イベント・メディア展開/ノベル版

Last-modified: 2020-10-25 (日) 22:18:54

モンスターハンターの公式ノベライズ作品。小説版とも呼ばれる。
そのうちライトノベルレーベルのものはラノベ版、児童文学レーベルのものは児童書版とも呼ばれる。
エンターブレインのファミ通文庫からナンバリングタイトルやPシリーズ、
MHF-G、M.S.S Projectとのコラボノベルを扱ったものが、
富士見書房のドラゴンブックから同じくMHF-Gを扱ったもの、
さらに角川つばさ文庫からはアイルー村、MHX、MHSTを扱ったもの、
そして集英社みらい文庫からはMHSTのアニメ版を扱ったものが出版されている。

目次

ファミ通文庫

  • 著者は第一弾はゆうきりん、第二弾~第四弾は氷上慧一、第五弾、第六弾は柄本和昭、
    第七弾、第八弾は西野吾郎。
    氷上慧一氏はMHF-Gのもの・「天地カオスな狩猟奏」も執筆している。
    • 第一弾:狩りの掟、英雄の条件、長の資格、狩りの追憶(全4巻)
    • 第二弾:魂を継ぐ者(全5巻)
    • 第三弾:疾風の翼(全5巻+特別編)
    • 第四弾:閃光の狩人(全4巻)
    • 第五弾:蒼天の証(全8巻)
    • 第六弾:暁の誓い(全6巻)
    • 第七弾:天衣無縫のD、氷雪無尽の獄狼竜、穿天無双の巨戟龍(全3巻)
      • シリーズ表記はないが同一主人公の物語である。
    • 第八弾:クロスソウル(現在2巻)
  • EPISODE novel(全5巻)
    • 「EPISODE novel」については漫画版との兼ね合いから独立した項目として扱う。
  • MHF-G:灼熱の刃(現在3巻)
  • アンソロジーノベル 狩魂
    • あかほりさとる、海冬レイジ、嬉野秋彦、氷上慧一による短編集
  • 天地カオスな狩猟奏(現在4巻)
    • 「M.S.S Project」とのコラボレーション作品。
  • 第一弾と第七弾は統一したサブタイトルが無いため、第一弾は著者の名前からゆうきりん版、
    もしくは主人公の名前からジーグ編、第七弾は主人公の名前からサラク編と呼ばれる。
    第二弾以降はサブタイトルが付いているが、
    各主人公の名前からそれぞれキオ編、テアン編、ライガ編、トゥーク編、カイト編とも呼ばれる。
  • 武具の破損を心配する、左利きのハンターの存在といった、
    ゲーム中では気にならない、逆に首を傾げる事象や仕様上は組み込めない設定であっても、
    公式設定に忠実に、それでいてより現実的な表現で描かれているが、
    ストーリー上、著者オリジナルの要素はある程度許されている(例 マンテ、飛竜保護団体等)。
    スキルや装飾品に関する描写もあるが、ノベル版のハンターは防御力を重視して防具を選んでおり、
    ゲームとは違って武器とスキルの相性などに関してはあまり考慮されていない。
    そのため、プレイヤーから見たら首を傾げたくなるような防具を装備しているハンターも多い。
    また、落とし穴を掘ってから罠をセットしたり、荷台で爆弾や罠を運ぶ等、
    アイテムの使用や運搬もより現実的な表現である。
    モンスターの強大さもより強調されており、
    ゲーム中に登場するモンスターより強いのではないかと感じられるような描写も多々見られる。
    特に古龍級モンスターはそれが顕著であり、
    ゲーム中では4人がかりならタコ殴りにして早々と倒す事も可能だが、
    ノベル版では存在自体が規格外であり、トップクラスのハンター4人がかりで撃退がやっとである。
    超大型モンスターに至っては、大討伐のように多くのハンターが束になり、
    バリスタや大砲を数百発撃ちこんでもギリギリ撃退できるかどうかである。
  • ノベル版では、十分な装備や実力を持ったハンターが3、4人のパーティを組んでも、
    危険度5クラスのモンスターのクエストに失敗する描写がある。
    ゲームではモンスターに大ダメージを負わされても回復アイテムを
    使えば何事もなかったかのように動きだすし、仮に倒されても絶対に死なずにキャンプに戻り、
    3回倒されても死なずに強制帰還される。しかし設定だと本当に死亡してしまうハンターもいるし、
    怪我が元で後遺症に苦しんだり、引退を余儀なくされることもある。
  • 各村の村長やギルドガールなど、ゲーム中のNPCも多数登場する。
    中にはノベル版独自の設定により、ゲーム中以上に強い存在感を放つ人物もいる。
  • 世界観は時間軸以外は第一弾からすべて共通している。
    そのため旧シリーズのキャラが以降のシリーズにゲスト出演することもたまにある(西野吾郎版では地名のみ)。
    特に第三弾「疾風の翼」の最終巻では新旧主役揃い踏みという豪華な顔ぶれとなっている。
    • ちなみに基盤となっているゲームは第一弾前半が「無印」で後半がMHG、
      第二弾前半がMH2、後半・第三弾がMHP2・MHP2G、第四弾がMH3、第五弾がMHP3・MH3G、
      第六弾3巻以降がMH4、「天地カオスな狩猟奏」シリーズと第七弾がMH4G、第八弾がMHXとなっている。

各シリーズの特徴

第一弾

  • 後続のシリーズと比べて世界観設定がかなり厳しく、現実味が濃い。
    モンスターの襲撃によって重傷を負う一般人や捕食されかけるハンター、
    中にはその瞬間、明らかに人が死亡したであろうシーンも見られる。
    多少なりの覚悟を持って読んだ方が良いかもしれない。
    また、街や狩り場での人間模様、探索などの描写が多く見られる一方、
    ゲームとしてのMHシリーズの最大の華と言える大型モンスターの狩猟の描写がやや浅い。
    オリジナルの要素や展開がある一方で、ゲーム中の描写や公式設定と食い違う面も見られ、
    怪鳥に「けちょう」とルビが振られていたり、力尽きた際に救助してくれるアイルーは野良であったり等、
    モンハンの世界観を意識してないという意見もあり、賛否両論となっている。
  • とは言ってもこの頃はまだ2(dos)すら発売されておらず、
    第一弾が終了する頃に続編である2(dos)が登場した為、
    ノベル側とゲーム側で世界観の違い・矛盾があるのは当たり前ともいえる。
    またモンハン自体にも確固たる世界観は構築されていなかったので、
    いずれにせよ書き手としてもかなり苦戦させられただろう。
    オリジナル要素が目立つのも、ネタ自体が乏しいのだから無理もない。
  • 他に後続シリーズと異なる点としては、事実上の最終巻が4巻ではなく、3巻であることだろうか。
    4巻はこれまでの登場人物が狩猟の打ち上げで酒場に集まり、これまでに自分たちが受けてきたクエストの中で
    最も印象深い狩猟について語っていくという、前日譚的な内容になっている。
  • 因みにモンフェス等のイベントでは、ノベル版や漫画の資料や原画は事細かに出展されているのだが、
    どういう訳かこの第一弾は一切公開されていない。
    単に資料などが残っていないのか、権利上の関係か、
    それとも公式でも「無かった事」扱いなのか、真偽は不明。

第二弾~第四弾/MHF-G(氷上版)

  • 特徴は何と言っても驚異の年代ジャンプ
    1巻ごとに数年の月日が経過し、ひとつのシリーズ中で十数年が経過していることも。
    それだけに初期から登場しているキャラの中には年齢が凄いことになっている者もいたりする。
    例として、第二弾で登場したギルドナイト、クルトアイズは初登場時は27歳だが、
    EPISODE novel.3で再登場した際は47歳である。
    また第三弾の主役の一人であるマディリアも、特別編のラストの時点で40歳になっている。
    • さすがに挿絵ではどちらも若々しく描かれているため安心(?)である。
      またその他のキャラたちもG級に上がる頃には男女問わず大体30代半ばになっている。
      やはりG級ハンターまで上り詰めるにはそれだけの時間が必要だということだろうか。
  • キャラクターの年齢については布施龍太氏の画集「龍天動地」に年表が付いており、
    各シリーズの時系列も含めて見やすく並べられている。
  • 第四弾「閃光の狩人」は山本晋によって漫画化され、ファミ通コミッククリアにて連載されていた。
    大筋の流れはノベル版と同じだが、ポッケ村編以降はノベル版にはない独自の展開が増えていく。
    また、同業者との交流や対立、ポッケ村の先代ハンター、仲間の過去、個人ハンターと猟団など、
    ノベル版にはない、もしくはそれほど詳しく描写されなかった部分が掘り下げられている。
    反面、主役陣を含む各キャラクターの性格がより尖っていたり、陰惨な描写も少なくないことから、
    ノベル版にあったコメディ成分は鳴りを潜めている。
    2014年12月に完結、連載を終了している。単行本は全10巻。
    • 登場人物たちが一部、顔芸とも言えるような狂気の表情を見せるのも特徴だろうか。
      特に登場人物のひとり、「魔犬」ベクセルの豹変時の表情は必見。
  • 氷上慧一はMHF-Gもプレイしており、ファミ通文庫では初のMHF版となる。
    MHFなので本家とは話が独立している…のかと思いきや、
    巻末にて第二弾(魂を継ぐ者)から第四弾(閃光の狩人)までの登場キャラクターから、
    今後灼熱の刃シリーズに氷上小説恒例の「ゲスト出演」があることも示唆されている
    (そもそもエアリアやオルセリカといった作中重要な人物が第2弾メンバーの身内である)。
    そのため、世界観や時間軸はこれまでのシリーズと大きくは変わらない模様。
    ちなみに年代ジャンプは今のところ1巻につき1年程度と控えめになっている。
    • 第1巻公式紹介サイト(第1章2編までの立ち読みあり)はこちら
  • また、灼熱の刃編のみ、実際のゲーム中にも反映されており、
    シリーズクエスト受付のミズキを介して話を体験することができる。
    第1回は猛き黒炎のグイッケと、第2回は白百合の園のイルマリスとのお話である。
  • 『天地カオスな狩猟奏』シリーズでは実在の「ゲーム実況集団」のキャラ性と外見をそのまま小説に投影しており、
    他のシリーズに比べてソフトな演出やメタなネタが多くなっている。

第五弾、第六弾(柄本版)

