毒々しい紅色のイーオスの鱗を使った装備。
毒耐性を持つイーオスの特徴を再現し、傷口を悪化させる出血毒を中和できる。
赤い鱗が美しく、ランポス系では最強クラスの防具とされており、
イーオス素材を手作業で丁寧に加工、逸品複雑な加工手順を踏んだ結果、
ランポス系最強クラスに相応しい防具として実現した。
目次
概要・性能
- ごく一部を除き、シリーズを通して毒無効スキルを持つのが特徴。
さらに火耐性が高く、防御力も鳥竜種としては最高なので、
リオレイア、ゲリョスなど幅広い相手に有効に使える。
また、踏み込むだけで毒に侵される毒沼が多数存在する沼地での狩りでは非常に便利である。
作成にもそこまで面倒な素材は要求されず、下位ではとりあえずこの装備を作ればラストまで行けるほど。- ただ、毒無効以外に特にコレと言って目立ったスキルはなく、
汎用性はあるが決戦装備としては微妙なところ。
所詮は鳥竜種の装備なので、長く使うには愛が必要だろう。
その気になれば金銀夫妻も倒せるとか言われるが、腕に自信がないなら素直に別の装備にした方がいい。
- ただ、毒無効以外に特にコレと言って目立ったスキルはなく、
MH2
- MH2におけるイーオスSシリーズは、
一式装備では剣士/ガンナー共通で毒無効とマイナススキルの麻痺倍化が発動し、
スキル発動には満たないものの特殊攻撃のスキルポイントに加え、
剣士では研ぎ師・ガンナーでは拡散弾追加のスキルポイントが付与されていた。
- 最大強化でスロットが8個開くので、マイナススキルを打ち消した上で上記のスキルを発動できる。
特にMH2ではランゴスタの配置が非常に多いので、麻痺倍化は必ず打ち消しておきたい。
- 本作でのイーオスSの最大の強みは、防具の強化が圧倒的に楽な事であろう。
なんと上位に上がりたてでも、ドスファンゴを倒せればLv5までのフル強化が可能なのである。
これよりも防御力が高い大型モンスターのS装備を強化しようとすると、
ほぼ確実に竜玉、浮岳龍素材、そして悪名高き炎龍の塵粉のいずれかがストッパーとなる。
しかも全身分なので×5。
- こうした事情からイーオスS一式は繋ぎ装備として圧倒的な性能を誇り、
特にオンラインプレイにおいては上位に上がりたてで防具を満足に強化できず事故死するハンターが多発したため、
「上位に上がりたての剣士はイーオスSを作れ。そして強化しろ」と声高々に叫ばれる時期があった。- ちなみにガンナーの場合は、イーオスS一式の最大強化でも事故死するため、
保護スキルや火力が優先された。
- ちなみにガンナーの場合は、イーオスS一式の最大強化でも事故死するため、
- MH2のオンラインプレイが不可能になった現在でも、
強化が不可能ながらイーオスSはオフラインで作成できる。
腰のみ無印のイーオスにして研磨株を装着する事で毒無効と砥石使用高速化を発動できる実用性があるので、
興味を持ったハンターはそちらを試してみてるのも良いだろう。
MHP2(G)
- MHP2(G)でのイーオスSは、毒無効以外のスキルが防御+20と微妙。
しかしイーオスSグリーヴ/レギンスが上位以降では数少ない胴系統倍加スキル持ちなので、
組み合わせ次第では有用である。
- ガンナー用は通常弾強化か散弾強化のどちらかが付いている。
MHP2(G)での下位イーオスは頑張れば散弾全レベル追加と散弾強化が発動する。- ちなみにMHP3、MH3Gにおける後釜ポジションの
フロギィ素材を用いたフロギィシリーズでは、通常弾強化が発動する。
- ちなみにMHP3、MH3Gにおける後釜ポジションの
MH4(G)
- MH4でイーオス達が復活したため無印とSシリーズが登場。しかし今まで以上に影が薄い。
相変わらずドス鳥竜種の中では最高の防御力を持つが、なぜか火耐性が弱体化している。
そのため、これまでは火と毒を扱うモンスター、特にあのリオレウスなどには強く出られていたのだが、
それが少々厳しくなってしまった。どうしてこうなった。
- 本作では剣士・ガンナー共にスキルは共通である。
- とここまで淡々と性能を語ってきたが、実際に一式を着込んだハンター達を見る事は少ないだろう。
理由もそのはず、単純に登場時期が遅すぎるから。
なんと下位では集会所・村ともにゴア・マガラの狩猟後なのである。
