目次
概要 
- スキルの一つ。モンスターの咆哮を無効化する効果を持つ。
スキルポイントに応じて効果が変化し、防ぐことのできる咆哮の種類が増加する。
なお、MHFのみ、無効化できない場合は硬直時間を短縮する効果がある。
- 本来行動不能になる時間が無くなるため、追撃や回復など攻防共にチャンスを作ることのできるスキルである。
その一方で依存性の高いスキルの一つでもあり、いきなり外した場合に戦術を狂わされることも多い。
- MHFの辿異スキル「耳栓強化」は、
数字分聴覚保護スキルもしくはそれに順ずる効果を持つ複合スキルの段階を数字分UPさせる。
例えば耳栓スキルが発動している状態で「耳栓強化+1」があると、高級耳栓効果が得られる。
- MHWorldではスキル系統名称が「耳栓」で統一されている。
耳栓 
- スキルポイントが10になると発動。
モンスターの一部咆哮(咆哮【小】)を無効化し、怯まなくなる。
ただし咆哮【大】に対しては一切効果が無いので注意が必要。
なお、硬直時間の大小には関係しない。- MHFのみ、【大】に対しても硬直を軽減する効果がある。
- MHFを除くと聴覚保護のスキルは負担がやや大きめのため、
咆哮【小】しか使わないモンスター相手なら耳栓だけで止めておく方が理想的である。
浮いたスキルポイントの分を利用し、他のスキルを充実させたいところだ。
- 金剛体はこの効果を含む。
単純に耳栓を含んだ複合スキルとは仕様が異なっている場合が多いが、
MH4系列では耳栓の複合と考えてほぼ差し支えない仕様。
高級耳栓 
- スキルポイントが15に達するとランクアップする。
バインドボイス【大】にも怯まなくなる。
通常の耳栓では防げないモノブロスやディアブロスの咆哮さえ気絶値ごと*1無力化できる。
そればかりか、このようなモンスターは咆哮の時間が長いため、この間は攻撃の絶好のチャンスである。
ガードができない武器をメインとしているなら、最低一つはこのスキルが発動する装備が欲しい。
勿論咆哮をガードする必要が無くなるので、ガードが可能な武器でも無駄にはならない。- (シールド装備ヘビィボウガンを除く)ガンナーが上記のモンスターと戦闘する際にはほぼ必須のスキル。
咆哮の硬直時間が長く、硬直中のハンターを追撃するコンボを持つためである。剣士ならギリギリ耐えられてもガンナーなら余裕でキャンプ送りにされてしまう。
特にオンラインや高難易度クエストなどで発動していないと余計に致死率が上がるので避けること。
- (シールド装備ヘビィボウガンを除く)ガンナーが上記のモンスターと戦闘する際にはほぼ必須のスキル。
- MHP3では咆哮からの即死コンボが少なくなったためこのスキルの優先順位は下がり、
攻撃機会を増やすため(だけ)のスキルになっていた。
しかし、MH3Gで硬直時間の差別化が復活、
さらに、モンスターの攻撃力が大きく上がっているため、昔同様の立場に戻った。
- MH4で新たに導入された乗りバトルのときの咆哮も防げるため乗りを成功させやすくなる。
そのためセルフジャンプが可能な操虫棍では採用されやすい。
ミラボレアスなどに対して乗りバトルを行う際にこのスキルの有無は結構大きい。
ただしギルクエなどでは高級耳栓より攻撃スキルのほうが優先される傾向にあり、
やり込みを行うハンターの間では高級耳栓の需要は大きく下がっている。
- しかし、MHXXではある二つ名持ちモンスターに対しては必須のスキルと化す。
- なお、厄介なことに、耳栓にSPの入る防具・装飾品は総じて加護のSPがマイナスされるため、
悪霊の加護が発動しやすい。このため下位~上位中盤までは高級耳栓を発動させると
どうしても悪霊の加護と付き合わなければならないという難点がある。
- MHFでは高級耳栓を発動させることが可能な防具が多数存在する上に、