  • 流れは氷上版に近いが、1巻ごとに経過する時間が氷上版より大人しい。
    特に第五弾の1巻~3巻は全てまとめて数ヶ月間内に収まっている。
    しかし第六弾では、ある事件を切っ掛けに話の主軸が大きく方向転換するという
    これまでのシリーズには無かった展開となり、この時に時間軸が大きく変化、
    それに合わせて主要人物の立場や関係などにも大きな変化が現れる。
  • 第六弾では、主要人物の中で初めて死亡者が出た
    また、MH4の世界観で物語が展開されるため、狂竜症がストーリーに深く関わっている
    狂竜症に侵された人間が、突然人に襲い掛かるなど、
    これまでのノベル版でもなかなか見られなかった世界観的な恐ろしさが滲み出ている。

第七弾、第八弾(西野版)

  • 流れは氷上版に似ている。3巻での描写から、1巻~3巻までの間に7年程の月日が経過していることが分かる。
    拠点での主人公たちのやりとりや、未知の樹海の探索の描写などが見所である。
    なお、3巻にて発生した古龍迎撃戦に、過去作の主人公たちが参加しているらしい描写がある。
  • 第八弾は現在2巻で、その中で2年程の月日が経過している。
    1巻、2巻ではクロスの四大モンスターに一冊に1頭ずつ触れられてきている。
    また主人公の成長や心境の変化とともに、脇役たちの今へ繋がる過去が明らかにされるなど、登場人物の描き方が心憎い。
    続編の展開が待たれる。

主要な登場人物

第一弾

ジーグ
本名、ジーグ・グランエスト。初登場時16歳。
大剣を操るココット村出身の少年ハンターで、第一弾の主人公でもある。
ハンターとしては粗が目立つものの実力は初心者以上であり、
村のイャンクックの最速狩猟記録を打ち立てている。
しかし、その事実はミナガルデでは意味を成さないものと気付かされ、
エルメリア達のパーティに参加して様々なモンスターとの戦いに身を投じていく。
酒に弱いわけではないがビール(の苦い味)が嫌いなので、牛乳を好んで飲む事から
「牛乳(ミルク)飲みジーグ」というあだ名を付けられている。
エルメリア
本名、エルメリア・フランポート。
ハンマー使いの少女で、ジーグの所属するパーティのリーダー。
勝気で自信家な性格で、
ジーグとは頻繁に口喧嘩や小突き合いを繰り返している。
ジーグより一つ年下だがハンターとしての実力は高く、
ミナガルデでも広くその名を知られている。
身軽さを重視しているため、上半身の防具をほとんど身に着けず狩猟に挑む。
本人は認めていないが、ジーグに対して特別な感情を抱いている様子。
ようはツンデレである。
ガノン
本名、ガノン・ドノン。ランスを武器とする身の丈2m以上の大男。
初登場時で既に50代後半だが、鎧のような筋肉を備える。
エルメリアのハンターの師匠であると同時に相棒であり、
更には養父とも言える存在である。
エルメリアを「お嬢様」と呼び、少々過保護にしている。
狩猟時は主にパーティの囮として動き、それ故に負傷することも多い。
エルメリアのジーグに対する感情を「勘違い」と論じており、快く思っていない。
フラディオ
本名、フラディオ・ハート。素性や素顔などは不明な点が多い謎の男。
複数のモンスターの急所を貫通弾一発で
まとめて打ち抜くことができる凄腕のヘビィボウガン使い。
基本的には常識的かつ紳士的、そして常に冷静さを失わない好漢だが、
度を超えたゲリョス愛好家であり、ゲリョスを「彼女」と呼んでいる。
装備についても一貫してゲリョスシリーズ、
武器も「ゲリョスの素材が使われている」という理由でタンクメイジ改を愛用している筋金入り。
また、文字通り常時、食事の時ですらゲリョスキャップを身に着けており、
前述どおりその素顔は最後まで明かされなかった。
フルフルが嫌いで、それ故にフリーダを快く思っていない。
フリーダ
本名、フリーダ・エスグランド。
容姿端麗ながら全身傷だらけで隻眼の少女。ジーグより二つ年上。
単独でリオレウスを狩れる実力を持つ王都にまでその名を轟かせる凄腕のハンターで、
片手剣のヒーローブレイドとフルフルシリーズの防具を愛用している。
無類のフルフル好きであり、フルフルのことを「彼」と呼ぶなど
思考回路がフラディオと似ている。
が、お互い「自分が好きなモンスター=相手が嫌いなモンスター」であり、
互いの印象は最悪である。
剣士であるが、眼帯が標準で付いているからという理由で
ガンナー用のキャップを着用している。
水色の髪とも相まって新世紀なロボットアニメのヒロインに容姿が似ている
(特に初登場時の挿絵)。
エンタ
本名、炎太郎(エンタロウ)。初登場時25歳。
天下無双の剣豪を目指す、東方出身の双剣使い。
シュレイド地方の人間には発音しづらい名前らしく、
それ故に「エンタ」と呼ばれている。
修行及び鬼人化のためと称して常に片目を閉じており、
川柳交じりの(ジーグ曰く「小難しい」)口調で話す。
武器の本来の銘を無視して「斬鬼」と名付ける癖がある。
ハンター日誌Gにも登場している。
ブラス
本名、ブラス・ラグーン。初登場時16歳。
まだハンターズギルドに登録したばかりの新人ハンター。
ハンターになった理由は「自分が臆病者でないことを証明するため」だが、
その実非常に気弱で常に自分に自信が持てずにオドオドしている。
武器で直接戦うよりも道具類を駆使した狩猟が得意で、
常に調合書を持ち歩くほどの調合好き。
当初は片手剣使いだったが、後に双剣に興味を持ち、双剣使いへと転向する。
第二弾にて再登場。双剣使いとしての修行のため、キオの元を訪れる。
現時点では第一弾の登場人物の中では唯一後続シリーズに登場した人物。
ヴィヴィー
本名、ヴィヴィアン・シャロン。
冷静沈着で寡黙な女性で、ライトボウガンを武器とする。
プライベートシリーズの防具を愛用しており、
武器の修理中には酒場の店員として働いていたりする。
また、さながらメイドの如くパーティリーダーを「ご主人様」と呼び、絶対的に服従する。
ついでにリーダーに対して何かと世話を焼くが、本人曰く「趣味」らしい。
因みに愛用の武器はなんとダークフリルパラソルである。
彼女はあの黒龍と対峙したことがあるのだろうか?

第二弾

キオ
第二弾の主人公。初登場時16歳。
亡き父親を超えるようなハンターとなるべく
意気揚々とジャンボ村にやって来た少年。
当初は父親の形見である双剣を使っていたが、
クルトアイズの指導によって片手剣使いに、
さらにその後のある切っ掛けから再び双剣を手にする。
1巻では単独ではドスファンゴすら狩れず、
実力でも精神面でも未熟な面が目立っていたが、
2巻以降は素早い身のこなしと優れた状況判断能力を武器にパーティのリーダーとして活躍する。
やがて拠点をポッケ村に移して活動することになる。
第三弾にて再登場した際には、
シルバーソルZ一式コウリュウノツガイというとんでもない装備を披露している。
2巻でノーラと衝撃の邂逅を果たし、それからマンテの町で再会。
対シェンガオレン戦の後は何度か手紙を送っていた。
(とはいえ、返事を書くのが苦手だったようである)
4巻のラストでポッケ村に旅立つキオを見送りに来たノーラの気持ちに気付き、
(それまではそれに気付かない程鈍感だったが)共にポッケ村に移住、結婚し、愛息サイルを授かる。
クシャルダオラとの決戦後には娘も産まれて家族が増えた。
第五弾では名前だけの登場だったが、過去にセルエがいた村をキオが訪れた際にセルエがキオを目撃。
それがハンターを志すきっかけとなった。
クルトアイズ
「隻腕のクルトアイズ」の異名で知られるヘビィボウガン使いの青年。
初登場時27歳。少々キザな性格だが、
その実力やハンターとしての誇りは非常に高い。
昔は双剣使いであったが、狩りで左腕の筋を切ってしまう。一度は引退を宣告されたが、
壮絶な努力を経てヘヴィボウガン使いとして復活した経緯がある。
ジャンボ村の村長の依頼でキオの師匠となり、
キオにハンターとしての基本から叩き込んだ。
鳥竜種の素材から作られたボウガンを好んで使うが、
状況に合わせて武具を選ぶ柔軟性も備える。
合格を言い渡して一度キオから離れた(同時にまたも左腕にダメージを受けて療養する事に。
これは第三弾の2巻で語られている)が、
その後ギルドナイトに就任して再びキオの前に現れる。
その後のシリーズでも割とよく登場する。
ギルドナイト故か謎のじいさんとの絡みが多い。
普段は傍若無人な振る舞いも多いエスラも、
クルトアイズに対しては一定の敬意を払っている。
ロッシィ
キオを生涯のライバルと見定めてジャンボ村に居付いた大剣使いのハンター。
年齢はキオより一つ年上。
濃い顔と暑苦しい性格が特徴で、出会う女性に悉く声をかけるほどの女好きである。
考えながら動くことは苦手で、状況判断や作戦などはキオとエーデリカに任せ、
自分はパーティの攻撃力兼盾として動くことに全力を注いでいる。
甲殻種や重量級の飛竜の素材から作られた重厚な武具を好んで使用する。
第三弾にて再登場したが、そのキャラクターの濃さは変わっていない。
エーデリカ
旅の最中にジャンボ村を訪れた弓使いの女性ハンター。キオより一つ年下。
相当な美貌の持ち主であり、立ち振る舞いも常に礼儀正しく上品であるが、
仲間や友人のためとなれば怪我人相手に鉄拳制裁も辞さないという怖い一面も持つ。
(実際に5巻で怪我を推してクシャルダオラを討伐しようとしたロッシィを鉄拳制裁で止めたようだ)
自分と同等以上の相手は「○○様」と呼び、
キオに対してはリーダーとして絶対的な信頼を置いている。
火竜(特にリオレイアやその亜種)やフルフルの素材から作られた武具を愛用している。
第三弾やEPISODE novel.2で再登場しており、
第四弾でも彼女と思しき人物の話が一瞬だけ出てくる。
第五弾でも名前だけ登場している。
さらに灼熱の刃では超凄腕ハンターとして名を馳せる妹、オルセリカや、
エアリアという娘がいることも判明しており、後者は灼熱の刃のヒロインである。
謎のじいさん
本名不明。自らを「謎のじいさん」と名乗り、他者にもそう呼ばせている。
イタズラ好きでつかみどころの無い好々爺だが、多方面に顔が利き、
ギルドの機密事項も知る事ができるなど、傍から見れば確かに謎多き人物。
若い頃はハンターとして活躍し、莫大な資産を得て引退。
現在はその資産を利用して多くのハンター達や開拓途中の村の支援を行っている。
心はまだハンターなのか、普段からレザーライトSシリーズとテッケンを装備しているが、
体力は衰えてしまっており、今ではそのテッケンを振り上げるのも一苦労。
第三弾以降もドンドルマを舞台としたストーリーでは頻繁に登場する。
ノーラ
逗留客としてジャンボ村を訪れた少女。ハンターではなく、ごく普通の一般人。
到着時狩りに出ていたキオの家を(エーデリカと共に)間借りしていたが、
事情を完全には把握していなかったキオと衝撃的な出会いを果たす。
その後、キオと結婚しポッケ村に移住。2人の子供を授かる。
第二弾では挿絵などでの登場が無かったため、詳しい容姿は不明だったが、
第三弾にて彼女と思しき女性の姿が描かれている。
ミモリ
ある日突然キオに弟子入りを志願してきたポッケ村出身の少女。
初登場時16歳で、キオより9歳年下。
基本的には真面目だが少々思い込みが激しく、
一度決めた事に関してはかなり頑固な性格。
ハンターとしての才能は高いが、まだ経験不足の面が見られ、
時折周囲が見えなくなってしまう。
当初はランス使いだったが、後に自分の意思でガンランスに転向する。
後に一部ではポッケの英雄とまで呼ばれるハンターに成長し、
第五弾ではタンジアにまでその名を轟かせていた。
第四弾ではまだハンターになっていなかった頃のミモリが登場する。
サイル
ポッケ村生まれの少年でキオとノーラの子供。初登場時6歳。
ミモリにとっては年の離れた弟のような存在で、
サイル自身もミモリには懐いている。
当初は大人しい性格で、ハンターの武具を見ると怯んでしまうほどだったが、
ある事件をきっかけに活発な性格となった。
第三弾で再登場している。その時にはクシャルダオラの角を加工した首飾りをしていた
(第二弾のラストでも記述はされている)。

