MHXに登場する四天王の一角、斬竜ディノバルドの素材で作られた弓。
他の武器の例に漏れず、こちらもディノバルドの甲殻を模したデザインが特徴的。
弾け、その弓の名は灼炎のヴァルスター。
目次
性能
灼炎のヴァルスター
MHX
- 製作段階での性能は以下の通り。
- 高水準の攻撃力150
- やや低めの火属性10
- 溜め3は連射LV3、曲射は爆裂型
- LV1強撃ビン、LV2属性強化ビン、接撃ビン、ペイントビン、爆破ビンに対応
- 痒い所に手が届くスロット1
ディノバルドの狩猟時期の都合上作成時期が遅くなってしまうのが問題となるが、
連射弓の中でもトップクラスの火力を誇っており、非常に汎用性が高いと言えるだろう。
- 最終段階のLV4まで強化すると武器名が「斬竜弓ブライド」へと変化。
斬竜弓よ、灼熱の豪雨で命を焼き払え。
その性能はと言うと、- 他のディノ武器を凌ぐ攻撃力220
- 火属性武器最高値の火属性25
- 溜め3は安定の連射LV4
- LV1強撃ビンが使えなくなった代わりに、LV2強撃ビンとLV1、LV2属性強化ビンに対応
- スロットは1のまま
無論作成難易度は相応に高く、獰猛化素材が4つにレア素材である斬竜の炎玉が1つ必要。
- 連射弓としてはかの勇猛と光明の凄烈弓が大きなライバルとなるが、
こちらは高い属性値とLV1、LV2の属性強化ビンにデフォルトで対応していることから、
火属性弱点のモンスターであれば十分に担いでいける。
弱点である鼻をピンポイントで狙う必要があり、雪装甲を身に纏うことで火属性の効きが良くなるガムートや
弾肉質が恐ろしく硬く、火属性の通りがいいオオナズチにはうってつけの武器だろう。- また作成時期はこちらの方が早いので、繋ぎの汎用型の連射弓としても期待ができる。
というのもこの武器、上位相当のLV3に上位ディノバルドの素材を必要としない。
逆鱗以外は上位ヴォルガノス素材で作れるため、★5で作成可能。
その上この時点で攻撃力200に火属性20と平凡な最終強化武器並という破格の強さを誇る。
属性は違うが数値のみで比較すると、
属性寄りの性能になっているタマミツネの弓とは属性値が5しか違わないのに攻撃力は40も差があり、
これでビンは搦め手こそないもののLV2強撃ビンはしっかり持ち、属性強化ビンは両方完備と一切隙がない。
もしテオ弓がなければ(あったとしても連射3止まりかMH2のように拡散弓であれば)
無属性を含めた連射弓最強候補に名乗りを上げていたほど。
上記の通り攻略段階でも相当な強さを誇っているので、弓使いなら生産して間違いない逸品である。 - また作成時期はこちらの方が早いので、繋ぎの汎用型の連射弓としても期待ができる。
MHXX
- MHXXにてG級ディノバルドを下すと限界突破が可能になり、
G級獰猛化ディノバルド素材で究極強化できる。
究極強化の大斬弓ブライヴァの性能は…- 他のディノ武器より低いが属性武器としては十分な攻撃力300
- 火属性武器トップクラスの火属性26
- 溜め3は安定の連射LV4
- 対応ビンは変化なし
- スロットは1のまま
このそこそこ高い攻撃力に高い火属性が乗っているだけで十分に強力。
火の通りが良いモンスターは弾肉質が硬いことが多く、物理と属性の弱点両方を狙い撃ちできるこの弓は
作成して損はないと言えるだろう。
何より前作では目立たなかったが、火属性で溜め3が連射の弓はこれしかない。- しかし、この1本しか無い火属性連射弓の曲射がよりにもよって爆裂タイプという悲劇。
新しく追加されたブレイヴスタイルで扱う場合、
地面で発生する爆発部分を当てないとマトモにブレイヴゲージが溜まらないため、
マルチだと非常に厄介な弓となる。
メンバーに剣士が多かったりする場合は、無理にブレイヴスタイルで担ぐよりは他のスタイルで行った方が良いだろう。
MHW:I(ディノアロー)
- メインモンスター揃い踏みのアイスボーンにおいて、MHX枠としてディノバルドが参戦。
そして当然灼炎のヴァルスターも再登場…はせず、代わりにディノアローといういわゆる皮ペタ武器として登場した。
それに伴い説明文も随分おとなしくなってしまった。
今作で追加された新モンスター、バフバロの弓である巨牛の大弓Iから派生する。
