ゲーム用語/形態変化

Last-modified: 2024-05-22 (水) 10:03:03

一部のモンスターが持つ特殊なステータス変化。

具体例

具体例に関しては下記の記事を参照されたし。
ゲーム用語/形態変化/具体例
ゲーム用語/形態変化/具体例/MHF

目次

概要

  • ゲームにおける形態変化とは、一般的に、ボスキャラクターが戦闘中に姿や能力を変化させることを指す。
    古くから使われてきた表現であり、ボスをより魅力的な存在として強く印象付けるために用いられることが多い。
    やっとの思いで追い詰めたつもりが第一形態に過ぎなかった場合など、プレイヤーにとっては往々にして厳しい戦いとなるが、
    苦闘の末にそれを乗り越えられたときの達成感は格別である。

MHシリーズにおける形態変化

  • MHシリーズにおいては、全ての大型モンスターがボスに相当すると言っても過言ではなく、
    それぞれの生態を印象付ける要素として見た目の変化など、広義での形態変化を持つモンスターが多数存在している。
    怒り状態への移行に従って姿を変えるモンスターも多い。
  • 一方、一部のモンスターでは速さや攻撃力、肉質といった数値だけではなく、攻撃パターンが大幅に変化し、
    変化前と後でまるで別のモンスターのような動きをする場合がある。
    このような変化は怒り状態とは別のステータス変化であり、形態変化と怒り状態が同時に起こることもある。
    モンスターごとに発動の条件が異なるが、主に残り体力がトリガーとなっていることが多い。
    また、形態変化前の立ち回りでは避け辛い攻撃が追加されることもあるために、
    プレイヤーは怒り状態以上に柔軟な立ち回りを要求される。
  • メインシリーズにおいてはゲーム性やハードの進化に伴いこのタイプの変化をするモンスターが増えていった。
    初期の頃は裏ボス・ラスボス級かメインモンスターといったいわゆる大物に限定される変化だったが、
    MH4以降は通常の大型モンスターでも形態変化を行うものが増えていく。
  • 形態変化に合わせてBGMが変化するモンスターも存在する。
    強敵との戦いを印象付ける非常に熱い演出であり、身の引き締まること請け合いである。
  • モンスターによっては、ダメージの蓄積やギミックによって形態変化を解除させることができる。
    この際、特殊なダウンが取れる場合もあり、狩猟を有利に進めることができる。
  • 派生作品のMHFでは、かなり初期の頃から形態変化を行う大型モンスター
    (アップデートの目玉として追加されるモンスター達)が現れていた。
    具体的にはこちらを参照されたし。
    また、MHSTシリーズでも形態変化は存在しており、特定のスキルを使用することで見た目や行動パターンが変化する。
    形態変化持ちのオトモンはバフをかけてやることで形態変化した見た目になるという演出がある。
    勿論ただの演出で、形態変化しないと打てないスキルがあるわけではない。
  • ハンター側が使う武器のスラッシュアックスやチャージアックスなどの変形も、
    ある意味では「形態変化」の1つと言えなくもないが、本項では触れない。

シリーズ毎の変遷

MHP2G以前

  • MHP2G以前の一般的な大型モンスターには、大きく形態変化を行うモンスターはほとんど見られない。
    一方、本シリーズでは初代からモンスターの怒り状態部位破壊に伴ってステータスが変化する仕様が取り入れられており、
    生物らしい特徴をシステムに取り入れることで世界観をより深めるとともに、
    環境の変化への柔軟な対応が求められるゲームプレイを促している。
    これらの仕様は、モンハンらしさの一つとして現在も引き継がれている。
  • そんな中、禁忌のモンスターである紅龍祖龍は例外的に、体力の低下に伴い肉質を変化させる特徴を持っていた。
    通称"硬化"と呼ばれるこの形態移行によって、物理攻撃・属性攻撃ともに約90%減と、鉄壁の如き防御を見せつける。
    さらにMHP2以前は硬化の発動とともに常時怒り状態へと変化し、多くのハンターに規格外の実力を知らしめた。
    • MH3Gにおける禁忌のモンスターの一角であるグラン・ミラオスも、体力が一定値を下回ると硬化する。
      また、硬化後に胸を破壊するまでは既に破壊した部位の火噴きが復活するといった厄介な能力も併せ持っている。
      ただし、こちらは肉質硬化のみであり属性攻撃の通りに影響は無いため、その点ではいくらか有情か。
    • このようにミラ系モンスターの代名詞の一つとして認識されていた硬化状態であるが、
      MH4以降は怒り状態への移行に伴う肉質変化に統合された。
      それどころか、怒り状態へ変化すると肉質が軟化する部位も多く確認される。
      このような変更は、モンスターが従来と比較して遥かにアグレッシブに動くよう刷新され、
      よりリスクとリターンの見極めが求められるゲーム性へと変化したことが原因であると考えられる。

