- 種族
- 鳥竜種(竜盤目 鳥脚亜目 鳥竜下目 耳鳥竜上科 クック科)
- 別名
- 怪鳥(かいちょう)
- 英語表記
- Yian Kut-Ku
- 危険度
- MH4・MH4G・MHX・MHXX:★3
- メインシリーズでの登場作品
- MH, MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MH4, MH4G, MHX, MHXX, MHWilds
- 派生シリーズでの登場作品
- MHF, MHST, MHST2, アイルー村(G/DX), アイルーでパズルー, MHSP
目次
生態・特徴
- 温暖な地に生息する鳥竜種の大型モンスター。
一見すると巨大な鳥のような風貌から《(大)怪鳥》と通称される。
耐火性に長ける桃色の外殻としゃくれた大きな嘴、そして扇状に開くこれまた大きな耳が特徴。
本来は非常に臆病な性格で戦闘は好まないとされ、
他の大型モンスターと遭遇した際には逃げ出すことが多いという。
しかし他の飛竜同様縄張り意識はそれなりに強く、ハンターなどの小型の侵入者に対しては
自ら攻撃を仕掛けて撃退を試みる程の攻撃性は備えている。
- 飛竜(ワイバーン)と呼ばれるモンスターの中では最も小柄で、戦闘能力も高いとは言い難い。
しかし、それでも小型や中型のモンスターとは比べ物にはならないタフネスと攻撃力を持ち、
まだ経験の浅いハンターや、そうしたハンターが身に付けるような基礎的なレベルの武具では手を焼くことは必至。
逆にイャンクックを単独で狩猟し、またイャンクックの素材で作られた武具を所持していれば
「一定水準の実力は備えているハンター」として認められるケースも決して少なくない。
また、その習性や行動パターンは多くの飛竜と共通する部分が多く、
イャンクックの狩猟を通じて飛竜に対抗する術を学んだという狩人は非常に多い。
- 外敵に対しては口から火炎液と呼ばれる発火性の液体を吐きかけて攻撃を行う。
興奮時はこの火炎液の量を増やし、炎の規模を大きくする。
耳は普段は畳まれており、外敵に遭遇した場合は威嚇のために展開される。
その大きさからも想像は容易だが、発達した聴覚を持ち、遠くの物音も聞き漏らさない。
その反面、至近距離で爆音や高周波を受けると平気ではいられず、
ショックの余りしばらくの間失神してしまう場合が多い。
ただし、基本的には臆病な性格も相まって生命の危機を感じるためか、
意識を取り戻した後は怒り狂って暴れる傾向がある。
興奮時には爆音も意に介さず、外敵と判断した相手には普段よりも積極的な排撃を試みる。
- 地中の昆虫やミミズを主食とし、巨大な嘴をシャベルのように用いて地面を掬い、濾し取り食べる。
時には甲虫種モンスターも餌とする。特にクンチュウが大好物。
非常に堅い事で知られるクンチュウの甲殻も、丸呑みにされてしまってはその意味を成さない。
イャンクックが食事を終えた後には、地面の土が掘り返された跡が残っている。
さらに鱗が落ちていれば、近辺にイャンクックがいる(もしくはいた)確定的な証拠となる。
外敵に対してこの嘴で殴りつけるように啄む攻撃を仕掛ける事もある。
- 普段は単独で生活しているが、渡りや繁殖の時期になると小規模な群れで生活することが知られる。
寒くなる時期には暖かい地方を目指して渡りを行う習性があるため、季節によって出現しやすい地域が異なる。
大型モンスターの中では繁殖力が強く1回あたりの産卵数も多い。
気候が良い日がよく続いた年には大量発生することもある。
極端に個体数が増えすぎた事で食糧難に陥り、結果的に翌年には再び安定した個体数に落ち着く場合が多いが、
食糧を求めて人里やその周辺にまで姿を見せる個体もいるため、ハンターによる掃討作戦が決行される事もある
(ただしこの対応で狩猟できる個体数は全体の数%程度にしかならず、自然死する個体の方が圧倒的に多いという)。
雌の個体は繁殖期には腹部にクックファーと呼ばれる羽毛が生え、これで卵を包んで温める。
- 素材である甲殻や翼は飛竜種の物には一歩劣るが、軽さと硬度と入手性を兼ね備えており、量産品の武具や道具に広く使われている。
繁殖期にしか獲れないクックファーで編まれた衣料品は、その希少価値から高級品として取引される。
可食部も多く軟骨や臓器まで食べられ、安価で手に入ることから酒場の肴の定番メニューとなっている。
派生作品の種・個体
- 特異個体
- より大きく発達した耳や嘴が特徴的な突然変異個体。
強靭な脚力を持ち、地面に嘴を突き入れたまま獲物を追い回す行動も見せる。
また、口から吐き出される火炎液の成分も通常とは異なり、
地面に着弾しても爆発はせず、そのまま火柱を巻き上げながら流れていく事もある。
概要
- 初期から登場する鳥竜種の大型モンスター。
亜種などについては下記の記事を参照されたし。- モンスター/イャンクック亜種(別名:青怪鳥。MHGより登場。)
- MHP2G以前の作品において、最初に戦うことになる大型モンスター。
大型モンスターの中では最弱…とは言うものの、
ドスランポス等とは比較にならない強さを誇り、初心者キラーとして名高い。
イャンクックを倒すことが出来たならハンターとして最低限の下地は完成しており、
次のレベルへ到達したと言って良いだろう。- MHシリーズにおいて、ハンターに立ち回りの基礎を教えてくれるモンスターという事から、
イャンクックはプレイヤーから「先生」と呼ばれている。 - これは初代MHにおけるイャンクックは、尻尾が切れないことを除けば、
プレイヤーが初めて戦闘する飛竜らしい飛竜(一時期、下級飛竜と呼ばれた事もあるとか)であり、
モーションそのものが他の飛竜と共通するため、
初心者ハンターの登竜門および飛竜との戦闘の基本を学べる存在として認知されるようになった為である。 - またイャンクックのような「初心者の登竜門」「立ち回りの基礎を学べる存在」を、
MH界隈では「先生」として扱うことが多い。
これは当然クック先生からの発想である。
- MHシリーズにおいて、ハンターに立ち回りの基礎を教えてくれるモンスターという事から、
- 現在でこそ鳥竜種に分類されているが、かつては飛竜(ワイバーン)の一種と思われていた。
もっともこれはイャンクックに限らず、当時の大型モンスターがほとんど飛竜と設定されていたからであるが。
ゲーム内で見られるモンスター情報では、近年の作品でもその名残が見られることがある。
- 尻尾側に居ると高確率で尻尾回転を行う。
こちらが後ろに回り込み続けた場合や、あるいはオトモアイルー等の位置取り次第では狂った様に回転しまくる。
- 音爆弾、小タル爆弾など大きな音が弱点で使うとしばらく動かなくなるが、
その直後に怒り状態になって攻撃力、速さが上がるので、すぐに使うのはあまりおすすめできない。
弱ってくると耳をたたみ、かなり怒りにくくなるのでそのときに使うといい。
また、後何回攻撃すれば怒り状態になるかをある程度予測出来れば、バッチリ攻撃チャンスが増やせる。
- 弱ると即エリア移動するが、怒っているとエリア移動しないという生態を持つ。
そのため、怒っているときに弱ると怒りが解けた瞬間エリア移動を試みる。
しかし、その後音爆弾など何らかの方法でエリア移動を始める前に怒らせると、
即怒りが解けてエリア移動を再開するようになる。- これは怒りキャンセルと呼ばれる、怒り状態への移行を瀕死時の逃走によりキャンセルする仕様だと判明した。
怒りキャンセルとは怒り状態を中止し、逃走を続行するという自身の死の危険性を減らすモンスターの知恵。
ゲーム内では3回までは怒りキャンセルをして、4回目からは普通に怒り出す。
リオレウスとリオレイアのリオス種にも同様の行動が見られる。
また、怒りキャンセルのあるモンスターは瀕死になった途端怒りにくくなることが多い。- MH4ではこの怒りキャンセルのシステムは廃止されており、
弱ると即座に飛び立って戦線からの離脱を試みる。
実際戦ってみると、下手に怒り状態に移行されるよりさっさと逃げられる方が厄介だったりする。
- MH4ではこの怒りキャンセルのシステムは廃止されており、
- これは怒りキャンセルと呼ばれる、怒り状態への移行を瀕死時の逃走によりキャンセルする仕様だと判明した。
- 特定のクエストやDLクエにてハンターよりも小さなイャンクックが登場する事がある。
しかしこの類のクエストの多くは、誰か一人でも参加者が倒れると即失敗だったり
