流しで追撃するなど様々な面で微調整がされ、
マスターランク解放後に対峙する強敵として君臨している。- 一方で、苛烈な新技を会得してこそいるがそれらの後には比較的攻め込みやすい隙が生じるため、
動きに慣れてしまえば通常のラージャンより攻撃の機会は多い。
上記の追撃パンチも、凌いでしまえば元々の技より硬直が長い。
また、通常個体は闘気硬化を解除した際の隙が無くなっているのに対し、
こちらは上位までの通常個体と同様ダウンする為しっかりリターンがある。
どちらにせよ、エルガドを脅かす遍く古龍を退けたハンターたちにとって不足ない相手であろう。
- 一方で、苛烈な新技を会得してこそいるがそれらの後には比較的攻め込みやすい隙が生じるため、
傀異化
- Ver.13よりこちらにも傀異化した個体が登場。
通常のラージャンより雷流しなどの遠隔攻撃が豊富になっている関係上、劫血やられになる機会は減っている。
これは殴って体力を回復するチャンスが減っていることにもなるので一長一短か。
また、傀異鈍化を発生させれば疲労状態に追い込めるのだが、
通常のラージャンと違って疲労しても気光ブレスが不発にならないなどあまり弱体化してくれない。- なお通常個体同様、傀異鈍化が激昂状態の解除と同時になっている。
頭を狙いづらかったハンターからすると、こちらの方が狩猟しやすいかもしれない。
- なお通常個体同様、傀異鈍化が激昂状態の解除と同時になっている。
- 元々ターン制意識の行動が多く、上述したようにモーションを熟知していれば反撃もしやすい。
更にEX★7という事で報酬もかなり豪華な事から
より上位のEX★8・9のクエストが追加された現在でも野良マルチでの人気は高め。
激昂ラージャンの救難信号はどのレベル帯でも高確率でヒットするほどである。
弱点が共通で狩りやすい通常種ラージャンと組み合わさった「ラーラー」、
報酬が最高になるヌシ・タマミツネと組み合わさった「ラーミツネ」も一定の需要がある。
ギルドクエストといい歴戦個体といい、ラージャン種は何かと周回の相手に選ばれやすい。
- 本種で入手可能な傀異化素材「傀異化した凶(鋭/重)牙」を得られる
他の傀異化モンスターは怨嗟響めくマガイマガドのみ。
あちらは体格の大きさに比例した攻撃範囲と攻撃の連続性による危険性から、
慣れていなければ本種以上に苦戦を強いられる。
一方で傀異鈍化による著しい弱体化やそれに伴うダウンと一極(二極)鬼火状態の誘爆が独立している点や、
弾かれリスクが少なくラージャン以上に柔らかい肉質が相まって本種よりも手早く周回出来る事が多いなど、
どちらも一長一短の選択肢となっているので得意な方を優先的に狩猟するのが良いだろう。
- 傀異討究Lv300を制覇した者が挑める特別討究クエストの個体は追加モーションこそ確認されないものの、
共通の仕様である極めて高い攻撃力と凄まじい体力が鬼門と言えるだろう。
特に、この極めて高い攻撃力が最たる脅威となっている。
サンブレイクに於ける本種は威力が100を超える技こそ無いが圧倒的な手数と速度で攻め立てるモンスターとなっており、
代わりに一発一発のダメージ自体は控えめな傾向にあった。
そんな弱点を補うようにこの超攻撃力が見事に噛み合って、
一撃で即死か瀕死の致命傷レベルのコンボが怒涛の勢いで襲い掛かって来る。- 大技である気光ブレスや闘気撃砕などは最早一撃必殺級の火力であり、
虹色ヒトダマドリを取得していようが当然のように致命傷を負う。
特に気光ブレスはマルチで猛威を振るっており、
他人狙いの超火力、超射程、長時間判定に巻き込まれる事故の危険性は図り知れない。 - 更に特別討究クエストのタフネスから傀異鈍化に必要なダメージが跳ね上がっている仕様と
闘気硬化のシナジーもハンターにとって絶望的で、
頻繁に弾かれたり弱点を狙えないようではまず傀異バーストに間に合わない。
そして弾かれてしまえば致命傷レベルの攻撃が避けられない状況に陥る可能性が高くなり、
正確に弱点の頭部を狙えるプレイヤースキルが求められる。
