- 種族
- 牙獣種
- 別名
- 跳緋獣(ちょうひじゅう)
- 登場作品
- MHF
- 狩猟地
- 潮島
目次
生態・特徴
- メゼポルタ地方から遠く南に離れた無人島「潮島」に生息する牙獣種。
赤い縞模様の体毛に長く発達した両腕と尻尾が特徴。
熱帯林に生息し、木々の間を跳び回るように移動する事から「跳緋獣」とも呼ばれる。
- 大型モンスターにしては珍しい樹上性の生態を持ち、一生の大半を樹の上で過ごす。
基本的に群れで生活することはなく、
単独もしくは背中に背負った幼年期の「ココモア」を守りながら成長するまで親子で行動する。
子供に危害を加えようとする存在は決して許さず、そのような者に対しては激昂し、猛攻を加える。
- 外敵に対する攻撃手段と普段の移動を兼ねたゴゴモア独特の能力として、
両腕の先に糸を噴射する器官を持っている。
この糸は単に伸縮性と弾力性に富んでいるだけでなく、
好物であるネンチャク草の成分を含んだ唾液を塗りこむことで
1本でも樹上に固定してゴゴモア親子の体重を支えるといった芸当を可能にする。
通常では届かない箇所への直接移動や腕のリーチの延長、樹上や空中での体の固定などに使用される他、
ハンターとの戦闘においては高い位置にある枝へ発射してからの振り子式キックや、
張力を活かしたスリングショット式の体当たりなど、トリッキーでアクロバティックな攻撃に用いられる。
また、腕の糸の発射器官が発達した個体は、一度に複数本の糸を発射可能。
そのため、左右から3本ずつ発射し、体重をかけて大木を押し倒す、
糸を木に固定させ、回転して遠心力を身体に集中させて相手を突き飛ばすなど、
豪快かつスピーディな動きを可能にしている。
なお、前述した糸を利用した高速移動やその勢いを利用した体当たりは、
威力、速度共に抜群である反面、すれ違いざまに攻撃を受けると
その速度が仇となり、通常よりも深い傷を負ってしまう危険性を孕んでいる。
この事からハンターの間では、あえてゴゴモアの突撃を正面から迎え、
カウンターによって大ダメージを与えるという手法が確立されている。
- 猛スピードで辺りを跳び回るものの、背中にしがみついているココモアは滅多な事では落下しない。
しかし、強い閃光などに驚くなどして戦闘中にココモアが背中から落ちてしまうと、
親のゴゴモアは子供を守ることを最優先とし、距離を離してしまう糸攻撃を行わなくなる。
また、この時にココモアへ過剰なダメージを与えると、
やがて耐え切れなくなったココモアは穴を掘って他のエリアへ逃げてしまう。
その様子を見たゴゴモアは子供を傷つけられた事に激昂し、守りを捨てたより激しい攻撃を行うようになる。
- 発見されたのはごく最近でありながら、生態に関する調査はかなり進んでおり、
比較的ハンターランクの低い者でも狩猟クエストの受注が許可されている。
概要
- 子供の「ココモア」と共に、MHF フォワード.2にて登場した牙獣種モンスター。
新狩猟地である潮島と同時に実装され、土地と一体となった攻撃や移動を仕掛けてくる。- 見ての通りコンガやラージャンなどと同じ猿型の骨格を持つが、
設定画でのコメントにもある通り若干姿勢が低い。生息環境へ適応した結果だろうか?
