MHF シーズン1.5より登場した「アイスブレイカー」の強化形態。
地中深くから採掘した氷結晶を鋭く削り、柄を付けた大剣。
原型は安上がりだが、振りまかれる凍てつく瘴気は対象の自由を束縛する威力を持つ。
概要・性能
- 実は存在した氷結晶素材の大剣。
アイアンソードの強化系、バスターブレイドから派生するアイスブレイカーの強化形態で、
氷結晶の巨刃に鉄鉱石とマカライト鉱石で作られた柄を装着したもの。
外見は無骨かつ重厚だが、シンプルゆえに無駄のない作りだとも言える。
アイスブレイカー、アイスディバイダー、アイスディバイダー改まで強化したのち、
さらに氷刃の先端を鎌状に進化させた「フロストブレイド」へと強化、
氷塊大剣【零度】、そして「氷塊大剣【絶対零度】」へと行き着く。
氷塊大剣【絶対零度】への強化ルート実装はフォワード.2。
- 武器の説明文にある「凍てつく瘴気」とは、氷属性と麻痺属性の双属性を指している。
- 攻撃力1152と及第点レベル
- 氷属性650に麻痺属性120を帯びる
- 斬れ味レベル+1で白ゲージを得る
デンプシーコンボによる運用が効果的。
フロストブレイドへ強化する際は麻痺属性を新たに獲得するだけでなく、
この氷属性値も一気に上昇している。
- このほか、琥珀色に染色された「アンバーフロストSP」という亜流大剣も存在。
琥珀色に輝く結晶による大剣。氷の力を宿す。
もの凄くベリオ武器っぽい銘だが特に関係はない。
レベルVIIまで強化することで- 攻撃力1056(凄腕クエストでは攻撃力1102&会心率20%)
- 氷属性640
- 惜しむらくは、物理性能がほかの大剣と比べて劣ることか。
確かに氷属性と麻痺属性という双属性は、大剣に限らず珍しいものだが、
物理火力を重視する武器種では高い属性値も最大限には活用しづらい。
- 必要素材だが、言うまでもなく氷結晶が大量に必要。
アイスブレイカーへの強化に15個、アンバーフロストSPの生産に90個。
そのほか、鉱石類ではアイスブレイカー系統にマカライト鉱石が35個、
万年霜がフロストブレイドに4個、アンバーフロストSPに40個、
鋼龍石がアンバーフロストSPに5個、虹色鉱石が氷塊大剣【絶対零度】に10個。
また、鋼龍の宝玉も、氷塊大剣【零度】までに4個、アンバーフロストSPに合計3個要求される。
一番厄介なのは、フロストブレイドになぜか要求される黒龍の魔眼2個であろう。
- 氷塊大剣【絶対零度】はこれに終わらず、
フォワード.5にて「真氷塊大剣【零度】」というHC武器強化先も実装されている。
絶対零度から零度ってランクダウンしてるじゃないか…
通常武器のHC強化先であるため、威力に関する数値は変化していないが、
レア度が5まで引き下げられて扱いやすくなる。
必要HC素材は上位キリン特異個体の「キリンの銀尾」、
下位フルフル亜種特異個体の「プルプルした柔皮」の2つ。
キリンが強敵であるためか、真氷塊大剣【零度】に強化しようとするプレイヤーはあまり見受けられない。
余談
- 「零度」とは、言うまでもなくセ氏0度(溶けつつある純粋な水と氷とが共存する温度)のことだが、
「絶対零度」はセ氏マイナス273.15度を指し、熱力学的に考えられる中で最も低い温度とされている
(絶対温度では、この温度を0Kと表記している)。
しかしながら、熱力学第三法則、およびネルンストの熱定理*1により、
どれだけ温度を下げても絶対に絶対零度には到達不可能ということが分かっている
(ものすごく端的に言うと、絶対零度と呼ばれる温度に近づけば近づくほど、
温度の下がり方もまたゼロに近づいていき、結果的には永遠に絶対零度に行き着くことができない)。
単に温度が低いなどという次元の話ではないのである。- 概念はともかくとして、語感の格好良さからゲームなどでも頻繁に目にする単語でもある。
モンハンではウカムルバスのクエスト名や戦闘曲名が同じく「絶対零度」である他、
英語の「アブソリュート・ゼロ」の方は祖龍素材のライトボウガンやイヴェルカーナの大技に冠せられている。
- 概念はともかくとして、語感の格好良さからゲームなどでも頻繁に目にする単語でもある。