1スロットに攻撃、達人スキルと聴覚保護+3がセットになった「剛護珠」(HR3から生産可能)、
1スロットで聴覚保護+5が付く「音無珠G」(HR5から生産可能)があるため、
高級耳栓を「外す」という選択自体、現在のMHFでは存在しない。
そのため装備貸与クエストを除けば高級耳栓の依存症という概念自体がない。
流石にHR2までの装備では発動が少々大変だが、
それでもHR2でククボFシリーズを作成すれば容易に発動できる。
従ってMHFにおいては、一定ランク以降は全武器種で高級耳栓を発動させるのが当然とされている。
こちらの記事も参照のこと。- なお、MHFでは咆哮しないモンスターに高級耳栓を発動する装備で挑んだとしても、
(それが原因でスキル欠けしていなければ)一切問題視されることはない。
これはサービス黎明期より「バケツ」「トリアカ」といった、
著名なテンプレ装備に高級耳栓がセットされており、
高級耳栓の発動がはるか昔から常識中の常識として認識されていたためである。
ちなみに上述した装飾品の存在により、黎明期よりも更に高級耳栓の発動、
及び各種強化スキルとの併用が容易となっている。
- 過去には高級耳栓を外して火力スキルを投下するという戦術も存在はしたが、
いずれも過去のものとなった事でそれを行う必要性は論じられなくなっている。
- 耳栓と同様、MHFでは超咆哮による硬直時間を短縮する効果もある。
- なお、MHFでは咆哮しないモンスターに高級耳栓を発動する装備で挑んだとしても、
超高級耳栓 
- MHFではラヴィエンテの登場に伴いバインドボイス【特大】が追加された。
それに対抗し、高級耳栓の上位スキルにあたる「超高級耳栓」が追加された。
今日までに追加された多くの特異個体モンスターがバインドボイス【特大】を発するため、
彼らを狩猟する際に非常に有効となる。
- 特にイャンガルルガ特異個体は通常の咆哮やバックジャンプしながらの咆哮だけでなく、
咆哮しながら突進したり、咆哮とともに飛び上がってハンターをブレスで撃ち抜いたりしてくるため、
超高級耳栓がないと本当にやっていられない。
- 発動にはスキルポイントが25必要。
上述した装飾品だけでは発動がやや難しいため、防具のSPもある程度活用することになるだろう。
ただ、剛護珠が追加され、火事場スキルに対するプレイヤーの認識が変わった*2現在では、
HR5以降の装備であれば発動そのものは別段難しい話ではない。
HR6で覇種防具を作成すれば、より楽な条件で発動させることができるだろう。
- 秘伝防具FXには秘伝スキルの中にデフォルトでこの効果があるが、
現在のMHFのHR帯で秘伝防具FXを作成するのは全く割に合わないものとなっている。
どちらかと言えばG級の「秘伝珠」で発動できる秘伝スキルに超高級耳栓効果があると覚えた方がよい。
また、かつてのHRシステムにおける、HR600にて入手できる超絶のピアスVIも高いポイントを有しているが、
HRシステムの改新の結果、入手できるのがHR6とやや遅くなってしまった。
上述したように現在は超絶のピアス無しでもスキルを充実させることは十分可能である。
- G級ではもともと超高級耳栓が発動できるほどのスキル環境は構築できないという想定でスタートした為、
MHF-Z以前より存在する、G級クエストにのみ登場するモンスターには、
最初からバインドボイス【特大】を使うものは居ない。
ただしあくまで最初期の話であり、
現在は大半のハードコアクエストや一部モンスターのバインドボイス【特大】を防ぐ必要がある。
また、「最初のG級防具」と定義されている
「エントラGシリーズ」では一式で超高級耳栓が発動するようになっているため、
現在のG級では超高級耳栓を搭載することは基本常識となっている。
そのため、たとえバインドボイスを使用するモンスターがいないクエストに超高級耳栓を発動させたとしても、