- 見ての通りコンガやラージャンなどと同じ猿型の骨格を持つが、
- 下位はHR2、上位はHR3から挑め、剛種やG級個体も存在する。
また、チュートリアルで戦うことになるため、
原則として新規プレイヤーが一番最初に邂逅する大型モンスターであると言える。
(チュートリアル自体は一応受けずにゲームを進めることもできる)
なおMHF-G9.1まではHR3(現、HR1)から挑めるモンスターだったが、
G10のHRシステム再編に伴い、何故かHR2(旧体系HR11~)から挑めるモンスターに変更されている。
- 子供であるココモアを背負った状態で行動しているが、
このココモアは部位などではなくモンスターとして独立している。
基本的には親のゴゴモアから離れることはなく、
このココモアを親から引き剥がすかどうかが戦略上非常に重要な要素となる。詳しくは後述。
- 他の牙獣種と比較して各種状態異常や罠への抵抗力が非常に高いと言う特徴を持つ。
落とし穴は下位でも8秒、シビレ罠に至っては5秒しか効かない。
シビレ罠の有効時間はMHFに登場する全牙獣種の中でももっとも短く、
捕獲に手間取ると即座に脱出されてしまう。
更に、麻痺の有効時間も5秒と極めて短い。
睡眠は有効だが剛種では通用しなくなる(後述)。
そして閃光玉は親のゴゴモアの動きを一切止められない(ただし後述するが、ココモアには有効)。
そのため、基本的にゴゴモアの各種攻撃を特定の手段を用いて妨害し、
隙を生み出してチャンスを作るという立ち回りが求められる。
- 腕から糸を出し、それを利用した高速移動体当たりを主軸に攻撃してくる。
糸を固定する場所でどういうタイプの攻撃かが変わる(地面だとスライディングするように体当たりなど)。
このため、動きに慣れていないとそのスピードに翻弄されてしまうだろう。
しかし早すぎるため判定は一瞬の場合が多く、避けること自体は不可能ではない。
また、糸を出してから攻撃するという関係で次にどんな攻撃をしてくるか予測しやすい。
- さらにこの糸、一定量の攻撃を加えることで「切断」が可能。
糸で体を木々に固定して引っ張っているため、切断すると反動で怯んだりダウンしたりする。
その上、ゴゴモアの糸は上述したようにネンチャク草の成分を含んだ唾液から成るためか、
何度も何度も切断すると一時的に腕から糸が発射できなくなり、
糸の粘着力を取り戻すために手のひらを舐める動作をして隙を晒す。
糸の切断は手数が多い武器だと比較的やりやすい。片手剣や双剣なら積極的に狙っていいだろう。
- また、潮島に点在する木々は攻撃した際に、巣が落下してそこから虫が出てくるのだが、
ゴゴモアに当たると攻撃準備中であってもそれを中断し、虫を払う仕草を見せる。
これはココモアを守るためと見られており、この動作があるためかゴゴモアは虫の接触で毒状態にならない。
- 瀕死時には木の上で休眠をとるが、
ナルガクルガと違って接近しただけでは木から下りてこない。
ではどうすればいいかというと、ゴゴモアが休息している木をブッ叩けば良い。
そうすると木からゴゴモアが落ちて追撃が可能となる。
- 実装当初から、(当時)スキルを充実させた人間4名PTでの攻略が大前提のバランスであったMHFでは異例となる、
下位個体の体力の低さが話題になっていた。
体力としてはイャンクック並みであり、MHFのオリジナルモンスターとしては破格の設定であった。
これは下位ゴゴモア自体が「MHFを始めたばかりのプレイヤー」を意識して調整されているためと思われる。*1
MHF-G10よりほぼ全ての下位モンスターが、
当時の下位ゴゴモア並みにまで体力を落とされている事が確認されているが、
ゴゴモアについてはそこから更に体力が減っている。
ゴゴモアとココモア
- 上述したとおりココモアは基本的にゴゴモアの背中から離れることはないのだが、
特定の条件を満たすとゴゴモアの背中から離れてしまう。
- ココモアが落ちたことにゴゴモアが気づくと、攻撃を中断して雄叫びを上げ、救出に向かおうとする。
一方のココモアは特にハンターを攻撃するでもなく、親を探して周囲を歩き回り、