防具無しで挑まなくてはならなかったりするため通常のイャンクック討伐より難しくなっている。
- 残念なことに、MH3系列の3作品には登場しない。
比較的近いモンスターとして彩鳥クルペッコが出るが、
こちらはむしろ属性やられの概念やモンスターの乱入システムなど新システムの説明役としての要素が強く、
初心者に立ち回りを教える役回りではない(それはこいつの仕事か)。
とはいえ火属性だったり、音爆弾に弱かったりと共通点も多い。
MH(G)
- オフラインの★3クエスト「密林の大怪鳥」で初登場。
ドスランポスの次に戦う相手となる。
- イャンクックより前の討伐クエストは、ランポス、ドスランポス、ブルファンゴの3種類しかない。
それ以外は全て採取*1で、プレイヤーによってはまだ操作方法すら完全に把握していない、ということもあり得る。
そんな状況で挑まなければならないものだから、大半のプレイヤーが返り討ちに合い、
後述する「先生」のあだ名を頂戴した。
- 討伐クエスト開始時のチュートリアルで村長から、
「このクエストがクリアできれば、おぬしも一人前のハンターと言えるじゃろう。」と言われる。
- 討伐クエストの支給品には小タル爆弾がある。
上述のチュートリアルでは「アイテム戦術を駆使し、全力で挑むのじゃ!」と言われるが、
概要の通り、使うと怒り状態を誘発するので助けどころか、むしろ罠である。- ちなみに他の支給品は大タル(爆弾ではない)、けむり玉、閃光玉等。
閃光玉は嬉しいが、他は役に立たないアイテムばかりである。
- ちなみに他の支給品は大タル(爆弾ではない)、けむり玉、閃光玉等。
MHP
- 村・★2クエスト「密林の大怪鳥」で登場。
最初の大型モンスターという立場は変わっておらず、やはり「先生」である。
MH2
- ドスファンゴ狩猟後、オフラインの★1クエスト「怪鳥のいななきを追って」で登場。
ただストーリーを進めるうえで狩猟は必須ではなく、後回しにする他、最悪スルーも可。
同時期にドスガレオス、ダイミョウザザミも登場するので、先にそちらで鍛錬を積んでもよい。
- イャンクックの狩猟クエスト依頼文(ジャンボの村長)には、
「イャンクックが狩猟できればキミの狩りの腕もなかなかのもんだよ!」
とある。
先生の強さは、村長お墨付きのようだ。
MHP2(G)
- 村下位では★2クエスト「密林の大怪鳥」で登場。
支給品に携帯シビレ罠がある等、地味に配慮されている。- 同時期にババコンガ、ドスガレオスも登場するので、先にそちらで鍛錬を積むことも可。
- 訓練所では最初の相手として訓練が用意されている。
ライトボウガンを選択すれば早く簡単に勝てるため、
これを利用して金策やポッケポイント稼ぎに精を出したハンターも多かったようだ。
MH4
- 東京ゲームショウ2012のステージにて、MH4で復帰することが発表された。
TGSの3日目に公開されたPV第2弾のラストで少しだけ登場し、PV第3弾で本格的に登場した。
また、なんとMH4のパッケージ裏を飾るという大役を任された。- 外見は、細いながらもしっかりとした脚に愛嬌のある顔と、3Gのガノトトス同様昔とほぼ変わらない姿。
ただし、MH3以降のリオスやディアブロス同様、頭の位置を低くし、尻尾を高く上げる姿勢になっており、
従来は退化していた第四指が発達して前方を向き、まるで指が3本から4本に増えたかのように見える。
- 外見は、細いながらもしっかりとした脚に愛嬌のある顔と、3Gのガノトトス同様昔とほぼ変わらない姿。
- 今作では未知の樹海(と闘技場)でのみ登場。
未知の樹海に登場するモンスターはランダムに入れ替わるが、
イャンクックが出現する頻度は高いので、会うのはそう難しくはない。
- 集会所クエストの前にオフラインのストーリーを進める場合、
イャンクックと初めて遭遇するのは旅団クエスト★2「調査指令:イャンクック」になる。
樹海の調査指令はドスランポスに次いで二番手となるが、実力は桁違い。
まだ狩猟に慣れていない初心者の場合、イャンクックの討伐を断念せざるを得なかったり、
体力を削り切れずに逃げられてしまう可能性もある。
つまり、今作における先生は樹海におけるモンスターとの対峙の基礎授業をも担当してくれているのである。- なお、団長は「イャンクックを狩猟できれば高い評価を得られるかもしれない!」と述べている。
この段階においてはやや難易度高めの挑戦相手であることが示唆されていると同時に
イャンクックがこの世界観における登竜門であるということが改めて示された。
- なお、団長は「イャンクックを狩猟できれば高い評価を得られるかもしれない!」と述べている。
- 動きはリオレウスやリオレイア、ディアブロスほど極端に変化はしておらず、
パニック走りや火炎液、ついばみといったお馴染みの攻撃を繰り出す。
ただ、尻尾回転はMH3以降のリオス同様、地面をこするようなモーションへと変更され、
パニック走りの際には直前に力を溜めるような予備動作をするようになる*2など、
既存のモーションにもマイナーチェンジが施されている。
特にパニック走りはノーモーションだった過去作では初心者でないハンターにとってもかなり高い脅威だった為、
一部からは安堵の声も。
その他、火炎液は射程が大幅に伸びており、かなり離れていても軸線をずらさなければ当たってしまう。
イャンクックが登場した過去作と違い、火炎液に当たると火属性やられ状態になるので注意しよう。
- 今作では新たに捕食行動が追加。
地面からクンチュウ(PV第2弾でイャンクックがつついていた丸いもの)を掘り出して食べる。
捕食動作を行うと、他のモンスター同様スタミナが回復してしまう。- この捕食行動はいつでもどこでもスタミナを回復できるという妙にやっかいな特性がある。
クンチュウは地面から掘り出すので、他のモンスターのように腐肉やアプトノスを探す必要がないのだ。
ちなみに、イャンガルルガも同じ捕食行動をとる。- 逆に言えば、他モンスターのように、
戦線離脱して真っ直ぐ追いかけても追いつかない位置にポンと移動して捕食開始、
ハンターが追い付いたころにはスタミナ回復…という、
「何のための疲労なんだよ」と思うような行動をしない。
これはつまり、「捕食中は隙だらけなので思う存分攻撃してね!」というのをいつでも見せつけてくれる、
いわばモンスターの疲労と回復における先生の模範行動であると言えるだろう。
- 逆に言えば、他モンスターのように、
- この捕食行動はいつでもどこでもスタミナを回復できるという妙にやっかいな特性がある。
- もちろん、他の大型モンスター同様、イャンクックの背中に乗ることも可能である。
ただし、未知の樹海は段差がないエリアも多い。
乗りたいならば、自力でジャンプ攻撃ができる操虫棍かランスで挑もう。
- 前述のとおり、MH3以降の飛竜に準じた骨格になって頭の位置が下がったうえ、
ただでさえ小柄なのにMH4のカメラがP2G以前より少々遠めなので本作のイャンクックは妙に小さく見える。
また、登場ムービーはクンチュウ捕食に夢中になり、ムービーが終了してもハンターに気づかないという、
大変微笑ましいものになっており、なんだか可愛らしさにますます磨きがかかったように見える。- イャンガルルガの登場ムービーにも出演しており、クンチュウがイャンクックから逃げ、
イャンクックはイャンガルルガから逃げているという追いかけっこの構図になっている。
無論クックにとっては命の危機なのだが、それでも妙に微笑ましく見えるのはクックだからだろうか。- ちなみに、この時イャンクックは両翼を掲げて走るという
鳥竜種特有の特徴的な走り方であるが、
一方のイャンガルルガは普通に突進のモーションで疾走している。
この構図は10周年記念ムービー「祝10周年!歴代人気モンスター集まるニャー!」においても登場しており、
両者の走り方の対比がよくわかる。
- ちなみに、この時イャンクックは両翼を掲げて走るという
- イャンガルルガの登場ムービーにも出演しており、クンチュウがイャンクックから逃げ、
- 本作では、上位素材の「立派なクチバシ」が逆鱗や紅玉並みのレア素材となっている。
基本報酬では絶対に出ず、剥ぎ取りと捕獲でのみ低確率で入手ができる…という仕様になっているためである。
しかも、クックの武具だけでなく、どういうわけかキリンの武具の作成にも結構な個数を要求される。
キリンの武器は斬れ味、属性値共に優秀、防具も圧倒的な人気を誇っているのは言わずもがな。
