T32

Last-modified: 2023-12-22 (金) 04:01:47

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Tier 8 アメリカ 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP1,400
車体装甲厚(mm)127/76/51
最高速度(km/h)35
重量/最大積載量(t)54.41/54.83
本体価格(シルバー)2,610,000

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
初期状態Ford GAZ90 mm Gun T15E2T84E1AT99E21,400395
720AP
APCR
HE
190
268
45
240
240
320
54255
11G
255
9.23
1.90
0.36
20114/76/7626380
105 mm Gun T5E1開発時Continental AV-1790-3105 mm Gun T5E1T84E3AT1191,550745
800AP
APCR
HE
218
265
53
320
320
420
431,000
12G
680
6.32
2.1
0.37
25298/197/15225400

解説

  • 概要
    Tier8アメリカ重戦車
     
    M4A3E2 Sherman Jumboの影響を受けた重装甲型のM26E5 Pershing Jumboと火力強化型のT26E4 Super Pershingの良いとこ取りを目指した計画の中で開発された試作車両。
    そのため厳密にはT29の後継ではない。
    車体を延長して重戦車化された経緯から、正面から見ると中戦車のM26 Pershingとよく似た印象となっている。
    全体的にはT29の不満点を改善したバランスの良い車両であり、いまいち押しが弱いものの非常に扱いやすいHTと言えるだろう。
     
  • 火力
    • 90 mm Gun T15E2
      初期砲であり最終砲候補にもなる史実砲。
      APCR貫通は258mmとT29から引き継いだ105mm砲より高く、正面から格上重戦車の弱点を突く状況ではこちらの方が優れている。
      また精度や砲塔旋回時のレティクル拡散、DPMも強化される為、クレジットの激しい消費を許容出来るのなら手数型として有効である。
    • 105 mm Gun T5E1
      引き継ぎ砲かつ最終砲候補。
      T29と同じ砲で、微々たる性能の向上こそあれど再び使用する事になる。
      繰り上がったTierでの105mm砲の威力やDPMは平均的な部類であるが、AP貫通力はTier8重戦車でもかなり低く、一部の同格中戦車にも劣る。
      APCRも格上HTに正面から対抗するには若干不安が残る。基本的に金弾を多めに積み、貫通可能な部位を見極めて運用で補っていこう。
      また砲塔旋回時のレティクル拡散は良好だが、同格の105mm砲では精度はかなり悪い部類であり、弱点狙撃をするには少々辛いものがある。
       
  • 装甲
    小さくなり、大きく目立った弱点もなく、車体前面も堅実に強化され、前身のT29から安定感が増している。
     
    • 砲塔
      M26 Pershing並に砲塔が小型化されており、重戦車ながら被弾面積はかなり小さくなっている。
      初期砲塔はM26 Pershingの初期砲塔より多少マシな装甲しかなく非常に頼りない。
      改良砲塔と似たような外見であるが、防楯が角張った形状か否かだけですぐ分かってしまう為、早急に改良砲塔に交換したい。
      最大の特徴はゲーム内最厚クラスの装甲を誇る改良砲塔だ。
      正面装甲は最低でもおよそ300mmにも達し、400mm以上を優に越える箇所も珍しくない。側面も200mm近い数値を有するので砲塔にほぼ隙は無い。
      キューポラも傾斜の関係で実装甲厚は250mm越えとなる。
      現時点では貫通300mm越えの砲弾だけが防楯中央の真正面から貫通できる可能性を持っており、ハルダウンで砲塔だけ出されるとTier10戦車ですら攻めあぐねる要塞と化す。
      そういった状況に陥った場合、自走砲の支援を請うか、段差の付いた天板傾斜部分は実厚125mm程度しかない為、ハルダウン角度が甘い時に見えた場合に撃ち込む、もしくは強引に車体を撃てる位置まで詰め寄るしかない。
      最悪の場合、榴弾で天板付近に撃ち込む事でしかダメージが通らない事態に陥るが、好き放題に撃たせるくらいならさっさとその場を放棄して勝負する土俵を選び直すべきである。
    • 車体
      正面上部は傾斜込みで約190mm程度。
      その為、貫通175mm程度の相手なら安定した防御力を持つ。
      また機銃口より上の部分は急傾斜となっており跳弾させやすい。
      機銃口は150mm程度、車体下部は水平からの場合165mm程度の防御力となっている。
      車体装甲は強化されたが、金弾や貫通に優れる砲には耐えられないため可能なら敵に車体を見せないに越した事は無い。
      豚飯もできることはできる