時にはお尻ペンペンのような仕草を見せる。
- ココモアが落ちている間、ゴゴモアは糸による攻撃を一切行わない。
ココモアの元に向かうための移動は突進となり、ココモアの周囲をパンチや尻尾攻撃でなぎ払い、
安全が確保できたところで前転してココモアを回収する。
これだとココモアが前転で潰されてしまうような気もするがそこは親子故の絶妙さがあるのだろう。
- つまり、ココモアを落とすことでゴゴモアは脅威となる糸からの高速移動攻撃を行わなくなり、
肉弾戦は少々厄介なものの糸に比べると対処しやすく、狩りを有利に進められる。
先に述べたとおり突進はココモアに対してしか行わず、腕殴りもその場でしかやらないので
この状態のゴゴモアはガンナーの絶好の的である。ココモアのいない方向で一定距離をとれば
ゴゴモアの攻撃は届かず、かなり安全に部位破壊などができるチャンスである。是非狙っていこう。
- ココモアを落とすための条件だが、主に3つある。
- 1つは睡眠と麻痺。ゴゴモアを眠らせたり麻痺させたりすると100%確実にココモアが吹っ飛ぶ。
自発的な睡眠ではゴゴモアの背中で寝ているので、
親が突然昏睡状態になったことで驚いてしまったのだろうか。
どちらも、もっともお手軽かつ確実な方法ではあるのだが、
剛種とG級では睡眠が効かない上に、麻痺でココモアが離れないためこの方法が使えない。
- 2つめは閃光玉。
閃光玉はゴゴモアには一切効かないのだが、ココモアには効く。
そのため閃光玉を浴びせるとココモアは吹っ飛ぶ。
下位と上位ではタイミングを問わずココモアがこちらを向いていれば効くのだが、
特異個体、剛種、G級については有効なタイミングが決まっており、
基本的に糸を使った高速体当たり系の攻撃時に限定されている。
そのため、閃光玉を投げた硬直中にゴゴモア本体の体当たりをもらいやすい。体力は十分確保しておきたい。
- 3つめはココモア本体に一定ダメージを与えること。
背中に跨っているため基本的にガンナーしか狙えない上にかなりダメージを与えないと離れないが、
特定のタイミングで攻撃することで近接武器でも引き剥がしは可能。
過去に実施された公式狩猟大会では閃光玉が支給されておらず、武器の特性上、
麻痺も睡眠も狙えなかった双剣がこの方法でココモアを引き剥がしている。
動画もあるので興味のある人は探してみるとよい。
- 1つは睡眠と麻痺。ゴゴモアを眠らせたり麻痺させたりすると100%確実にココモアが吹っ飛ぶ。
- なお、ココモアが親から離れた後に一定時間が経過すると親がココモアを回収してしまうのだが、
ココモアに一定ダメージを与えてダウンさせることで、ココモアの回収に失敗してしまう。
適当にダウンさせておけばかなりの時間ゴゴモアとココモアを引き剥がせる。
- だが、5回(剛種とG級、特異個体は3回)ココモアが吹っ飛ぶと、
ココモアは獣人種の様に潜って逃げだしてしまう。
そうなると子を傷つけられた怒りからかゴゴモアが激昂し、赤いオーラを纏う。
以後狩猟が終わるか、エリアチェンジしてココモアが復活するまで激昂状態のままになる。
激昂状態は怒り状態よりもさらに攻撃力やスピードが上がり、一部攻撃も強化される。
しかしそれと引き換えに防御力が低下してこちらから与えられるダメージも増すため、
ハイリスクハイリターンな戦法が可能となる。
後述のカウンターギミックによる一撃必殺戦法は基本的にこの赤いオーラを纏った状態で行うことが多い。
カウンターギミック
- ゴゴモアの糸を使った攻撃はどれもとてつもないスピードを誇るが、
そのスピード故にその最中に攻撃を当てると、
ゴゴモア側のスピードがかえってその威力を増大させてしまうデメリットが存在する。
これを利用したのがカウンター攻撃である。
- 糸を使って飛ぶ攻撃に対してこちらの攻撃をカウンターで当てると、特殊なギミックが発動する。
よく漫画などで二人の剣士が同時に攻撃してしばらく沈黙が流れた後、
片方が血を吹いて倒れるというものが出てくるがそれと同じもの。
成功するとゴゴモアの当たり判定が消えてこちら側のダメージが無効化される上、