同時期に戦える相手にジンオウガやリオレウスなど強力な面々がそろっているため、
いまさら感が否めず需要が無かったのである。
同期のドスランポスの防具が下位、上位共に高い汎用性を持つ事も拍車をかけている。
流石に防御力はこちらより低いし、入手方法も探索やギルドクエスト限定だとしても、
優秀なスキル、同等の龍耐性、弱点は氷耐性のみと欠点が少なくこちらを作るハンターは多い。
- 隠れた要素として、上位版のイーオスSシリーズはドスイーオス素材を腕にしか使わない。
無印版では作製に「ドスイーオスの皮」が計6枚必要だが、Sシリーズでは腕のみで計3枚必要となる。
もう一度言うが、腕部位作製には下位素材である「ドスイーオスの皮」が3枚必要となる。
つまり探索やイベントクエストの銀の匙・卵の試食パーティなどを利用すればHR4で早々に一式が完成する。
上位のイーオス素材は上記クエストで全て集まるし、鉱石類も合わせて採取可能。
上位鳥竜種の固有素材である「強靭な鳥竜皮」はドスランポスから、猛毒袋はゲリョスから、
堅牢な骨はババコンガから、それぞれ入手可能なので上位ドスイーオスを狩る必要は無い。
だからどうしたと言われればそれまでだが。
- MH4Gでは村にG級ドスイーオスの2頭クエがあるため、
割と作りやすいイーオスXシリーズにお世話になったハンターは多いかもしれない。
そしてこの装備の真価は脚装備にある。
Sシリーズから据え置きの3スロットに加え、属性解放のSPを2習得した。
これはどういうことかというと、これを装備してリベリオンZ or ライオットZの胴装備を倍化するだけで
覚醒+実質スロ7かつ2か所の空き装備という非常に便利かつ強力な装備が出来るのである。
防御力にやや不安はあるのが難点ではあるものの覚醒を試してみたい場合は簡単に作れるため有効である。
また、腕装備も覚醒のSPが2あるうえ、特殊攻撃のSPが5、スロット2となかなかの高性能を誇る、
覚醒で状態異常属性の発動する武器を使う上では優秀な防具になってくれる。
使用キャラが女の子ならセクシーなことにもなっちゃうんだぜ!
MHX(X)
- イーオス系続投のため今回も登場。
MH4シリーズでは謎の弱体化を喰らっていた火耐性も元通りに。
下位の一式で発動するスキルは毒耐性、気絶倍加のみ。
一応、観察眼のSPも8あるので捕獲の見極めも視野に入る。
スロットは頭2、腕と腰が1ずつで計4つ。前作よりもはるかにスロットが減ってしまった。
ただし上記の通り火耐性が元通りになっており、
猫飯で火耐性をつければ火属性やられ【小】も無効化が可能となるのでさらに楽になる。
因みに胴と足はドスイーオスを狩らなくても作れる。
- 上位のイーオスSになっても劇的に変わることはなく、気絶のSPが減って観察眼のSPが増えたので
毒耐性、捕獲の見極めが発動するようになり、スロットが胴に1つ増えて計5個になった。
- ゲネポス一式と同じくこちらにも虹色鉱石をキー素材とするEXイーオスシリーズが登場。
ドスイーオスの紫鱗は「黒に近いものほど良品」らしいが、この防具は明るめな紫色をしているので、
良い鱗はあまり使っていない模様。あるいは虹色鉱石で変色したのだろうか…。
配色としては過去作のイーオスUシリーズに相当する。
発動スキルがごっそりと変わり火耐性【大】、根性、調合成功率-10%の3つになっている。
スロットも頭と胴が1つずつ没収されて頭、腕、腰の1つずつで計3つしかない。
火への耐性が大幅に上がり、猫飯で火耐性をつけなくとも火属性やられを完全無効化できるようになった代わりに
毒への耐性が一切なくなってしまうという、イーオスらしかぬスキル構成になっている。- ただ、殴っても殴っても起き上がってくる面倒さを考えると根性は結構あっている気はする。
- MHXXにてG級装備も無事登場。
双方ともプラススキルはそのままにマイナススキルポイントがなくなり、
さらにイーオスXは特殊攻撃が+8、GXイーオスだと属性攻撃の+8が付与される。
同じく双方に空きスロが7つもあるので、それぞれの○○攻撃に装飾珠を追加して発動させたうえで
5スロスキル一つ分の猶予がある。
G級ドスイーオスと戦えるのはG★2からとなるが、リオレイアもG★2(リオレウスはG★3)なので、
