龍歴院から提供された化石で
造られた弓。矢と矢筒もセット
で与えられる。
(ベルダーボウ)
ベルダーボウ最終強化型。
度重なる強化の末、堅牢な竜の
殻をも容易に射抜く力を得た。
(サージュボウ)
MHXで初登場した弓。
所謂「初期装備」に分類される武器である。
目次
概要
- 龍歴院から提供された、化石で造られた弓。
よく見ると化石の正体は大きなハチであり、素早く動き回り鋭い矢を見舞う弓という武器種になぞらえたものであろう。
性能
ベルダーボウ
- 初期装備と言うこともあって攻撃力は70とやや低め。
だがこの弓は集中曲射の連射弓と言うこともあり、放散曲射で拡散弓のハンターボウや、
爆裂曲射で重射弓のパワーハンターボウと違い、扱いやすい。
- 派生先はアルクセロ系統、ソニック系統、プルーム系統、オブシドボウ、王弓エンライ。
ただしソニック系統以外は全部連射弓でなくなってしまう。
ベルダーの上位として用意されているオブシドも例外ではないので、そのまま強化して使うことも少なくない。
- 最終強化を施すとサージュボウとなる。
攻撃力は及第点の200、会心率0%、スロットはない。
溜めは連射2・連射3・連射3(と装填数UPで拡散4)。
ここまで見れば平均的な強さであり、無属性という事もあって若干物足りなく見えるが、
この弓の何よりの強みは強撃ビン両LV対応だという事。
ベルダーボウは強化に上位素材を使うLV6からLV2強撃ビン対応でLV1は対応しなくなるのだが、
最終強化すると再びLV1に対応する。
調合分を勘定に入れると強撃ビンの本数はなんと140本。MHP3時代すら凌ぐ本数となる。
強撃ビン両LVに対応する弓はかなり後半にならないと手に入らないので、
ユニオン鉱石と希望の証Gさえ手に入れば作れるこの弓の存在はなかなか貴重である。
- 連射弓で強撃ビン両LVに対応しているのは
の5つになる。
まだあるって?いやアレは神属性宿っちゃってるし。- この中で、隻眼殿のオオユミと勇者の弓は射撃タイプ、性能、ビンとあらゆる面で完全上位互換となるが、
隻眼殿のオオユミは二つ名持ちモンスター武器の最終強化であり、作成可能になる時期はかなり後になる。
勇者の弓は増弾することで溜め4の連射5を解放でき、他の面でもサージュボウと同等以上の能力を持つが
素材の関係でLV2強撃ビンが追加される最終強化はHR解放後になってしまう。 - ただし、こちらも希望の証Gが入手できるようになるのは★7から。
それまでは初期武器らしくパっとしない性能であり、★5の時点で作れる灼炎のヴァルスターLV3が
攻撃力200に火属性20を引っさげて幅を利かせるため、繋ぎとして見ても活躍できる期間はあまり長くはない。
HR解放後はあのぶっ壊れが視野に入ってくるので、もうこうなると立つ瀬はなくなる。
何らかの形で希望の証Gが手に入れば、後はノヴァクリスタルさえ確保すればHR4で作成可能。
- この中で、隻眼殿のオオユミと勇者の弓は射撃タイプ、性能、ビンとあらゆる面で完全上位互換となるが、
- さりげなく溜め2が連射になっており、エリアルスタイルでの使用に向いているほか、
溜め3→溜め3より若干隙が少なくその分狙うチャンスも多い溜め2→溜め3剛射を有効に使えるのも嬉しい。
せっかく破格の量の強撃ビンを扱えるのだし、火薬草・ニトロダケの備蓄と相談しながら積極的に使っていこう。
- そうして倉庫に眠っていた彼(彼女?)が再び日の目を見るのはG級。
例によって例のごとく限界突破に大型モンスターの素材を必要とせず、攻撃力230にスロット3が手に入る。
G級上がりたてでスキルが貧弱になりがちなときに、強弾珠【3】や短縮珠【3】がすっぽり収まるスロット3は魅力的。
ランゴスタを探しに砂漠に行く手間を除けばであるが…。- 究極強化するとソフォスボウとなる。
攻撃力320にスロット3、溜め3が連射4とそつのない仕上がりなのだが…
ここまで来るとスロット1のかわりに高火力かつ対応ビンの多さで上回る轟弓【大虎髯】、
スロット3かつ対応ビンの多さで上回る聖なる弓Gの影がちらつく。
HRを解放して上記の弓が完成すれば、再び眠りにつくことになるだろう。
- 究極強化するとソフォスボウとなる。
オブシドボウ
世にも美しい化石で造られた
弓。煌めく弓から放つ矢は、
美しい軌跡を描き対象を射る。