オレンジ色のエフェクトが出た後に大量の血を吹いてゴゴモアが怯む。
- このエフェクト自体にはダメージが無いのだが、
カウンターで浴びせた一撃に限り、肉質が3倍・与ダメージが4倍
(つまり単純計算で12倍)になった状態でダメージ計算がされる
(正確には、上記の攻撃中にカウンターギミック+肉質が3倍になっている)。
- MHFでは4人プレイ前提のためモンスターの体力が高めに設定されており、
このゴゴモアも下位を除けば例外ではない。
しかし、12倍というダメージの増加は流石に凄まじく、カウンターに慣れたハンターであれば、
4人でハメまがいのことをするより大剣ソロでガチった方が早いなんてことも可能。
この事実が明るみに出る前は罠を多用し力技でハメる狩猟が全盛であったのだが、
カウンター狩猟動画などが普及したことでハメによる募集が姿を消し、
代わりに多くのハンターがカウンター狩猟にチャレンジすることになり、
「ハメを使用しなくてもプレイヤーの技術次第で討伐時間を劇的に短縮できる」という点で、
ゴゴモア自体も評価が大きく上がることになる。
- なお、上述したようにゴゴモアを激昂させると防御力が低下してこちらから与えられるダメージも増す。
つまりこの状態でカウンターを放つと、与えるダメージも必然跳ね上がることになる。
秘伝書の攻撃力補正追加や、大剣が上方修正される前のフォワード時代において、
SP武器で体力14400の剛種を一撃で仕留めるハンターが現れたことからも明らかである。- 流石に当時の環境で一撃必殺を決めるには、火事場や餓狼などリスクを背負ったり、
狩猟笛の攻撃旋律が必要であった。
しかし現在は当時に比べ大剣の全攻撃のモーション値が1.2倍に上方修正されており、
武器も上方修正されているので、
HRの時点から一撃必殺とまではいかないが相当早く仕留めることが可能になっている。
- 流石に当時の環境で一撃必殺を決めるには、火事場や餓狼などリスクを背負ったり、
- 一撃のモーション値が高めの武器種ならカウンターで絶大なダメージを与えられる。
タイミングを図りやすい狩猟笛(演奏攻撃)などでカウンターを決める動画も多く見られる。
MHF-G紹介ムービーでは太刀の気刃放出斬りでカウンターを決めているが、
気刃放出斬りは複数ヒット攻撃なので、最初の1ヒットしかカウンターのダメージが乗らない。
- G級スキル「反射」があると、盾を構えて待っているだけで勝手にカウンターされてくれる。
- なお、砲撃・弾丸や矢ではカウンターは発動しない。
あくまで剣士武器の近接攻撃でのみ可能である。
ちなみに、他にカウンターが可能なものとしてはラングロトラの転がりなどがある。
剛種
- オルガロンに続く2番目の牙獣種剛種として登場。
上でも述べたが睡眠が無効になっており、麻痺でココモアが落ちなくなっている。
更に閃光玉の有効タイミングも限定されているのでカウンターを狙う場合は要練習。
- 剛種からの追加モーションとして、
片方の腕から出る糸で宙にぶら下がり、もう片方の腕から糸弾を乱射するという攻撃を披露する。
ダメージはそこまで多くはないがとにかく数が多いため、
連続で被弾して気絶してしまい、追撃を貰いやすい。ガードできる武器もスタミナを一気に削られてしまう。
対策としては潮島の「木」に身を隠すというものがある。
- 体力は10799、攻撃倍率は3.70、怒り時は5.55倍。
攻撃自体見切りやすいものが多く、ダメージ自体もそこまで激烈なものは少ない。
また、前述の激昂状態でのカウンターギミックを狙っていく場合、
通常の怒り状態にする必要がないため、比較的安全に激昂状態に持っていくことができる。
この点から剛種の中でも比較的挑みやすいモンスターとして定評がある。
ちなみにG9.1以前は体力は14400、攻撃倍率は5.0、怒り時7.5だった。
- なおこのモンスターには専用のレア素材が存在する。
「牙獣種の燦角」がそれである。剥ぎ取りと頭破壊で出るがあまり確率は高くない。
基本的にゴゴモアの剛種武器に用いるので、頑張って手に入れたいものである。
G級
- MHF-G6.1アップデートでG級進出が決定。難易度は★3。