      車体側面装甲はT29(及びT34)では側面後方1/3が51mm装甲になっていたが、T32では側面一律76mmのスペック通りに強化されている。
      T32では二倍ルールの標準化による強制跳弾が可能になり、昼飯や豚飯も戦術として視野に入るようになった。
      砲撃姿勢を維持した豚飯では75°角度を取るのは難しいが、砲を隠して側面後方を覗かせ無駄撃ちを誘う事は出来る。
      相手へ前進しながら車体を僅かに捻って敵弾を側面に流したり、T29では出来なかった防御法は多い。
      側面強制跳弾を維持した緩い昼飯の角度でも正面上部は200mm程度、正面下部は175mm程度まで強化できる。
      側面が薄いからと正面へ向けたままでは相手にとってこれほど楽なマトはない。
      過信は出来ないがTier8HTの中でも決して低い前面装甲ではないので、相手に簡単に抜かせないように角度を工夫して活用しよう。

       
  • 機動性
    T29から後退速度が2km/h上がっており、退避が若干スムーズになっている。
    中戦車が原型なだけあって米国重戦車の中では比較的軽量であり、エンジンこそ共通なもののT29から軽量化された事で機動力は向上している。
    ただし、初期履帯は機動性が低く、初期砲塔の脆さや繰り上がったTierもありなかなか苦しい滑り出しとなる。
     
  • 総論
    火力面はほぼ据え置きながら、重装甲化しつつも陣地転換に困らない程度の機動力とTier8HT最高の400m視界を有している。
    前半はハルダウンでしぶとく耐えて、後半は機動力を活かして相手の側背面に回りこんだりと臨機応変な戦いをしよう。
    戦線に必要な箇所に駆け込める便利屋的な運用が似合う。
     

史実

T32は、1945年2月8日に試作重装甲歩兵協同戦車として、試作車4両がT32の名称でクライスラー社に発注されて、T26E5の車体をベースに改造することになりました。
T26E5の車体を延長し、装甲厚は車体前面95~127mm、側面76mm、砲塔も前面298mm、側面152~197mm、後面152mm、防楯298mmとなり、転輪を1組追加しています。
兵装は主砲が70口径90mm戦車砲T15E2で、左に7.62mm同軸機銃M1919A4を備えていました、他の副武装は12.7mm対空機銃が1挺と、車体機銃M1919A4が1挺装備されていました。
エンジンはフォード製GAC液冷12気筒V型ガソリンエンジン650馬力で、変速機はEX-120クロスドライブ式を使用していて、最大時速35.4km/h、航続距離120kmを戦闘重量54.4tながら発揮しました。試作車は4両が製作されました。
これをさらに、4両試作されたうちの2両が、車体前面を圧延鋼板の溶接式に換え、ボールマウント式機銃を廃止し、旋回式ハッチを備えたものがT32E1で、履帯はM26と同じものにエンドコネクターを付けて幅広にしたT80E3が使用されていました。
1946年春までに、E3までの4種類のプロトタイプが性能試験に入りましたが、テストをしているうちに第2次大戦が終わり、制式化されることはありませんでした。
それでも、一応、性能試験はこの年の年末まで継続したそうです。