このため、キリンの武具の作成・強化のために今日も大勢のクックが乱獲されているのである…。- 入手確率は剥ぎ取りが5%、捕獲が3%となっており、捕獲よりも剥ぎ取りの方が入手しやすい。
少々骨が折れるが、クチバシが欲しいのであれば頑張って討伐してみよう。
また、高レベルのギルドクエストであれば低確率ながら基本報酬でも出ることがある。
どうしても出ないときはこちらも試してみるといいだろう。
- 入手確率は剥ぎ取りが5%、捕獲が3%となっており、捕獲よりも剥ぎ取りの方が入手しやすい。
- それに加え、上位素材の「怪鳥の地獄耳」の出る確率もかなりの低さである。
こちらは部位破壊限定な上に、上位でもだいたいの場合は普通の耳になってしまうことが多い。
クチバシに比べて要求されることは少ないためか、あまり話題にされることはないものの、
いざ必要になった時にストッパーになってしまうことが多い素材である。
ギルドクエスト
- 今作でも比較的序盤に登場し、初心者の練習相手となるイャンクックであるが、
しかし秀才の優等生が手薬煉を引いて待つ高Lvギルドクエストにおいては鬼教師の如き凄まじい強さとなっており、
Lv100にもなると体力は12540、攻撃倍率は世紀末の13.2にまで上昇する。
倍率が高くとも攻撃値が低めなので被ダメージは然程大きいわけではないのだが、
攻撃値70とイャンクック最強の威力を誇る、怒り時限定の連続火炎液となると話は別。
これはなんとLv100激昂ラージャンの怒り時気光ブレスを超えるダメージを叩き出すうえに
火属性やられにより根性を貫通するという凶悪無比な攻撃である。
火炎液の命中率が過去作から劇的に上昇したこともあり、中途半端な回避では一発でこんがり肉にされてしまう。
- 狂竜化個体の強化も際立っており、攻撃速度、移動速度共に0.8倍~1.4倍と異常なまでに振れ幅が大きい。
怒り時の1.2倍ターボと併せ、ある時は信じられない超スピードで、ある時は戸惑う程の鈍速でと
非常に緩急が激しくトリッキーであり、結果ペースを掴めないまま無双されやすい。
イャンガルルガは超ターボが持続し続けるためまだ対応出来なくもないが、
目まぐるしくスピードを変えながら突進やついばみを繰り返すクックには慣れようがないため、
ガルルガに慣れていると逆に翻弄されてしまう場合もある。
それでいて連続火炎液は生半可な剣士では余裕で即死する威力ときているのだから、
全くもって厄介という他なく、もはや全盛期をも髣髴とさせる強敵に仕上がっている。
- 幸いギルドクエストにおいても音爆弾は効くので、
狩猟の際には音爆弾、そしてギルドクエストならではの二重床を上手く活用していきたいところである。
MH4G
- MH4Gでも旅団・大老殿問わず探索かギルドクエストでしか会うことはできない。
- イベントクエストでは、上位個体を狩猟できる「遺跡平原ののんき者」、
「ハンター日誌 怪鳥の回」*3によってG級個体をいつでも狩猟できるようになっていた。
- イベントクエストでは、上位個体を狩猟できる「遺跡平原ののんき者」、
- PV第4弾では様々なモンスターが新たにG級行動を会得している様子が見られたのだが、
イャンクックのそれはなんと地中のクンチュウを掘り出した後、ハンター目掛けて転がすというもの。
他のモンスターを一方的に利用した攻撃を仕掛けるモンスターとしては、
同じくMH4Gで登場するゲネル・セルタス亜種(こちらは雄が武器)、
セルレギオス*4らとともにメインシリーズ初となる。- イャンクックが放り投げたクンチュウは一定時間エリアに留まり、
普通に登場する個体と同じように死角からハンターに向かって体当たりを仕掛けて来たり、
ハンターとイャンクックの間に突然割り込みハンターの攻撃を弾いたりするので、
愛らしい見た目に反して実際使われるとかなり厭らしく感じるモーションだったりする。
怒り状態になると一度に二匹纏めて投げてくるため、
短時間で連発されると、気付いたらイャンクックだけでなくクンチュウの群れにまで囲まれていた、
なんてことになってしまう場合も。 - モンスターを攻撃に使うためか、別の小型モンスターがいるエリアでは一切使用しない。
しかし、イャンクックが出現するクエストでは、
すでにクンチュウがいるか元から小型モンスターがいないことが非常に多い。
きっとカプコンの嫌がらせ先生が授業の教材をあらかじめ用意しておいてくれたのだろう。 - この攻撃はバックジャンプの着地後に出すこともある。
この場合クンチュウを転がす方向がハンターの移動している方向の少し先の方向であり
サテライト移動をしているとほぼ被弾する。
つまりアグナコトルの突進のような未来予測攻撃であり、初見ではまず避けられない技の一つとなっている。 - 今回はこの手の偏差射撃を使いこなすモンスターが多い。
先生は「小ダメージ+転倒」で済むクンチュウ投げで安易な移動、回避は怪我の元である事を教えてくれるのである。 - 狂竜化個体の場合、攻撃の当たった小型モンスターを一撃死させる特性を持つため、
自ら掘り起こしたクンチュウの群れをあっという間に殲滅する先生の姿が見られる。
散らかしたものは自分で片付けるというマナーを実践してくれているのかもしれない。
- イャンクックが放り投げたクンチュウは一定時間エリアに留まり、
MHX
- 初報PVの時点で古代林にて顔を見せており、MH4Gからしっかりと続投。
従来どおり序盤の下位クエストから登場し、飛竜の一番手としてハンターをテストする。
- オフィシャルデータブックの図では前作に引き続きクンチュウを咥えている。
この画でクンチュウの続投を確信し「うわぁ……」となったハンターもちらほらと……- ちなみに今作ではG級が存在しないため、クンチュウ転がしは行わない。
つまり、餌として食べるだけである。
哀れクンチュウ…
- ちなみに今作ではG級が存在しないため、クンチュウ転がしは行わない。
- MHXで復活した森丘が主な登場マップになるが、古代林、沼地、遺跡平原にも進出している。
MH4Gでは遺跡平原に出現したのはイベントクエストを除けば亜種だけであったが、
今作では通常種のイャンクックも遺跡平原に出現。
- ニャンタークエストの「部位破壊に挑戦!」シリーズでは二番手に登場。
トップバッターのドスマッカォと同じく狙うは頭部破壊だが、両者の頭の高さはまるで違うため、
無策で挑めば中々頭部を狙えず、破壊できないまま討伐してしまう可能性もある。
乗り状態の拘束で倒れてもがいている所を狙ったり、打点の高い攻撃を繰り出さないと中々当てられない。
先生はニャンターに対しても無策で突っ込むのはいけないと教えてくれるのである。
- 1度しか見ることができないためあまり話題にはなっていないが、
登場ムービーでは翼を広げつつ脚をばたつかせてジャンプするという、
ゲリョスがハンター発見時に取るのと同じ行動を行なう。
もちろん実際の戦闘中にはやらない。- MHXの登場ムービーはどれもモンスターたちの迫力と威圧感がいかんなく発揮されているものばかりだが
クック先生については「うわぁ!びっくりした!」とでも言わんばかりのコミカルな動作。
なんとなくマスコット感が漂う。
- MHXの登場ムービーはどれもモンスターたちの迫力と威圧感がいかんなく発揮されているものばかりだが
- 上位になるとガルルガのようについばみ攻撃にホーミング性能が追加される。
中途半端な距離だと抜刀状態では移動回避不可能な程度には精度が高く、中々の初見殺し。
被弾後にふっ飛ばされた先が大体この中途半端な距離なので、起き上がるタイミングには注意。
獰猛化個体
- 「もう先生は狩り慣れたよ」と甘く見ているハンターたちは、再びクック先生の熱き指導を受ける羽目になる。
そう、我らが先生は今回の新システム「獰猛化」に対応しているのだ。
- 普通にクエストをすすめていった場合、恐らく初めて対峙する獰猛化モンスターはゲリョスか先生になる。
集会所のクエストの中に見慣れない「獰猛化イャンクック」の字を見て「なんだこれは?」と思い受注してみると、
そこには目を爛々と光らせ毒々しい煙を噴出しながら怒り猛る先生が待ち構えているのだ。
つまり、今回のクック先生は飛竜の前哨戦であると同時に、
身体を張って対獰猛化モンスターの指導をも担当しているというわけである。
獰猛化らしくイャンクックにしては頻繁に怒る他、体力も高いので、
たかがイャンクックとなめてかかるのは危険。