MH3~MH3G

  • MH3では従来の怒り状態に加え、ハンターに有利な状態変化としてモンスターの疲労状態が新たに追加された。
    また、ボルボロスの泥纏いやアグナコトルの溶岩の鎧に代表される、生態を反映したステータス変化が現れはじめ、
    モンスターのバリエーションがこれまで以上に豊かになった。
    さらにMHP3では、メインモンスターであるジンオウガが専用の形態変化「超帯電状態」を引っ提げて鮮烈なデビューを果たし、
    これを皮切りに、怒り状態とは異なる固有の形態変化が増加し始めることとなる。
  • MH3のラスボスとして、形態変化によって行動を大きく変えるモンスター、アルバトリオンが初登場。
    二つの形態で全く異なる属性を扱う特徴によって、禁忌の存在としての異質さを強く印象付けた。
    また、モンハンの形態変化の多くは段階移行による強化、いわゆるパワーアップといった趣だが、
    アルバトリオンは並列した2形態を交互に切り替え続けるためモードチェンジ的な意味合いが強く、
    この点でも珍しい生態を有している。
  • MHP3のラスボスであるアマツマガツチとの戦闘において、
    モンスターの形態変化に伴ってBGMが変化する演出が始めて実装された。
    いわゆる「ラスボス第二形態」として特殊な演出が与えられるのは本シリーズでは初の事例であり、
    以降の作品でラスボスやそれに類するモンスターの特殊な形態変化が恒例化する先駆けとなった。

MH4~MHXX

  • MH4では、一度倒れたモンスターが狂竜化して復活する演出が登場した。
    モンスター固有の形態変化ではないが、ファンタジーの中にもリアルさを追求するモンハンの世界観では
    このように復活して蘇るパターンの演出は考えにくいと思われていたため、大きな話題を呼んだ。
    • 狂竜化したモンスターは厳密には死んでいるわけではなく、
      狂竜ウイルスの発症に伴って一度倒れてしまったというのが真相である。
      一方、ストーリーとの兼ね合いで、討伐後の剥ぎ取りまで経たモンスターが再度復活するケースもいくつか存在しているが、
      それらはゲーム的な都合であり、ほとんどの場合はムービー中で処理されることになる。

MHWorld以降

  • ゲーム性やハードの進化に伴って、何かしらの形態変化を行うモンスターが大幅に増加した。
    過去作で初登場したジンオウガやゴア・マガラのように、
    形態変化の解除とともに大きな隙を見せるモンスターも増加し、駆け引きが楽しめる。
    また、ネルギガンテの破棘滅尽旋・天のように、強力なモンスターの中には
    形態変化の解除とともに必殺技を放つモンスターが登場するようになった。
    これによりハンターは早急に対処する必要に迫られるが、すぐに解除できる場合は見る機会は少ない。
  • MHWorldでは、一部の古龍が段階的に能力を解放していくようになった。
    龍封力で強化を抑制することができる。

形態変化の一覧

  • 以下には特徴的な公式名称または特別な演出が設定されている形態変化を掲載している。
    なお、ユーザーが便宜的に名付けた非公式名称については斜字にて記載する。
  • 分類については特徴に合わせて以下のように番号を振っている
    • モンスターのHPに連動して変化・解禁されるもの…1
    • 特殊な名称を持つ怒り状態に相当するもの…2
    • HPや怒り状態に関わらず変化するもの…3
    • ダメージの蓄積やギミックによって解除できるもの…4
    • BGMが変化するもの…5
       