- 最終強化のディノアローIIの性能は、攻撃力300、火属性390とやや属性寄りのバランス型といったところ。
皮ペタかつレア度低めであることが功を奏し、カスタム強化やパーツ強化でのカスタム性が高く、
小さいながらもレベル1スロットを2つ備える。
- 本作では矢タイプが全ての弓で共通であるため、MHX系列の時のようにオンリーワンの存在とはいかず、
ライバルとしては物理寄りの銀火竜の烈弓、属性寄りの蛮顎竜ノ火矢IIが挙げられる。
MHWの弓は属性重視の傾向があるため、銀火竜の烈弓は環境にやや噛み合っておらず、
一方の蛮顎竜ノ火矢IIは属性値が高いものの、属性会心を併用するには会心率-20%が足を引っ張るため、
結果として、ディノアローIIが使い勝手の良さから火属性弓の最有力候補として躍り出ることとなった。
ザルファーアロー
MHW:I
- ディノバルド亜種の素材から作られる弓で、ディノアローと同じく巨牛の大弓Iから派生する。
ディノ亜種の近接武器は属性解放で麻痺属性が発現するのだが、
弓の場合は代わりにエフェクトの似た雷属性が発現し、さらに麻痺ビン強化の特性を持つ。
- 攻撃力は336とかなり高めな一方、属性値は属性解放してなお240と振るわない。
ディノ亜種武器と言えば瞬間的な物理火力がトップクラスという特徴があるものの、
属性重視武器の弓とは相性が悪く、ディノアローとは打って変わってこちらの人気は低かった。
爆焔のヴァルスター
MHX
- 二つ名個体の燼滅刃ディノバルドの素材を用いて作成できる弓。
LV10で最終強化の「燼滅弓ブライド」となる。
燼滅刃武器といえば高い汎用性を誇ることで有名だが、燼滅弓ブライドの性能は- 通常種武器と同じ攻撃力220
- 燼滅刃武器としては低めな爆破属性16
- 溜め3は安定の連射LV4
- 対応ビンは、LV1強撃ビン、LV2属性強化ビン、接撃ビン、ペイントビン、爆破ビン
- 会心率10%
- 二つ名武器の例に漏れず、スロットは0
- しかし、ここで通常種武器と同じく勇猛と光明の凄烈弓が立ちはだかる。
あちらは攻撃力230に爆破属性30と完全にこちらが劣っている。
しかも、デフォルトでLV2強撃ビンが対応している。トドメと言わんばかりにスロットは2つ。
唯一勝っているのは会心率と二つ名武器特有の「狩技ゲージの溜まりやすさ」だけ。
かなり厳しい立場に立たされていると言わざるを得ない。
もちろん二つ名武器の例に漏れず、最終形態までには9回の強化が必要となる上、
燼滅刃武器には燼滅刃の塵粉という入手難易度の非常に高い素材があることも忘れてはならない。
作成難易度を考慮しても、この弓を選択する余地はない。
それでも運用したいなら二つ名武器特有の「狩技ゲージの溜まりやすさ」で勝負をするしかないだろう。
MHXX
- この弓が真に覚醒を迎えるのはMHXXになってからであった。
テオ弓がかなりの弱体化を喰らったからだが
LV15で究極強化である真滅弓ブライヴァとなる。
その性能は- 通常種武器より高い攻撃力310
- 爆破属性18
- 溜め3は安定の連射LV4
- 対応ビンは、LV1強撃ビン、LV2属性強化ビン、接撃ビン、ペイントビン、爆破ビン
- 会心率10%
- 二つ名武器の例に漏れず、スロットは0
強撃ビンこそLV1だが、素の火力と会心率のおかげでLV2強撃ビンを装填したテオ弓より物理火力は上回る。
そして強撃ビンがなくなったあとは、その火力差がモロにテオ弓に差をつけていく。
余談
- 上述の通り、MHX(X)では火属性で溜め3が連射の弓は灼炎のヴァルスター派生のみである。
とはいえ、メインシリーズにおいて火属性連射弓は- MH2~MHP2Gまではテオ弓のみ
- MHP3、MH3Gではガンキン弓のみ
- MH4でテオ弓復活も爆破属性に変更、ガンキン弓もリストラされ、コラボ武器の黒カブトのみ
- MH4Gでガンキン弓が復活。しかし黒カブトが上位止まりになり、実質ガンキン弓のみ
と、発掘武器を除けば、1作品につき1つしかないのは悲しいことに通常運行である。
関連項目
モンスター/ディノバルド
モンスター/燼滅刃ディノバルド
武器/ディノ武器
武器/ジャナフアルカウス - MHRiseの火属性唯一の連射弓担当