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添付「砂上ノ脅威ヲ除ク守護者」
金色煌めく宝槍に記された、
失われし文明の記憶の欠片。
(宝槍の金属器)
宝槍の金属器最終形。
猛毒を退け、今再び世に現ず。
其身癒しの女神が具す槍也。
(碑文の槍セルキス)
MHXXのラスボスのアトラル・カの素材で作成されるランス。
目次
概要 
- 納刀時は紫の宝石が埋め込まれたひし形の槍と盾のセットで、
特に槍は持ち手すら見当たらないという奇抜な見た目をしている。
しかし他のアトラル武器同様抜刀時に各部が展開するギミックが付いており、
そうすると後部がスライドし持ち手が顔を出したり刃が現れるなどらしい見た目になる。
また珍しいことに盾の方にもスライド展開して微妙に大きくなるギミックが付いている。
- 「砂上ノ脅威ヲ除ク守護者」という失われた古代文明の記憶の欠片が記されているらしい。
古代の衛兵が持っていたものなのかもしれない。
性能
- 宝槍の金属器→碑文の槍セルキスを経て究極強化は真名セルケトヘティトとなる。
- やや高めの攻撃力330
- 会心率0%
- 斬れ味は紫20、匠+2で紫70
- 拡張性を高めるスロット3
- おなじみの防御力+60
高い物理期待値*1に加えて素で紫ゲージを持ち、スロットも3つもある為とても扱いやすい。
使いやすさという点では、本作最高のランスであると言っても過言ではないだろう。
- ただし素の紫ゲージが短い為、業物臨戦や剛刃研磨などの斬れ味ケア手段が必須である事には注意。
匠無しでは緑までたった50という斬れ味のため、ランスの手数ではあっという間に緑に落ちてしまう。
また業物臨戦を採用する場合、優秀なランスの狩技と絶対回避【臨戦】が引き換えになってしまう事も悩ましい。
特に狩技が1つしか積めないスタイルでは、この欠点が目立ちやすい。
逆に狩技が3つ積めるストライカースタイルとは相性が良く、
狩技ゲージの溜まりやすさと突進フィニッシュのモーション値の高さによって、業物臨戦のみで紫ゲージの維持が可能。
- ライバルは鎧裂武器の鎧裂槍ドツキサシと、銀嶺武器の怒守度王の全力突、
そしてまさかのイーオス武器のダイオーガー。- ドツキサシは素では白止まりなものの、その白が120もあるという継戦力の高さが売り。
紫ゲージを維持できないと物理期待値で負けてしまう為、
紫ゲージによる恩恵と武器スロットで差別化していきたい。
とはいえ、あちらは狩技が1つしか積めないスタイルで優秀な狩技を使うのがメインなため*2、
ストライカースタイル向きのこちらとはそこまで競合しないだろう。
- ダイオーガーは攻撃力350に加えて匠+2で紫ゲージ50という、
イーオス武器とは思えない物理特化の一本。
その攻撃力の差ゆえに、白ゲージでも紫ゲージのセルケトを僅かに上回る物理期待値を持つ。
一方でダイオーガーは白ゲージが短く武器スロットも0の為、少ないスロットでの匠の発動がほぼ必須となる。
こちらはスロット3に加えて、匠+1でもあちらが匠+2を発動した場合とほぼ同等の紫ゲージを得る。
スキル負担の軽さと武器スロットを活かす事ができれば、十分に渡り合えるだろう。
特に、上記の業物臨戦運用は素白の短いダイオーガーにはできない芸当である。
- 最大のライバルは怒守度王の全力突。
匠2でも白ゲージ20止まりだが、攻撃力380と会心率5%による
匠時全ランス最高の物理期待値とオマケの氷属性14を持つ。
業物臨戦で斬れ味を維持する物理槍という点で匠無しのセルケトとよく似た立ち回りになるが、
弾かれやすい代わりに二つ名武器の狩技ゲージボーナスによって業物臨戦による斬れ味維持がしやすい。
また、長期戦でガードレイジを複数回使ったり、スクリュースラスト等を交えて戦う場合は
狩技ゲージボーナスの分どうしても遅れを取ってしまいがちである。
こちらは3スロットを活かして限界までスキルを積めば、火力や快適性での差別化は十分可能。
ガードレイジ一回で済む相手ならばこちらが上回るケースはかなり多いであろう。
- ドツキサシは素では白止まりなものの、その白が120もあるという継戦力の高さが売り。
- 基本的に斬れ味スキルを業物で留め、超会心と会心スキルをふんだんに盛るのが主流。
痛撃6スロット3程度のお守りで、見切り+3、挑戦者+2、弱点特効、超会心、業物と、
この武器の理想スキルが組めるため、TAで猛威を奮っている。
カマキリ武器特有の3スロットが活きていると言えよう。
挑戦者+2を活かしにくい相手だと怒守度王の全力突に劣りがちであり、
そもそも突進で届く所に痛撃が効かなければこの武器のダメージソースが無くなってしまうため、
担ぐ相手は慎重に選んでいきたいところ。
また、匠を不要とするため、鎧裂シリーズとの相性も非常に良い。
快適性を求めるならこちらもいいかもしれない。
- もちろん匠+1、または+2まで発動させて快適性を追求してもいい。
匠を採用する場合は上記の武器たちに立場を譲ることになるが、
長時間弾かれないというストレスフリーな狩りが実現できるという点はとても魅力的。
火力だけにこだわらないなら十分アリな選択肢となる。
余談
- 「セルケト」は古代エジプト神話に登場する女神。
サソリの姿または頭上にサソリを乗せた女性の姿で現される。
「セルケトヘティト」という別名(一説では本来の名称とも)を持つ。
