MHFのシーズン10から登場した防具シリーズ。
概要
- 滑らかな椎骨という、特定クエストでのみ手に入るイャンクックの特殊素材から生産する。
各所に羽根をあしらった露出度の高いデザインであり、男性用の頭部はクックを模しているのが印象的。
いずれも全体的な雰囲気はネイティブアメリカン風である。
- 初心者向けの防具として強烈にプッシュされている防具である。
生産は上記の素材一つで可能で、以降の強化にも特にレア素材は必要としない。- ただし実装当時の仕様では最終強化に必要なHRが71、それも
その素材の入手元モンスターは当該HRにおいて一般的なテンプレ装備の1つであった
バケツテンプレではいわゆる地雷になることが多かったヒプノック希少種*1であった。
フォワード.3でククボFシリーズの強化素材が全レベルにわたって
HR22時点で入手可能なものに変更された頃から、序盤での防具として普及するようになった。
ただしその時点でも「巨大なクチバシ」「眠鳥の胃石」は要求しており、
完全にレア素材が不要になったのはレベルアップ素材が鎧玉になったG9.1中期以降である。
- ただし実装当時の仕様では最終強化に必要なHRが71、それも
- 派生強化後のククボFシリーズまでは下位の時点で最終強化できる上、
一式装備の防御力は剣士で537、ガンナーですら445に達する。
スキルは剣士ガンナーともに耳栓、体力回復アイテム強化、回避性能+1が発動する。
聴覚保護があと2~3ポイントあれば高級耳栓が発動するのも見逃せない。
- 過去のテンプレであったイーオスシリーズや、
いわゆるバケツをコストパフォーマンスにおいて完全に凌駕している。
あと少しで発動するスキルも多く、装飾品スロットも各2箇所あるのでカスタマイズの楽しみもあり、
初心者向けとしては大変おすすめできる逸品。
- 実装から5年が経過しているが、未だに下位~上位ランクのオススメ装備として不動の地位を築いている。
基本的に様々なシリーズの防具を組み合わせてスキルを構築するMHFの中では珍しい
「手軽に作れてそこそこのスキルが発動するため一式での運用がテンプレ入りしている防具」でもある。
コストパフォーマンスと性能のバランスが秀逸な装備として、
今後も駆け出しのハンターに使われていくのであろう。
ただしククボは凄腕派生(FY・HC・HS)が無いため、流石にHR5(旧100)になると力不足である。
それ以降は別の装備に乗り換えてG級への道を進むことになるだろう。
クエスト
- 2017年4月現在入手可能なクエストは1つだけ。
- 初心者防具生産【ククボ】
- 後述する過去クエストとは同名だが、付属する素材が異なり鎧玉および上鎧玉となっており、
ククボF一式の最終強化までの素材が一気に手に入るというクエスト。
内容は大闘技場でのイャンクックの狩猟。
MHF-G10でのHR帯のクエスト再編によりククボシリーズの生産はHR2~となっていたが、
PS4版のサービス開始とともに配信された「ゼロから始める 極ノ型入手」の開催とともに復活。
本クエストの配信により、HR1の時点でククボFシリーズ(Lv7)を入手することが可能になった。
2017年4月のアップデートで特殊素材クエストに移行され、常時受注可能になっている。
以前は同カテゴリはHR2で初めて出てくる形だったが、
同アップデートでカテゴリの出現条件が変更されていないため現在はHR1時点での入手は不可能。
ちなみに初心者オススメの武器とされているイニティシリーズのクエストも
同アップデートでそちらのイベントの物に差し替えられた。
旧クエスト
以前配信されていたクエスト。
- 鳥竜の叩き
- ククボの生産素材「滑らかな椎骨」の入手クエスト。
元々はこのクエストでのみ滑らかな椎骨が入手可能だった。
当初は不定期配信のフロンティアクエストだったが現在はオーダー枠で常設。
密林でイャンクック2頭を狩猟するクエストだが、鬼鉄と上位相当の防具が貸与されるため、
着の身着のままの初心者ハンターでも安心して狩ることができる。
ただしラスタを初めとする通常NPCが同行不可能である点には注意。
- 怪鳥を追え!