とはいえ、追加モーション等は特にないため、獰猛化個体の中では比較的御しやすい部類ではある。- 獰猛化個体の例に漏れず非常に怒りやすく、ほとんど威嚇行動をとらないため大きな隙は少ない。
また、近接武器で行くと俺に触れるなとばかりにひたすら回転攻撃を繰り出すケースが多く、
怒り時の補正で高速回転する上に、獰猛化の補正が重なってかなり痛烈である。
油断すると軽く一落ちするため、懐に飛び込んでのゴリ押しは避けよう。 - 獰猛な先生が登場する単体クエスト「獰猛個体・調査依頼」では
報酬として獰猛な竜骨が複数手に入る。
操虫棍の猟虫強化などに必要となる為、人によっては不足しやすい素材。
他の獰猛化モンスターからも入手できなくはないが、意外と報酬でもらえるクエストが少なく、
貰えるクエストでも不満が残る入手確率である。
こちらは基本報酬で2枠あり、部位破壊によるサブターゲットも条件が達成しやすい。
クック先生のクエストで多めに入手できることをありがたく思い、
教育達成記念プレゼントだと思って受け取っておこう。 - 確率こそ極めて低いが、重鎧玉をくれる事もある。
慣れれば短時間周回も可能とはいえ、そうまでして掻き集める旨味は無い。
しかし村★6高難度シャガルマガラ周回には手が届かない攻略中、獰猛化に慣れるための勉強がてら、
目下の攻略用装備を強化する分だけ集める程度に何度も通うのも決して無駄骨では無い。- なお、獰猛化狩猟クエストであれば
どのモンスターでも重鎧玉が(極めてレアだが)報酬に含まれるので
クック先生より相性が良い相手が居るなら、他教科の特別講師別のモンスターを回っても良い。
例えば、3G時代の代行先生たる獰猛化ロアルドロスで重鎧玉集めの世話になるハンターも居る。
- なお、獰猛化狩猟クエストであれば
- 獰猛化個体の例に漏れず非常に怒りやすく、ほとんど威嚇行動をとらないため大きな隙は少ない。
- 今作のクック先生はいつも通りに新人ハンターの先生でありながら、
ニャンタークエストの先生であり、新システム獰猛化のお手本も務めているのだ。
ハンター諸君は先生への敬意を忘れないようにしよう。- ちなみに残念ながら、新カテゴリ二つ名持ちモンスターの授業は行っていない。
二つ名入門はウルクススが、二つ名トラウマ入門はアオアシラが受け持っている。
いずれ大先生イャンクックが登場することを祈ろう
- ちなみに残念ながら、新カテゴリ二つ名持ちモンスターの授業は行っていない。
MHXX
- 残念ながら二つ名先生は登場せず、普通にG級およびその獰猛化としてのみ登場する。
ただ、そのG級獰猛化個体がかなりの曲者。
そもそも先生は部位数自体が少ないので黒い霧は常に頭と足に発生しているのだが、
それはつまりほぼ全ての攻撃が超強化される事を意味する。
G級防具を使って防御力700近くを確保していても
ついばみ一発やノーモーション突進で体力半分以上が消し飛ぶ威力に。
おまけにクンチュウ転がしの軸合わせに未来予測機構を搭載しており、
恐ろしい精度でこちらを吹っ飛ばしにかかるという鬼畜ぶり。
普段の先生が嘘のように、まるでイャンガルルガの魂が乗り移ったかの如く超高速で暴れまわる。
たかがクックと舐めてかかったハンターが尻尾回転やクンチュウ転がしの対策を怠り、
みるみるうちに体力ゲージを減らす現象はもはや風物詩である。
初期エリアが比較的戦いやすいことが救いだろうか。- 上位に引き続き、G級の獰猛個体も何かと不足しがちな獰猛な強竜骨目当てで狩られることが多い。
- 2016年11月から12月にかけて開催された『モンスターハンターダブルクロス 秋の体験ツアー』と
『MHXX 特別体験版』にて、初級の相手を担当。初心者ハンターたちを出迎えると同時に、
今作登場の新スタイルであるブレイヴスタイルとレンキンスタイルの試し撃ちの的初回授業も開催した。
なお、一方の上級講座では、彗星の如く現れた臨時講師による行き過ぎたスパルタ指導の結果、
新スタイルを試す間もなく教室から叩き出されて泣きを見た熟練ハンターが多かったのはまた別の話である。
MHWilds
- 注意事項(記事編集前に必ずご一読ください)
- 当記事に限らず、発売前の作品に関して情報を記載する場合、
公式・書籍等で確定した情報のみを記載してください。
妄想・予想の類の記述は編集ルール違反となり、悪質な場合規制対象になります。
- MHXXでの登場を最後に、ベースが一新されたMHWorldには登場出来ず、
MHW:Iではイャンガルルガに先を越されてしまい、MHR:Sにおいても復活した密林に出られなかったイャンクックであるが、
なんとMHWildsで実に苦節7年以上ぶりの大復活を遂げることとなった。- 最初にその参戦が明かされたのは2024年9月26日、TGS CAPCOM ONLINE PROGRAMでの事。
メインモンスターや発売日など重要な情報が明かされたPV4発表直後だったのだが、
その中で改めて流されたPV4の最後にイャンクックが登場する新映像が追加されていたという、
TGS2012のMH4を彷彿とさせる展開が起きたのである。
同番組内では辻本Pから「先生として親しまれてきた」というハンター間のネタを拾う発言もあり、
ミラー配信をしていたインフルエンサーやSNS上では歓喜の声があちこちで上がる事となった。
- ちなみに同日に公開されたテレビCM ティザー編にもちゃっかり出演している。
- 最初にその参戦が明かされたのは2024年9月26日、TGS CAPCOM ONLINE PROGRAMでの事。
- イャンクック発表前のMHWildsでは、ほとんどが完全新規の追加モンスターを中心に発表されており、
既存モンスターはアナウンストレーラーにのみ姿を見せていたおなじみのリオレウス、
および野生には生息しておらず調査隊が連れてきたと思しきアプトノスとメルノスと環境生物堕ちした大雷光虫だけだった。
つまり、イャンクックはまともに発表された初めての復活モンスターになるのである。
数多のハンターに狩猟のイロハを叩き込んでくれた先生が、復活モンスターの先陣を切ってくれる安心感たるや…。- PVの最後でイャンクックの復活が明かされるという展開は、MH4におけるPV2と同じである。
あちらもMH3~MH3Gでリストラされていた先生の復活として話題になっており、
同じように復活を発表してくれた今作の展開も嬉しいサプライズであろう。
- 今作における加工屋を担当するジェマは腰元にイャンクックのぬいぐるみを携えている。
これはPV4発表以前、ジェマのキャラクタービジュアルが公開された段階でわかっており、
この時点で参戦を予感していた者も多かった。
とはいえRiseのゴコクの乗るテツカブラ(幼体で名前は「テッカちゃん」)のようなマスコット的出演、
もしくはXやRiseのクルペッコのようにモンスターとしては出ずに人形だけの登場に留まるのではと
心配する声も上がっていたが、結果はこの通り。
更にイャンクックの登場が発表された次の日には、「ジェマ愛用イャンクックぬいぐるみ」
という名で期間限定プレゼントキャンペーンとして、
実際に作中に出てくる物と同じぬいぐるみが抽選で配布されることが告知されたのであった。
- PVの最後でイャンクックの復活が明かされるという展開は、MH4におけるPV2と同じである。
- MHWorld以降の復活ということで、グラフィックも美麗なものに一新されている。
丹念に描かれたリアルな甲殻の質感や、瞬きの実在感、耳のささやかな動きに至るまで、
次世代機で動く新世代の先生の姿はどこか感慨深いものがある。- また、翼の構造が大きく変わっており、
蝙蝠の様に枝分かれした指の間に皮膜が張られた構造になっている。
これはMHW(:I)にてリメイクされたクシャルダオラやイャンガルルガと同じであり、
生物の構造的に正しいグラフィックに改良されたとみる事が出来る。
- また、翼の構造が大きく変わっており、
- PVの映像では、緋の森と思しきフィールドにおいて、
十数頭ものイャンクックが群れで集まっている様子が見られる。
巣のような場所におとなしく座っている個体や、遠景で飛んでいる個体も見られ、まるで営巣地のような雰囲気にも見える。
イャンクックの近くには新獣人族であるモリバーらしき姿もある他、
辻本Pも「いつどのように登場するのか楽しみにしてほしい」と発言しており、