毒を防ぎつつ伝統的に捕獲でレア素材を輩出するのをサポートするX装備か、
根性発動も火属性やられにより無念の貫通、という事故を無くすGX装備か、
リオス種対抗装備として活躍が期待できる。
- 毒耐性を装飾品やお守りでつけようとすると案外面倒で、装飾品は1スロ+1か2スロ+3しかなく、
お守りはなぞのお守りか光るお守りにしかない上に最大でも光るお守りの+7しかない。
毒耐性の付与はあきらめて、暑さ無効などをつけた上でテオ・テスカトルに着て行くのもいいかもしれない。
防御力の低さが若干怖くはあるが…
- イーオスXフォールドを装備して【特殊許可】鏖魔捕獲依頼G2のクエストへ出発しようとすると
強制的にゲームが落ちる。というあまりにもピンポイント過ぎるバグが発見された。
観察眼のスキルポイントがついているので一応捕獲クエストには合っているのだが……- 尚、公式からの回答は「イーオスXフォールド"以外"の装備でクエストへ赴いて欲しい」とのこと。
MHF
- 下位のイーオスシリーズはゲーム最序盤のテンプレ装備として有名。
ククボシリーズが登場してからは廃れてしまったが、
MHF-G10以降はククボシリーズよりもワンランク分早く製作が可能となり、
再び現行のテンプレ装備へと返り咲くことに。
テンプレ装備としての性能などは上記項目を参照のこと。- 2017年4月現在は、ククボシリーズの作成がHR2~となっている*1ため
HR1の時点で使うつなぎとしての需要となっている。
また、各耐性-5を打ち消しつつ攻撃力を更に上げるために脚をコーヒージャージーに置き換える用法もある。
- 2017年4月現在は、ククボシリーズの作成がHR2~となっている*1ため
- 剣士用・ガンナー用共に、汎用素材を使用したR防具・L防具まで強化が可能。
全体的にあまりパッとした性能ではないが、ガンナー用のイーオスRコートは割と優秀な性能を持ち、
一世を風靡したあのバール=ダオラを運用する上でのテンプレ装備にも組み込まれていた。
- G級防具のイーオスGシリーズも存在する。
達人やスタミナ、飲んだくれ状態を無効化する耐酔などのスキルポイントを持つが、
やはりそこまで優秀とは言えない。
達人とスタミナのスキルポイントを併せ持つ精錬装飾品はほぼイーオス珠のみという妙な個性はあるが。
イーオスネコシリーズ
- MHXにて追加されたイーオス素材のオトモ装備。
イーオスらしく赤を基調にしたデザインで、鬼気迫る雰囲気を放っているらしい。
- 武器は「イーオスネコ銃剣」。
見た目はランポスネコ銃剣の色違いで、イーオス武器ということで毒属性を有している。- 説明文によると、この武器の専用のオトモ格闘術が開発されているらしいが、詳細は不明。
「あえて弾が発射できない作り」とされているのはこの格闘術に特化させるためだろうか? - なお何故かハンター用は銃剣ではない。
- 説明文によると、この武器の専用のオトモ格闘術が開発されているらしいが、詳細は不明。
- 頭用防具の「イーオスネコヘルム」、胴用防具の「イーオスネコメイル」を身に付けると
異国の兵隊の隊長のような外見となる。
肩にはドクロマークのあしらわれたポーチを提げており、ちょっと物騒な雰囲気。
中に何が入っているかは不明だが、
腕章には爆弾マークが付いているのでもしかすると爆弾がギッシリ詰められているのかもしれない。
ボマー猫に装備させると映える。- MHXで登場した装備だが、耐性は水・雷耐性マイナスで氷・龍耐性がプラス。
そして火耐性が0と、MH4の頃のハンター防具と同じ時代遅れな仕様になっている。
設定された時期が違うのだろうか?
- MHXで登場した装備だが、耐性は水・雷耐性マイナスで氷・龍耐性がプラス。
- ちなみにイーオスネコヘルムのような円筒形の軍隊帽はシャコー帽、及びケピ帽と呼ばれるものに近い。
シャコー帽は帽子の前面に記章、上部に羽飾りがあるものが一般的で、
ケピ帽はそれを簡略化したもの。
シャコー帽はマーチ隊の服装として用いられることもあり、
名前は知らなくても帽子の形状は記憶に残っている方も多いのでは無かろうか?
- なお防具の着彩設定では
帽子の記章、及びコートの襟や裾、腕章が変更出来る。