- G1~G3の長期間に渡ってフロンティアクエスト枠で配信されていた。
沼地でイャンクック2頭を狩猟するクエスト。
装備品は防具のみ貸与なので、ラスタを連れていけない分だけ不利とも言えるが、
このクエストの魅力は巨大なクチバシの入手率。なんと通常報酬として45%で出現する。
関連クエストとして「跳緋獣を追え!」「鋼龍を追え!」も同時期に配信されており、
いずれもククボの強化に必要なゴゴモアの部位素材と古龍骨が集めやすくなっていた。
- これから旅立つハンターへ
- ノベル版発売記念のイベントクエストだったが、
長期に渡る配信を経てGGにてオーダークエスト入り。
依頼主は同小説にてククボ一式を装備しているサリューを彷彿とさせる。
闘技場でイャンクックとヒプノックの同時狩猟だが、若個体なので難易度は低い。
他のクエストと異なり、滑らかな椎骨は確定報酬で2個手に入る。
ちなみに、HR5(旧仕様では秘伝書取得後SR11~)になればモード選択で
双方の特異個体を相手にするように変更することも可能。
この頃になればククボシリーズを新規に生産する需要は無くなっているだろうが、
闘技場クエストということでHC素材の収集などに活用することができる。
余談だが、旧HR71(現HR4)には同シリーズで鬼神・童子シリーズ(の下位版)の
素材が入手できる「鬼と童を旅立ちに」というクエストも存在し、
そちらは2017年4月のアップデート以降も配信が続いている。
- HR5~防具一発生産!
- フロンティアクエストで配信。密林でのイャンクックとドスファンゴの両討伐クエスト。
このクエストの特徴としては、固定報酬としてククボLv5までの強化素材も集まることである。
採取素材や小型モンスター素材もまとめて手に入るので初心者は助かるだろう。
元々はGG以降「新米ハンターとククボ装備」という名称で配信されていたが、
G5.1アップデートの少し前より現在の名称になり(オーダーが討伐になったのもこの時から)、
G6以降は約1ヶ月周期で配信されていた。
なおこの1ヶ月周期というのは、ククボ1部位の残りの強化素材が出る「HR22~防具一発強化!」、
ノベル版とのコラボクエストのもう1つを若個体討伐クエにした「HR71~防具一発生産!」、
エスピナSP(赤)の任意の1部位を生産できる「HR100~防具一発生産!」の
計4つのローテーションが存在していた模様である。
G9で上記のクエストは全て入門区で常設(ククボ関連はクエスト内容と報酬も一新)されたが、
G10で入門区以外での配信枠だったフロンティアクエストごと姿を消した。
- 初心者防具生産【ククボ】
- 内容はイャンクックの狩猟。
元々復帰区で配信されていたが、G9では入門区でも配信されていた。
このクエストの特徴としては、固定報酬としてククボLv7までの生産・強化素材が一度に集まることである。
採取素材や小型モンスター素材もまとめて手に入るので初心者は助かるだろう。
地味にHR1からイャンクック先生の狩猟にチャレンジできる点もポイント。
若個体なので駆け出しのハンターでも十分戦えるはず。
- 下位防具強化【ククボ】
- こちらはHR22から受注可能。相手は若個体ヒプノック。
こちらも元々は復帰区用のクエストだったがG9では入門区でも配信されていた。
このクエストではククボFのLv1~Lv7までの強化素材が一度に5部位分入手できる。
HR22になったらこのクエストを受けてククボを強化しよう。
ゴゴククボ
- ゴゴモア防具のゴゴFシリーズとククボFシリーズの混成装備の通称。
聴覚保護とスタミナを生かすため、胴と脚をゴゴに換装するのが一般的であり、
頭文字を並べてクゴククゴと呼ばれたりもする。
- ゴゴFシリーズの生産には上位ゴゴモアの素材を要求されるので、
ククボシリーズと比べると製作難易度はいくらか高くなる。
ただ要求数は多くはないため難しく感じることはないだろう。
- 混合装備でありながら、赤系統を基調にした野生的なデザインには統一感がある。
特に女性用はワイルド&セクシーな「モンハンらしさ」を凝縮したようなデザインであり、
効率重視のテンプレ装備でありながら見た目の評価も高い。
その他
- 後のアップデートで色違いのアルルシリーズが登場している。
こちらは特殊素材クエスト「白銀の雪山と落し物」の報酬で生産可能だが、
確定枠が剣士防具、その他にランダムでガンナー防具の生産素材が手に入る形である。- また、メインターゲットはドドブランゴの狩猟だが、
ターゲットとは無関係にフルフルも登場しており、秘伝書を装備した状態でそちらを討伐すると
HC防具への強化に必要な「白銀の風切羽」を入手可能。 - なお、「白銀の雪山と落し物」に登場するドドブランゴ及びフルフルは激個体が登場する
現在では珍しいタイプのクエストとなっている。
- また、メインターゲットはドドブランゴの狩猟だが、