第三弾

テアン
第三弾の主人公。初登場時18歳。因みにキオより6歳年下。
ポッケ村の出身でミモリとは幼馴染。
ミモリより先にハンターとなり、ドンドルマを拠点としている。
ライトボウガン使いの中堅ハンターだが、
クエスト報酬の大部分を実家への仕送りに当てており、
慢性的な資金難によって実力相応の装備を整えられずにいる。
鋭い観察眼の持ち主で、情報のほとんど無いモンスターが相手でも
その攻略の糸口を見つけ出す事が多い。
後にマディリアと共に「疾風の翼」の異名で呼ばれるようになる。
第五弾にて再登場した際にはティカルにもその名を知られていた。
コジロー
幼い頃にテアンに拾われたアイルー。こげ茶と白の毛並みが特徴。
テアンにとって一番の親友であり、
ドンドルマまで一緒に付いてきて共に活動している。
アイルー族故のイタズラ好きな面もあるが、基本的にはテアン思いである。
当初はオトモアイルーとして前衛を任されていたが、実はある問題を抱えており、
テアンはその事実に気付いていなかった。
料理はあまり得意ではなく、自信作ならまだしも
彼の新作料理を食べた者は高確率で昏倒してしまう。
また、M.S.S Projectとのコラボノベル『天地カオスな狩猟奏3』『天地カオスな狩猟奏4』にも出演しており、
調子に乗りやすく、料理が下手だが、ハンターを秘境に案内できる食事を作れる程度には上達している。
マディリア
銀色のキリンテールが特徴の女性ハンター。
初登場時24歳、キオとは同い年の太刀使い。
かつて兄のナゼルと共に「疾風の翼」の異名で呼ばれていたが、
ナゼルの失踪後は常に単独で狩猟を行うようになり、
「片翼のマディリア」と呼ばれるようになった。
狩り場では「男前」と言われるほど凛々しい性格だが、
非常に朝に弱く片付けが苦手という一面も持つ。
狩り場までの移動の際には専ら爆睡している。
類稀なる直感と運動能力を持ち、その技量と行動力はクルトアイズも驚くほど。
第五弾にてテアンと共にほぼ一瞬だが再登場している。
ナゼル
マディリアの双子の兄で、同じく太刀使い。
マディリアとの息の合った連携で若くして多くのモンスターを狩猟した経験を持つ。
謎のじいさん伝いにクルトアイズと知り合い、
それ以来クルトアイズと共に狩猟に挑む事も多くなった。
クルトアイズの推薦もあって20歳という異例の若さでギルドナイトに就任するも、
ある調査のために雪山に向かい、それを最後に消息を絶つ。
ホルト
謎のじいさんのコネを利用してドンドルマにやって来た少年ハンター。
テアンより二つ年下のハンマー使い。
基本的に悪意は全く無いが、少々口が悪く、
初対面の相手にも歯に衣着せぬ物言いをする。
大きな商家の三男坊で、
親からハンターになることを反対されているわけではないが、
代わりに腕の立つハンター三人を常に同行させられている。
そのために周囲からは「金持ちの道楽」として見られ、
実力を認めてもらえず、不満に思っている。
ロッシィとは波長が合うようで、
ある一件で知り合ってからは行動を共にすることも多くなった。
漫画版第五話にも登場しており、交易船の船長とも知り合いであるらしい。
ルディック
顔に真一文字の傷を持つ駆け出しの少年ハンター。16歳の太刀使い。
自分よりはるかに上の実力者にも物怖じしない性格だが、敬語の扱いは苦手。
自分の師匠を誰より尊敬しており、
彼と「疾風の翼」を比べるためにドンドルマを訪れる。
マディン
顔の右側に大きな傷を持つ太刀使いのハンター。ルディックの師匠。
ルディック曰く「欲がない」性格で、普段は村で釣りばかりしているが、
実力は相当なものだという。
ある日、ルディックの故郷の近くの海岸に打ち上げられたのを発見され、
それ以前の記憶を失っていた。
「マディン」という呼び名も彼の発した言葉から仮につけられた名前である。
そのため本名や年齢などは不明だが、その顔はある人物に非常によく似ている。

第四弾

ライガ
第四弾の主人公。初登場時16歳。
劇中で直接的な接触は無かったが、テアンより一つ年上である。
好奇心旺盛、細かい事は気にしない楽天家であり、
感情がすぐさま表情や口から飛び出す。
ある日突然所属していたパーティが解散してしまい、
途方に暮れていたところに謎のじいさんと出会い、
彼のコネによってケレスと共にロックラックへ遠征に行く事となる。
大剣を得物とするが、驚異的な動体視力を持ち、
大剣使いらしからぬ素早い動きを見せる。
また、極限まで追い込まれると異常なまでの集中力を発揮し、
動きの鋭さがさらに増し、より大胆に動くようになる。
EPISODE novel.1ではケレス、トルチェと共に挿絵にのみ登場している。
ケレス
ライガと共にロックラックへ行くこととなったヘビィボウガン使い。
ライガより一つ年上。
基本的には慎重で生真面目、しかし少々短気で神経質な性格であり、
時に皮肉や辛辣な発言もする。特にライガはしょっちゅう小言を言われている。
あまりの事細かさにライガから
「(細かい事ばかり気にしていると)将来禿げるぞ」と言われるが、
これを切っ掛けにハゲネタが定着してしまい、
(何故かその経緯を知らない人からまで)度々弄られる羽目になってしまう。
散々言われ続けたためか、ケレス自身も少し気にしており、
2巻以降は髪型を変えるなどの対策を取った。
ロックラックから戻った後はライガと組み、
互いに衝突しながらも良い影響を与え合って成長していった。
過去の苦い経験から、小さな村やそこに住む人々、
そして仲間達の力になりたいという思いは強い。
その思いの強さから、村などを見捨てるような行動に対しては
普段からは考えられないほどの激情を露わにする事がある。
トルチェ
ライガとケレスがロックラックで出会った片手剣使いの女性ハンター。
古龍観測所の学者になるための勉強の一環」として
ハンターとな(ってしま)った変わり者。裁縫が得意。
ライガより二つ年上、つまりケレスより一つ年上でパーティ最年長だが、
性格は極めておっとりしており、口調も非常にゆっくりとしているため、
年上と見られる事はまず無い(そもそもほとんど変わらない)。
そして外見からは想像もつかない程の大食いを作中で幾度も見せている
(2巻ではドンドルマに行く際に乗る船を間違え、
あちこちを放浪した末にドンドルマで行き倒れになってライガ達に発見された後、
大衆食堂の食料を喰い尽くしかねない程。
(ついでにライガ達の財布の中身も)食べてなお「腹八分」と言ったり、
最終巻では朝っぱらから「とりあえずギガントミートのステーキを十人前」を注文する等)。
しかし学者志望と言うだけあって知識量は豊富であり、道具類の扱いにも長けている。
フルフルが気に入ったらしく、ブヨブヨしていて可愛いとのことで、
白い布と綿を使ってフルフルの抱き枕を作ったほど気に入っている。
モガの村のギルドガール:アイシャとは友達。
余談だが作中で披露した装備は、
ベリオキリンという女性用装備の有名どころを両方とも抑えている。
第五弾にて再登場。その印象からトゥークからは年齢不詳扱いされている。
ただ第四弾の最終エピソードについて言及されていたため、
この時点では30歳前後と思われる。
ベクセル
「魔犬」の異名を方々に轟かせる太刀使い。初登場時34歳。
単独で古龍を撃退するほどの実力者。
「ある情報」を求めて各地を放浪しており、
「情報」を持つ者の依頼は最優先で受ける一方、
それ以外の者に対しては突き放すような態度を取り、
近寄りがたい雰囲気を常に醸し出している。
ロックラック地方に足を運ぶ事もあり、気刃大回転斬りを体得している。
ライガとは浅からぬ因縁があるが、
ライガ自身はそれについてあまり語ろうとはしない。
最終巻でベクセルが追っていたのが大海龍ナバルデウスである事が判明。
執拗にナバルデウスを追っていた理由は、
十数年前にナバルデウスに相棒(モガの村の青年)の命を奪われた事に起因していた。
(ただ、「浮上した先に二人が乗った小舟があっただけの、
言ってみれば不幸な事故でしかなかったかもしれない」と記述されているように、
ナバルデウスが敵意を持ってベクセル達を襲ったのではなく、浮上に巻き込まれたのが真相のようである。
巻き込まれた挙げ句髭に引っ掛かったままの相棒を深い海の底へ奪った様を目の当たりにした
ベクセルのナバルデウスに対する怒りや執念は凄まじいものである。
コミカライズ版ではナバルデウスに命を奪われた仲間の数が3人に増えており、
よりベクセルの悲壮感やナバルデウスに対する怒りや執念が増している)