今作での立ち位置や新しい生態描写などについても楽しみなところである。- なお、ネット上では先生が大量に集まっている事から「職員室」等と呼ばれ、早速ネタにされているようだ。
派生作品
MHF
- 「ハンターが最初に戦う大型モンスター」としての役割については、フォワード.4からゴゴモアに取られていた。
とはいえあちらは牙獣種なので、飛竜種型のモンスターの立ち回りを教えてくれる「先生」としての役回りは
さほど変わってはいない。
- 変種はステータスこそ原種と大差ないが、足に属性マイナス肉質を持つ。
その値は-5と大して大きくはないものの、属性エフェクトがいつもと異なることに驚くハンターも少なくない。
特異個体
- 見た目の変化
- 身体が赤みを帯びている
- 遠くからでも分かるほど耳が非常に大きい
- 下顎が大きく発達している
- 翼膜が深緑色に染まっている
- 原種は火炎液が着弾すると火柱を吹き上げながら直進するようになったり、
その場で小さい輪を描くように走り回るといった行動を取り、
上位までは流石に下記の全盛期とまではいかないが相応に強化されている。
しかし、変種の特異個体ともなると話が変わり、
変種個体そのものの攻撃力と特異個体の怒り攻撃力補正が組み合わさり一撃の重みがシャレにならなくなる。
(一応記すと、変種の攻撃力倍率は2.40なのだが、特異個体補正でそこへ×3.30され、
最終的な攻撃倍率は17.74となる。ここまでくると最早異次元の領域である)
怒り状態の尻尾一振りで、冗談抜きでごめんなさいオンラインが発生するほど。
さらに反時計回りにパニック走りする攻撃は、
変種においては防御782以上なければ体力150でも即死する。
なおかつ予備動作も早く、攻撃範囲も広い近接武器泣かせの攻撃である。
G級
- ★1で登場。G級解禁当初から登場していた。
難易度★1は防御力の下減補正が無いため、基本的には従来防具で対応可能。
ただしノーマルモードでも攻撃倍率は7.0、体力にいたっては2倍以上とG級相応の強化になっている。
- ついばみ攻撃を行うと同時に小規模の粉塵爆発を発生させる。
正面への攻撃範囲が特に広く、かつ連続で判定が発生するために、
横方向への回避では避けられないうえ、この攻撃は2~3回連続で行うことが多い。
そのため、攻撃を受けて吹っ飛ばされたあと、もう一度でも狙われた場合、
強走効果でガードでもしなければ即死コンボによって為す術なくBC送りとなってしまう。- 幸い、本体より後ろ側までは爆発は届かないため、
股下をすり抜けるようにして潜り込むと安全。
また、方向転換時に口から赤い液体を垂らすのが予兆となる。
- 幸い、本体より後ろ側までは爆発は届かないため、
- ちなみに実装当時は今よりも攻撃力が高く、防御力-150の補正があり凶悪だったが
あまりにも攻撃力が高すぎるということで現在の値に調整された。
元がかなり強力なので、特異個体化しても補正は控えめになっている。
というよりG級では根性・ド根性が発動できないためか、HC変種より攻撃力は低い。
MHST
- ボルデの丘にて登場し、フィールド上にある巣からはタマゴが見つかる事もある。
- レア度は★2、成長タイプは早熟、3すくみ傾向はテクニック中心。
スキルは火属性の火球や、全体攻撃のクックタックルなどを覚えてくれる。
- レア度は★2、成長タイプは早熟、3すくみ傾向はテクニック中心。
- ストーリー最序盤では、ボスとして「歴戦の怪鳥」という個体が登場する。
決して古龍エネルギーに満ちている訳ではない。後述のMHSPに居た歴戦個体とも無関係…のはずである。- 通常の個体とは異なり、頭部の部位破壊が可能となっている。
頭部を破壊すると落とし物をするほか、クックタックルを封じることができる。 - ここで倒すと一度帰巣し、その後に巣の中で怒り状態の歴戦の怪鳥と再度戦うことになる。
- 通常の個体とは異なり、頭部の部位破壊が可能となっている。
オトモン
- 上述の「歴戦の怪鳥」との戦闘が帰巣のチュートリアルを兼ねているため、巣の中でタマゴが一つ手に入る。
- 加入してしばらくは火属性弱点の敵が多く出てくるのもあってメインを張っていける。
序盤に仲間になるモンスターの中ではなかなかステータスが高い為、
気づいたら中盤くらいまで連れ歩いていた……なんてことも。
- 加入してしばらくは火属性弱点の敵が多く出てくるのもあってメインを張っていける。
- ライドアクションは「モンスター探知」「岩砕き」の2つで、
前者を使うと下画面のマップに野生モンスターが黄色い点として表示され、
後者はヒビの入った岩が行く手を阻んでいれば、
それを壊して進むことができる(ただしゲーム後半のマップの岩は壊せない場合も)。- ちなみに、DLサブクエストのひとつに「大翼の怪鳥」という個体が登場するものがあるが、
その巣で採取できるタマゴから孵るイャンクックは、
モンスター探知と差し替わる形でライドアクション「飛行」を備えている。
- ちなみに、DLサブクエストのひとつに「大翼の怪鳥」という個体が登場するものがあるが、
- 絆技はクンチュウを吐き出して相手にぶつける「リバースボール」。またクンチュウ(ry
地中からクンチュウを掘り出し捕食する満足気なイャンクックの頭をライダーがぶん殴り、
驚いたイャンクックがその勢いで火に包まれたクンチュウを放つというもの。
ムービーではぜひともクック先生の表情に注目すべし。
ちなみに伝承の儀により主属性が変わっている場合は、吐き出されるクンチュウのエフェクトが変化する。
MHST2
- MHXX以来メインシリーズではご無沙汰だったが、外伝ながらも本作にて久方ぶりに本格参戦。
本作でも序盤から登場し、モンスター探知や岩砕きのライドアクションでライダーの冒険をサポートしてくれる。- また、これまた序盤でボスモンスターとしてライダーの前に立ちはだかる。
強力なボスモンスターとの戦い方をしっかり学ばせていただこう。 - 基本的には通常時はテクニック攻撃を行い、怒るとスピード技を使う。序盤のボスだけあってパワーは無い。
前作と戦い方は同じだが、火球がテクニック系統の特技になっていたり、
怒り状態になるとスピード攻撃がメインになるなど細かい部分で差異が存在する。 - 倒すと前作の「歴戦の怪鳥」と同様、帰巣についてもこのボス個体でチュートリアルが行われる。
- また、これまた序盤でボスモンスターとしてライダーの前に立ちはだかる。
オトモン
- ステータスは可もなく不可もなくバランスが良いタイプ。
「クック先生」の名前は伊達じゃなく、こと序盤に関してはいい活躍を見せる。- 最序盤から加えることが可能なオトモンであり、チュートリアルで必ずタマゴが手に入るため、
そのままずっとパーティに加えている人も多いと思われる。 - 前作と同じく、ライドアクションが「モンスター探知」と「岩砕き」なので、
戦闘で使用しなくとも、パーティに入れて連れ歩いているだけで役に立つ場面が多い。 - 本作では序盤~中盤に泣けてテクニックタイプのオトモンが飽和状態になるが、
その中ではバランスが良いステータスで扱いやすいため、迷ったらイャンクックを使えば問題ないだろう。
気付いたら中盤までパーティにいる…なんて事もあるくらいには使いやすい。
- 最序盤から加えることが可能なオトモンであり、チュートリアルで必ずタマゴが手に入るため、
- アクティブスキルは爪刺遺伝子【小】の「ビークスパイク」、
タックル遺伝子【小】の「アンストッパブル」、そして火球遺伝子【小】の「火球」を持つ。- ビークスパイクは追加効果のないテクニックタイプの単体無属性小ダメージ。
アンストッパブルは追加効果のないテクニックタイプの全体無属性小ダメージ。
火球は追加効果のないテクニックタイプの単体火属性小ダメージ。
…とテクニック技が豊富なので、スピードタイプのモンスターが相手にいる時は
イャンクックを出しておけば間違いないだろう。 - 中盤に差し掛かるころには、イャンクック亜種、イャンガルルガという上位個体が登場する。
彼らは単純に上位互換なので、力不足を感じたらそのまま乗り換えるのがいいだろう。
火属性のテクニック枠には更に上位存在みたいなものがいるが、それはまた別の話。 - 愛着を持って通常種をそのまま使いたい場合はさすがに火力不足になりがち。
まずは継承で攻撃技を全て火属性にし、スキルをテクニック系に特化するといいだろう。
スピードタイプのリオレイアに推奨される万能構成とほぼ同じスタイルになるが、