如何に激昂したラージャンに慣れていても不安が残るならば心眼の採用も検討すべきだろう。
それまで歯応えを感じなかったプレイヤーも唸る実力者に仕上がっている。 - 大技である気光ブレスや闘気撃砕などは最早一撃必殺級の火力であり、
操竜
- 操竜性能はおおむね通常個体がベースだが、
元々最強格の操竜性能が更に強化されてしまっており、
文字通り最強の操竜と断言出来る性能となっている。詳しくは後述。- 弱攻撃1(X / ↑+X)は通常種と同じく飛び込みひっかき。
- 弱攻撃2(→+X / ↓+X)は雷弾連射。
威力は低いが多段hitする上に雷やられに出来る為使って損はないだろう。
ただ、雷やられは後述する大技で付与出来る為実用性は低い。 - 強攻撃1(A / ↑+A)は通常種と同じく回転殴り。
回転殴りが残念技である事には変わらないのだが、Aを追加入力した派生技が闘気ラッシュではなく、
気光ブレスに並んでハンターの屍を築き上げてきたあの闘気撃砕を繰り出す。
パンチを当てる事で敵が怯むので成功しやすい上に単発ダメージは上記の気光ブレスよりも高く、
なんと単発1600~2000以上という規格外の火力を誇る。
この単発ダメージは血氣活性状態の爵銀龍メル・ゼナが放つ↓A強技3段目である滞空下方翼旋斬を超え、
全モンスターの操竜技の中でも最大値をマークしていた*10が、
現在では傀異克服シャガルマガラの極太圧縮狂竜砲や原初を刻むメル・ゼナのキュリア砲に抜かれてしまった。
それでも一線を画す火力を持つ事には変わり無いが、
モーション自体は長いのでゲージが溜まり切った後のラッシュは
やはり最速入力で制限時間内に5発も撃てる気光ブレスが最適。- また、ダメージに対して操竜ゲージの蓄積が異様に小さい。
その蓄積量から理論上はなんと5発も当てられてしまう。
そのため、回転殴りを当てずに上手いこと闘気撃砕だけを当てて、
ゲージが溜まりきったあとに気光ブレスでラッシュをかけた時の操竜ダメージは、
最大20000以上という狂気の数値を叩き出す。
が、合計ダメージは劣るが結局は気光ブレス連発の方が難易度も低く時間もかからないので、
ロマンと操竜でダメージを稼ぎたい人向けと言えるだろう。
- また、ダメージに対して操竜ゲージの蓄積が異様に小さい。
- 強攻撃2(→+A / ↓+A)は通常種と同じく気光ブレス。
特殊個体である本種でもやはり猛威を振るうのは
ラージャンを最強格の操竜モンスターたらしめた気光ブレス。
通常の闘気化状態でも通常種の怒り時に相当するダメージを叩き出すのは序の口、
激昂状態の時に放つそれは、
1000を超える4桁ダメージ、それを爆速のモーションで連発する事が可能となる。
雷流し→迅雷突進→岩盤投げ付けと超豪快なコンボを行う。
通常個体の大技はお世辞にも強力とは言えなかったが、
本種はそんなイメージを払拭するが如く破滅的な火力を誇る。
尚、最初の雷撃で雷やられを付与するが、エリアによっては岩盤投げで属性やられを上書きされてしまうので注意。*11- ちなみに激昂時にこの操竜一連の動作を効率良く行い、
大技まで出し切った総ダメージは通常のクエストでも優に10000を超え、
変幻翔蟲・紅や(実用性は低いが)上位武器の「操竜の達人」等で、
最大限に操竜を特化させれば約15000ダメージという破龍砲も真っ青な火力が実現してしまう。
流石は超古龍級生物というべきか。
- 総合的な操竜性能はやはりと言うべきか全てがトップクラスの水準で仕上がっている。
各種媒体等でサンブレイクでの操竜モンスターの性能が明らかになり検証や比較が進み、
最終アップデートまで完了し数多の追加モンスターが出揃った現在でも尚、
最強の操竜モンスターとの呼び声も高い。
その理由として挙げられるのは、- 約2秒毎に1000を超える4桁ダメージを連発出来るという他のモンスターでは絶対に追い付けぬトチ狂ったDPS*12
- そもそもの操竜大技の火力が高いので変幻翔蟲・紅の恩恵が大きく、