第五弾

トゥーク
第五弾の主人公。初登場時18歳。
ナギの村出身の駆け出しハンターで、片手剣を武器とする。
活動拠点とするべく訪れたユクモ村で
「凄腕のベテランハンター」として身に覚えの無い大歓迎を受け、
結局そのままユクモ村居付きのハンターとなってしまい、
酒に酔った勢いで弟子まで抱え込んでしまう。
おだてに弱く、調子に乗りやすいのが玉に瑕だが、
非常に強い責任感の持ち主であり、
村人や弟子達の期待を裏切る事の無いように何事にも全力で挑んでいく。
仲間との連携や事前の準備を重視しており、
モンスターの動きからその生態を見抜く観察眼を持つ。
数年に渡って帰らない父親の捜索と、
その父親の作りかけのモンスター図鑑の完成を目的としている。
シリーズ後半では名実共に大きく成長し、
トゥーク自身も納得のいく形でユクモ村専属のハンターとなった。
また、ある一件からスラッシュアックスの扱いも体得し、
ノベル版では初めて二種類の武器を操るハンターとなった。
(二つの武器を使ったハンターはキオやミモリ等がいるが、
完全に二つの武器を使いこなしているのは、今のところトゥークだけである)
余談だが、7巻では武器を二種類使っている故か、
挿し絵と本編の武器が違う所が存在する。
また、歴代の主人公で唯一、
火竜種の素材から作られた武具を一度も使っていない
(所有しているらしい描写さえ無い)。
ユクモ農場で採れる素材を利用した武具を好んで使用している。
6巻ではヒュームがいる霊峰に向かう途中でユクモ村の危機を聞き、
ヒューム捜索を一時中断してユクモ村に駆け付けるが、運命の導きか、
タルスと共にアマツマガツチ撃退の為に霊峰に赴く事になる
(同時に発生したナルガクルガ亜種討伐は弟子たちに任せている)。
アマツマガツチとの激戦の最中、大竜巻を受けてモンスター図鑑を紛失。
そのショックで落ち込むものの、ツミキからフブキの伝言を聞き立ち直る。
その後、満身創痍となりながらもアマツマガツチ撃退に成功。父親であるヒュームとの再会を果たす。
(ちなみにモンスター図鑑はティカルが複製を作ってもらっていた)
7巻のラストで砕竜ブラキディオスからセルエを庇い重症を負うものの、ユクモ村での療養の末復帰。
弟子たちを訪ねる旅の中で見つけた新たな目標「新たなハンターを育成する事」を見つけ、
ユクモ村に『トゥーク指南所』を開設した。
第6弾ではダレン・モーランの事をモンスター図鑑に記すためセルエ・ジリスと共に大砂漠を訪れ、
『蒼き翼』達と共闘している(この時は火竜種の防具を装備していた)。
ちなみにこの時のモンスター図鑑にはブラキディオスとジンオウガ亜種の記述が追加されていた。
カルッタス
トゥークがユクモ村へ向かっている途中で遭遇した壮年の男。
その後一足先にユクモ村を訪れている。
漂々としたつかみどころの無い性格で、
村では温泉につかりながら酒を飲んでばかりいる。
トゥークが何らかの壁にぶつかると相談に乗ったりもするが、
質問を煙に巻く事も多い。
何故かオトモアイルーに懐かれやすく、アイルー達の間では顔が利く。
トゥークが本来訪れるはずだった「凄腕のハンター」ではない事を知っている。
4巻でカルッタスが本来ユクモ村に来るはずの「凄腕のハンター」だった事が判明。
自分が受けるはずだったべリオロス亜種捕獲依頼を達成したトゥークをユクモ村専属ハンターとして認め、
ハンターを引退した。
が、故郷で晴耕雨読の日々を送るうちに病気が回復。ハンター復帰を果たし、ユクモ村の危機にタルス
(本人曰く、格好よくユクモ村を去った手前、トゥークに会うのが照れくさくなって偽名を使った)
としてトゥーク、ツミキ、マルーと共にアマツマガツチ撃退に赴く。
スオウ
ユクモ村入口の宿屋、「リンドウ屋」の店主。
ちょっと太り気味の男性で性格は明るい。
村の流通のためにトゥークに依頼を出したり、
商売に関する相談を持ちかけたりしている。
村長とは違った意味で村人たちのまとめ役であり、
村の重大な集会にも顔を出す。
第六弾でも再登場している。
ティカル
ユクモ村に住むハンターになったばかりの少女。ガンランスを扱う。
生き別れになった両親を探すため、
両親の耳に届くほどの名声を得るためにハンターとなった。
素直で真面目だが、思い込みが激しく人の話を聞かない性格で、
半ば強引に「凄腕ハンター」トゥークに弟子入りしてしまう。
トゥークを心の底から尊敬しているようで、
彼の一番弟子である事を誇りに思っている。
また、持ち前の性格でトゥークのいかなる言動も全てポジティブに解釈する。
怒ると周囲を圧倒するほどの凄まじい剣幕を見せる事がある。その迫力は元ハンターでリオの父であるシルト、
ベテランハンターのエスラとシャーラでさえまともな反論をティカルに言い返す事ができなかった程。
装備は一貫してユクモノシリーズを愛用しており、
上位になっても装備の見た目がほとんど変わっていない。
一番弟子という肩書とその実力から、
トゥークの弟子達の間では一目置かれている。
4巻で『ティカルのお手軽料理図鑑』を作成。巻を重ねるごとに売れ行きが増加。
五巻目の『ハンターにオススメのお手軽料理』は発売と同時に完売した
(エスラとシャーラもティカルの本の大ファン。ちなみに第六弾の1巻では初巻の発売が話題になっており、
この事から第六弾の物語開始は時系列上、第五弾の4巻終了直後になる)。
更に5巻では故郷に戻り、その後結婚していた事が判明した。
フブキ
純白の毛並みとアロイネコシリーズが特徴のオトモアイルー。
冷静かつ寡黙な性格であり、
アイルーらしからぬ厳しげな言動と鋭い眼光が特徴。
かなりベテランのオトモアイルーで、
狩猟の経験や知識はトゥークよりもはるかに上。
まだ未熟なトゥークやティカルに助言や叱咤する事も多いが、
その姿勢からトゥークが最も信頼を置くオトモである。
キミドリ
名前通りの黄緑色の毛並みとズワロネコシリーズがトレードマークのオトモアイルー。
少々臆病な性格で、狩猟よりも採集の方が得意。と言うほど採集が大好き。
人懐こく、特にティカルとは相性が良かったのか、出会ってすぐに仲良くなった。
また、カルッタスを「おっちゃん」と呼んで慕っている。
ククルナ
ラングロトラを専門に狩るパーティ「ラングロガールズ」のメンバー。
ノベル版ではエーデリカ以来、二人目となる弓使い。
ある日ギノアから単独でのラングロトラの狩猟を言い渡され、
半ば追い出されるようにパーティを離れた。
途方に暮れていたところにトゥークの噂を聞きつけ、弟子入りを志願する。
良家のお嬢様として生まれ育ったためか、高飛車な言動が目立つが、
実際は寂しがり屋で少し心配性。また、子供には優しい一面も見せる。
後に「ラングローナ」の通り名を名乗るようになり、
その噂はトゥークの耳にも届くほどになった。
7巻では新生ラングロガールズのリーダーとなり、ラングロガールズをもっと大きなチームにし、
勘当同然に飛び出して以降折り合いが悪かった両親と和解するべくラングロガールズ選抜試験を開催している。
(その難易度はトゥークやセルエも驚く程。これは能力・人格共に優れた人物を選抜したいというククルナの方針から)
基本的には通り名で名乗っているようだが、
トゥークやその弟子達には「特別に」本名で呼ばせている。
当初はリオとは折り合いが悪かったが、いつの間にか随分と仲良くなり、
手紙で情報を交換したり、たまに一緒に行動したりもしている。
第六弾ではリオと共にユゥミと出会いシオンらしき者の情報を与え、その後シオンとも出会い、
妹に会うことすらしない彼を諭すもはねつけられた。
この時選抜試験に参加していたハンター達の一人も「ラングロガールズ」の仲間になっている。
マロエ
茶ぶちの毛並みとジャギィネコシリーズが特徴のオトモアイルー。
フブキやキミドリが村を離れていた際、代役としてトゥークと狩猟に出る。
お喋り好きで、一人称は「自分」、
「○○でありますニャ」など軍人のような口調で話す。
武器での直接的な戦闘だけでなく、爆弾も使いこなす。
ギノア
「ラングロガールズ」のリーダーである大剣使いの女性ハンター。
パーティメンバー以外には「ラングロリア」という通り名で名乗る。
冷静な性格と丁寧な口調は一見すると冷淡にも思えるが、
実際は非常に情の深い人物である。
ククルナが抱えているある問題の事を考え、
一時的にククルナをパーティから追い出した。
ユクモ村でもトゥークやククルナに対しては冷たい対応をしていた。
・・・のだが、それはククルナの事を考えての行動であり、
カルッタスの談によれば本人は心配で夜も眠れなかったそうだ。
シュミルの項に詳しく書いてあるが、ククルナを一時的にとはいえ追い出す事にギノアは反対していた。
シュミル
「ラングロガールズ」のメンバーの一人。
ギノアと同じくパーティメンバー以外には「ラングロッサ」の通り名で名乗る。
中性的な顔立ち、男性的な口調、さらには一人称が「僕」であるが、
紛れも無く女性である。
一歩引いた立場から状況を見守る事が多く、
ラングロガールズの中では最も落ち着いた性格。
ノベル版本編では初となる狩猟笛使い
(EPISODE novelシリーズを含むとイオンに続いて二人目)。
実はククルナの一件の首謀者。ハプルボッカ狩りの最中にトゥークに真相を話した。
それによると、独り立ちの件はギノアは難色を示していたのだが、
「ククルナはちっとも努力をしようとしない子(シュミル談)。
潜在的な才能を持つというのにもったいない」との考えで強引にギノアを押しきったとの事。
リオ
サドワの村出身の太刀使いの青年。ティカルに連れられてユクモ村にやって来た。
トゥークより年上で、単独で大型飛竜を狩猟した事もある実力者だが、
ある理由から完全に自信を喪失しており、
度々ハンターを辞めたいと口にしている。
しかし同時に辞めるわけにはいかない理由も抱えているらしく、
その板挟みに苦悩している。
トゥークとの狩猟を経て自信を取り戻し、
新たな目標を見つけて完全復活を遂げた。
シリーズ後半では真面目な性格を除き、
当初の雰囲気は微塵も感じられなくなった。
礼儀正しく、師匠であるトゥークに対しては勿論、
彼の弟子や仲間に対しても基本的に敬語で接する。
バギィシリーズを愛用しており、挿絵ではメガネを掛けている事がある。
5巻でヒュームの行方を探しにタンジアの港に向かったトゥークの代わりにユクモ村に留まる。
この時点で王立書士隊に入ったと推察される。
(6巻でアマツマガツチの文献を王立書士隊から取り寄せている)
8巻ではブラキディオス輸送の為にヒュームに呼ばれており、
その前にジリスから送られた手紙の僅かな情報からブラキディオスの粘菌の対処法を導き出した。
第六弾では狂竜症の研究チームに参加し、その過程でシオンと接触している。
ソヨカゼ
蒼い毛並みとボロスネコシリーズが特徴のオトモアイルー。
マロエの大親友らしく、かなり人見知りが激しい。
極めて憶病な性格で、
当初はトゥークに話しかけられただけでも過剰な反応を示した。
