ゲーム用語/必殺技

Last-modified: 2021-08-02 (月) 00:41:30

文字通りの意味で言えば、敵を「必」ず「殺」す「技」。
しかし文字通りの意味で使われることは殆ど無く、大抵は超威力を持つ大技の総称として使われる。
ちなみに格闘ゲームなどではキャラクターの固有技が「必殺技」と呼ばれることがままあり、
これも文字通りの意味で使われることが殆ど無い理由の一つと思われる。

目次

概要

  • 創作物(アニメ、漫画、特撮など)の登場人物が持つ代表的な技を指す場合が多い。
    ウルトラマンのスペシウム光線や仮面ライダーのライダーキック、孫悟空のかめはめ波とかである。
    一昔前の特撮に多い例として、物語のクライマックスでヒーローが使用し、直撃を受けた怪獣・怪人は爆死、
    文字通りの一撃必殺となり戦闘終了となるのが通例であった。
    しかし近年では「悪党を改心させる」など、
    そもそも倒す気はおろか傷付ける気すら毛頭無い能力や技を用いるキャラクターも珍しくなく、
    そういったものでさえも(話を収束させる時に使われるせいか)「必殺技」と呼ばれる場合がある。
    • 実は「必殺技」という単語は国語辞典などには載っていない場合も多く
      (「必殺」という単語は載っている)、定義などもかなり曖昧になってきている。
    • 現実だとプロレスラーの決め技やフィニッシュ・ホールドを必殺技と形容することがある。
  • ゲームでも大抵の場合、そのキャラクターが持つ代表的な技に対して使われる。
    習得する為に特定の条件を満たさなければならなかったり、
    繰り出す際に複雑なコマンドを要求されたりする場合もあるが、
    代わりに威力は絶大だったり、特別な演出が入ることが多い。
    • さらにゲームによっては(秘)奥義だったりスーパーコンボだったりと、
      必殺技の上を行くより強力な技が用意されている場合もあり、
      必殺とは名ばかりなキャラクター毎の得意技や固有技と化すこともある。
  • なお、冒頭で述べた文字通りの意味の必殺技(一撃で敵を倒す技)もあるにはあるが、
    大抵そちらの場合は即死技などと呼ばれ、必殺技とは区別される。
  • 2016年3月には、一般名詞であるこの言葉をバンダイが商標出願して大きな波紋を呼んだ*1

MHシリーズにおける「必殺技」

ハンター

  • MHシリーズも「戦うゲーム」なのだが、これと言って習得の為のレベリングだとか、
    複雑なボタン操作などといったものは基本的には存在しない。
    そもそも上記の様な派手な演出の必殺技はMHシリーズには存在しない。
    しかしハンターが使用する技の中でも突出したダメージソースとなる技の一部は、
    プレイヤーの間で一種の通称として「必殺技」と呼ばれる場合がある。
    大剣の溜め斬り、太刀の気刃大回転斬り、双剣の乱舞、ガンランスの竜撃砲
    チャージアックスの超高出力属性解放斬り、スラッシュアックスの属性解放突きなどがそれである。
    総じて動きが大きく、使い所を間違えると大きな隙を晒してしまう場面も多々見受けられるが、
    それでもその武器での戦法として決して無視出来ない威力と魅力を秘めている、積極的に狙いたい技である。
    これらの大技を如何に使いこなせるかが、その武器の使い手としての腕の見せ所である。
    完璧に決まった時の感動は筆舌に尽くし難いものがあり、PTでも大いに目立つ事が出来るだろう。
    但しこれらの必殺技を無闇に乱発するのは色々とNGなので、その辺りも注意が必要。
    • ちなみに大剣以外の必殺技は全て「体力やスタミナを消費する」
      「専用ゲージが一定量必要」など、連発出来ない様に代償が設けられている。
      そして代償が不要な大剣や、代償を無視する方法のある双剣でも、
      敵の行動に極端に左右される為、連発出来る点をそう簡単に活かすことは出来ない。
  • MHXの「狩技」はド派手な演出が特徴的でまさしく「必殺技」と呼べるものだが、
    コンセプトはあくまでも「ハンターの個性を強くするもの」である。
    • 表記としてレベルは存在するものの、場合によっては低いレベルの狩技も使用される。
    • ちなみにサポート傾向「カリスマ」のオトモを連れていると、
      狩技発動時に「旦那さんの必殺!」というセリフが聞ける。
  • MHRiseで実装された鉄蟲糸技も、ハンターにとっての「必殺技」と呼べる性能のものが多い。
    同じく新要素の翔蟲の力を借りた技であるが、狩技と比べると演出は控えめ。
    • 翔蟲は基本的に2匹をハンターに同行させる事が出来るのだが
      いわゆる必殺技と呼べるような鉄蟲糸技の多くは、同時に2匹の翔蟲を扱ったり
      使用した翔蟲を再度使えるようになるまでの時間が長かったりする。
      翔蟲の用途は回避や移動・受け身など多岐にわたる為、適当に出すと後でしわ寄せが来る。
    • また、当作ではハンターが掛け声だけでなく流暢に状況に合わせた言葉を話すようになった影響で
      そういった鉄蟲糸技や他の一部の大技に対しても「一気に打ち破る!」「私のとっておき!」等
      ボイスの種類に合わせた言葉を発するようになった。
      武器種によってこの掛け声を出す頻度は異なり、大技をよく使う武器が揃うと戦場が結構やかましいことになる事も…。
    • 使用する翔蟲ゲージ自体は自動回復であり、会敵時にも即発動可能なため
      攻撃によって個別のゲージを溜める狩技とは相反する性質といえる。
  • なお、必殺技の習得の為にレベリングは必要ないと最初に記述したが、
    狩技と鉄蟲糸技においては一部習得するために条件を満たさなければならないものもある。