3竦みの攻撃技を3種とも覚えさせた上で、遺伝子ビンゴを全部火属性に統一すると完璧感が増す。
アイテムによる能力強化、スキルのビンゴの構築さえちゃんとやれば、ちゃんと終盤までついて来れる。
- ビークスパイクは追加効果のないテクニックタイプの単体無属性小ダメージ。
- 絆技は前作同様「リバースボール」。主属性の変化とそれに伴うエフェクトの変化がオミットされた以外に変更点はない。
- 体験版でもオトモンにできる数少ないモンスターの一体であり唯一無属性ではないオトモンだが、
ある理由で一部のプレイヤーからは非常に重宝される事になった。- 前述したようにイャンクックが持つライドアクションの一つはモンスター探知である。
このモンスター探知、範囲内に存在するモンスターならライダーが直接確認できない場所にいても探し出せる。
そしてこの仕様を利用すると、体験版では遭遇する事もできないはずのモンスターの存在を確認する事ができるのだ。
これによって事前情報が皆無であったモンスターの存在が幾つか確認されており、本作の発売前から大きな話題となった。
- 前述したようにイャンクックが持つライドアクションの一つはモンスター探知である。
アイルー村
- メインシリーズがMH3系列の展開を見せる最中、クック先生はアイルー達に追い掛け回されていた。
登場タイミングはドスファンゴやクイーンランゴスタより後。序盤の終り際に登場する。
- イャンクックのクエストでは定番の尻尾攻撃や火炎液などでアイルー達を迎撃し、
暫く攻撃した後は画面外から逃げ出すので、これを追い掛けて再び攻撃を仕掛ける展開が続く。
基本的にはステータスだと画面端まで追い掛けることになるが、火力次第だと途中で倒せる。- アイルー村シリーズでも飛竜種の基本を押さえた動きをするが、これが教訓になることはない。
- 以降のクエストでも探検隊の妨害役として現れる場合がある。
探検隊や小型モンスターを驚かせるように登場するのが特徴で、素材取りの邪魔になりやすい。
とはいえ、結束力が強いアイルーだとイャンクックが現れた程度では驚かなくなるのだが…
- ちなみにアイルー村では来客として村に訪れることがある。詳細はリンク先にて。
MHSP
- 通常種が01弾、亜種が02・03弾に参戦している。
通常種は本編での戦法に忠実だが、亜種は基本的にクンチュウが武器である。
- 当ゲームのクック先生の立ち位置はなんと、初心者ハンターの頼れるトモである。
と言うのも、火属性は序盤のモンスターに対する通りが非常に良く
それが使えるというだけで評価を上げやすい傾向にある。序盤の火属性使いはクック先生しかいないのだ。
能力が偏っていない為バランスも良く、非常に扱いやすい点も大きい。- とは言え所詮は序盤モンスター。
さすがに中盤以降を乗り切れる程の能力はない為、厳しくなった時がクック先生からの卒業の時である。
ちなみに、後釜には同じ属性を扱えるバサルモスを指名する人が多い。 - 03弾では☆1の緊急クエストにガルルガ教官が来てしまった為、活躍の場が削げてしまった。
- とは言え所詮は序盤モンスター。
- ちなみに、やろうと思えば全盛期のクック先生伝説を再現(?)する事が可能。
まあ、基礎スペックが低い為そこまで持ち込むのはほぼネタに近い。
何よりも金がきつい
- そして通常種が排出されなくて久しくなってやってきた狩魂02弾。何とまさかまさかの歴戦個体参戦決定。
他の歴戦個体が全て3回巨大化するモンスターばかりの中で、この選出は極めて異端である。- 更に公式サイトで詳細情報が発表された…のだが、そこには明らかに何かを間違えたクック先生がいた。
幼体の初期狩力は聞いて驚くなかれ、50である。
50と言う数値でパッと来ないハンターは温い。温すぎる。
この50と言う数値…ガルルガやレウス(及び亜種)は勿論、
古龍級生物であるラージャンやイビルジョーすらも上回るとんでもない数値なのである。
というか狩力50を超えるモンスターなんて指で数える程しかいない。
まさか本格的に全盛期のクック伝説を再現してくるとは誰が思っただろうか。
- 更に公式サイトで詳細情報が発表された…のだが、そこには明らかに何かを間違えたクック先生がいた。
- 特殊攻撃は「火炎超ばら撒き走り」。
なお、歴戦個体は亜種の「クンチュウ火炎爆破撃」を使う。またクンチュウか
余談
- 名前の由来は英語で「耳」の意味を持つイヤー(ear)と、
同じく英語で「雄鶏」の意味を持つクック(cock)を掛け合わせたもの。
火炎液を吐くという生態や中華風デザインの防具から考えると、中国語の「炎(Yán)」も掛かっているのかもしれない。- 数あるモンスターの中でも特に有名で人気が高く、
先生との愛称すら付いているイャンクックではあるが、
未だにイヤンクックと間違えられる事も結構多い。
このまま発音しても聞き手は困らないし、細かい違いなので指摘されることもないのだろうか。
ちなみに日本語音声で展開するハンター日誌シリーズでは
「イャ」の部分をかなり詰めて、ほとんど「やんくっく」と聞こえる発音で呼ばれている。
一応これが公式な発音のようだ。
- 数あるモンスターの中でも特に有名で人気が高く、
- プレイヤーからは親しまれ、悪く言えば「入門用の大したことない相手」扱いされるイャンクックだが、
世界観上ではかなり強大かつ危険な生物である。
ゲームプレイ映像で作られたストーリー作品のハンター日誌では、
「新人ハンターが挑むのはパーティーを組んでもかなり危険」という扱いで、
登場人物の一人に至ってはイャンクック狩猟中に仲間を失った過去があり、
ガレオス装備を揃えるぐらいの腕前と経験を得てなお(心理的な面もあろうが)リベンジが果たせずにいるほどだった。
そんな危険生物を新人ハンターに単騎で狩猟させるのがココット村の村長である
- 『MONSTER HUNTER 超解釈生物2』からイャンクックの赤い体色は、
食物から得られる赤い色素から摂取して保っていると考察されている。
それに対し、亜種は地域によって食物が異なるので、
ダイミョウザザミやウラガンキンなどと同じ「食性の違いによる亜種」に当てはまると推測できる。
この事例は、現実世界のフラミンゴがスピルリナという藻類から色素を得て、赤い羽色を保つ事と共通している。
また、同時に餌に含まれるβ-カロテンやカンタキサンチンを摂取して羽色を保っている。
実際、動物園で飼育されているフラミンゴには、赤い羽色を保つよう飼料に赤い色素が人工的に添加されている。
- 復刻ハンター大全に掲載された座談会において、イャンクックのデザインの経緯が説明されている。
それによるとイャンクックの初期デザインは、今より刺々しく愛嬌は感じられないものであった。
それこそイャンガルルガに近いデザインで、尻尾の形状が特に似ている。
結局現行のデザインに変更されたが、初期デザインの名残で刺々しい装備が出来上がったとのこと。
確かにガンナーの腕装備についている盾はイャンガルルガ登場以前から初期の尻尾のような形をしている。
また、イャンガルルガに関しても初期デザインが多少なりとも参考にされたようだ。
- イャンクックの成長した姿がイャンガルルガという説があるが、分類学的にはその説は真っ向から否定されている。
ただ言われてみれば、尻尾も未発達だし、顔も(比較的)かわいいし、というより全体的に雛っぽいし、
そう思うのも無理はないかもしれない。
- 強走薬を飲んで片手剣でついばみ攻撃をガードすると気持ちいい。
- MHW:Iでは本種の近縁種であるイャンガルルガが復活。
そのことから、骨格の似ている本種の復活が示唆されたが、復活は叶わなかった。
やっぱりクンチュウが良くなかったのだろうか。- ちなみに、同作においてMH無印から登場している大型モンスターは、
リオス夫妻とディアブロス、キリンのみである*5。
特にリオス種とディアブロスの組み合わせは、
無印を象徴する飛竜種の構成なので仕方ないといえば仕方ないが。
だったら尚更イャンクックを復活させた方が良かったような気もする。 - イャンガルルガは「イャンクックの巣に托卵する」という生態を有しており、
実はまだ発見に至っていないだけでこの広い新大陸のどこかに生息しているのか?とも考察されていた。
後に発売されたMHW:Iの設定資料集によれば、イャンクックは渡りによって新大陸には来たものの、
生存競争に敗れていなくなってしまったのではないか、との予想が載せられている。