リオとは波長が合うようで、リオの力になるべく勇気を振り絞って同行する。
フルガ
ユクモ村出身のハンター。ハンマー使いの少年で、初登場時16歳。
トゥークより六つ年下だが、天才的な技量を持ち合わせており、
既に上位ハンターとして活躍している。
ユクモ村居付きのハンターとなるために武者修行に出ており、
三年ぶりに凱旋したが、自分の付くつもりだったポジションには
既に名実共に大きく成長したトゥークが納まっていた。
その事からトゥークに強い対抗心を抱いており、何かと勝負を挑んでくる。
思い込みや過信から失敗を犯すことも多いが、
根は意外なほど素直な性格である。
狩猟を通じて和解した後はすっかりトゥークに懐き、
師匠と呼び慕うようになった。
トゥーク本人の前では口には出さないものの、
絶対的な信頼を置いてユクモ村を任せている。
意外にも絵が上手く、ベリオロス亜種を描いた絵を見たトゥークが驚くほど。絵画の才能は芸術家顔負けの領域。
6巻ではナルガクルガ亜種討伐チームのリーダーをトゥークから託される。
慣れないリーダーで戸惑い、上手くいかずに狩りの途中でティカルの叱咤はあったものの、
最終的にチームを纏めナルガクルガ亜種の討伐に成功した。
7巻ではユクモ村の隣のマカの村の専属ハンターとなっており、ハンター仲間のミスラス
(4巻のウラガンキン討伐と獄炎石の採掘依頼を出した人物)と共に狩りに赴きつつ、
自分が作った農場をユクモ農場より大きくするという目標を掲げている。
ガーシュ
フルガの父親であり、元ユクモ村のハンター教官。
初登場時で年齢は40代後半。
基本的には穏やかな性格だが、顔立ちや怒った時の剣幕はフルガと似ている。
元教官と言うだけあってモンスターに関する知識なども幅広く持っており、
以前は隠居した後でも彼の元を訪れる新人ハンターも少なくなかったらしい。
フルガがトゥークを敵視する理由には、
トゥーク(と彼の持つモンスター図鑑)の評判が
ガーシュの立場まで危うくしていると感じていることにもあった。
6巻でトゥークがスラッシュアックスの扱いを学ぶ為に師事していた事が判明した。
マユカ
ラングローナ(ククルナ)の友人の流れのハンター。
噂話が大好きで、それ故に情報通でもある。
彼女の噂話は結果的にトゥークの狩猟人生に大きな影響を与えることになる。
現時点では狩猟の描写が無く、挿絵でもインナー姿だったため、
装備や実力、その他プロフィールについても不明
(7巻の挿絵ではガブルシリーズと思しき防具を装備しているが、
武器についてはやはり不明)。
「ラングロガールズ選抜試験」の際にはククルナのアシスタントとして動いている。
チャナ
タンジア観光案内所に所属するガイドアイルー。青ぶちの毛並みが特徴。
ガイドとして仕事に就いてからは長く、
困っているらしい人を見かけると積極的に声を掛けに行く。
道を尋ねられれば嬉々として案内を買って出、
ついでとばかりにタンジアの名所まで一通り説明する。
去り際には一礼も忘れない、生粋のガイド体質。
普段はシー・タンジニャに常駐しているが、
距離が近いハンターズギルドでも時々手伝いをしている。
シャーラ
タンジアの港で大きく名を知られている「金銀姉妹」の片割れ。
「宵闇のシャーラ」の異名でも知られる。
外見年齢はトゥークより年下だが、現時点では実年齢は不明。
寡黙かつ無表情、そして他者に対してはこれ以上ないほどに無愛想で
他人を寄せ付けず、慣れ合わない性格。
双剣を武器とし、防具はシルバーソルシリーズ一式を装備している。
最近姉のエスラの「何か」が気に入らないらしく、
エスラに対しての態度までそっけないものとなっている。
ちなみに事の真相は金火竜狩りに一緒に行く約束をしていたものの、
エスラがヒュームと共に出掛けた事が原因だった。
(ちなみにシャーラはエスラがいた場所の隣村にいてすぐに行ける状況ではなかった。
それに加え、案内役のヒュームが長く滞在できなかった事も重なっていた)
エスラと和解した後は態度がやや軟化し、
他人とも少なからず積極的にコミュニケーションを図るようになった様子。
しかし姉に対しては(良い意味でだが)より厳しくなっており、
限界を超えると肘鉄や関節技が飛び出す事もある。
姉妹共にティカルの料理本のファンであり、イビルジョー狩りの際に姉妹喧嘩になった際に、
手厳しい説教をされたのをきっかけにティカルに一目置くようになる。
第六弾で名前のみ、シオンの話の中に登場する。
エスラ
タンジアの港で大きく名を知られている「金銀姉妹」の片割れ。
「暁のエスラ」の異名でも知られる。
トゥークからは外見から年上に見られていたが、
8巻の時点で29歳なので実はほとんど変わらない。
妹のシャーラとは逆に大変饒舌な性格で、
「ハッ」という非常に短い独特な笑い方が特徴。
ライトボウガン使いで、防具はゴールドルナシリーズを愛用している。
リオレイア希少種に心酔しており、
口を開けばその素晴らしさを伝えるべく延々と語り続ける。
が、他のモンスターに対してはほとんど興味が無く、
狩猟の際にも露骨にやる気の無さを見せる。
希少種を追っているが故に情報収集に余念が無く、
観察眼や推理力も意外なほど鋭い。
しかし、最近シャーラの機嫌が悪い事については
心当たりが無いようで困惑している。
(シャーラの項を参照の事)
クルトアイズやヒュームとは仲が良く、
特にヒュームとは互いにモンスターの魅力について一晩語り合えるほど。
シャーラ同様、イビルジョー討伐の一件からティカルに一目置いている。
マルー
若葉トラの毛並みとジンオウSネコシリーズがトレードマークのオトモアイルー。
ツミキとは双子の兄弟で、ブーメランを用いた中距離戦を得意とする。
一人称は「あっし」、「○○でござんすニャ」などのひょうきんな口調で話す。
名前だけだが、第六弾でもツミキと共に再登場している。
ツミキ
銀青トラの毛並みとアグナSネコシリーズがトレードマークのオトモアイルー。
マルーとは双子の兄弟で、近接武器による接近戦を得意とする。
一人称は「拙者」で、マルーと比べると口数が少ない。
名前だけだが、第六弾でもマルーと共に再登場している。
タルス
非常事態に陥ったユクモ村に来訪したハンター。アグナSシリーズを身に纏い、
スラッシュアックス・フレイムテンペストを得物とする。
年齢をはじめとしたプロフィールは一切不明だが、実力は高いらしく、
ギルドカードを見た瞬間にギルドマネージャーから太鼓判を押されるほど。
本人曰く「喉の調子が悪い」ので、
オトモのマルーやツミキに自分の意見を代弁してもらう事が多い。
しかし時々普通に喋る。そして何故かトゥークはその声に聞き覚えがある。
その正体はハンターとして復帰したカルッタスだった
ヒューム
古龍観測所の観測隊のメンバーの一人にしてトゥークの父親。
初登場の時点で50代前半。
ある日家を飛び出して行ってからほとんど帰っておらず、
10年以上に渡って音信不通の状態になっている。
マユカの噂話によれば「美形の凄腕ハンター」となっているが、
身内であるトゥークからは「常識知らず」「ただの冴えない中年オヤジ」などと
散々なまでの言われようである。
挿絵を見る限り顔立ちはトゥークによく似ている。
ほとんど家を開けっ放しにしているヒュームに対して
当初のトゥークは決して良い感情を抱いていなかったが、
狩猟やモンスター図鑑の作成を通じ、
少しずつヒュームの仕事への情熱の理解を深めていく。
当初はハンターであるらしい描写がほとんど見られなかったが、
8巻にて狩猟に参戦、なんとヘビィボウガンの扱いに長けたG級ハンターであった。
その時の装備は凍戈砲カインスヘルとアーティアX一式。
ブラキディオスの狩猟の際に粘菌対策の決定打を導きだした
(その方法が何と、ブラキディオスに殴られたのを幸いにと持っていた消臭玉を使ったとの事。
当然ではあるが物凄く危険な方法である。ヒュームはガンナー、しかも頭と腰の防具が無いアーティアXなので尚更)。
第六弾では4巻の時点では名前だけの登場だが、
狂竜症の研究チームに参加しているようで、狂竜症の治療薬を開発している
ジリス
ある日「責任、取ってくださいね」という意味深な台詞と共に
トゥークの元を訪れた少女ハンター。
リオの実妹で、名前だけは3巻の時点で登場していた。
本編初登場時の外見年齢は15歳前後、ハンター歴はおよそ一年だが、
上がりたてとは言え既に上位ハンターとなっている。
幼い頃にある原因から足を患うものの、手術によって回復し、
(劇中時間で)およそ9年の歳月を経て
憧れのハンターであり、兄の師匠でもあるトゥークの元に弟子入りを志願してきた。
足は完治しているはずだが、時々足の具合を気にする仕草を見せる。
トゥークに対しては様付け、リオ以外のトゥークの弟子達は「○○先輩」と呼ぶ。
村では農場の収穫の管理や出荷の確認など、
まるで秘書の如く甲斐甲斐しくトゥークをサポートしている。
狩猟においては兄と同じく太刀使いで、慎重派を自称し、
アイテムを駆使した後方支援を得意とする。
その反面、計算ずくの狩猟法に固執しているため、想定外のアクシデントに弱い。
当初はセルエとの折り合いは悪かったが、
ギギネブラ狩猟でのセルエのピンチに際して自らのトラウマに(幼い時に足をギィギに噛まれたのが原因。
足の具合を気にしていた真相は、毒を持つモンスターに対しての無意識の恐怖)打ち勝ち、セルエと和解する。
8巻では負傷したトゥークに代わりセルエの捜索を行い、タンジアの港でセルエと再会し、
ヒュームと共にブラキディオス捕獲に赴く。
セルエ
北の村出身。年齢は不明だがジリスと同年代。
トゥークとジリスが旅の道中で出会ったランス使いの少年ハンター。
「ただのハンターで終わりたくない」という気持ちが非常に強く、
その心情の元に「モンスター大百科」という本を自作し、
狩猟したモンスターの情報を記録している。
トゥークには強い憧れを抱いており、
偶然にも鉢合わせたトゥーク本人にその熱意を認められて弟子となる。
敬語の扱いは苦手だが根は純粋で努力家、
それ故にフルガやククルナには気に入られている。
トゥークに弟子入りした事をきっかけに一人称を「僕」に改めたが、
当初は感情が高ぶると以前使用していた「俺」に戻る事もあった。
ジリスと同じく既に上位ハンターとなっており、
実力は相応のもので、いざとなれば勘や機転も利く。
しかし少々感情的になりがちな節があり、
早とちりや確認不足などのケアレスミスが多い。
考え方の違いからジリスとは衝突する事も多いが、
狩猟を通じて徐々に打ち解けていく。
なお、8巻ではトゥークが負傷してしまったため、
セルエが主人公として物語が進行する。
トゥークの負傷でショックを受けてヴァルカ村(7巻でリオが拠点としていた村)から去り、
放浪の末辿り着いたタンジアの港でクルトアイズや金銀姉妹との出逢い、
セルエを追って再会したジリスとブラキディオス調査にやって来たヒュームと共に、
挑んだブラキディオス捕獲を経て大きく成長する。

