Kotovsky

Last-modified: 2024-03-10 (日) 17:05:00

コトフスキー級巡洋艦 コトフスキー

Screenshot_20210708-213114_Warships Blitz.jpg

変更点

ver.4.4でHPが19152から19712に増加。
ver.6.0で主砲装填時間が8秒から7.5秒に短縮、主砲砲弾散布界が4%減少。

性能諸元

編集時 ver.4.4

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

Tier5
生存性継戦能力19152
抗堪性・防郭防御7.50%
・火災浸水耐性10%
・装甲6%
・対水雷防御6%
主砲射程10.62km
機動性最大速力34.59ノット[kt]
最大出力への到着時間14.71秒
転舵速度6.50度/秒
転舵所要時間7.20秒
隠蔽性8.10km



・派生艦船

派生元Svietlana
派生先Budyonny



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数最大ダメージ(火災率)(防郭率)装填時間砲塔旋回速度
152mm L/52 B-31, 4基×2門HE弾 437(5%)
AP弾 526(150%)
7.5秒8度/秒


魚雷口径,搭載基数×門数(片舷指向門数)射程雷速最大ダメージ装填時間浸水率魚雷管旋回速度
533mm Triple 39-U, 2基×3門(3門)4.50km66.69kt336038.40秒12%20度/秒


対空砲種類平均ダメージ射程
大口径
小口径
74
31
3.60km
1.50km



・艦艇スキル

種類効果持続時間クールタイム使用可能回数
対空警戒Ⅰ大口径対空砲ダメージ+75%、小口径対空砲ダメージ+75%20秒間75秒2回

ゲーム内説明

コトフスキーはソ連の最初期の軽巡洋艦の計画案のひとつで、152mm砲を搭載していた。スヴェトラーナ級軽巡洋艦に比べて速力、射撃管制システム、主砲配置、対空兵装が優れていた。

解説

2021年7月8日のアップデートver.4.3でキーロフと置き換えられる形で実装された巡洋艦。なお。キーロフはプレミアム艦艇となった。

・主砲
152mm砲を連装で4基8門搭載。前級の130mm砲よりも口径が大きくなった。また砲も単装砲から連装砲となり、砲室では無く本物の砲塔に収められるようになった。砲配置も変更され、前級の舷側配置から近代的な中央線上配置となったことで、全ての主砲を片舷側に指向する事が可能となった。この砲はソ連らしい長射程を受け継いでおり、他国の152mm砲と比較してもトップクラスの射程距離を持っている(ティア6巡洋艦の射程と比較しても遜色ない)。しかし欠点もあり、砲弾の性能が低く主砲旋回がやや遅いという点が挙げられる。AP弾ダメージは独・仏の巡洋艦に劣り英巡よりはマシといった程度。HE弾ダメージは米巡以下でかろうじて独巡よりは上となっている。発火率は5%と平均よりやや劣る程度だが、いずれの砲弾を選択した場合でも単発の低さからDPMは低くなってしまいがちである。目標とする艦種に応じて適切な弾種切り替えが必要となっている。

・魚雷
533mm3連装魚雷を片舷に1基づつ、両舷あわせて2基搭載。ダメージは相応だが、射程が4.5kmしかないので敵艦とすれ違い時に相打ち覚悟で使用しないと命中は見込めない。装填速度が40秒以下と短いため牽制魚雷としてばら撒きたいところだが、露巡は迂闊に側面を晒すのは厳禁なため実質的な使用機会は少ないだろう。しかし、敵駆逐が肉薄してきた際には掛け声(Урааааа)と共に使用すると何とかなるかも知れない(命中するとは言っていない)。

・対空
相対的には優秀。素の値が大口径寄り、かつ対空警戒も使えるため、オマハに次ぐ対空能力がある。とは言え、空母の攻撃を阻止するには至らないため、減速と転舵で回避しよう。

・装甲
装甲6%は前級から全く変わって居ない。本艦の装甲は駆逐艦からの砲撃を耐える事ができる程度である。間違っても巡洋艦のAP弾を側面に受けて無事だと思わない方が良い。防郭防御、火災浸水耐性、対水雷防御も軽巡洋艦相当でしかなく、被弾や被雷は極力避ける必要がある。

・機動性
最高速度は素で35ノット近くあるので、かなり速い(前級から速度が大幅に伸び、並の駆逐程度になっている)。しかし、露巡のお約束で加速は鈍く、舵も効かないので速度に任せて突っ込むと回頭も後退もできずに即港に還ることになり易い。この「優秀な速力・劣悪な加速・旋回性」の組み合わせは本艦以降のソ連巡の特徴になるので今のうちに把握しておきたい。

