鬼蛙の甲殻を組み上げ、柔靭な
強度を得た弓。弓束に配した
鬼の兜には益荒男の魂が宿る。
(鬼兜七尺弓)
最終強化を施した鬼兜七尺弓。
大岩を砕くが如き弦の音に、
地獄の住人すらも震え上がる。
(地獄成り大鬼兜弓)
MHXで追加された、鬼蛙テツカブラ素材の弓。
目次
概要
- カブラ武器らしい、和風な外見の弓。
テツカブラ自体は下位から出てくるが、この弓は上位からの登場となる。
一発生産ができる他、パワーハンターボウLV5→エクラアルクからの派生強化でも入手可能。
だが派生強化での入手は正直オススメできない。見てわかる通りかなり強化回数が多く、費用が掛かるし面倒。
それだけでなく、必要な素材の方も、最低でもマカライト鉱石が25個、ドラグライト鉱石も13個も要する*1。
コスパに合っているとは、とてもじゃないが言えない。
一発生産でも大した素材は要求されないのでそちらで作製しよう。
性能
MHX
鬼兜七尺弓
- その性能はというと
- 攻撃力160
- 無属性
- 会心率0%
- 溜め段階は拡散LV2-拡散LV2-重射LV3(-重射LV4)
- 対応ビンはLV1強撃・接撃・ペイント・毒・減気
- スロットなし
- 曲射は爆裂型
ただその重射が問題で、射程が短く矢の重みですぐ落ちていくので独特の狙い方をせねばならず使いにくい。
生産も上位からとなっているので、
その頃にはもっと使いやすく火力を出せる弓は他にいくらでもあるので、生産されること自体があまりない…
- 最終強化時期は★6とかなり早い。
レア素材も要求されないので強化は楽である。
そしてその名は「地獄成り大鬼兜弓」。なんかすごく強そうである。
その性能は- そこそこの攻撃力210
- 無属性
- 会心率0%
- 溜め段階は拡散LV2-拡散LV3-重射LV3(-重射LV4)
- 対応ビンはLV2強撃・接撃・ペイント・毒・減気
- 空かなかったスロット
対抗馬となりうる他の重射弓については後述にて。
鬼濤七尺弓
- 二つ名持ちモンスターである岩穿テツカブラの素材で生産できる弓も同時に登場。
形状は鬼兜七尺弓と全く同じで、全体的に赤黒くなっている。
- 最終強化の銘は「地獄巡り大鬼濤弓」。やっぱりすごく強そうである。
性能は- 高めの攻撃力220
- 無属性
- 会心率0%
- 溜め段階は拡散LV2-拡散LV3-重射LV3(-重射LV4)
- 対応ビンはLV1&LV2強撃・接撃・ペイント・毒・減気
- スロットなし
- 曲射は爆裂型
- 二つ名武器なので狩技ゲージが溜まりやすい特性持ち
二つ名武器なので強化が面倒という点はあるが、レア素材が不要なためよその二つ名弓とかよりはマシである。
- ここで他の重射弓の性能を見てみよう。
- 性能はほぼ一緒だが使用可能ビンが少ないため実質下位互換の
「闘弓バリエンテ」
- その闘弓バリエンテ
のコピペと性能がほぼ同じ
「ブレイブハンターボウ」
- 250という高い攻撃力を持つが会心率-25%が足を引っ張り、
更に溜め4での立ち回りを強いられがちな
「白骸の業弓」
- 唯一デフォルトで重射5を持つが攻撃力は190と低く、
白骸の業弓以上に溜め4での立ち回りを強いられる
「呵責ナル弓星アヴィア」
- 攻撃力は190と低いが強撃ビンが両方使え睡眠ビン強化にも対応、そして本気で嬉しいスロット3。
矢のレベルがまともになり重射弓として生まれ変わった
「重弓ヘラギガス」
- スロットが全て没収された事以外はヘラギガスの上位互換な
「宝弓グロボコルダゼタ」
攻撃力、会心率、溜め3、強撃ビン2種使用可、狩技ゲージが溜まりやすい、スロットなしという所までは全く同じ。
違う点は属性の有無、使用可能ビンとビン強化の有無、曲射のタイプ、そして装填数UPで追加される溜め4の種類。
地獄巡り大鬼濤弓は重射4、宝弓グロボコルダゼタは貫通4なので装填数UPを付ける前提ならばこちらの勝ちとなる。
装填数UPを使わないのならば、睡眠強化に麻痺ビンも使える宝弓グロボコルダゼタが若干有利か。
重射に属性はあってないようなものだし、曲射もほぼ使い所がない産廃なので