ゴゴモアのG級進出によって、MHFの牙獣種モンスターは全種G級へのエントリーを果たしたことになる。
- ちなみに6.1の情報が公開される前に先んじてアップされていた、
MHF-G7アップデートのメインビジュアルにゴゴモア防具らしきハンターが映っており、
いずれG級でゴゴモアの登場があるだろうと予想していたハンターは多かったようだ。
ただしそれはMHF-G7で、と予想されており、G6.1での登場ということに驚いたハンターも少なくなかった模様。
- ステータスは剛種を若干強化したものとなっており、
防御力減算に拮抗できる装備であれば剛種とほぼ同等の感覚で戦うことができるだろう。
なお属性弱点は剛種では不明瞭だったが、氷属性が明瞭に効くようになった。
カウンターギミックも健在であるが、元のステータス強化がそこまでではないため、
強力な装備を持つハンターであればカウンターに頼らずとも討伐は容易であろう。
ただし状態異常耐性は大きく上がっており、基本的に剛種の仕様を引き継いでいるためハメはほぼ不可能に近い。
- 追加技として、両腕から複数本の糸を出して地面に絡めとり、
あろうことか地面ごと引っ剥がして投げつけるという行動を持つ。
この糸に巻き込まれると足をとられてしまい、
レバガチャで脱出しなければ地面ごと打ち上げられ、投げつけで吹っ飛ばされるコンボ攻撃を受けることになる。
★3のギリギリ適性程度の防御力では、真根性を貫通されてしまうことも。- 足をとられた際には震動を受けた時のモーションをとるが、
耐震スキルでは無効化することはできない。
また、これはあらゆるガード行動を無効化する。
- 足をとられた際には震動を受けた時のモーションをとるが、
- また、既存の行動にも変化が生じており、後転行動時に上から大量の枝葉が落ちてくる。
後転を終えたゴゴモアの周囲を囲うように隙間なく降ってくるため追撃は危険である。
糸突進などでハンターが後方にいる場合、これを繰り出すことで反撃してくることがある。
- 武器は原種武器デザインで太刀・ランス・ガンランス・ハンマーがある。
剛種武器の特性をそのまま引き継いで没個性化するのではないかと懸念されていたが、
いずれも超高倍率+非常に長い紫ゲージという形で他のG級武器との差別化を図ったようだ。
早い段階で高い性能を発揮できるため、G級入門武器としても薦められるケースが多い。
- 防具も非常に強力であり、剣士・ガンナー共に一閃と達人と怒を持つ。
また、事前にガンナー脚防具を精錬した装飾品の性能が公開されており、
「一閃+2、達人+3、怒+2、三界の護り+2」という非常に強力なスキル構成である。
★3モンスターという立場であるため防御力自体はGX防具に強化し更に鍛えこまないとそこまで高くはないが、
作成難易度を考えるとコストパフォーマンスに優れるといえる。
- ちなみに尻尾破壊に専用素材を持つが、80%と高確率な上に防具には使用せず、
武器にも僅かな数しか必要とされない。
特異個体
- 見た目の変化(ゴゴモア)
- 眼が黄色
- 角がディアブロスのように捻じ曲がっている
- 腕が太く発達している
- 爪が巨大化し、赤く変色している
- 鬣や腕、背中、尻尾の毛などが黄色く変色している
- 見た目の変化(ココモア)
- 眼が黄色
- 腕が一回り大きくなっている
- 頭や腕、尻尾の毛が黄色く変色している
- フォワード.5下の2012年12月にて、子供のココモアごと特異個体が実装。
優秀な覇種武器の素材となることもあり注目されていた。
通常のゴゴモアの弱点だった部分が多少強化されている。
- 糸の射出口が発達しており、片腕で複数本の糸を同時に繰ることが可能になった。
ゲーム中では一つの腕から一度に3本まで、両腕で最大同時に6本まで伸ばしてくる。
これにより既存技の一部が強化され、従来より糸切断が難しくなっている。
- 2種の遠距離攻撃手段を獲得しているのも特徴。
まず、糸を樹上に固定し上昇、毒光虫の巣を6つ掴み投げつける技。
落下した巣には毒の他に睡眠効果も付加されるため厄介。
これにより、気絶・毒・睡眠という数々の状態異常を使いこなすようになった。
