Tier 2 ドイツ 自走砲
スペック
車体
HP | 90 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 22/14/14 |
最高速度(km/h) | 50 |
重量/最大積載量(t) | 6,45/6,5 |
本体価格(シルバー) | 3,500 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
G.Pz. Mk. VI (e) | Rolls-Royce I-6 | 10.5 cm leFH 16 L/22 | Light Tank Mk. VIB | G.Pz. Mk. VI (e) | 90 | 265 | |||||||
66 | HE HEAT | 53 104 | 410 350 | 15 | 128 10G | 3.16 6.50 0.83 | 16 | --/--/-- | 12 | 320 | |||
Gerät 803B | Meadows ESTL | 10.5 cm leFH 16 L/22 | G.Pz. Mk. VI (e) | G.Pz.Mk. VI (e) | 90 | 310 | |||||||
88 | HE HEAT | 53 104 | 410 350 | 15 | 128 10G | 3.16 6.50 0.83 | 18 | --/--/-- | 12 | 320 |
外観
解説
- 火力
本車両以外全てのTier2自走砲が75mmクラスの砲を持つ中、唯一105mmクラスの大口径砲を持つ。
これはWespeの初期砲と同一のものであり、同格の中では群を抜く単発火力を誇る。
しかし、この火力はマッチングに比してオーバースペックであり、威力と引き換えに同格の砲よりもリロード時間が3倍近くかかり、照準時間は1~2秒近く長く、更に射界が左右5度と狭い上にレティクルが拡散しやすい、と散々。
加えて射程が長いのもあって弾道が低い為、障害物に泣かされる事も多い。
低Tier帯ゆえに敵が小柄、機敏、低耐久な事がほとんどで、照準している間に戦況が変化してしまう事が多々ある。
直撃すればマッチングするTier1~3の全ての敵をほぼ確実に一撃で撃破出来るが、照準時間の長さとレティクルの大きさなどから命中率は低い。
- 装甲
自走砲の常、装甲は有って無いようなもの。
極力被弾を避けたい。
- 機動性
Tier2自走砲としては速いほうだが、出力重量比の優秀な米英自走砲に比べて走り出しの機敏性は大きく劣る。
一度スピードに乗ってしまえば速いため、砲撃のための陣地転換や突破してきた軽戦車からの逃亡、負け戦の悪足掻きなどある程度活用できる。
- 無線
このゲームで無線機の通信範囲を意識することは滅多にないのだが、この車両に限っては味方との通信範囲外になることを意識することがよくある。
自分も味方も通信範囲が狭いため、600m程度離れるとミニマップに映らなくなってしまうのだ。
それに対して射程距離は840mもあり、射程内なのに通信範囲外のために発見情報が伝わらないことが多い。
特にマリノフカとプロクホロフカで進撃した味方が見えなくなることがよくあるので注意したい。
味方がまだ生きているはずなのにミニマップに映らなくなったら、自分も前進して味方の索敵にきちんと応えよう。
- 総論
現状、このTierの自走砲でこれだけはお薦めできない。
ゲーム中に砲弾を敵戦車に命中させられることはほとんど無い、ハッキリ言うと苦行である。
いきなりではあるがフリー経験値投入も考慮しよう。
WespeやBisonに乗りたいというわけでもないのならば、駆逐戦車ルートからTier4を開発することが良い。
また、味方の配置や敵の進行方向から、敵の進路や発見位置を予測しあらかじめ照準を絞っておくことで、発見した敵に即座に撃ちこむ置き照準を習得すれば、大きく成績は伸びるだろう。
前述の無線範囲も意識して、あまり多くはない射撃機会を最大限に活かそう。
なお上述のカウンター、置き照準、味方との距離を意識など、それらを習得した自走砲乗りはもう初心者を卒業できているといえる。これが初心者にお勧めできないと言われる所以である。
史実
1930年後半、イギリスのヴィッカース・アームストロング社(1927年にヴィッカーズ社とアームストロング・ホイットワース社が合併)によって生産されたイギリスMk.VI軽戦車がベースとなっている。
1940年5月24日~6月4日の間に起こったフランス・ダンケルクの戦い。史上最大の撤退作戦として有名な戦いである。その時に無傷で残ったMk.VI軽戦車をドイツ軍が鹵獲。その内の6両に10.5cm-leFH 16榴弾砲とMG34機関銃が取付られた。
しかしSPGとしては積極的に使用されず、ベルギーで訓練車として戦闘には参加していなかったが、1941年9月8日に始まったレニングラード包囲戦で第227砲兵連隊に配備され、少なくとも1942年まではその存在は確認されている。
ドイツ語での名称は10.5cm Selbstfahrlafette auf Gesch?tzpanzer Mk.VI(englisch)