見た目の好みで決めるのもいいかもしれない。 - 性能はほぼ一緒だが使用可能ビンが少ないため実質下位互換の
- ただ前述した通り重射は使いづらく、使用者はほとんどいないのが現実である。
扱いやすく火力も比較的簡単に出せるテオ弓とTHE弓の存在もある。
というか、この2本以外はいらない子も同然の扱い…
しかし使いこなしさえすれば、ひるみと部位破壊をどんどん狙っていける。
個性的な立ち回りができる重射弓もたまにはどうだろうか。
「それこそテオ弓とデザイアの方がやりやすいじゃん」とか、絶対に言ってはいけない
MHXX
地獄鬼兜弓【波旬】
- 鬼兜七尺弓を究極強化することで、地獄鬼兜弓【波旬】と銘を変える。
- 攻撃力330
- 会心率0%
- 拡散LV3-拡散LV3-重射LV5-(重射LV4)
- 強撃ビンLV2、接撃、毒、減気、ペイントビンに対応
- 爆裂型曲射は変わらず
- スロット1を獲得
及びそのライバルたちの下位互換となってしまっている。
しかし、下記の重射弓はいずれもスロットを持たないため、どうしてもスロット1が欲しい時には候補に上がる。- スロットを生かそうとする場合、立ち塞がるのは雪原のエイスカスタレ。
なんとこちらと同攻撃力ながら、スロット3と僅かな氷属性を持つ強敵である。
更に曲射タイプは剛溜めで味方を邪魔しにくい集中型。
あちらは溜め2が貫通タイプなので、後述の二つ名弓のようにエリアルスタイルを使うなどして
差別化を図らなければ厳しいだろう。- 一応、製作難度と時期はこちらの方がかなり有利。
エイスカスタレは究極強化に鋼龍の剛爪を使うためHR解放が必要であり、
更に難敵である獰猛化ドドブランゴの素材を要求される。
一方で波旬はG★4時点で究極強化可能で、素材元の獰猛化テツカブラもドドブランゴほど大変ではない。
- 一応、製作難度と時期はこちらの方がかなり有利。
- ちなみに、銘に含まれている「波旬」とは、人の命や善の心を断つ悪魔のこと。
八大地獄巡り大鬼濤弓
- MHXXにおいては、鬼濤七尺弓の究極強化は「八大地獄巡り大鬼濤弓」となる。長い。
- 攻撃力340
- 会心率0%
- 両レベル強撃、接撃、毒、減気、ペイントビンに対応
- 溜め段階は拡散LV2-拡散LV3-重射LV4-(重射LV5)
- 曲射は爆裂型
- 狩技ゲージ蓄積値1.2倍、スロット0
ライバルとなる重射弓は装填数UPに適性がない代わりに
攻撃力+10と溜め3時点での重射LV5を持つ闘王弓グラディエンテ。
そして攻撃力-10とLV1強撃ビンの代わりに
装填数UPの適性と高い水属性と溜め3時点での重射LV5を持つあかねさし照破天射弓。
- この弓はMHXXにおいて意外な活用法を得た。
今作ではエリアル弓に大幅なテコ入れがなされており、ハイリスクなものの強力なスタイルとなっている。
また、エリアルスタイルでは空中射撃が全て溜め2となる。
そして、接近する上エイムが不便な都合上最適な射撃タイプは拡散となる。
そう、この弓はエリアル運用弓として1つの最適解となっているのだ。
- ただし、溜め3が拡散ではないためエリアル運用だとただでさえ低い地上戦能力が壊滅的となる。
被弾せずピョンピョン飛び回れる腕前は必須だろう。
また、エリアル運用弓としては地上戦も最低限こなせるエテル=エディアカがあり、
スロ2と地上戦能力をドブに捨てて得られるものが期待値6%と狩技ゲージ補助では分が悪いだろう。
余談
- あまり話題にはならないが、発売前から公開されていた新規武器の一つである。
PV2においてファルメル一式のハンターが装備しており、
ブレイドワイヤーでイャンガルルガの尻尾を切断してみせている。
しかしながら、PV1に登場したスアルクピウスや狩技紹介動画に出た六花晶弓ほど注目されることはなかった。
当時としては武器よりも「弓の射撃で尻尾が切断できる」というインパクトの方が大きかった為だと思われる。
それにしても、事前公開されてる武器はどれもこれもまともに使えないモノばかりのような気が…