ただし相変わらず麻痺は使わない。使われても困るが。
そのほか、6本の糸を樹に固定した後、体重をかけて前方広範囲に引き倒す技を繰り出す。
前方のみとは言え範囲は広く、更に強震動も発生してしまう。
- また、糸を地上に伸ばして固定後、
そこを軸としてゴゴモア自身が時計回りに超速度で大回転する大技も追加。
広範囲なのは勿論だが、生える樹によって軌道が変わるため奇襲を受けることがある。
案の定カウンターは取れるので、それを利用し攻撃判定を回避しよう。
- ココモア落下時の攻撃手段が追加されており、ダッシュパンチを多用するようになった。
また、少し溜めたあとに体全体を利用した側転を行い、子供を守ろうとする。
- 激昂状態になると、一部の糸使用攻撃の予備動作が短縮される。
糸を張って一瞬で突っ込んでくるためカウンタータイミングが早まることに注意。
特に既存の四方八方へ跳び回る大技は出が早く、上空時に発生した溜め時間が消滅しているため
目まぐるしく移動しまくるようになる。
なおフェイントのためか、片腕で糸を発射し前方に体当たりする動作のみ、逆に予備時間が長い。
- 剛種でも戦いやすいで定評だったゴゴモアも、剛種特異個体はそれに恥じぬ戦闘力を発揮するため、
普通のゴゴモアに慣れた人はさらにやりごたえを感じさせてくれるだろう。
一方、すぐ終わる入門向けと定評の下位ゴゴモアはハードコア化しても相変わらずなので、
こちらは剛種と逆でハードコア入門に最適のモンスターと言えるポジションとなった。
- また、いずれのランク帯でも補正によって防御力が大きく低下しているのも特徴。
特に怒り時は大幅に防御力が低下するため、激昂状態でのカウンター狙い以外に、
普通に戦ってもそれほど時間はかからない上に、
カウンターについては上手く決めれば一撃で沈めることも可能である。
- ただし大剣の溜め4カウンター狙いは難易度が上昇している。
これは大剣の溜め時間の関係上、ゴゴモアから一定の距離を保ちつつ、
更にゴゴモアの振り向き前には溜め始めていないと間に合わないのだが、
特異個体で追加された2種類の遠距離攻撃手段は、丁度その適正距離に居ると被弾してしまうのである。
このため実装当初は批判も多かった。
現在ではより接近、もしくは遠距離で構えて対応するハンターや、
狩猟笛の踏み込み突き上げ(や、演奏攻撃)などの、離脱がしやすい攻撃で対処しているようである。
もちろん、上述したように防御力の低下に目をつけて普通に戦うという選択をするハンターも多い。
武具
- ゴゴモアの武器はいずれも麻痺属性を有している。
麻痺に関連する要素がほとんど見受けられないが、
麻痺やシビレ罠に対する高い抵抗性を反映させているのだろうか。
- 下位から作成できる武器はいずれも優良な性能とそこまで高くない作成難易度を併せ持ち、
ゲーム序盤から凄腕昇級前後まで安定した活躍できる武器として定評である。
ライトボウガンは標準で麻痺弾をLV1は4発、LV2は2発装填できる数少ないボウガンとなっている。
- 剛種武器も同じく麻痺属性を有するが、更に白ゲージが一部除いて非常に長い。
そのため対変種用として絶大な性能を発揮する上に、
ゴゴモア自体の難易度に合わせて素材も手ごろなものが多く、どれも人気が高い。
片手剣と狩猟笛は始種武器まで強化できるため将来性も十分。
なおG級武器についてはベースデザインが原種武器のものとなっている。
- 防具に関しては、人気の初心者用防具であるククボシリーズと相性が良いことで知られる。
詳しくはゴゴククボを参照のこと。
G級防具も上述した通りかなりの高性能。
余談
- 初お目見えとなるフォワード.2の紹介ムービーの時、
ニコニコ動画ユーザーの反応は「ス○イダーマッ!」であった。
自由自在に糸を伸ばし、スタイリッシュに飛び回るその姿が某情け無用の男に酷似していたためらしい。
剛種が使用する糸弾連射なんかはもう狙ってるとしか思えない。- 実際、スタッフで出し合った新モンスターのコンセプトを併せ持つのが蜘蛛であり、
初期デザインは蜘蛛の姿だったらしい。