(オブシドボウ)
オブシドボウ最終強化型。
古代の力が蘇る。太古の矢の
奔流が阻む獲物を襲う。
(歴耀弓エディアカ)
- ベルダーボウLV5から派生する弓で、形はそのままにカラーリングが白黒反転させたようになる。
色だけでなく性質もガラリと変わっており、こちらは完全に拡散弓になっている。 - 最終強化の歴耀弓エディアカは、無属性の攻撃力220に会心率0%、溜め3は拡散3にスロット1と悪くない性能。
そして上記のサージュボウと同じく強撃ビン両LV対応という強みを持っている。
この水準の攻撃力を持ちながら強撃ビン両LV対応している拡散弓はほぼこれのみであり、
瞬間火力ではさすがにTHEデザイア等には敵わないが、継戦能力では上回るなかなか強力な弓といえるだろう。
- 「エディアカ」というのは新原生代エディアカランを指す。
エテル=エディアカ
- G級に入って究極強化させるとエテル=エディアカになる。
- 攻撃力320
- 会心率0%
- スロット2
- 両レベル強撃、接撃、毒、睡眠、ペイントビンに対応
- 溜め段階は拡散LV3-拡散LV3-拡散LV4-(連射LV4)
- 曲射は集中型
似たような性能の拡散弓にハンターボウの究極強化シャープシューターがある。
攻撃力は300と低いが、溜め3は拡散5でさらに溜め4は拡散4、スロット3、全ビン装填可能である。
モーション値の違いもありあちらの方が基礎火力の時点で高いため、普通にやりあっては勝ち目がない。- ただし、中央3本への威力の集中や矢自体の収束も考慮した場合はこの限りではない。
- しかし、この弓の強みは別の所にある。
この弓は弓全体を見回してもたった6つしかない「溜め2・溜め3が共に拡散LV3以上」の弓であり、
エリアルスタイルにとても向いている。- この中でエディアカの物理期待値は、強撃ビンをどちらも扱えないステラフロル、後述のフィロゾフボウに次ぐ3位。
接撃ビンに対応しているため、刃鱗磨きでさらに継戦能力を伸ばす事も可能。
このように、エリアルスタイルに合致する強みがこの弓には揃っているのだ。
エリアル弓はこれを選んでおけばまず間違いないだろう。
今作のエリアル弓は大幅強化によりハイリスクハイリターンなスタイルになっており、
この特性は無視できない強みである。
- エリアル向けの弓として強力なライバルは岩穿テツカブラの弓・八大地獄巡り大鬼濤弓が挙げられる。
あちらも溜め2拡散LV3と両レベル強撃ビンを備え、その上こちらより攻撃力が20も高い。
ただしあちらの溜め3は重射LV4であり、地上戦能力は壊滅的である。余程の事がない限りはエディアカで良いだろう。- 別のアプローチを探すとブレイヴスタイルによる2-3-3サイクルに適性を持つ弓である点が挙げられる。
溜め短縮のいらないこの連続攻撃は非常に強力なのだが、他の拡散型を探そうとすると
威力が300を下回ったり強撃ビンが使えなかったりまともなのがいないという状態。
拡散型の弓かつブレイヴで安定した定点火力をブチ込みたい場合は一考に値する。
- 別のアプローチを探すとブレイヴスタイルによる2-3-3サイクルに適性を持つ弓である点が挙げられる。
エルダーボウ
新境地に挑むハンターのため、
龍歴院により考案された弓。
閃光の如き矢で相手を射貫く。
(エルダーボウ)
エルダーボウの強化で発現した
最終形態。放たれる瞬速の矢に
もはや貫けぬ物はない。
(サルビアボウ)
- G級に入ると作成できるようになる弓版G級初期武器。
初期は無属性の攻撃力250に会心率0%、溜め3は拡散3にスロット2と丁度エディアカを限界突破させたような性能。
究極強化させるとフィロゾフボウになるのだが……前述のエテル=エディアカに勝っている性能が何一つない。
獰猛化素材いらずで究極強化に持っていけるので、繋ぎにはなるのだが…。
- 矢の種類が溜め2と3で同じな上、溜め2が拡散LV4であり溜め3のLV3よりも性能が良いという点を踏まえると、
エリアルスタイルでの運用が考えられ、その点で溜め2がLV3のエテル=エディアカと差別化することは一応可能である。
モーション値の差は1でLV1強撃ビンまで使われると厳しい。
また、MHXXでのエリアル弓の乗り蓄積強化や、麻痺ビン装填可能という点から
拘束に特化しつつ中々の火力を出すことが可能である。