コメント

  • また謎強化されたwティア8最強なんじゃないw? -- 2018-10-30 (火) 23:00:50
    • 105mmGunのAPCR貫通力が265mmになってるな。これはデカイなあ。T29のは据え置きやね。こいつ乗ってないから他に何か変わった所があるのか分からんけど、分かる人書いてほしいな。 -- 2018-10-30 (火) 23:30:45
      • 最終砲が105mmGunT5E1M1っていう、今までと別物になってるのね。ちなみに次のM103も初期砲がこれになってるようだね。 -- 2018-10-30 (火) 23:46:33
    • 4.6で90mmが強化されて金弾の貫通が105mmよりもずっと高くなってて最終砲迷ってたんだけど、4.7で105mmが強化されて迷わなくても良くなった -- 2018-10-31 (水) 03:37:11
  • ティア8HTでは最強だなこれ!もともと強かったのに砲性能超強化されちゃったので文句のつけようがなくなってしまった -- 2018-10-31 (水) 19:33:57
    • もともと砲の弱さ以外はなかなかのレベルだったからなぁ… -- 2018-10-31 (水) 20:07:03
  • ジャンボとT29のハルダウンが使いやすくてこいつにたどり着いたんですが、パーツは装填棒のほかに何を使ってますか?砲塔の堅さと視界の広さを考えると、双眼鏡と換気扇というのも便利そうだなと思ったりするんですが。 -- 2018-10-31 (水) 20:55:31
    • 自分もまだ乗り出したばかりですが、装填棒と内張り装甲と双眼鏡、に自分はしてみました。やっぱ空から降ってくるのがキツイんですよねえ。そういつもいつも射線切れるわけじゃないですし。まあこのあたりは好みが分かれるところなのかなと思いますね。 -- 2018-10-31 (水) 21:15:05
      • お答えありがとうございます。内貼りを選択肢に入れなかったのは、自分が結構自走に乗るので、自走は全然怖くないってのがあります。ただ内貼り双眼鏡なら、ハルダウンしながら強気に静止して見やすい利点はあるので、偵察力重視には一番よさそうに思いました。 -- 木主? 2018-11-01 (木) 10:54:59
    • 装填棒とスタビは積める車両は無条件で積んで問題ないよ。この車両も同じ。あとは換気扇かレンズをお好みで。自走避けるの苦手なら内張りでもいいけど -- 2018-10-31 (水) 22:06:03
      • ありがとうございます。T29の頃から、砲塔をわざと撃たせるつもりで絞って撃つので、同じスタイルならスタビやガンレイは要らないかな……と思ってました。砲塔装甲に自信がないHTならスタビ換気扇で安定なんですけど、それだけにこいつは悩ましいです。 -- 木主? 2018-11-01 (木) 10:58:49
      • 上に追記で、市街地などハルダウンが難しい状況もあるので、スタビが有効な場面はもちろんあると思います。あくまで比較した上での重要度の話です。 -- 木主? 2018-11-01 (木) 11:01:09
      • ティア上がればハルダウンしてても毎回じっくり絞れるとは限らないし撃てるチャンスを少しでも逃さないためにスタビなしってのはなかなかリスキーだと思うよ。視界なら元々良いから戦友換気扇だけでも十分な上に換気扇の代わりにレンズ付ければ445mにも届くし。 -- 2018-11-01 (木) 23:23:19
      • 視界は445m超えても欲しい派なのと、ハルダウンで静止時間が稼げるなら双眼鏡と思ってましたが、さすがにTier上位を相手には安心できなさそうですね。レンズなら無難に活用できるので検討してみます。 -- 木主? 2018-11-02 (金) 09:07:58
      • 視界があってもHTである以上隠蔽率の差でHT以外(自走は除く)には視界負けするのがほとんどだから445mあれば十分だとおもうよ。何よりHTは細かく動く場面が多く、長く静止できる機会の方が少ない(T32にしても棒立ちだと自走に撃ち込まれたり、高精度の砲を持つ戦車ならキューポラを抜かれる可能性もあり得る)から双眼鏡との相性は今一つだったりもする。 -- 2018-11-03 (土) 02:11:04
      • 内張りは硬い所で受けるなら意味があるけど薄い所で受けるんだったらあまり意味が無い 天板への非貫通や至近弾だと20とかしか変わらない 砲塔正面だったら100近く変わる -- 2018-11-03 (土) 10:45:52
  • こいつに90mmで金弾と食料積んで、装填5秒にしてバシバシ撃つの楽しい!上手くハルダウン活用すればティア10戦場で立ち回れるのも◎足回りも強化すれば38kmくらいスピード出るのも扱いやすい。 -- 2022-05-23 (月) 03:47:30
  • 傭兵実装前に比べて、貫通も装填も機動力も装甲も別格に強化されてる。とくに車体装甲がIS-3より硬いのが素晴らしい。このツリーはティア8で完結してる。 -- 2023-12-19 (火) 21:19:26
    • ほんとそれ。t32頭カチカチほんと偉い。e5くんは見習ってもろて -- 2023-12-22 (金) 04:01:47