しかし、MHFでは過去にアクラ・ヴァシムが登場した際、
女性プレイヤーをはじめとした、虫嫌いの人から「生理的に無理」という意見が多く出ており、
ユーザーが生理的な嫌悪感を覚える事が無いよう、猿の姿に変更したとのこと。
- ちなみに「蜘蛛型」のモンスターは後年のMH4にて登場している。
また、いわゆる「不気味」なモンスターは、MHF-G3で実装されているのだが、
この時もデザインについて運営内では賛否あったようである。
- 実際、スタッフで出し合った新モンスターのコンセプトを併せ持つのが蜘蛛であり、
- フォワード.2のサブタイトルとして「熱帯の猛き眷族」と呼ばれているが、眷族とは従者や家来といった意味。
潮島にはまだまだ閉ざされた道が存在するため、その先に眷属の仕える「主」がいるのかもしれない。
- ベテランシリーズクエスト「爆破の先に続く道」によれば、
「猿も木から落ちる」を、MH世界では「ゴゴモアも木から落ちる」と云う。
当時は発言しているのはあのミズキのことであったことから信憑性が疑問視されていたが、
2015年8月に開催された「宮下Pからの挑戦状」の4問目でこの言葉が登場し、
正解が○だった(後述の答え合わせ用クエストでの納品対象が「宮下P回答券4A」だった)ことから
事実ではあるようだ。
- 潮島には木々が点在しており、当然これは障害物であるのだが、
ゴゴモアの糸を使った体当たり及びその予備動作の中には、
その木々を明らかにすり抜けているだろう、というものがある。
もちろん木々に触れて軌道修正される攻撃の方が多いのだが、
カウンター狙いなどの場合は逆にすりぬけてまっすぐこちらに向かってきて欲しい、と思わずにいられない。
- ちなみに潮島の樹木を駆使した行動を行う関係からか、現時点では潮島以外では存在を確認されていない。
もっとも潮島自体は移動のストレスが皆無であることから問題視はされていないが。
- 子供であるココモアまで殺してしまうのはちょっと…という人もいるだろうが、
ココモアはいくら攻撃しても死ぬことはなく、
ゴゴモアを倒すとココモアは地面に潜って逃げてしまうのでご安心を。
しかし、ただでさえ世紀末同然なモンハン世界の野生でココモアは親の保護もなく無事に成長できるだろうか?
幸い潮島の地上にはそんなにモンスターはいないので、洞窟にさえ行かなければなんとかなるのかも知れない。- 余談だがココモアにも「龍気穿撃」を当てることができる。
その場合メラルーに当てたときのように、落とし物を落とす。
ココモアが落とし物を落とすのはこのときだけなので、穿龍棍を使っているなら狙ってみるとよい。
- 余談だがココモアにも「龍気穿撃」を当てることができる。
- 2015年4月初頭、復帰プレイヤーのサポートに特化したワールド「修練区」が実装されたことを記念した
無料復帰キャンペーンの際に、同キャンペーンのメインイベント
「プロデューサーのご挨拶」として「ゴゴモアの着ぐるみを着た誰か」が登場した。
この着ぐるみを着ていたのは、当時MHFのプロデューサーを勤めた宮下輝樹氏である。
さらに宮下氏のお気に入り武器がガンランスであることからガンランスを担いでいたり、
そのガンランスの砲撃が「これからもよろしく」という花火だったりもする。- ちなみに担いでいるガンランスはアイアンガンランスだが、盾に「P」の字が書き込まれている。
2015年8月に開催された「宮下Pからの挑戦状」の2問目で
「ミヤモアのガンランスはアイアンガンランスである」という問題が出題されたのだが、
盾に書かれたPの文字などで物議を醸していた。
翌週答え合わせ用のクエストが配信された際に納品対象アイテムが「宮下P回答券2A」であったことから、
正解は○だったようだ。
なお当時「修練区」と呼ばれていたワールドは、G7アップデートの際に「復帰区」に改称されている。 - ちなみに担いでいるガンランスはアイアンガンランスだが、盾に「P」の字が書き込まれている。
- ゴゴと付くが、MHP2Gに登場したドドブランゴ亜種の太刀である
砂猿薙【ゴゴゴ】と関連性はまったく無い。
素材
- 跳緋獣の毛
- ゴゴモアの体毛。繊維素材としては非常に丈夫。