何の疑問も抱かれることはない。
なお、厳密に言えばG級で重視されているのは超高級耳栓効果であり、
スキルとしての「超高級耳栓」を発動させているG級ベテランハンターはほぼ皆無である。
その場合、三界の護りや秘伝珠が主な発現手段である。
- なお、G級で本格的に挑めるグァンゾルムと、MHF-Z後のG級クエスト専用モンスターのケオアルボル、
そしてG級のゴア・マガラとシャガルマガラ、一部の辿異種モンスターは、
超高級耳栓ですらも防げない「超咆哮」を使用する。
超咆哮は超高級耳栓でも硬直を軽減することはできず、長時間隙を晒す上に一定のダメージを受けてしまう
(ケオアルボルの超咆哮はダメージ量が非常に大きい)。
グァンゾルムや辿異種ヒュジキキのようにフレーム回避で超咆哮を回避できるものもいれば、
ケオアルボルのように判定が持続したり、
ゴア・マガラや辿異種ティガレックスの薙ぎ払いバインドウェーブのように超咆哮に指向性があるため、
単純なフレーム回避だけでは防ぎきれないケースがある。
対策としては、「辿異スキル」の「耳栓強化」を用いて、発動している耳栓効果を超高級耳栓以上の段階にする
(超高級耳栓&耳栓強化+1、高級耳栓&耳栓強化+2、耳栓&耳栓強化+3のいずれか)事で、
判定も含めて完全に無効化することが可能となる。
MHWorldの耳栓 
- MHWorldでは先述の通りスキル系統名称も耳栓になっているが、
スキルがレベル制となった本作では、耳栓系列は何と5段階制になっている。
LV3で従来の「耳栓」で、Lv5で従来の「高級耳栓」と同じ効果が発動する。
- 本作ではモンスターに背後から発見されても怯まないが、
その代わりなのか大半のモンスターが事ある毎にバインドボイスを使用するようになっている。
しかもバインドボイス自体の硬直が大幅に増しており、
歴戦の個体ともなるとバインドボイスの硬直から繰り出される攻撃で即死する危険が高く、
そうでなくとも頻繁に吠えて行動を阻害されやすい。
また、過去作で咆哮【小】だったモンスターでも当たり前の様に咆哮【大】を使用してくるなど、
全体的にモンスター側の咆哮が強烈になっている。
従って未発覚からハメきるような極端な運用でない限り、耳栓スキルの重要性は高い。
- とまあ需要が高まった耳栓スキルであるが、それにも関わらずSPを備える防具が極めて少なく、
なんと下位時点ではハイメタメイルの1ポイントのみ。
上位になるとハイメタα・βメイルに加えてゾラマグナαフットとバゼルシリーズが追加されるが、
それでもこれだけである。
装飾品はレア度6なので入手自体は比較的楽だが、装着するにはレベル3のスロットが必要となる。
幸いにも、バゼルシリーズがSP・スロット共に優秀なので、
装飾品も併用すれば2部位でLv5まで持っていくことも可能となっている。
逆にバゼルシリーズを使用せずに耳栓を発動させるのは非効率と言わざるを得ないほど選択肢が少ない。- 護石なら1つで最大3レベル分を確保可能だが、
作成に上質なねじれた角、そして強化に爆鱗竜の宝玉や炎龍の宝玉といった
よりにもよってバインドボイスが強烈なモンスターのレア素材を要求される。 - 後のアップデートでバゼルシリーズ以外に耳栓Lv2を持つ防具が追加されたが、
入手するためにはバゼルギウスより更に強大な歴戦王の古龍を狩る必要があり、
また耳栓を持つ部位もバゼルと異なっていることでスキルとの兼ね合い次第では完全な互換品とは
ならない場合が多々あるため、今もなおバゼルシリーズの需要は衰えていない。- そもそも歴戦王はストーリーをクリアし、HRを50まで上げ、その上でイベント期間中に
ようやく挑める相手であるため、そこに辿り着くまではやはりバゼルシリーズ以外の選択肢はほぼない。