また、イャンガルルガの托卵相手についてはリオレイアなど既存の飛竜種が担っている可能性もあるとのこと。
- ちなみに、同作においてMH無印から登場している大型モンスターは、
- 続くMHRiseでも今作こそはと期待されていたが、残念なことに本作でも彼の姿は拝めない。
今作でも似たような雰囲気を持つ火属性の鳥竜種はいるので、
時代に合わせて指導した弟子達を送り込んでいる……のかもしれない。
- 映画「鷹の爪GO~美しきエリエール消臭プラス~」において、まさかの銀幕デビューを果たした。
ご存知の方には説明不要であろうが、鷹の爪はFlashアニメ作品である。
よって、イャンクックは同映画で派手に暴れたりヌルヌル動くわけではなく、
MH4の一枚絵のまま動くという、見る人を爆笑の渦に叩き込むようなシュールな動きをしている。
皆そんな動きなので気にならないだろうが。
また、一枚絵はクンチュウを咥えているイラストなので、クンチュウも銀幕デビューを果たしている。
しかしそれだけで終わるということもなく、まるでゲーム画面のような、
というか、イャンクックを狩猟しているゲーム画面そのものがスクリーンに映る。
もはやシュールどころではない。
しかもこのとき、モンハンの中の人(辻本P)がイャンクックに立ち向かっている。
中の人はイャンクックを狩猟すると、MH4の宣伝をして去っていく。この映画では普通である。
また、この時はヒットエフェクトが血から激しい火花に差し替わっていた。
また、映画のロボデザインもカプコンが担当している。
- 2013年12月19日より、ニンテンドー3DSの内蔵ソフト『すれちがいMii広場』のゲームの1つ
「ピース集めの旅」に『モンスターハンター4』のパネルが登場した。そのパネルにはアイルーとプーギーといったモンハンを代表するマスコットキャラのほかに、
なんと我らがクック先生も登場する。シリーズの看板であるリオレウスや、
同作のメインモンスターであるゴア・マガラを差し置いての大抜擢であり、
ここからもクック先生のアイドル的な人気が窺い知れると言えよう。
- 2015年初頭のグリコの商品・マイルドカフェオーレとのコラボでも当然の如く抜擢。
モンスターが描かれたパッケージは6種類用意されたのだが、その顔ぶれは
リオレウス・リオレイア・ジンオウガ・ティガレックス・セルレギオスといった
古今東西の看板モンスターにイャンクック先生を加えた6種である。
- 公式や準公式ではイャンクックはマスコット、或いはアイドル的な扱いがなされることがある。
後述の「先生」ネタ関連もそうだが、イャンクックがMH4で久方振りに復活することが明かされたTGS2012において、
当日は来場者にデフォルメされたクック先生の顔がプリントされた小型のうちわを無料で配っていたほか、
ユニクロとのコラボTシャツの中にも、
このデフォルメされたイャンクックのプリントされたTシャツがラインナップされたほどである。
また、同内容が紹介された2012年10月11日発売のファミ通における「MH4のモンスター紹介」のページにて、
イャンクックに“帰ってきたみんなのアイドル”という肩書きが与えられていた。
- モンハン部で行われたMHXに登場するモンスター人気投票では、
タマミツネやジンオウガ、ナルガクルガといった人気モンスターが上位陣に犇めく中、
我らがクック先生はなんと10位にランクインしている。
10位帯が看板モンスターや古龍種などが犇めく激戦区であったことも考えると、かなり健闘したと言えるだろう。
そんな先生でも新入りには敵わなかった。- その後、20周年を記念して行われたモンスター総選挙では35位の座に着いている。
モンスターの数も増加し、上位層は当然メインモンスターやラスボスクラス、
その亜種や特殊個体などが席巻している中、真っ当な人気があることが改めて証明された形となっている。
- その後、20周年を記念して行われたモンスター総選挙では35位の座に着いている。
全盛期のイャンクック伝説
- 今でこそハンターの登竜門として親しまれているクック先生であるが、
あくまでそれは第一線から身を引き、現役を引退した今現在の話である。
ある話によると、クック先生にはかつて全盛期と呼ばれた時代が存在し、
文句無しの最強モンスターとしてMH世界のトップに君臨していたという。
その現役時代における凄まじい戦跡は、まさに伝説と呼ぶに相応しいものであった。
- 長い時が経ち多くの伝説は風化してしまったが、
未だ語り継がれているものもごく少数ながら存在している。
以下の伝説は、数あるそれの中のほんの一部である。- 5分針3死させるのは当たり前、0分針3死も
- スタート地点に陣取って火球を連発
- イャンクック先生にとってグラビームは火球の撃ち損ない
- 固まっていたハンターたちをまとめて突進でひき殺すのも日常茶飯事
- 全部位破壊完了、足を引きずって逃げ帰った森丘5番で3死を達成
- 足踏みだけでも余裕で1死
- 3死でも納得いかなければクエストリタイア扱いにさせてきた
- 一回の尻尾回転でハンターが3人死ぬ
- 突進→吹っ飛んだ先にまた突進が特技
- 決戦場に飛んでくるだけでミラバルカンが泣いて謝った、心臓発作を起こすアカムトルムも
- あまりに強すぎるから下位種でもG級扱い・そのG級装備でも3死
- ハンターを一睨みしただけでピヨらせる
- 他のモンスターと戦っているときでもしゃしゃり出てきて2死させる
- 突進も火球も使わずに、いななきだけで全滅させたことも
- 自分の火球を自分で喰らって突進で投げ返す
- ワールドツアーで30分なんてザラ、50分飛び続けることも
- スタート地点に運ばれたら先生がいた
- 高台に避難していても余裕でホーミング火球
- 突進キャッチしようとしたリオレウスと、それを受け止めようとしたリオレイア、
ティガレックス、ナルガクルガともどもまとめて吹き飛ばした - ハンターたちの愚痴に流暢な人語で反論しながら突進
- 怒りモーションをしただけで5人くらい死んだ
- 風圧で隣のエリアまで吹っ飛ばされることは有名
- 古龍が絶滅に瀕したきっかけは先生を怒らせたから
- 森丘9番の水飲み場から広場にいるハンターたちを火球で処理していた
- ミラルーツの雷を食らっても平然としていた
- 自分の火球に飛び乗ってドンドルマまで行くというファンサービス
- また、以下のような御伽噺も。
- 怪鳥伝説
- 数多の飛竜を駆遂せし時 伝説はよみがえらん
数多の肉を裂き 骨を砕き 血を啜った時
彼の者はあらわれん
土を焼く者
鉄【くろがね】を溶かす者
水を煮立たす者
風を起こす者
木を薙ぐ者
炎を生み出す者
その者の名は イャンクック
その者の名は 宿命の戦い
その者の名は 避けられぬ死
喉あらば叫べ
耳あらば聞け
心あらば祈れ
イャンクック
天と地とを覆い尽くす 彼の者の名を
天と地とを覆い尽くす 彼の者の名を
彼の者の名を
- この他にも、モンスターが主役の二次創作などでは、
無双を誇る最強の竜だったが現在は隠居をしているだとか、
人望(竜望?)に溢れるモンスター達のまとめ役だったりと、
全盛期の先生を意識したかのような設定がチラホラ見受けられる。
- 勿論、上記の伝説はネタである。コピペの改変だし
しかしこのネタは、イャンクックが多くのプレイヤー達に好かれ親しまれているということ、
また、戦い方を教えてくれる先生として、初めての強敵として認められていることの象徴でもある。
実際、防具を揃えるのもままならない初心者ハンターにとっては、
全盛期もかくやという大敵に感じられることは間違いないだろう。
- しかし、上記でも挙げたMHFの変種特異個体や、
MH4(G)の最上位級ギルドクエストでは上述のうち幾つかがネタではすまない事になっている。- 後者についてはギルドクエストの超強化により、本当に同ランクのアカムや黒龍一族より強くなってしまう。
冗談抜きで古龍種も真っ青な実力の持ち主と言っても過言ではない。
- また、最近ではダイヤモンドより硬いクンチュウを消化する能力を持っている事が
明らかになった。最早クック先生の最強伝説は誰にも消し去れないのだろうか……。
- 実際の所はドスランポスと等格の扱いで未知の樹海の初心者向けの接待役に回された先生ではあるが、
そうは言っても歴々の功績を誇る偉大なるイャンクック大先生に御足労を頂いたと言う事で
上述した通り『4』ではパッケージの裏を飾る一役に大抜擢されていたりもする。