尚且つ離脱が早いのでハンターが自由に行動、攻撃出来るタイミングも早くなり総ダメージを増やし易い - 操竜大技のタイミングで数ある属性やられの中でも最も実用性の高い雷やられを付与出来る為、
ダウン中の時間が無駄にならず更なる追撃が可能*13 - 最大の要因として全モンスター中ぶっちぎりで最大のダメージを与える事が可能なモンスターである
いざ激昂したラージャンに巡り逢えたのならば是非とも、
羅刹衝天が如く怒涛の理不尽で以てターゲットに破壊と滅亡を齎してやろう。
- 発売当初は本種がサブターゲットとして登場するクエストが存在しなかったため、
上記の異次元とも言える暴力を存分に振るう相手が居なかったことが惜しまれていたが、
期待されていた活躍の機会はアップデートを通じて次々に舞い込んできた。- Ver.11にてリオレイア希少種との同時狩猟クエスト「高難度:金の衝撃」が登場。
更に激昂したラージャン2頭が登場するクエスト「凶双襲来:破壊と滅亡の狂宴」までも配信された。
- Ver.11にてリオレイア希少種との同時狩猟クエスト「高難度:金の衝撃」が登場。
- 逆に他のモンスターを操竜して激昂したラージャンに挑む場合には注意が必要。
弱攻撃を当てた時の怯みが非常に隙が少ないという特性を持ち、
操竜の常套手段の弱で怯ませてから強攻撃で追撃する手法だと強攻撃が出る前に差し込まれてしまいやすい。
ヌシ同様、回避タックルによる受け流しで大きく怯むのでそれをひたすら狙い、
成功時の怯みに発生の速い攻撃を差し込んでいく手ももちろん有効である。
派生作品
MHXR
- 派生作品であるMHXRにも通常個体から1年弱遅れて登場。
派生作品でも出番の多い通常種に対し、本種は何気に派生作品には初参戦である。
本作では先に登場した怒り喰らうイビルジョーのように、
通常個体との区別のために「昂獅子」という新たな別名が与えられている。
最凶コンビの二頭クエストが登場せずサービス終了してしまったのが悔やまれる。
- 通常個体との戦闘は凍土の隠しエリア*14だったが、こちらはなんと塔の秘境での戦闘に変更された。
まあ、塔の秘境にはMHXの時点で矛砕ダイミョウザザミのクエストに猿蟹合戦
お供として通常個体が登場していたので、そこまで目を疑う様なことでもないが。
- 行動は通常個体同様MH4の個体をベースとしているが、
デンプシーと気光ビームの後に跳び上がりブレスで隙を潰したり、
G級個体のようにローリングアタックを常時3回連続で行うようになっている。
- 尻尾の破壊がオミットされている為、部位破壊報酬を得るためには必ず角を破壊する必要がある。
- 従来のドラミングのようなモーションでの闘気硬化はオミットされ、
代わりに新規モーションの「激昂アッパー」で闘気硬化状態へと移行する。
激昂アッパーは発見時に使う四肢を揃えての咆哮を行った後、
立ち上がって右腕に力を溜めてジャンプし、地面に拳を叩きつけて岩盤砕きと衝撃波を起こす。
この範囲内にいると大ダメージと感電、更に裂傷も引き起こしてしまう。
動きの素早いラージャン相手に回避行動が制限された状態で挑むのは危険なので、
できる限り当たらないようにしたい。
また、既に闘気硬化している状態で繰り出すとラージャンが向いている方向に巨大な瓦礫が飛ぶ。
離れているからといって油断しないよう。- なお、咆哮は通常個体と同じく超高級耳栓でなければ無効化できない【特大】となっているが、
これを受けてしまってもアッパーまで拘束されてしまうようなことはなく、
余裕をもって範囲外まで逃げられる。 - そのインパクトから岩盤砕きばかり注目されているが、アッパー部分にもしっかり攻撃判定がある。
裂傷にはならないが本命の岩盤砕きと同程度のダメージを受けるため、
武技避けできるからといって直前まで張り付く場合も注意。
- なお、咆哮は通常個体と同じく超高級耳栓でなければ無効化できない【特大】となっているが、
- 武器は強襲クエストからランス、スラッシュアックス、操虫棍、弓の4種、