第六弾

カイト
第六弾の主人公。マトイ村出身の少年ハンター。
初登場時15歳とシリーズの主人公としては最年少。
シオンやユゥミとは幼馴染であり、特にシオンは「喧嘩するほど」仲が良い相棒だった。
イシュムの事を「アニキ」と呼び慕っており、強い憧れを抱いている。
良くも悪くも深く考え込まない性格で、気持ちの切り替えの早さには定評がある。
徹底的に正直な性格でもあり、嘘や隠し事は大の苦手。
イシュムの一件後、ユゥミと共に『蒼き翼』の旗を掲げ、
キャラバンの護衛として、そして新生した『蒼き翼』のリーダーとして活動を開始する。
しかし、その当初はまだまだハンターとしてもリーダーとしてもやや力不足な面が目立ち、
そのせいでユゥミに大きな負担を掛け、しかしそれにも気付かないほど余裕を失っていた。
改めてユゥミと和解し、メンバーが増え始めた頃からようやく安定し始めたが、
その途中で狂竜症事件に巻き込まれ、メンバーと共に調査に乗り出す。
少年期は大剣を得物としていたが、
活動拠点を移してからはチャージアックス使いに転向している。
シオン
カイトの幼馴染の少年ハンター。初登場時15歳。
双剣使いで、尊敬するハンターはイシュムと「宵闇のシャーラ」。
幼い頃に両親を亡くしており、親族は妹のユゥミただ一人。
イシュムの一件後、カイトとユゥミに対して「ハンターを辞めろ」と書置きを残し、
そのまま誰にも何も語る事無く失踪してしまう。
その後独力でイシュムの一件を調査した結果ある「答え」に行き着き、
その謎を「独り」で解明しようとする。
少年期はカイトと比べると落ち着いているが、少々シャイで人見知り気味。
イシュムの前では見栄っ張りな一面も見せていた。
一見クールを装っているが、カイトに挑発されると直ぐさま赤くなって反論する。
また柔和な表情から初対面の相手には女性と間違われるころも多く、
ちゃん付けでよく呼ばれることを少し気にしていた。
失踪後は他人を寄せ付けず、常にたった一人で行動するようになり、
その眼光は刃物のように冷たく、そして鋭くなった。
人当たりの良い商人でさえ接触した事を後悔するほど、
幼馴染であるカイトですら怯むほど恐ろしい雰囲気を纏っている。
その冷徹なまでの行動力は、「鍵となる何か」を入手してからはそれに憑かれていくように病んでいき、
最終巻ではハンターズギルドがそれの危険性を案じても渡しもせず
(むしろ恐れや嫌悪感すら感じ)より「独り」をつらぬこうとした。
イシュムに対しての想いは消えてはいないが、
今や「アニキ」とは呼ばず、呼び捨てにしている(一人の時は口にしていた)。
自らの武器については「最初の」武器のツインダガーをひたすら鍛え続ける主義で、
「謎」を解明するための戦いにおいても(それに対しての相性が普通な)サイクロンで臨んでいる。
イシュム
スラッシュアックスを得物とする実力派ハンター。初登場時の年齢は28歳。
マトイ村の子供達や駆け出しのハンターの面倒を一挙に見ており、
村の住民からの信頼は厚い。
カイトやシオンにとっても例外ではなく、
二人からは「アニキ」と呼び慕われている。
普段は優しく豪快だが、子供達を危険に晒したり、
悪意を持って接する相手には激怒し、自らを顧みず真っ向から立ち向かう、
まさに「アニキ」という呼ばれ方が似合う好漢。
かつては「逃げのイシュム」と呼ばれていたが、
今は「粘りのイシュム」だとは本人の弁。
凄腕のハンターを集め、世界に名を売るチーム『蒼き翼』を作ることが夢。
現在、ノベル版の主要人物としては初にして唯一、
劇中にて死亡してしまった人物。享年29歳。
ユゥミ
カイトの幼馴染の一人であり、シオンの妹でもある少女ハンター。初登場時14歳。
ハンターとしての経験はカイトやシオン以下である。
優しく家庭的な性格で、料理の腕前は天才的。
愛読書は「ティカルのお手軽料理図鑑」。
シオンにとっては唯一の肉親であり、自慢の妹である。
兄妹仲はたいへん良好だったが…。
当初は狩猟笛を武器とし、後方支援を得意とするハンターだった。
基本的に前線には出ず、攻撃のチャンスにも参加しないことが多かったが、
これはガンナーが居ないカイト一行の狩猟スタイルとして、
後方支援を全てユゥミに任せるという作戦のためである。
シオンの失踪後、カイトと共に『蒼き翼』の一員として活動を開始。
その後は武器を操虫棍に持ち替え、近距離戦にも参加するようになった。
しかし、その当初は互いに無意識に遠慮してしまい、的確な指示や援護が出来ず、
狩猟や意思疎通に失敗する事も多かった。
心の底ではシオンを探しに行きたいが、カイトとまで離れる事を恐れ、
協力は申し出ずに旅の合間にほぼ一人で情報を集めていた。
カイトと完全に和解した後は、カイトの相棒として、
そして『蒼き翼』の実質的な副リーダーとして、その手腕を振るう。
トライゼン
既に引退し、カルル村に隠居している元ハンター。初登場時70歳前後。
ある出来事から意気消沈していたイシュム少年と出会い、
ハンターとしての師匠となる。
現役時代は弓を武器としていたほか、
装備からG級ハンターであったことが窺える。
現役最後の狩猟の直後、
ある理由からイシュムと喧嘩別れに近い形で袂を分かち、
その後イシュムが様々な負い目を感じていた経緯もあって、
12年間顔を合わせることが無かった。
サーリャ
カイトが偶然保護した事がきっかけでキャラバンに加わったオトモアイルー。
白い毛並みとどんぐりネコシリーズが特徴。
クローバとはたまに喧嘩もするが、いつもはとても仲が良い相棒。
アイルーにしてはクールな言動だが、表面上だけであり、
中身はごく普通の好奇心旺盛なアイルー。
名目上はユゥミのオトモとなっており、ユゥミに代わって狩猟のアイテムを用意したり、
さり気無いところでユゥミをサポートしている。
クローバ
カイトが偶然保護した事がきっかけでキャラバンに加わったオトモアイルー。
黒い毛並みとブレイブネコシリーズが特徴。
サーリャとはたまに喧嘩もするが、いつもはとても仲が良い相棒。
好奇心と元気の塊で、常にテンションが高め。
以前からハンターに憧れを抱いていたが、命を救われた事を切っ掛けに、
カイトのオトモとなる事を宣言して仲間入りを果たす。
出会った当初からカイトとは互いに似た者同士だとシンパシーを感じていた。
エルイー
カイト達が所属しているキャラバンでギルドの仲介役を請け負っている女性。
外見はMH4の旅団の看板娘に似ているが、別人である。
年齢はカイトとあまり変わらないらしい。
性格は明るいが、言動には少々毒が混じる事がある。
ユゥミとは仲が良く、普段から素直で優しく接している。
一方でカイトには少々厳しい言動が目立つが、一応気に掛けてはいる。
話し掛けてもあまり反応が無い、毒舌にも動じない人物が苦手。
つまり、実の兄であるオーデルが一番苦手な相手だったり。
団長
カイト達が所属しているキャラバンのリーダー。本名は不明。竜人族の女性。
カイトからは「ばーちゃん」、ユゥミからは「おばあちゃん」と呼ばれている。
誰にでも優しく、常に落ち着いた物腰で対応する。医学の知識も備えている。
バルバレのギルドマスターからある依頼を受けており、
その調査のために各地を渡り歩いている。
当初はカイト達を巻き込む事を極力避けるため、事実を伝えてはいなかったが、
カイトが心身ともに成長した事から一連の目的を告白し、
改めてカイト達に協力を求めた。
ラーク
カイトがバルバレで出会ったライトボウガン使いの少年ハンター。
出会った当初はカイトの勧誘を蹴ったが、
後に自ら入団を志願し、『蒼き翼』の三人目の団員となった。
第六弾では、そして『蒼き翼』の中では初のガンナーである。
以前のカイトとどこか似た雰囲気を持っており、
カイトにとっては仲間というよりも弟のような存在。
入団後はカイトに強い信頼と憧れの感情を抱いており、
ある狩猟を切っ掛けにカイトを「アニキ」と呼ぶようになった。
また、カイトへの憧れや『蒼き翼』に対する想いが強いために、
特にカイトに対しての態度が悪い相手には露骨な敵対心を滲ませる。
努力家だが、調子に乗ってミスを犯す事も多い。
失敗は反省するものの、それを取り戻そうとする余り、
却って周りが見えなくなってしまう事があるのが大きな弱点。
しかし、その安定感に欠けた無鉄砲な性格は、
奇しくもカイトのリーダーとしての意識を自然と高めており、
それを糧に頑張るカイトの姿を見てラークも成長しようとするという
ある意味で非常に理想的な心理状況を構築している。
オーデル
『蒼き翼』の四人目。初登場の時点で30代前半のベテランハンター。
エルイーの実兄であり、ハンターとしての修行のために放浪していたところ、
カイトの心意気に感化されたエルイーに呼ばれて『蒼き翼』に入団した。
ハンマーを得物としており、その実力は団員は勿論、
最近カイトが出合ったハンター全員の中でもトップクラス。
初登場時はまだ下位装備だったが、
飛翔しようとするリオレウスを一撃で叩き落とすなど、実力は確か。
人付き合いはあまり得意ではないようで、普段はかなりの寡黙で口下手。
ただ、エルイーにぞんざいに扱われて落ち込み、それをユゥミに慰められたり、
調子に乗りがちなラークを力ずくで諌めたりと、
仲間とのコミュニケーションは悪くはない。
しかし、時々大事な事を言っていなかったり、
逆に余計な一言で相手の怒りを煽ってしまったりと、
これまでの登場人物とは別のベクトルで失敗を犯す事がある。
なお、地の性格は意外とお茶目で、エルイーを手玉に取ったりもする。
さらにこれまた意外にも照れ屋な一面があり、
抱きつかれたり褒められたりすると固まってしまう事がある。
そういった性格からか、食事の時にも頭装備を外さない事が多く、
ラークはオーデルが入団してから半年以上もその素顔を見た事が無かった。
ティン
ビリンと共に『蒼き翼』に入団した少年ハンター。ラークとほぼ同年代。
ビリンとは双子だが、その息の合い様はナゼル&マディリア兄妹以上。
基本的にはティンから話し始め、それにビリンが同調していく。
両親が交易商人で大砂漠を何度も船で往復してティンたちを養っていた。
だがある日、見たこともない巨大なモンスター(ダレン・モーラン)に船を破壊された。
通常ではモンスターに破壊等をされた積荷は賠償責任はないが、両親が
「見たこともないモンスター」と証言したため、問題視され、証拠もなく信じてもらえなかった。
なので、二人は両親が嘘つきではないと証明するため、
豪山龍の素材を手に入れようとしている。
古龍観測所にも出入りしていたらしい。
その時にヒュームから教えを受けており、ヒュームを恩師として仰いでいる。
使用武器は片手剣。
ビリン
ティンと共に『蒼き翼』に入団した少女ハンター。
性別は違うがティンとは双子であり、容姿は瓜二つ。
目的などはティンと同じ。
クローバやサーリャとはとても仲良くなっており、
クローバはティン、サーリャはビリンの膝の上が定位置となりつつある。
使用武器はヘビィボウガン。
ティンとビリンは5巻では2人ともジンオウガの上位武器を使っている。
ボリス
40歳くらいの男性。額から血を流し、意識が混濁した状態で初登場となった。
行商人で、ナグリ村に商品を卸しに行く途中、ゴア・マガラの襲撃に遭い負傷してしまう。
その傷が原因で狂竜症を発症し、突然知人であるゴーザに襲い掛かった。
華奢な見た目に反してカイト一人では抑えられないほどに暴れ、
やがて意識を失ってしまう。
ゴーザ
ナグリ村で仲買をしている土竜族の商人。友人思いではあるが、少々強引な性格。
ボリスがゴア・マガラに襲われたことを知り、
多額のゼニーをエルイーに押し付け依頼を出そうとした
(この時点ではゴア・マガラの出現地域は不明であり、
依頼は出したくても出せない状況にあった)。
うなされるボリスに涙ながらに取り付くが、その瞬間に発狂したボリスに襲われる。