モンスター形態変化分類初お披露目作品
激昂したラージャン激昂状態2MHP2G
アルバトリオン火龍モード3MH3
氷雷モード
ジンオウガ超帯電状態3,4MHP3
アマツマガツチ形態変化*11,5
ジンオウガ亜種龍光まとい3,4MH3G
怒り喰らうイビルジョー龍強化状態2
ザボアザギル氷纏い状態3,4MH4
膨張状態
ゴア・マガラ狂竜化2,4
ゲネル・セルタス合体3,4
ラージャン闘気硬化状態3,4*2
激昂したラージャン
ティガレックス希少種爆轟状態3*3
ゴグマジオス気体モード1,5MH4G
ディノバルド尻尾赤熱状態3MHX
尻尾錆び状態
ノド溜め状態2,4
ライゼクス部位電荷状態3,4
金雷公ジンオウガ真帯電状態3,4
オストガロア索餌形態3
捕食形態1,5
瘴龍ブレス形態1,4
鎧裂ショウグンギザミグラビモスの頭骨3MHXX
ディノバルドの頭骨
青電主ライゼクス青電荷状態3,4
天眼タマミツネ無明状態3
天眼状態2
鏖魔ディアブロス暴走状態1
狂暴走状態1,2,5
アトラル・カアトラル・ネセト1,5
ドスジャグラス満腹状態3,4MHWorld
トビカガチ帯電状態3,4
プケプケ毒活性化状態3,4
アンジャナフ炎熱蓄積状態3,4
オドガロン強暴化状態3
キリン雷纏い形態3
クシャルダオラ風纏い形態3
テオ・テスカトル龍炎纏い形態3
ナナ・テスカトリ龍炎纏い形態3
ゼノ・ジーヴァ臨界状態3,5
マム・タロト怒り荒ぶる状態2,5
トビカガチ高圧帯電状態3,4MHW:I
アンジャナフ亜種帯電状態3,4
オドガロン亜種強暴化状態3,4
ディノバルド亜種結晶増加状態3
研ぎ状態
紅蓮滾るバゼルギウス紅蓮状態3,4
イヴェルカーナ氷纏い状態3,4
リオレウス希少種劫炎状態3,4
リオレイア希少種
ネロミェール水纏い状態3
雷纏い状態
アン・イシュワルダ岩纏い状態1,5
ムフェト・ジーヴァ臨界状態1,4,5
猛り爆ぜるブラキディオス粘菌変異活性状態1,5
アルバトリオン炎活性化状態3
氷活性化状態
龍活性化状態
タマミツネ泡纏い状態3,4MHRise
マガイマガド鬼火纏い状態3,4
鬼火臨界状態1,2
奇しき赫耀のバルファルク龍気解放状態3,4
ルナガロン四足状態3MHR:S
二足状態3,4
氷衣状態3,4
怨嗟響めくマガイマガド鬼火漏出状態3
一極鬼火状態3,4
二極鬼火状態1,3,4
メル・ゼナ血氣活性状態3,4
ガイアデルム冥塊状態1
冥流解放状態
冥流奔騰状態1,5
ナルガクルガ希少種猛棘化状態3,4
タマミツネ希少種白焔状態3,4,5
原初を刻むメル・ゼナ血氣覚醒状態3,4
血氣烈昂状態1,3,4
血氣蝕烈状態1,2
傀異克服古龍傀氣脈動状態1,2,4
 

余談

  • 一口に「形態変化」と言っても、実際の変化の度合いはモンスターによって大きく異なる。
    多くは見た目以外では「攻撃の性質が変化する」「ステータスが上昇する」「新行動が追加される」程度で、
    「全てのモーションが通常時と完全に別物になる」というモンスターは現時点ではアトラル・カを除いてほとんどいない。
    ゴア・マガラのように形態変化で動きが大きく変わるモンスターもいるにはいるが、
    攻撃方法のみならず歩行から振り向きまで通常時とまるで異なった動きを見せるようになるのは、
    他にはザボアザギルの膨張状態ぐらいなものである。
    形態変化の概念が取り入れられているゲームとしては、
    モンハンは総じて然程大きな変化が見られない部類に入ると言える。
  • 生態に即した細かな変化をするモンスターは、ゲーム用語としての狭義での形態変化にはみなされないことも多い。
    ラギアクルスの蓄電行動やボルボロスの泥纏い等が好例である。
    確かに攻撃モーションやステータスが怒り状態への移行とは全く別系統の変化をするが、
    大規模なビジュアルや性質の変化がないこと、飽くまで生態の一つであって
    外敵に対抗するための特殊な変化ではないことなどを理由に区別されていると考えられる。
    • ただしMHSTシリーズにおいては別。
      これらの作品では野生個体がこのような状態になることで行動パターンががらりと変わるため、
      ハンティングアクション作品とは打って変わって形態変化の1つとみなされやすい。
      MHST2では更に「飛行」や「地中潜行」なども形態変化の1つのような扱いになっており、
      プレイヤーはその都度戦い方を変える必要が出てくるようになった。

関連項目

システム/怒り状態
ゲーム用語/形態変化/具体例
ゲーム用語/形態変化/具体例/MHF


*1 公式ガイドブックより
*2 4はMHWorld以降
*3 一見怒り状態の更に上の状態に見えるが、闘魂スキルが発動しない