登竜門クエストから太刀、非常事態クエストから覇玉片手剣の各1種の合計6種が登場。
操虫棍は進化による覇玉化に対応している。
- 防具はMH4の怒天・心滅シリーズが登場した。
裏設定など
- ハンター大全Gでは、激昂したラージャンに関する文献が紹介されている。
下記の文章は、書士隊の本部へ届いたある商人からの報告書からの抜粋である。
私は、燃石炭の行商で生計を立てている者です。
先日、火山へ赴いた際に、ラージャンの新種と思わしきモンスターを目撃いたしました。
多くの狩猟情報を元に調査が進んでおり、ラージャンは黒い体毛をした牙獣種で、
昂ぶった際に体毛が黄金に変化することは周知の事実かと思います。
しかしその日私が出会ったラージャンは漆黒の体毛ではなく、
平常時から黄金の毛に包まれておりました。
護衛のハンターに任せたのですが、咆哮した途端、金色の毛が雷撃を帯び、
想像を絶する様相で縦横無尽に暴れだしたのです。
破壊と畏怖の空気の中で採掘できるわけもなく、作業は中断を余儀なくされました。
書士隊の資料とは異なる事例であったため報告いたします。
書士隊の皆様に、大地と天の恵みがあらんことを。
- インタビューにて語られた生態によると、興奮状態になると肉体に負荷が掛かるため、
ラージャンは「一定時間で自ら興奮を抑制する」という防衛本能があるらしい。
しかし、何らかの要因でそのリミッターが外れ、常時興奮状態に陥ってしまった個体こそが
この「激昂したラージャン」なのだという。
リミッターが解除された激昂時は肉体の消耗を度外視してひたすら暴れまわることから、
通常時を遥かに凌駕する戦闘力を発揮するものの、
その圧倒的な力の代償として、この状態になったラージャンの寿命は短いという。
- 激昂したラージャンは尻尾が最初から破壊されていること、
及びラージャンの尻尾破壊を達成することで怒り状態への移行「闘気化」を防げる事から、
ラージャンの興奮を抑えるリミッターの働きを担っているのは「尻尾」であると思われる。
通常個体が尻尾を破壊されると怒り状態に移行しなくなるのは、
興奮を抑制できなくなり暴走してしまうことを本能的に知っているから、ということなのだろう。- MHW:Iで復活したラージャンは部位破壊後も怒り状態への移行「闘気化」が可能だが、
尻尾へのダメージの蓄積によって闘気化の維持に支障を来たし通常状態に戻るという特徴になっており、
形は変わったものの尻尾が制御に関わっているという根底は維持されたままである。
MHW:Iで復活した激昂したラージャンは本当に「尻尾そのものを喪失」しており、
「制御リミッターそのものを喪失」したような様相を呈している。
- MHW:Iで復活したラージャンは部位破壊後も怒り状態への移行「闘気化」が可能だが、
- 初登場のMHP2Gでは激昂したラージャンが通常フィールドで出現するクエストが2つあるが、
どちらも舞台は旧火山だった。
その一方で、旧火山を舞台にしたラージャンの通常個体が出現するクエストは一切存在しなかったため、
当時は「旧火山と言うフィールドそのものが激昂したラージャンの誕生に大きく関わっているのでは?」
…との考察がまことしやかに囁かれていた。
だが、MH4以降はフィールドを選ばずに激昂ラージャンが現れるようになったため、
この考察は現在では間違った内容だったとされ、顧みられることはほぼ無くなってきている。
- 食性については通常個体同様、電気力を含む肉を好む雑食性な事やキリンの角を捕食すると思われるが、
サンブレイク公式設定資料集の説明によれば、
なんとキリンの角のみならずその圧倒的な暴力性により古龍そのものも喰らう事が確定的となった。
通常個体は「咆哮を辿ると古龍の骸さえ横たわっている」という噂がライズ設定資料集の『食性、行動習性』の項目で明かされ、
古龍自体を喰らう事が飽くまで可能性として示唆されていた。
しかし特殊個体であるこちらは古龍を捕食対象とし得る事が直接示されており、
数多の古龍を制し、喰らってきた悉くを殲ぼすネルギガンテとも対等に争える事から