第七弾

サラク
第七弾の主人公。トージュ村出身。年齢ははっきりとはわからないが、挿絵を見る限り、16歳前後と思われる。
初登場の時点でレザーSシリーズ装備であり、ハンターを始めたばかり、というわけではない。
後述するように、父親が高名なハンターであり、そのため父親や他のハンターと共に狩りに行っていたので、既に上位の装備が作れているのである。
しかし、上位装備を着ているにも関わらず、なんと単独での大型モンスターの狩猟経験が0。
そのせいで、周りからは「永遠のルーキー」だの「ボウズ」だの散々な言われようであるが、本人はそこまで気にしていない模様。
絵を描くのが好きで、狩りのなかで最も印象に残ったシーンを絵にしている。しかもやたらと上手い。
彼の部屋は、モンスターの絵で埋め尽くされている。
武器は、当初は片手剣だったが、後にチャージアックスに変更した。
クロノ曰く、「すっとぼけ」な性格。
フレア
本作のメインヒロイン。こちらも、サラクと対して年齢は変わらないと思われる。
天真爛漫を地で行く陽気で快活な性格であり、ドンドルマの豪商の家の出で、かなりの美人である。
あるきっかけからハンターに憧れるようになる。しかし、父親が付けた「用心棒」から守られてばかりのハンター生活に飽きたのと、共に狩りをする仲間欲しさに、「用心棒」たちから「逃げてくる」ということまでやっている。
得意とする武器は太刀。初登場時の装備はクックシリーズ一式。
クロノ曰く「すっとんきょう」な性格。また、豪商の家の出らしく、金に糸目をつけない。
クロノ
サラクのオトモアイルー。毛並みは黒。トレンドはジャンプ。
長い間サラクのオトモを務めている。そのため、二人(?)のコンビネーションはバッチリ。
周囲のサラクに対する評価を気にしており、ボウズを卒業してほしいと願っていた。
シロナからは「黒いの」と呼ばれる。
口調は少しきついが、根はいい。
シロナ
フレアのオトモアイルー。毛並みは白。トレンドはビースト。
人見知りで照れ屋で怖がりな性格。
が、それは人前での話であり、大型モンスターとの戦闘となると、一転して口調は所謂「べらんめい調」となり、肝の据わった性格になる。
クロノからは「白の字」と呼ばれる。
ランベルト
フレアがハンターに憧れるきっかけとなったハンターチーム「D4」のリーダー。
ちなみにこのDは「デアデビル」からきているらしい。
ランス使いで、現役時代の装備は砕光の噴槍にグラビドXシリーズ。当時のあだ名は「不動のランベルト」。
現在は結婚して引退し、商隊を編成して家族を養うために働いている。
1、2巻では名前のみ登場。その後3巻で、商隊ともども古龍迎撃戦に参加した。
ブルーノ
D4の一員。サラクの父親。
筋金入りの虫好きで、装備はオウビートXやロワーガXなど、虫を素材とするものばかり。そして武器は当然のごとく操虫棍。
ついには、どんな場所でも一緒に虫捕りにいけるようにするために、息子をハンターにしてしまうほど。
その実力は謎に包まれているが、旅に出ている間の息子への連絡をオオシナトを使って行ったりしているあたり、実力が伺い知れる。
現役時代のあだ名は「虫王ブルーノ」。
本編開始2年前に、突如「ハンターを引退して養蜂家になる」と宣言、さらに「そのために究極のミツバチを捕まえてくる」として、サラクを残して妻ともども旅に出てしまった。
3巻にて本格的に登場し、サラクやD4のメンバーとともに古龍迎撃にあたった。
タビタ(ターニャ)
D4の紅一点。フレアの師匠にして、「用心棒」の一人。
クールな性格である。
使用武器は大剣。初登場した時点で、ジンオウUシリーズ(頭は剣聖のピアス)に輝剣リオレウス装備と、相当な実力者。
しかし、D4の中では最も経験が浅かったそうである。
D4解散後、タビタという名を捨て、ターニャと名乗るようになった。
当初はフレアに過保護にしていたものの、後に彼女の成長を見守り、必要ならば助言する程度に接するようになっている。
現役時代のあだ名は「沈黙のタビタ」。
グンター
D4の一員。
使用武器はライトボウガンで、黒狼隊のショウドを愛用している。
ハンター適正試験で満点を叩き出すほどの天性の才能持ち。現役時代のあだ名は「若き天才」。
D4解散後は、様々な職を転々とした後ギルドからの誘いを受け、ギルドナイトとなった。
3巻にて本格的に登場、ドンドルマのハンターたちを指揮し、古龍迎撃にあたる。
ハディン
トタン村出身のハンター。初登場時の装備はヘビィボウガン「王牙砲(震雷)」にジンオウUシリーズ。
ピーアの兄である。
ある理由から村を追放されていたが、2巻終盤にて父親と仲なおりし、村に戻った。
その後はリクの師匠となっているようである。
ターニャに気があるらしく、度々言い寄っているが、まるで相手にされていない。
リク
トタン村出身の駆け出しハンター。片手剣使いである。
ピーアとは幼なじみ。
2巻にて初登場し、サラク、フレアに弟子入りして、ハンターとしての基礎を学んでいた。
3巻でも登場、この時点で既に上位入りしており、なかなかの実力者である。
師匠たるサラクたちやハディンとともに、古龍迎撃戦に参加した。
ピーア
トタン村出身の駆け出しハンター。ハディンの妹。弓使いである。
リクとは幼なじみ。
リクとともにサラク、フレアの弟子となった。
3巻でも、リクともども古龍迎撃戦に参加、バリスタの砲手を務めていた。
迎撃戦終了後、リクと婚約したことをサラクたちに明かした。