跳緋獣の別名の由来の一つとなった美しい朱色が特徴で、女性ハンターからの人気が高いという。
銀色が混じり、高級感を漂わせるものは「跳緋獣の上毛」と呼ばれる。
最近目撃された、白い毛が少し黄色に変色し、目が黄色で、爪が長い特異個体からは、
幾多の毛の中でも特に硬い「跳緋獣の緋毛」や、非常に柔らかな手触りで、
触れる者を魅了する美しくしなやかな「猛毛」、
さらに、その特異個体の中でもギルドが剛種、と区分している個体からは
真紅で繊細な、「跳緋獣の剛毛」と呼ばれる貴重な毛が入手できる。
長い年月を生きた壮年期の個体の物は「華毛」と呼ばれ、鮮烈な緋色は潮島の木々に彩りを与えている。
そして、G級と認定された屈強な特異個体の物は「猩血毛」と呼ばれ、
鬱蒼とした潮島の奥地で変異したそれは、猩血の赤色が大自然の壮美を思わせる。
- 跳緋獣の牙
- ゴゴモアの牙。
牙獣種のそれとしては比較的小さいものの、一度食い込むとなかなか外れない。
より鋭く発達したものは「跳緋獣の鋭牙」と呼ばれる。
鋭牙は戦闘中に折れてしまう事も多々あり、素材として使えるほどの原形を留めているものは
滅多に入手できない。
より屈強な個体の物は「闘牙」呼ばれ、敵を穿つ歴戦の牙と化したそれは、
幾千もの戦闘を重ねる中で強靭な牙へと生え変わった。
- 跳緋獣の爪
- ゴゴモアの黒い爪。この爪を器用に使って樹上生活を送る。
大きく発達しており、振り回せば容易に地面を抉るほどの威力を秘めている。
非常に硬く、鋭く削れているものは「跳緋獣の鋭爪」と呼ばれ、過酷な環境を生き抜いてきた事を感じさせる。
長い年月を生きた壮年期の個体の物は「華爪」と呼ばれ、強固に発達したその爪で今日も背中のココモアを守る。
- 跳緋獣の角
- ゴゴモアの角。鉤状に曲がった形と螺旋を描く模様が特徴。
角を持つ牙獣種はラージャンに続いて二体目だが、それほど大きく発達はせず、
ゴゴモア自身の武器としての役割はあまり無い。
螺旋の数によって個体の年齢が分かるらしい。
特に立派に発達したものは「跳緋獣の鋭角」と呼ばれる。加工の難度が高い職人泣かせの素材として有名。
更に、G級と認定された強力な個体からは「跳緋獣の峻烈角」という希少な角がごく稀に手に入る。
壮年の個体にのみ見られる険しい螺旋を描いている。
- 跳緋獣の尾
- 強靭でしなやかなゴゴモアの尻尾。
様々な武器の素材になるとして重宝されており、ゴゴモアの素材の中では特に取引価格が高い。
よりしなやかに発達した立派なものは「跳緋獣の上尾」と呼ばれる。
G級と認定された強力な個体の物は「絨尾」と呼ばれ、絨毯のような肌触りと柔軟さを持つそれは、
需要が高く、良質な武器の加工に用いられる。
- ココモアの毛
- ゴゴモアの子ども、ココモアの体毛。
成体の体毛のような丈夫さは無く、むしろ非常に傷みやすいので入手は困難。
それ故にとても貴重で、取引価格はなんと跳緋獣の毛の10倍以上という破格である。
しかしココモアは命の危機に瀕すると直ぐに地中に潜って撤退してしまう上に
子どもを傷付けられた親のゴゴモアが激昂して大暴れするので追う事もままならず、
ココモアから直接剥ぎ取る事はほぼ不可能である。
しかしゴゴモアの背中に僅かながら残っている事があり、これをゴゴモアから剥ぎ取れる事がある。
なお、傷みやすい特性のため、加工の難度も高い。
生え変わったばかりのとても柔らかいものは「ココモアの柔毛」と呼ばれ、
ハンターの間では幸運の象徴として珍重されている。
G級と認定された強力な個体に大切に守られた物は「良質毛」と呼ばれ、
良質な防具の中でも、特に繊細な部分の加工に用いられる。
- しなやかな糸
- 跳緋獣が使用する丈夫な糸。伸縮性に優れ、そのしなやかさに惚れ込むハンターもいる。
特定のアップデート記念クエストの報酬のみで入手可能であり、ゴゴバレッタの製作に必要。
関連項目
モンスター/牙獣種
フィールド/潮島
武器/ゴゴ武器 - ゴゴモア素材から作られた各武器へのリンクあり。
モンスター/ネルスキュラ - 蜘蛛の姿をしたモンスター。ゴゴモアの初期デザインは蜘蛛だった。