- そもそも歴戦王はストーリーをクリアし、HRを50まで上げ、その上でイベント期間中に
- 護石なら1つで最大3レベル分を確保可能だが、
- 低レベルの段階でも硬直の軽減効果はあるが、咆哮【大】に対してはLv4以上でないと全く効果が無い。
- よく似た構成のスキルに匠があるが、武器によっては低レベルで留めておくことが可能な匠に対して、
こちらはLv3以下だと完全に死ぬことがある。
…と言うか終盤の強敵は軒並み咆哮【大】を使用してくるので、
発動させるならLv4以上まで上げないと全く役に立たないことも多い。 - Lv5だと無効なのにLv4は軽減だけだからと軽視されがちだが、Lv4の軽減効果も実はかなり高め。
硬直時間は7割以上短くなり、モーションとしては耳を塞いでしまうがすぐに動けるようになる。
モンスターの咆哮からの追撃に対してはかなり余裕を持って対処できるので、
自分の攻撃が咆哮で中断させられるのを妥協できるなら
Lv4で止めてスロットや防具の選択肢を増やす使い方も悪くない。
- よく似た構成のスキルに匠があるが、武器によっては低レベルで留めておくことが可能な匠に対して、
- 変わったところでは、スラッシュアックスの装備にレベル1だけ発動させる運用がある。
大型アップデートのVer2.0より、零距離属性解放突きの際にレベル4の耳栓が付与されるようになった。
これは装備で発動している耳栓と重複するため、咆哮【大】でも無視して零距離解放突きをフィニッシュまで放てるようになる、というわけである。
- 本作においても耳栓と攻撃系統スキルは(最高レベルでは)トレードオフに近い関係となっており、
重要性が高まった本作においても某掲示板では「どちらを優先すべきなのか」という論議が日夜行われている。- 今作の攻撃判定見直しの一環で、咆哮の判定の持続時間も全体的に短くなっているため、
フレーム回避が過去作よりかなり容易になっている。
そのため、慣れてくれば耳栓無しでも咆哮を避けるのはそこまで難しくなくなっている。
とはいえクエストに失敗しては元も子もないので、腕に自信がない人は優先したほうがいいだろう。
また、古龍達は咆哮の短さに対して硬直時間が非常に長く、歴戦の個体ではハメ殺されてしまう事も多い。
クシャルダオラとテオ・テスカトルは能力段階移行の度に咆哮するために頻度も高く、
硬直中に即死級の大技を躊躇なくぶっ放してくるので尚更である。 - 太刀やチャージアックス等の咆哮を攻撃チャンスに変えることができる武器種では優先度が下がる。
それでも咆哮全てを完璧に捌き切るには慣れが必要なので優先度が高めなことに変わりはない。
- 今作の攻撃判定見直しの一環で、咆哮の判定の持続時間も全体的に短くなっているため、
- MHW:Iではクラッチクローとの相性が極めて良く、需要はさらに増加。
遭遇時の咆哮中につかまってダウンを取ることが出来るため、クラッチクローを積極的に使い
尚且つ元々耳栓との相性が良かったハンマーなどでは積まれる機会が多くなっている。
発動できる防具も上位と比べ格段に増えており、選択肢は多い。
また、護石が更に一段階強化できるようになり、護石だけでLv4まで発動できるようになったが、
必要な素材がMR100を超えないと集められないものばかりであり、道のりは遠い。- Ver.15.01ではついに耳栓の護石Vが追加、護石だけで最大レベルまで発動可能に。
その代わり強化の為には歴戦王イヴェルカーナを制する必要がある。
- Ver.15.01ではついに耳栓の護石Vが追加、護石だけで最大レベルまで発動可能に。
- 一般的にある程度慣れてくると咆哮をフレーム回避やガードで済ませるようになるのがモンハンの傾向で、それはMHW:Iでも変わらないが、
モンスターの中には発覚するとどのような状況でも確定で咆哮を行うモンスターがチラホラいる。