超古龍級生物とも称される、本種の実力がどれほど強大なものかが窺い知れるだろう。
余談
- MHP2Gの公式ガイドブックではモンスター攻略のページでは「激昂したラージャン」と書かれているが、
クエスト一覧およびクエスト攻略のページの登場モンスターの項では「ラージャン(金)」と記載されている。
もちろん一頭だけなので十分な余白がある上、そもそもこの(金)がどこから来たのかは不明である。
あえて推測するならば、「普段は全身真っ黒の通常個体に対し常に体毛が金色である個体」
という事だろうか。
- そのビジュアルから超サイヤ人などと呼ばれネタにされることも多いラージャンだが、
本種は闘気硬化の電気刺激で筋肉が膨張しすぎた結果としてパワーを制御する尻尾が失われ、
その結果として通常の闘気化をも上回るほどの力で暴れるようになったとされる設定のほか、
ラージャン自身が強さを求めるあまり自ら尻尾を引きちぎったのではないかという
トンデモ学説が存在するなど、更に戦闘民族らしさに磨きがかかっているように思える。- ちなみに、本来のサイヤ人には尻尾が生えており、少年期編序盤の悟空やサイヤ人編のラディッツのように
強く握られると力が抜けてしまうという弱点がある。
しかし少年期編中盤の孫悟空ならびにサイヤ人編後編で登場したナッパとベジータは尻尾を鍛えることでその弱点を克服している。
一方で弱点たる尻尾がなくなったところでサイヤ人は別に戦闘力に変化が起きたりはしない*15が
ラージャンの場合リミッターでもある尻尾がなくなることで
寧ろ特殊個体になるチャンスが起こりうるのは興味深い相違点と言えよう。 - 初登場したMHP2Gでは通常のラージャンと比べて
筋肉ばかり膨れ上がってスピードが死んでいるということで
ムキンクスという別(蔑)称を付けるツワモノハンターもいるとか。
実際、前述の確定行動の存在もあり、通常個体より弱いと感じるハンターは多かったようだ。
とはいえ慣れるまでが大変なのは言うまでもない。全てのハンターがセルという訳ではないのだ。
- ちなみに、本来のサイヤ人には尻尾が生えており、少年期編序盤の悟空やサイヤ人編のラディッツのように
- MHW:Iでは激昂したラージャンの追加と同時に有料で武器のチャームも発売されたのだが、
プケプケ亜種、パオウルムー亜種、オソラノエボシに加え追加されたのが激昂ブランコラージャン。
その名の通り激昂したラージャンがブランコに乗っているという、
運営のおふざけが過ぎたネタが炸裂した1品となっている。
しかもそれなりに大きいので、狩場に持ち込めば注目間違いなし。- また、同作では激昂したラージャンを捕獲した際、セリエナの学者が
「激昂したラージャンを捕まえるなんて素晴らしージャン」
という拠点にも劣らない寒さのギャグ(?)を言う。
本編ではこのようなキャラは見せていなかったので、驚いたハンターも多いだろう。
なお、本人もこのギャグを発した直後に調子に乗ったと謝ってくる。
また、もうひとつの会話では「これだから大自然って奴は」とどこかで聞いたような台詞を話す。
- また、同作では激昂したラージャンを捕獲した際、セリエナの学者が
- 同作では本種にも「歴戦の個体」が追加されたが、
その歴戦個体は遭遇状況が限定的な事もあり、危険度の指定はギルドにて調査中とされているが、
同じく特殊個体である氷刃佩くベリオロスと共に暫定ながらなんと「4~5」相当だと目されているという。
これは他の古龍、及び古龍級生物の特殊個体を上回る危険度である。
- MHRiseには未登場だが、ストリートファイターとのコラボクエストや
ラージャンだらけの百竜夜行のトリとして登場する強化個体のラージャンが、
ほぼ常に怒り状態という特性を有している。
無論、あくまでも極度に怒りやすい通常のラージャンというだけだが、
MHR:Sで本物が登場するまで、擬似的に参戦を果たしていたとも言える…かもしれない。- ちなみに、ストリートファイターコラボでの強化個体のラージャンは殺意の波動を纏っているらしい。
