生物の視覚器官。厳密には光を受容する感覚器官。
- ほぼ同一の意味で用いられる言葉に「目」があるが、
「眼球」のことを示す医学や生物学などのにおける専門用語が「眼」。
「眼球以外の、まぶたや目じりも含めた視覚器官にまつわる顔パーツ」の総称で、
"台風の目"や"頭目"のように広い意味で使われるのが「目」である。
メガネの漢字が「目鏡」ではなく「眼鏡」なのは眼球の視覚機能を矯正するツールだからである。- 因みに瞳は眼球の一部、いわゆる黒目の事。
- 大きく分けて単眼*1・複眼・カメラ眼の3つに分けられるが、
単に眼と言えば人間を含めた脊椎動物に多く見られる「カメラ眼」を指す事が多い。
目次
概要
- 眼に関して有名なモンスターはヤマツカミやナルガクルガであろう。
前者は文字通り怒り状態になると眼の色が変わり、後者は怒り状態において眼から赤色の残像を放つ。
なお、洞窟内などの暗所では、多くのモンスターの目が輝いて見える。
また残像こそないものの、怒り状態になると眼が発光するモンスターは多い。- MHW:Iでは“眼”を重要なファクターとして持つモンスター、アン・イシュワルダが登場した。
形態変化後しばらくは目を閉じたまま行動するが、ダメージを与え続けると「開眼」し、
最大級の必殺技が解禁される。
開かれた両眼は常にプレイヤーを捉え続け、一切瞬きをしないなど不気味かつ異質。
また、「慈眼殻」と呼ばれる素材も保有している。 - MHFのUNKNOWNは第3形態で眼が赤く染まり、第4形態で光り始め、
第5形態で残像を引くようになり、最終形態に至る頃には眼球だけでなく目元全体が輝くようになる。
見方によっては「眼」というよりも「紅色に発光する模様」にすら見える。
このように、目つきの変化でUNKNOWNがどんどん凶悪になっていく様を垣間見ることが出来る。- UNKNOWNの覇種からは、「飛竜の赤眼」という素材を入手可能。
当初は「金獅子の王牙」や「冥雷竜の昂鱗」のように、
UNKNOWNを討伐した者の証として扱われていた。
現在はUNKNOWN素材を用いた覇種武具の強化に用いられる。
- UNKNOWNの覇種からは、「飛竜の赤眼」という素材を入手可能。
- MHW:Iでは“眼”を重要なファクターとして持つモンスター、アン・イシュワルダが登場した。
- ナルガクルガ、ジンオウガ、ミラボレアス、ダラ・アマデュラ等一部モンスターは、
頭部を破壊すると、傷が出来て眼が潰れてしまう。
ナルガクルガは象徴ともいえる怒り状態で尾を引く眼光も一筋になってしまう。
非常に痛々しく、若干引け目を覚える。
- 普通のモンスターは眼も頭の部位の一部として扱われているが、
ヤマツカミとヤマクライは眼が部位として独立しており弱点となっている。
しかし位置が位置なのでピンポイントで狙い続けるのは難しい。
同じくらい柔らかい口を狙った方が簡単である。
また、甲殻や鱗を持たぬが故に極端に肉質が硬い場所は無いので、
ダウン時か余程のチャンスでもない限りは届く場所を手当たり次第に攻撃するのが普通である。
「眼」の素材を持つモンスター
- 牙竜種
- 怨嗟響めくマガイマガド - 怨虎竜の宿望瞳
- 古龍種
- 黒龍ミラボレアス - 黒龍の眼/鋭眼/邪眼/霊眼
紅龍ミラボレアス - 紅龍の魔眼/灼眼
祖龍ミラボレアス - 祖龍の霊眼/紅閃眼
紅龍ミラボレアス特殊個体 - 紅龍の魔神眼
グラン・ミラオス - 煉黒龍の凶眼
ダラ・アマデュラ(亜種) - 蛇王龍の睨眼
余談
- 上述を見て分かる通り、生態樹形図において「源龍亜目」に属するモンスター(ミラボレアス種とグラン・ミラオス)は、