モンスター

  • 上記の通りハンターが持つ大技に対して使われる訳だが、当然モンスター側にも適用される。
    そもそも大型モンスターとハンターとでは体格差があまりに違い過ぎる。
    その圧倒的な体格から繰り出される攻撃はどれも強力で、工房が力を入れて作り上げた防具が無ければ、
    いくら超人の域に達しているハンターと言えど、一撃耐えることすらまず不可能だろう。
    上位やG級ともなれば、攻撃ですらない唯の身動きでさえ致命傷になる可能性すらある。
    そんな生物の「必殺技」である。その威力は最早想像を絶するものであることは言うまでもない。
  • モンスターの必殺技については大まかに二通り存在しており、
    プレイヤーが「高威力かつ派手な見た目で、特に警戒すべき大技」を指して用いる俗称的なものと、
    公式から特殊名称・演出が設定されている特別なモーションを指す半公式のものがある。
  • 前者はゲーム中で脅威となる技の認知にあたってプレイヤー間で定められることが多い。
    大まかな傾向として、そのモンスターの代名詞的な攻撃で、攻撃値80以上の技が該当し、
    多くの場合はプレイヤー間で編み出された俗称が充てがわれる。
    またその関係上、印象的な公式名称は設定されていない(または広く認知されていない)ほか、
    攻略ガイドや情報サイトでは個別の項目やページが作られる場合もある(当サイトも例外ではない)。
    有名な例としては「グラビーム」「お手」「ビターン」「ジャンピング土下座」「ダイソン」など。
    • 近年の作品では、中盤~後半に登場するモンスターは大抵が独特な大技を有している。
      場合によってはそういった大技を総括的に「必殺技」と呼ぶこともあり、
      この辺りは各プレイヤーの認識や定義による部分が大きいと言える。
  • 後者は特殊な公式名称・演出を持つ大技が該当する。
    MHP2に登場したアカムトルムの「ソニックブラスト」を起源とし、
    以降シリーズを重ねながらその数を増やしている半ば公式公認の「必殺技」であり、
    近年の作品におけるボスクラスのモンスターにはかなりの確率で設定されている。
    • MHWorld以降の作品では、モンスターが特定のモーションを行う際に
      カメラが自動でズームアウトする演出が入るようになった。
      演出が入るモーションは概してモンスターを象徴する形態変化、あるいは切り札的な大技となっており、
      そのモーションが公式に定められた必殺技であるか否かの指標ともなる。
  • MHWorld以降の作品では、一部の極めて強力なモンスターの大技として
    体力値や防御力を無視してハンターを即死させる、文字通りの「必殺技」が存在する。
    これらは緊急回避やガード、アイテムといった小細工が通用せず、
    特定のアクションないし回避方法に拠らなければ絶対に力尽きる仕様を持つ。
    当然ながら演出も他に類を見ないほど派手なものとなっており、
    いずれの必殺技も該当モンスターを象徴する攻撃として広く認知されている。
    • これらの必殺技が発動する際は、NPCから「強力な攻撃が来る」といった形でアナウンスが入り、
      回避方法や対処のヒントが提示されるケースが多い。
  • MHRiseではハンターのボイス設定によっては、相対するモンスターが特に強烈な攻撃を行なおうとすると、