激昂したラージャンはリミッター不全を起こし興奮状態となっているが、
殺意の波動に目覚めたために暗い闘争本能を引き摺り出され、
強く興奮してしまっているのが当クエストのラージャンなのだろう。 - 一部では、上記2つのクエストの依頼文を読んで、
「激昂したラージャンがサイレント実装されたのでは?」と淡い期待を抱いた人もいたようだ。
百竜夜行の方では「ほぼ激昂」との表現まで見られるため、公式としても意識して配信したのだろう。
- ちなみに、ストリートファイターコラボでの強化個体のラージャンは殺意の波動を纏っているらしい。
- MHSTでは参戦してはいないものの、上位のラージャンからは激昂したラージャンの素材が入手可能。
- 東京ゲームショウ2022年の記念グッズとして、カプコンオフィシャルショップのイーカプコンより
激昂ラージャン 睡眠状態クッションが発売されることになった。26,400円(税込)。
これが愛くるしくデフォルメされたぬいぐるみなどではなく
ゲームのビジュアルそのままで小学生くらいのサイズがある激昂したラージャンが
休日のお父さんみたいに腹を掻きながら寝転がっている様子という
商品開発部の制御リミッターが吹っ飛んだかのようなインパクト満載のクッションになっている。
激昂したラージャンを傍らに狩猟に勤しみたいというハンター諸兄はぜひ入手しよう。
素材
- 通常個体と共通する素材が多いが、予め切断されているため尻尾系素材は基本的に入手できない。
MHP2Gでは激昂個体固有素材を有しておらず、通常個体とは素材の入手確率の差異がある程度だった。- MHW系列のフレーバーテキストは「汎用文」である事が多いが、
激昂したラージャン固有素材については、従来作品と同様のフレーバーテキストとなっている。
- MHW系列のフレーバーテキストは「汎用文」である事が多いが、
- 金獅子の怒髪
- MH4より登場した、初となる激昂したラージャンの専用素材。
激昂状態の毛は通常の怒り状態のそれよりも硬化するため、武具や装飾に対する需要が高く、
事実、この怒髪で作られる防具「怒天・心滅シリーズ」は
「金色・黒子シリーズ」よりもかなり高い防御力を誇っている。
ただし素材自体は剥ぎ取りでも入手できるため、
激昂したラージャンを倒せる実力さえあれば入手には事欠かない。
むしろ、後述のレア素材群が大きな壁となるだろう。
より上質なものは「金獅子の怒髪天」と呼ばれ、極めて高い剛性を誇る。
MHSTではラージャン通常個体の上位素材(「金獅子の毛」の上位版)として登場している。
- 金獅子の闘魂
- MH4で初登場した、激昂したラージャン専用のレア素材。
ラージャンのその力の源とされる魂であり、たとえラージャン本人が力尽きようとも、その魂は脈動を続けるという。
捕獲報酬では一切入手できず、入手方法は剥ぎ取りか基本報酬のみである。
MHSTでは、ラージャン通常個体の上位レア素材として扱われている。
MHST2では、「力尽きても尚脈動する魂は、神秘の動力として重宝される」という一文が追加されており、
武具の素材以外でも、何かしらの動力源としての需要があるようである。 - 他のモンスターでいう玉石などに相当するレア素材だが、初登場したMH4(G)ではレア度6であった
(MHX(X)では後述の羅刹の金角と入れ替わる形でレア度が7に上がっている)。
なお、MHXでは激昂したラージャン武器に必ず2つ必要になった上に、
防具を生産・強化する際にもほぼ必ず要求されるなど、需要が更に増した。
- 他のモンスターでいう玉石などに相当するレア素材だが、初登場したMH4(G)ではレア度6であった
- 「魂」というと非物質的なアイテムにも聞こえるが、
冥海竜ラギアクルス希少種には「雷魂」と呼ばれる特殊器官が確認されており、
こちらの「闘魂」もその類(特殊器官に「魂」の文字が宛がわれた素材)である可能性が高い。
あるいは、「脈動」という解説文、後述のG級レア素材である「ラージャンハート」の存在から、