特にアルバトリオンやミラボレアスといった最強クラスの相手がもれなくこの仕様を抱えており、
けむり玉などで自発的に隠密状態になることで、索敵キョロキョロ→確定咆哮
の簡易的なハメ状態を作り出すことが可能。
この咆哮を無視して攻撃し続けるために火力特化装備でも耳栓を採用するケースがある。
従来はかなり火力スキルを犠牲にする必要があったが、ドラゴンシリーズの圧倒的なスロットで補うことが可能になり、
火事場極意や挑戦者極意などと共存させることが容易に。- とはいえソロや身内マルチでないとこのハメが成立しづらいため、常用できるわけではない。
普通の狩猟だと大剣が咆哮時間で抜刀溜め3や真溜めを当てるくらいなら活用できる。
- とはいえソロや身内マルチでないとこのハメが成立しづらいため、常用できるわけではない。
耳栓効果を持つアイテム 
使い捨て耳栓 
- MHFに登場。
所持しているとバインドボイス【小】を無効化できるが、効果発動直後に壊れてしまう。
効果は自動で発動し、最大5個まで持てる。
ガード不可の太刀やハンマー等を愛用するハンターにとってはスキル代わりとなるありがたいアイテムで、
かつてはスキルを火力特化にした上でこのアイテムで咆哮を克服するというスタイルが存在した。
- ただし現在では、上述したようにあえて耳栓を捨てて火力特化にするシチュエーション自体が皆無に等しい。
現状で実用的な場面は、装備固定で耳栓が付けられないクエストの際に持ち込むという程度か。
- バインドボイス【大】も無効化できる「使い捨て高級耳栓」も存在する。
しかし「使い捨て高級耳栓」は3個までしか所持できない。
同様の効果を持つ「支給用耳栓」も存在するが、滅多に見かけないアイテムである。
- いずれも主な入手手段はマイトレ。
管理人の依頼を聞いたり、怪鳥の耳などを素材とした特殊調合で入手する。
さらにアイテム課金やパッケージ特典に付属することもあるが、こちらはおまけ程度の扱いである。
超高級耳栓の実 
- MHFに登場。こちらは使用することでクエスト終了時まで超高級耳栓のスキルが発動するというもの。
スキルそのものを発動させるので、クエスト中に限れば回数制限は無い。
逆に、仮にモンスターが一度も咆哮を使わないような場合は無駄になるとも言える。
- 他のスキルの実シリーズとともに、「ガイド娘のお助けパック」というアイテム課金で入手する。
こちらも使い捨て耳栓と同様の理由に加え、MHFでは消耗品に対する課金が主流ではない事もあり、
あまり使われることがないアイテムである。
モンスターの咆哮でハンターがすくみ上がる理由を考えるとこれも向精神薬のような効果をもつ植物なのだろう。
なお現在ではガイド娘のお助けパックが販売終了になったため、配布等を除くと入手手段はない。
応急耳栓 
- MH4Gに登場。
ドンドルマの施設『狂竜ウイルス研究所』にて、旅団ポイントを使って購入し入手できる。
購入には村★9の「高難度:王と女帝は狂威に満つ」のクリアが条件となる。
効果は「咆哮やられを一度だけ無効化」であり、こちらは最初からバインドボイス【大】にも対応している。
ただし、強走薬などのいわゆる強化系アイテムという扱いなのか、食べることで効果が発動する
(ちなみに、アイコンは秘薬、生命の粉塵、漢方薬などの薬品系アイテムと同じである)。
食べると、回復薬などを飲んだときと同じようにガッツポーズをとるが、そのガッツポーズの動作が早い。
ちなみに「食べる」アイテムであるが、満足感の対象外となっている。
- 持ち込み数は3個。
MH4系列は乗り状態の攻防に絡み戦闘中に不意もしくは回避不能の咆哮を浴びる率が過去作よりも多く、
特に自身が乗りを狙う場合はこの数はやや心もとない。- とはいえもしこれで持ち込み数が10個とかであった場合、
スキルポイントの重い高級耳栓がいらない子扱いされかねないことを考えるとまあ妥当な数ではある。