    ハンターが「何かしてくる!」や「ヤバいのが来るぜ!」などとしゃべって味方に注意を促す。
    ソロなど1対1の状況だとまるで操作するプレイヤー自身に呼びかけているように見えるのはご愛嬌。
    ここで言う「強烈な攻撃」はモンスターによって様々(リオレイアのサマーソルト等)だが、
    いずれもまともに食らうと危険なものばかりであるため、
    この呼びかけが出る攻撃が実質「そのモンスターが持つ必殺技」と言って差支えはないだろう。
    • また、百竜夜行で出現するヌシやイブシマキヒコ、マガイマガドに関しては、
      公式で「(ヌシの)大技」と呼ばれる特殊な攻撃技を使用する。
  • MHFのなかでも特に強力なモンスターの中には、
    そのランクの防具の防御力ではどんなに頑張っても絶対に即死する*2
    あるいはダメージ判定を伴う特定の攻撃方法*3によって
    強引にプレイヤーを即死させる狭義の意味での必殺技を持つものが見られた。
    またMHW以降のメインシリーズ同様、体力値に干渉せずプレイヤーを力尽きさせる「必殺技」も存在した。
    同作の即死判定技に関しては特にこちらの記事に詳しい。
  • MHSTではシステム上、ライダーやオトモンのHPに実質的な上限があるが、
    これをほぼ確定で上回る極大ダメージを与えるアクティブスキルを所有するモンスターが一部存在する。
    これもまた(狭義の意味での)必殺技と呼んで差し支えないだろう。
    まともに喰らうと為す術も無くライフポイントを奪われ、一気に戦局をひっくり返されかねない。
    ただしこのような必殺技を使う場合、事前に数ターンの様子見が入るなど、あからさまな隙を見せるので、
    その間に根性玉みがわり玉を使うなどして対策を講じておくのが吉。
    • ちなみに、単に大ダメージを与えるのではなく
      「一撃死効果を与える」という、急所突きという技も存在するが、
      そちらについては「一撃無効」スキルを発動させることで防ぐこともできる。
      とはいえ、基本的に使うモンスターはモノブロス亜種のみだが。
    • ライダーがオトモンにライドオンし放つ「絆技」は、範囲や効果はオトモンによって様々だが、
      総じて通常の攻撃とは比較にならないほどの非常に高い威力を誇り、まさしく「必殺技」と呼べるものだろう。
      オトモンごとに非常に凝ったアニメーション演出も見られる。

特徴的な公式名称および演出が存在するモンスターの攻撃

太字のものは特殊演出を伴う即死技。

古龍種

MHF

関連項目

ゲーム用語/即死
ゲーム用語/オーバーキル


*1 ちなみにこれはバンダイが独占的にこの語を使うためではない。近年では各商標を他人が使うときに使用料を課すことができることを悪用した詐欺紛いの行為を行うものがおり、その対策として所得したとされる。同様にカードゲーム業界でもコナミが「決闘(デュエル)」などの語を登録している
*2 HPの上限=必要以上の攻撃力で強引に仕留めるというのはどちらかと言うとオーバーキルの範疇だが
*3 体力最大値である150を一瞬でゼロにするほどの強力なスリップダメージなど
*4 正式名称不明。明確な特殊演出を伴う大技であるため、暫定的に俗称を掲載。
*5 MHFのG級クエストでのみ使用