・隠蔽性
素の隠蔽距離8.10kmはよろしくない。序盤の探り合いで突出すると敵艦隊の一斉射撃を浴びてしまう可能性があるので常に退路を意識して前進しよう。

・生存性
HPは19000台とティア相当の体力を備えている。しかしイタリア巡洋艦譲りの防御力の無さにソ連巡洋艦のバイタルの大きさ、舵の効きにくさがミックスされており…側面を晒すとHPが真夏のかき氷よりも容易に消失するという特徴を持っている。中距離ですらこうなのだから、近距離で敵前回頭などしようものならバイタル貫通が発生して即港に還る事になるだろう。このため、そもそも敵の近くで慌てる事が無いよう、射程の長さを活かして遠距離で戦えるように心がけよう。日巡だけでなく、これ以降のソ連巡においても「距離はお友達」はお約束である。

・消耗品
予備整備、改良エンジン、高級食糧

・装備
・スロット1 エリート特性で近代化改修を選ばないなら主砲旋回でいいだろう(そもそも他に選ぶものがない)。
・スロット2 舵か加速
・スロット3 舵

・エリート特性
・巡洋艦近代化改修 HP+2%、対空火力+5%、主砲旋回速度+7% 
・新型砲撃照準器 主砲射程+4% ←射程が11.04kmになる
・功績 EXPアップ+10%

・総論
前級の「速度に優れ主砲の回転が良い巡洋艦」というコンセプトはそのままに、主砲の口径を拡大して更なる火力の増強を図った艦と言える。スマートな船体にイタリア譲りのコンパクトな連装砲塔を搭載するという試みは一定の成功を収めており、実際に扱ってみると射角の良さを活かしたS字機動による防御姿勢と射撃姿勢のスイッチのし易さ、遠距離で艦を立てて居れば戦艦砲は本艦を挟夾して中々当たらない、といった特徴を垣間見る事が可能である。しかし、ロシア的な視点ではこれらの良い点よりも想定したほどの火力の向上が見られなかった事の方が問題であったようで、次級では連装砲を4基8門という構成から3連装砲3基9門という構成に改めている。本艦においてはロシア海軍が直面した火力不足をプレーヤーのスキルや位置取り等で如何に補うか、という観点で操船してみると色々得るものが有るのではなかろうか。

戦闘名誉賞

レベル123
報酬艦艇exp2500
シルバー50k
艦艇exp2500
シルバー50k
艦艇exp2500
シルバー50k
ミッション内容10戦プレイ10回勝利50万ダメージ

史実

キーロフ級(ロシア革命後に初めて建造された巡洋艦であり、イタリア海軍の技術を取り入れて近代的な設計となった)の開発初期における「原設計(ライモンド・モンテクッコリ級)と同じく152mm連装砲を搭載」という構想を具現化したものと思われる。

小ネタ

艦名の由来

 艦名の由来は恐らくグリゴリー・コトフスキー。特異な経緯を持ちつつもソ連の英雄に登りつめた人物である。
 伝記によれば彼は1881年にモルドバでポーランド人の父とロシア人の母の間に生まれた。16歳で両親を早くに失った彼は地元の有力者に引き取られ、生活費や教育費も出してもらっていたが、彼はその生活を嫌って冒険家として活動を開始。ところが、この頃から彼は定期的に軽犯罪で逮捕されるようになる…日露戦争が始まって徴兵されると脱走し、その後は本当に周囲にゴロツキを集め、革命の混乱に乗じてオデッサ周辺での略奪に励むことになる。何度も逮捕されて死刑判決を受けた事もあったが、混乱のせいで執行が遅れている間に2月革命の恩赦があり無事放免。獄中で親しくなった革命家の伝手で兵士になったがオデッサがルーマニア軍の手に落ちるとロシアに逃亡、混乱に乗じて昇進を重ね内戦の最終段階には騎兵のグループを率いるようになった。その後はソビエト政府に属する形で農民蜂起やウクライナ蜂起を鎮圧、この功績によりボルシェビキの指導者達と知り合い、その経歴の不透明さにも関わらず英雄となった。しかし彼の英雄としての経歴は長くは続かなかった…1925年8月に黒海沿岸で休暇を楽しんでいる間に銃で撃たれて死亡。銃撃した犯人は彼の古巣であるオデッサの暗黒街のメンバーだった。