何れも眼が固有素材として存在するという共通点がある。
また、その素材説明文も不吉な内容である点も共通している。
- アン・イシュワルダは「地啼龍の慈眼殻」という素材を持つが、
頭部から剥離した甲殻から剥ぎ取れることから、頭殻の一部または瞼であると推測され、
少なくとも眼球そのものではないと思われる。
- 素材とは直接関係ないが、MHFの特異個体モンスターは通常種とは目の色が違うという場合が多い。
また、ティガレックス特異個体は見た目の変化として、最初から右眼に大きな傷がある隻眼の個体となっている。
- MHFに限らず、メインシリーズの特殊個体モンスターや二つ名持ちモンスターなども、
通常の個体とは異なる性質や外見が眼の部分に表れているいう場合がある。
有名どころでは、変異に失敗した影響か「眼」が無く、片方の眼孔だけが頭部に見られる渾沌に呻くゴア・マガラ、
禍々しいほどに赤く発光する燼滅刃ディノバルド、
同様に赤く発光するだけでなく、その二つ名の通り片目に傷を負っている隻眼イャンガルルガ、
そして両目にそれぞれ大小の傷を負い、全盲となってしまっている天眼タマミツネなど。
また、通常の個体でもヤマツカミやナルガクルガなどのように
怒り状態に突入すると、文字通りの意味で「目の色が変わる」というケースもある。
- 黒龍一派やダラ二種の様な眼を潰すことによりその素材が手に入るモンスターについてだが、
よくよく考えると「片眼を潰された上に無事な方の眼を素材として持っていかれる」というのは
だいぶ気の毒な気がしないでもない。
というか「素材として使うなら下手に傷つけない方がいいのでは…?」と思う人もいるかもしれないが、
それは「部位破壊」という概念そのものにも言えてしまう話なので突っ込みすぎるのも野暮である。
まあ素材集めにうんざりしてこう思ってしまうハンター諸氏の気持ちは痛いほど理解できるが…
そしてたまに眼を三つもくれる黒龍様の慈悲が沁みる
- 一部のシリーズでは、ハンターの顔を構成するパーツの一つとして
目の近くに大きな傷のようなものをつける事が可能となっている場合もある。
しかしパーツを変更すればすぐに通常の顔に戻せる。
結構リアルな傷に見えるが、ただのペイントなのだろうか?
また、MH4以降では隻眼のオトモアイルーが雇用できるようになった。
- MHSTではある事件を切っ掛けに片目に傷を負った「隻眼のリオレウス」が仲間(オトモン)になる。
通常のオトモンは自由に名前を決められるが、この隻眼のリオレウスは『レウス』で固定となり、
また通常のリオレウスとは異なる特殊な仕様が含まれている。
固定枠として長らくパーティに参加する事となるので、大切に育て、しっかり鍛えてあげよう。
- 眼は肝臓と並んでビタミンB群を始めとした様々な栄養が豊富な器官であり、
獲物を捕らえた肉食動物が真っ先に喰う部位だとされる。
現実世界でも目玉料理は珍味として扱われるが、MHの世界では今のところ眼を食材とする習慣はないようだ。
ゲーム内で描写していないだけで普通に食べてる可能性もあるが
- 現実で竜眼と言うと、ムクロジ科の植物であるリュウガンのことになる。
中国語の「竜眼(ロンイエン)」が由来。
果実を割った時の中身を竜の眼に見たてたのが起源らしい。
関連項目
アクション/警戒 - ステータスに黄色い目のマークが表示される
アクション/威嚇 - この段階で赤い目のマークが表示される
アイテム/双眼鏡 - レンズに使われているのはランポスの眼の水晶体。