第八弾

ソニア
本作の主人公。寒冷地方にある町の生まれの少女で、ランス使い。初登場時17歳。
彼女の家族は、代々その町を拠点とするハンター一族で、ソニアも他の兄弟同様ハンターになることを期待されていた。
気が強く、勝ち気なところもある一方で、周囲の期待が重くのし掛かっていた。
龍歴院所属のハンターになるべくベルナ村に訪れたが、到着する二日ほど前に募集が打ち切られており、
手持ちのお金がなかった所為で野宿する羽目になり、空腹で貧血を起こして倒れた。
チッカ
ソニアのオトモで、かなりのお調子者。
その一方で、レストランのリーダーを任されるしっかり者。
狩りでも全体を見渡し、ハンターたちの危機を救う。
セイジ
ソニアの先輩格のハンターであり、レストランの従業員。初登場時は19歳。
今は堅実で慎重なスタイルの片手剣使いだが、以前はブシドースタイルの双剣使いだった。
1巻の二年前まで龍歴院所属のハンターだった。
鋭い勘を持っており、明確な足音や鳴き声を聞かずとも、自分に迫る危機を感じ取る。
視覚でも聴覚でもなく、漠然と感じる危険を『臭い』に例えており、周囲には「鼻が利く」と説明していた。
ジャンゴ
隻眼のベテランニャンターで、レストランの凄腕店長。
一度はハンターを引退して料理の道に進むが、ある事情でハンターを再開した。
ベテランならではの経験に裏打ちされた広い視野でパーティを導く。
しかし、年齢ゆえの衰えと片目ゆえの距離感の掴めなさで、自らの身に危険が及ぶことに。
ノルド
物静かな雰囲気をした青年。龍歴院所属のハンターで、ギルドナイト見習い。
セイジが龍歴院に所属していた時の同僚で、セイジより年上。
ベイガン
いかにもベテランといった風情の大柄なハンター。ギルドナイト。
張り出した肩は広く、胸板は装備の上からでも分かるほど分厚い。

灼熱の刃

ディノ
灼熱の刃シリーズの主人公。初登場時は7歳だが、ハンター起業後の登場は12年後の19歳。
幼い頃、森の中でイャンクックに出くわし絶体絶命の危機に陥ったところ、
当時たまたま村に滞在していたハンター、シャムロックによって助けられ、
彼との再会を夢見て約束の地であるメゼポルタを目指す。
誰とでも即座に打ち解けられるほど社交的な気質で、
シャムロック曰く「馬鹿がつくほど真っ直ぐな性格」。
レウスシリーズにツインフレイムを装備するなど、
既にリオス夫婦を狩猟できる一人前の双剣使いハンターに成長している。
辿り着いた地で、ディノはシャムロックに関する衝撃的な噂を知らされることになる。
エアリア
今シリーズのヒロイン的存在。
猟団『昊天の盾』の団員であり、団長であるオルセリカの姪っ子。
両親も高名なハンターとして知られ、母親は第2弾から登場しているエーデリカ。
生真面目で思ったことは何でも口に出してしまう性格だが、
基本的には非常に面倒見がよい太刀使いの少女。
オルセリカの命により、メゼポルタに来たばかりのディノの案内役を務めることになる。
メゼポルタを心から愛しているほか、褒められると容易に赤面してしまうような一面もある。
父親の破天荒ぶりに飽き飽きしており、男性に対して少しばかり不信感のようなものもある。
ちなみに彼女の父親の名前については3巻まで明らかになっていないが、
文脈からすれば明らかに第二弾のロッシィを示唆している。
リコ
かわいい少女と見まごうほどの美少年で、ライトボウガンの使い手。
もし女性用防具を纏っているならば、男女の判別がつかなくなるだろうほど。
特定の猟団には所属しておらず、いわゆる「野良」の者。
口調は非常に丁寧で、落ち着いた第一印象を受ける。 
エアリアがディノを案内しているところに突如現れ、パーティーを組みたいと声をかけてくる。
しかし、エアリアによれば、過去にリコとパーティーを組んだものは皆、
口を揃えて「もうあいつとは組みたくない」と言ったらしいが…?
オルセリカ
メゼポルタで一、二を争う規模の猟団『昊天(コウテン)の盾』の団長。
前述もした通り、エーデリカの妹で、エアリアの叔母にあたる。
猟団の信念そのまま、本人も品格と規律を重んじる。
正確な歳は不明だが美人の団長としてもよく知られ、
その姿を見ただけで道行くハンターが一斉に緊張するほどの圧倒的な存在感を持つ。
初登場時から既にG級武器である「清輝雷華刀」、
そして伝説の防具である秘伝防具、白虎・刀神GFシリーズを装備しているなど、
巨大猟団長の名に違わぬ超凄腕のハンターであることがわかる。
第3巻ではさらに最高峰のGXシリーズへと強化がされている。
シャムロック
ディノが幼い頃に出会った片手剣使いのハンター。
一見威圧的だが、その内側に熱意と優しさを秘めている。
ネーミングセンスというものをカケラも持ち合わせておらず、
ディノが提案した猟団名『灼熱の刃』を一発採用する。
ディノのハンターとしての才能を見抜いており、メゼポルタで立ち上げる予定の猟団に将来を誘う。
オルセリカ曰く「いたずら好きの小僧の気質を残している」とか。
ディノが大きくなる間にメゼポルタへたどり着き、
『灼熱の刃』として正式に猟団を立ち上げたはずだが、
ディノがメゼポルタへ来たころには、何故か「裏切り者」の烙印を押されており、
猟団員ごと数年前に姿をくらましているという。
グイッケ
メゼポルタに存在する猟団群のなかでは比較的歴史が浅く、
気に入らないハンターには闇で制裁を加えるという噂も立つほどアンタッチャブルな猟団、
『猛き黒炎』の猟団長で、鋭い眼光が特徴の男。
初登場時装備は真漆黒重槍グラビモスにブレシスHCシリーズなど、
武器防具ともに黒で統一されたダークな姿も印象的。
「黒色」の防具をよく装備する理由は第2巻で明らかとなる。
ランス使いだが、他の武器種も普通に扱えるなどハンターとしての腕は飛びぬけている。
バロ
『昊天の盾』からディノが立ち上げた2代目『灼熱の刃』の人数合わせとして派遣された男。
かなり老齢のハンターであり、当人曰く引退間近。
無精ひげを生やし、毎日大衆酒場で読書に入り浸っているなど本当にハンターなのか謎の人物。
経験豊富なようで、おっとりした口調ながらも場合によっては非常に鋭い指摘を行う。
イルマリスからの評は「ハンターとしての威厳が微塵も感じられない」。
第3巻で衝撃的な正体が明かされた。
グリソム
濃い髭を蓄えた老齢のハンター。
大剣使いであり、オディバトラスやゴウガルフなど、とにかく巨大で重厚な素材の得物を好む。
主に装備している防具は朱色が基調の御神楽GXシリーズ
ディノの前に何度も現れ、その度に喝のような言葉を投げかける。
先代の『灼熱の刃』の一員。少し前までポッケ村に滞在していたようだが、
「すさまじい双剣の使い手」のおかげでハンターとしての出番はほとんど無かったようだ。
マリフィ
空色のショートヘアが特徴的な少女。
女性にしては身長もやや高く鈍重なハンマーを主力とするが、一方で性格はかなり控えめである。
ある理由から『猛き黒炎』への入団を希望したが、入団後まもなく事件に巻き込まれる。
ハンマー使いなのにヘッドスタンが苦手、というよりもモンスターの眼前が苦手。
エアリア曰く「無駄に美人」。
イルマリス
メゼポルタから遠き地に拠点を置く猟団『白百合の園』の女性団長。
ディノの幼馴染みであり、修業時代は同じ師について共に訓練に励んだ仲である。
紅い長髪に白百合の花を挿しており、容姿端麗。
常に己に自信を持ち合わせる高嶺の花のような人物であり、
狩猟では卓越したヘビィボウガン術を見せる。
幼馴染みのディノに対して明らかに特別な感情を抱いており、
メゼポルタへ到着し、出会った直後からエアリアと「火花を散らしている」。

富士見ドラゴンブック

  • 今のところMHF-Gを題材にした小説のみで、2013年から刊行されている。著者は嬉野秋彦。
    作中に登場した武器のイベントコードが付属しているのがMHFならでは。
    • 紅き猟団、棘茶竜の谷へ…特典:ネッラズーロ
      (ネッラズーロは作中でもサリューが使用している)
  • 巻数表示があるが2015年4月の時点で続編は発表されていない。
    なお、同じ著者による短編小説はファミ通文庫のアンソロジーノベルに収録された。

概要

  • ファミ通文庫版の第二弾などでMHFの要素(猟団など)に触れられてはいたが、
    本格的な派生小説としては初の試みである(過去のパッケージ特典として漫画版は存在していた)。
    MHFのゲーム上では表立っては扱われない「辺境」を舞台にしているのが特徴。

主要な登場人物

第1巻

サリュー
峡谷の村トムテットの少女。ククボシリーズを纏い双剣を扱うハンター。
猟団の一員として父や村人達と共に狩りに出るが、ハンターとしての実力はまだまだ未熟。
峡谷から出たことが無く、外の世界に憧れを抱いている。
ボルツァー
元は古龍観測所の一員。フィールドワークとして各地を転々とするうちにトムテットに馴染んだ。
村人からは「学者先生」と呼ばれており、狩りには知識で貢献する。
ハンターとしては弓を使用するが、あまり得意ではないようだ。
ゼグート
鬼神シリーズの防具に身を包み、緋骨大剣を振るう青年ハンター。寡黙だが腕は確かである。
トムテットを目指す道すがら、遭難していたサリューとボルツァーを助けた。
村には何らかの因縁があるようだが……。
ドギュー
サリューの父。村の自警団的な猟団「マーノロッソ」のリーダー。
若い頃は武者修行として大きな街でハンターをしていたようで、
身につけたオディバシリーズのハンマーと防具からも実力が伺える。
豪快にして老獪さも持ち合わせた熟練のハンターである。

角川つばさ文庫

  • アイルー村、MHX、MHSTを題材にした小説が刊行されている。
    著者はアイルー村とMHXが相坂ゆうひ、MHSTが前田圭士となっている。

集英社みらい文庫

  • MHSTのアニメ版である『RIDE ON』を題材にした小説が刊行されている。
    ストーリーズはゲーム版とアニメ版でストーリー展開が微妙に異なるため、
    上に上げた角川つばさ文庫のものとは内容が異なる。
    著者は相場鈴。
  • 第一弾の「~たちむかえライダー!~」と、第二弾の「~決別のとき~」の2本が刊行されている。

株式会社KADOKAWA

  • MHWorldを題材とした小説、『モンスターハンター:ワールド 生命【いのち】の大地に』が刊行されている。
    著者とイラストレーターはお馴染みの氷上彗一と布施龍太で、
    編集企画も上述のファミ通文庫編集部であり実質的に第十弾と言えるかもしれない。
    レーベルが変更され、ライトノベルカテゴリではなく、単行本カテゴリでサイズも大きく、値段も1200円+税とやや高め。

関連項目

イベント・メディア展開/モンスターハンター エピソード
イベント・メディア展開/モンスターハンター エピック
世界観/火の森 - 第四弾の漫画版に登場する猟団の名称
世界観/滅竜砲