白い帯状のもの

 本艦の艦橋周辺においては何やら白い帯状のものを確認できる。よく見ると手摺り部分をぐるりと覆っている様だが、これは何であろうか…答えは「マントレット」と呼ばれる小口径の銃弾や爆発の破片から乗員を守るための防御用の装備である。なお、他国海軍においても戦闘前に艦橋周辺の金属が露出した面には固く巻いたハンモック等を固定して簡易的な破片防御とすることは良く行われていた。しかしハンモック等では火災が発生した際にかえって被害が広がる可能性があったり、そもそも大した防御効果は見込めないという事でソ連においては専用のマントレットを用意する事が多かった。しかし榴弾威力の上昇や火砲の大口径化が進むとそもそもマントレット如きでは十分な防御を期待する事はできなくなり、第1次世界大戦が終わった頃にはこの装備そのものが時代遅れとなってしまった。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 総論を追加 -- 2021-07-22 (木) 10:22:31
  • 小ネタを追加 -- 2021-09-14 (火) 21:29:01
  • 魚雷の片舷指向数に誤りがあったので修正 -- 2021-10-29 (金) 19:51:52

コメント欄

  • 榴弾で戦艦に甲板でBBQさせて、接近→魚雷(必ず当てる)ペチペチ。撃沈っていう手順がいいと思う。 -- 2021-08-27 (金) 10:32:43
  • ヘイト高すぎる。小口径で雑魚。同格の巡洋艦に苦戦は当たり前。射角悪い。苦行艦 -- 2021-08-28 (土) 09:11:49
  • KO☆TO☆BU☆KI☆YA -- 2021-09-15 (水) 00:52:50
  • ソ連のtierⅤ、キーロフに戻して -- 2021-10-09 (土) 04:52:54
    • 本家に準じているからキーロフはバンドル販売すると予想。キーロフはヒストリカル迷彩が実装されたからまず戻らない。 -- 2021-10-09 (土) 17:25:12
  • Tier5の粗大ゴミ、産業廃棄物、鉄屑。 -- 2021-11-08 (月) 22:46:36
  • ボロクソに叩かれてるけど、割と戦えなくもないと思う。敵駆逐をしっかり掃除する、集中砲火受けるようならすぐに岩陰や外周を利用して退避するなど、巡洋艦の基本を徹底すれば5万ダメ量産出来るし割と勝てる。 -- 2022-02-19 (土) 16:43:29
    • ただし外周はあくまで岩がその場にない場合の最終手段。防御姿勢を取り、被弾を減らすことを優先するべきかな -- 枝主? 2022-02-19 (土) 16:48:06
      • わかるので良いんですけど、多分木主です。 -- 2022-02-19 (土) 17:03:21
  • 味方にこれ来たら負け確 雑魚 -- 2022-03-05 (土) 21:33:43
  • 艦橋すぐたおれそう。 -- 2022-05-21 (土) 12:25:35
  • 主砲精度よくない? -- 2022-05-25 (水) 11:52:30
    • まあ腐ってもソ連巡洋艦だし。 -- 2022-05-25 (水) 15:10:03
  • 任務箱でこいつ引いて使ってみたらまさかの初戦クラーケンで草(勿論対人戦) -- 2022-05-25 (水) 17:35:14
    • つまり、コトフスキーは強いの? -- 2022-05-25 (水) 18:16:44
      • 10回くらい乗ったけどTier5巡洋艦としては普通。キーロフと比べる人が多いので評価が低いが、実際はそこまで悪くはない。物足りなさは感じるが。 -- 2022-05-25 (水) 19:25:16
    • 分からん。一戦しかやってないし。 -- 2022-05-25 (水) 18:21:10
      • 控えめに言ってゴミ、初心者じゃあ扱えんし駆逐並の紙装甲だしねぇ。しかも格上のドイツ駆逐、ソ連駆逐、フランス駆逐艦なんかにバスバス抜かれるし、、、、、、、、まあ、うまく扱えれば強いんだけどねえ、、、、、 -- 2022-06-23 (木) 17:32:51
  • バフ貰ってかな~り使いやすくなった -- 2022-12-30 (金) 11:06:00
  • こいつのAP弾でケーニヒスベルクのバイタルをバスバス抜けたことがありますね。 -- 2023-02-08 (水) 17:25:27
  • ぼくはキーロフ持ってないからよくわからない。 -- 2023-02-08 (水) 17:26:54
  • 吹雪にAP弾かれたんだが、巡洋艦の砲が駆逐に弾かれるなんてことあるのか? -- 2023-10-10 (火) 00:22:52
    • 俺は暁に天城のAPを弾かれたことがあるから、軽巡APくらいなら全然有り得ると思う -- 2023-10-10 (火) 08:44:56
  • こいつで引き撃ちして戦艦BBQするのたのちい -- 2024-03-10 (日) 17:05:00

過去ログ

過去ログ一覧