咆哮頻度の多い相手には従来通り耳栓系スキル、そうでない相手には応急耳栓を持ち込んで他スキルを充実…
と使い分けはできるだろう。
単純に耳栓装備をまだ作っていない間や、耳栓系スキルを入れにくい大剣テンプレなどで保険として使うのもよい。
またガード可能な装備かどうか、回避性能を備えているかどうかでも判断していいだろう。
特に後者の場合は咆哮の持続が長いモンスターだと回避性能+3を付けても避けられないこともあり、
逆に避けるモーションをしてしまったが故、咆哮が終わっても硬直中という可能性も有りうる。
そういうモンスター相手に応急耳栓を付けておくと格段に安全である。
ただし、そうなると旅団ポイントの消費量がなかなか馬鹿にできなくなるため、
普段から探索などで旅団ポイントを集めておく必要も出てくる点には注意しておきたい。
- またMHFの使い捨て耳栓と異なり、好きなタイミングで使用することができるという点も何気に重要である。
モンスターが怒る前までは咆哮やられ覚悟で攻撃し、怒ったら応急耳栓を飲んでリスクを減らす…、
といった使い方も可能なため、うまく使っていきたいところ。
- とはいえもしこれで持ち込み数が10個とかであった場合、
- なお応急耳栓使用後の乗り中にモンスターが咆哮をした場合、例えRボタンでしがみついても応急耳栓は壊れてしまう。
要はしがみつくだけ無駄なので、応急耳栓の効果があるなら咆哮中もザクザクやろう。
- MHFユーザーからは、上記の使い捨て耳栓の便利さから「本家でもこういったアイテムを」という声もあり、
類似アイテムが実装されたことを喜んだ人もいるようである。
- それにしても、食べることで効果を発揮するにもかかわらず、
咆哮を受けると壊れるとは一体どういうことなのだろうか。
まあ単にモーションを流用している(耳に耳栓を入れるモーションを作らなかった)都合上であると思われる。
レンキン耳栓 
- MHXXに登場。
同作で新登場する「レンキンスタイル」の力で生成できる「錬金アイテム」の一つ。
マカ錬金タルを3回振る事で生成できる(詳しい操作は狩猟スタイルの項を参照)。
MHFの使い捨て耳栓と同様「持っているだけで自動的に咆哮を防ぐ」効果がある。
咆哮を受けて動けない時間よりタルを振る時間の方が長い事実は忘れておこう
余談 
- MH3Gにてスキル「金剛体」が登場したが、このスキルは特殊な耳栓スキルを内包している。
- 厳密には、「咆哮やられ【小】」を無効化する効果で、
リアクションが咆哮やられ【小】のものならばバインドボイス【大】であっても無効化できる。 - MH4以降は調整が入り、バインドボイス【大】は問答無用で受けてしまうことになった。
- 厳密には、「咆哮やられ【小】」を無効化する効果で、
- MHXRでは咆哮【超大】の対策スキルとしてMHFの超高級耳栓に似た高級耳栓【超】が存在する。
こらそこ、語順が変わっただけとか言わない
- ティガレックスやアカムトルムなどの咆哮のようなダメージを伴う咆哮の場合はダメージまでは無効化できない。
この手の咆哮を使うモンスターと戦う際は、耳栓を過信して咆哮中に近づきすぎたりしないようにしよう。
咆哮範囲は基本的にダメージ範囲より広い為、ダメージ範囲外だが咆哮範囲ではある……という場合は有効。
- 大砲を撃つ際にハンターは耳を塞ぐが、この動作はスキルでカットすることはできない。
- オトモスキルにはハンターの高級耳栓に相当する「防音の術」が存在するが、耳栓に相当するものは無い。
MHX(X)では防音の術は記憶力を2つ使用するため、
耳栓で十分なモンスター用に記憶力1つ版があると便利だったのだが。
関連項目 
アクション/咆哮
スキル/三界の護り - MHFに登場する、耳栓効果を含む複合スキル
モンハン用語/秘伝スキル