激昂したラージャンの心臓に相当する素材の可能性もある。
- 「魂」というと非物質的なアイテムにも聞こえるが、
- ラージャンハート
- 激昂したラージャンの中でも特に強靭な個体から入手できる、ラージャンの心臓。
身を灼くような怒りを象徴しているかのような部位で、その拍動は強大な力を生み出すという。
闘魂と同じく激昂個体からでないと手に入らない、激昂したラージャンG級レア素材とでもいうべきアイテム。
幸いなことにも、闘魂同様、他のモンスターのレア素材と比較して、入手は容易である。
MHXX以前とMHR:Sでは臓器系のアイコンだが、MHW:Iのみ天鱗系のアイコンとなっている。 - MHR:Sでは何故か、レア素材でもあるにもかかわらず、
ラージャンハートのレア度が9から8にレア度が引き下げられている。
- MHR:Sでは何故か、レア素材でもあるにもかかわらず、
- 羅刹の金角
- MH4で初登場した素材で、怒り狂うラージャンの黄金に輝く角。
その美しさは武具の素材とするには勿体ない程だという。
折れてなお気光を纏い続け、素手で触るのは危険とすらされるものは羅刹の金剛角と呼ばれ、
更に高値で取引される。
基本的には部位破壊限定素材で、激昂した金獅子の角をへし折らない限り手にすることは出来ない。 - MH4では仮に部位破壊に成功したとしても、
入手確率が40%と中途半端なため、尖角になってしまうことも多い。
あまりに入手困難な素材として有名になったことから、当時はインターネットで「羅刹」と入力すると、
この「羅刹の金角」が検索のトップに出てくることも珍しくなかった。
その後、MH4Gでは確率が調整され、80%という高確率で入手できるようになり、
MHX(X)では一部クエストの基本報酬で獲得できるようになったことで、大幅に入手難度が下がった。
- MH4では仮に部位破壊に成功したとしても、
- なお、MH4(G)ではレア度は闘魂を上回る7(紅玉や宝玉と同等)で、
売却額も12000zという古龍種や古龍級モンスターの宝玉に匹敵する額に設定されていた
(「羅刹の金剛角」も同様で、レア度9に設定されていた)。
MHX(X)では両者ともにレア度が引き下げられ、6(8)となっている。
- なお、MH4(G)ではレア度は闘魂を上回る7(紅玉や宝玉と同等)で、
- 「羅刹(羅刹天)」とは仏教の天部の一つである十二天に属する西南の護法善神のこと。
破壊と滅亡を司る神とされ、鬼神の総称として使われることもある。
「破壊と滅亡の申し子」こと激昂ラージャンにはピッタリの素材名と言えよう。
- 「羅刹(羅刹天)」とは仏教の天部の一つである十二天に属する西南の護法善神のこと。
- 昂獅子の皮
- 激昂したラージャンの皮。
MHXRで追加された固有素材。
- 昂獅子の骨
- 激昂したラージャンの骨。
MHXRで追加された固有素材。
- 昂獅子の爪
- 激昂したラージャンの前脚(腕)の爪。
MHXRで追加された固有素材。
- 昂獅子の雷鳴玉
- 激昂したラージャンが持つ玉石。
MHXRで追加された固有素材。
関連項目
モンスター/ラージャン
モンスター/ラージャン/派生作品
防具/金色・黒子シリーズ - 怒天・心滅シリーズの記述あり。
武器/ラージャン武器 - ラージャン素材を用いた各武器へのリンクあり。
BGM/ラージャン戦闘BGM
システム/激昂状態
モンハン用語/右ラー - MH4のギルドクエストのみ。
モンスター/怒り喰らうイビルジョー ‐ 同ポジションのモンスター。
モンスター/紅蓮滾るバゼルギウス ‐ 同ポジションのモンスター。
クエスト関連
クエスト/金の仁王、並び立つ
クエスト/双獅激天
クエスト/俺のソウルは○○ - 4番目のクエストがG級激昂したラージャンが出るものとなっている。
クエスト/怒髪の金獅子狩猟!
クエスト/破壊と滅亡の申し子
クエスト/武神闘宴
クエスト/見るも言うも聞くも申
クエスト/OP・最強の宴
クエスト/君はゴールデントロフィー