しかも、大抜きの一枚絵で画像の半分を占めると言う厚待遇っぷり
(同ポジションには『4G』ではオオナズチ、『XX』に至っては鏖魔ディアブロスがいる)。
まぁパッケージモンスターの裏を誰が飾るかについては、作中の役割の都合や人気などが絡むため、
それ自体が特筆して伝説となる話では無いのだが『4』のイャンクック先生の場合は事情が大きく違う。
先生は事実上、メインクエストがほぼ存在しないにもかかわらずパッケージモンスターを飾るという
前代未聞にして前人未到、なおかつ、唯一無二の異例の成果を果たした。- 厳密には、旅団クエストにて一度だけ臨時のメインクエストとして相対する事になる。
なお、この一度だけの臨時のメインクエスト(探索クエスト)はキークエストでもあり、
達成するとクエストが再登場する事は無い。
『4(G)』時代のクック先生の古龍すら凌ぐ歴代シリーズ最強を誇る超伝説については前述の通り。
- 厳密には、旅団クエストにて一度だけ臨時のメインクエストとして相対する事になる。
- 後者についてはギルドクエストの超強化により、本当に同ランクのアカムや黒龍一族より強くなってしまう。
素材
- 怪鳥の鱗
- イャンクックの身体を覆う桃色の鱗。
耐火性に優れており、素材として加工する事で火属性を持つ武器や火に耐性を持つ防具となる。
頻繁に生え変わるのか、大型モンスターの素材の中では珍しく、フィールド上で採取する事が出来る。
餌場としているハチの巣やモンスターのフンを拾える場所の下辺りを探していると割と簡単に見つかる。
飛行中にも剥がれ落ちるのか、イャンクックの縄張り以外でも見つかる事がある。
鱗だけで装備を作る事は流石に無理だが、
売却単価が高いので新米ハンターにとっては重要な資金源になる。
上質なものは「上鱗」、さらに分厚い特上の鱗は「厚鱗」と呼ばれる。
なお、亜種の鱗は染料としての需要もあるらしい。
MHXの獰猛化個体からは通常よりも黒ずんだ、より強度の高い鱗が入手できる事が確認された。
これは「獰猛化怪鳥鱗」と呼ばれ、通常とは別の用途に利用される。
MHFのG級個体からは「優鱗」という力強さと優雅さを兼ね備えた鱗が得られる。
- 怪鳥の甲殻
- イャンクックの体を覆う甲殻。鱗が密集してできたもので、やはり耐火性に優れる。
より上質なものは「堅殻」、最上質なものは「重殻」と呼ばれる。
なお通常種と亜種のものはそれぞれ別物として扱われる。
MHFのG級原種個体の甲殻は素材としての用途が確立されていない。
- 火炎袋
- イャンクックの武器である火炎液を生成するための内臓器官。
中には爆発性の液体…ではなく粉塵が詰まっているらしい。
素材として扱うなら細心の注意が必要。
強力な個体からはより良質な器官が入手できるが、質が良ければ良いほど爆発力や危険性も高まる。
- 怪鳥の耳
- イャンクックの最大の特徴である扇状に開く耳。
伸縮性と耐火性に優れており、防具の下地やボウガンの逆火を防ぐパーツに使われる事が多い。
大きさ、質感ともに通常のものとは一味違う伸縮自在のものは「怪鳥の地獄耳」、
十分な肉厚があり、至福の触感を持った最上級素材は「怪鳥の福耳」と称される。
MHFのG級原種からは「怪鳥の妖耳」という希少価値の高い素材を極稀に得られる。
- 巨大なクチバシ
- 人間の頭が丸ごと入るほど大きいイャンクックのしゃくれた嘴。
餌となる虫をスコップのように土ごと掬いあげ、虫だけを器用に選んで捕食する。
外敵に対してはこの嘴を武器にして殴りつけるように啄ばむ。
大きさも形も良い上質なものはその見た目から「立派なクチバシ」と呼ばれ、高額で取引されている。- 因みに、巨大なクチバシはかつて天上天下無双刀の一発生産に必要な素材の一つでもあった。
これぞ本当の全盛期のイャンクック伝説 - また、初期の作品では、特定のクエストに出現する極小個体を狩猟することで、
「小さなクチバシ」という素材を入手することができた。
手ごろな大きさと、妙に心地よいスベスベ感が人気であり、抱かずにはいられなくなる。
- 因みに、巨大なクチバシはかつて天上天下無双刀の一発生産に必要な素材の一つでもあった。
- MHFの特異個体からは運ぶだけで一苦労な重量を持つ「逞しいクチバシ」、
猛々しい鳴き声が今にも聞こえてきそうな「猛々しいクチバシ」、
別名を幸運のクチバシという「神々しいクチバシ」という素材を稀に剥ぎ取れる。
また、G級個体からは叩くと不穏な音がなるという「禍禍しいクチバシ」が入手できる。
- 怪鳥の翼膜
- イャンクックの翼に張られた皮膜。繋ぎの素材としてよく使われている。
仮にもモンスターの素材であるため、繋ぎとしては一般的な獣の素材とは比べ物にならないほど頑丈。
丈夫さ、伸縮性、そして耐火性に優れた上質なものは「怪鳥の剛翼」と呼ばれる。
MHXXでは「怪鳥の厚翼膜」というG級素材が入手できる。- 因みにこの剛翼、イャンクックの中でも相当な強個体(G級)からしか入手できないのだが、
MHP2Gでは何故かレア度は4となっていた。
MH4Gでは他のG級素材と同様レア度8に設定されている為、恐らくミスであった可能性が高い。
- 因みにこの剛翼、イャンクックの中でも相当な強個体(G級)からしか入手できないのだが、
- 滑らかな椎骨
- MHFの特定のクエストでのみ入手可能なイャンクックの珍しい骨。
重量が感じられないほどの驚きの軽さで、装飾品や軽装備の生産素材として使えそうとのことだが、
現時点では「ククボシリーズ」の専用素材となっている。- 椎骨(ついこつ)とは脊柱(俗に言う背骨)を構成している骨一つ一つの事。
頭に近い順に頚椎、胸椎、腰椎、仙椎、尾椎(尾骨・仙骨)に区分けされる。
因みに人間の椎骨の数は33個。
- 椎骨(ついこつ)とは脊柱(俗に言う背骨)を構成している骨一つ一つの事。
- 怪鳥の優骨
- MHFのG級個体から入手できる、力強さと優雅さを兼ね備えた骨。
なお亜種G級個体の骨は素材としての用途が確立されていない。
- 怪鳥のナンコツ
- イャンクックの軟骨。
食用になるらしく、コリコリ食感がたまらないようだ。
トレジャーハンタークエストで手に入ることがある。
- 怪鳥のスナズリ
- イャンクックの内臓の一つでトレジャーアイテム。
クセのある味がやみつきになるらしい。- ちなみに、現実世界では砂ずりは砂礫を溜める器官で、
食べたものを砂礫によって咀嚼し、すりつぶして消化しやすくする。
実際に食用にもされている。
焼き鳥屋で砂肝という名前で売られているやつの正体はこれである。
- ちなみに、現実世界では砂ずりは砂礫を溜める器官で、
- 怪鳥のカワ
- イャンクックの皮。
焼き鳥にされるらしく、串焼きは酒屋の一番人気メニュー。
トレジャーアイテムであり、武具の素材としての皮は価値が見出されていないようだ。
- 怪鳥の秘玉
- イャンクックの体内に稀に生成されるという至高の玉。
トレジャーハンタークエストにて稀に入手できる。
- クックファー
- 繁殖期に入った雌のイャンクックの腹部に生えるという羽毛。
これで卵を包んで温め、誕生を促す。
非常に肌触りが良く、これで編まれた衣料品は高級品として取引されるが、
その価値を知る密猟者に狙われる原因にもなっている。
このため、ハンターズギルドでは繁殖期のイャンクックの狩猟には制限を設けている。- 現時点では素材やアイテムとしてゲーム中では登場しておらず、設定のみの存在である。
また、この設定を考えると、ヒプノックだけでなく「イャンクック繁殖期」というモンスターの
狩猟クエストがあってもいいのではないかとも思うが、残念ながら現在のところそのような企画は無い。
- 現時点では素材やアイテムとしてゲーム中では登場しておらず、設定のみの存在である。
関連項目
モンスター/イャンクック亜種
モンスター/イャンガルルガ - イャンクックの分類学上の亜種。
モンスター/クンチュウ - イャンクックの好物。
モンスター/クルペッコ - 3シリーズにおける先生ポジション。同じモーションの攻撃が多い。
武器/クック武器 - イャンクックの素材を用いた各武器へのリンクあり。
防具/クックシリーズ
クエスト/ハンター日誌 怪鳥の回 - 先生が無限に出る
クエスト/幻の怪鳥
クエスト/OP・イャンクックを追え!
登場人物/ちびクック - アイルー村シリーズにNPCとして登場する小さなイャンクック。
モンハン用語/先生 - イャンクックの愛称「クック先生」についても解説