La-5

Last-modified: 2024-08-31 (土) 02:52:07

Tier6 ソ連 戦闘機 Lavochkin La-5

La-5_005.jpg
▲初期状態

La-5_006.jpg
▲最終状態

 

スクリーンショットはエンブレム・ノーズアートなし

 

性能一覧(v2.1.28)

スペック解説

項目初期状態最終状態
火力16
爆弾・ロケット弾-
耐久性7
HP280
ダメージ耐久力50
耐火性60
対気速度41
巡航速度, km/h400
ブースト時スピード, km/h630
ブースト持続時間, 秒8
急降下制限速度, km/h670
機動性73
360度旋回平均所要時間, 秒9.6
ロール率, 度/秒170
最低最適速度, km/h180
最大最適速度, km/h480
失速速度, km/h120
高高度性能31
最低最適高度, m0
最高最適高度, m1,200
実用上昇限度, m3,200
上昇率, m/秒109
本体価格(Cr)892,000
 

拡張パーツ

 

消耗品

 

装備

武装

固定武装

同調機銃ダメージ/秒発射速度
(rpm)
有効射程
(m)
2x 20 mm ShVAK (1941) (S)80400660
3x 20 mm B-20 (S)95420700
 

その他の項目

機体

名称耐久値
La-5240
La-5F260
La-5 (1944)280
 

エンジン

名称馬力
(hp)
冷却方式ブースト時間
(s)
M-82A1,330空冷8
M-82F1,700
M-82-FN1,850
 

搭乗員

1Pilot
 

派生軍用機

派生元LaGG-3
派生先La-7
 

解説

 

 Ver2.0では、高火力・高機動が有利なため本機は中途半端な機動性と中途半端な火力しかないため、
最優先で20mmを開発しないとどうにもならない。
フル開発後もやはり中途半端な火力と中途半端な機動性しかなく、同じTierのほとんどの戦闘機に旋回性能
で負けるためドックファイトはおすすめしない。じゃあ一撃離脱といきたいところだが最適高度が低いため、
一撃はできるが離脱できないのでこれもおすすめしない。じゃあ攻撃機をと、いきたいところだがHPが低い
ためこれもこれもおすすめしない。

 唯一本機の特徴を活かせるとしたら、ダイブしてくる重戦闘機を回避してすぐ反転&フルブーストで追撃する。
もしくは、低高度で侵入してくる爆撃機やリロード後にターンしてくる機を狙うとわりと活躍できるかもしれない。
ここでこのルートの戦い方を学ばないとLa-7もLa-9も地獄になる。

ちなみに、Tier9までは全てにおいて中途半端だが、Tier10/La-15は高火力・高機動・高高度性能と
3拍子揃ったコンクエストにぴったりな機体なので頑張ろう!

史実

La5-red66.jpg

 

La-5(Ла-5)は第二次世界大戦時ソ連のラボーチキン設計局が開発した単発単葉の戦闘機である。
独ソ戦中盤に労農赤軍の主力戦闘機を務めた。

 

Yak-1等のソ連製の新世代戦闘機は全て液冷エンジンを搭載していたが、これは当局の方針という訳では無く、たまたま開発時のエンジン事情による物であった。
しかし1941年夏になると優秀な空冷エンジン供給の目途がたったので、全ての新型戦闘機に空冷エンジンを搭載した改造型の製作が命令され、LaGG-3にも改造が指示された。
勿論エンジンの挿げ替えは容易では無く、取り付け部の改造だけではなく重心や推力中心、補機類の取付け位置など相当厄介な問題がでてくる
。しかしラボーチキンはこれを1941年12月には解決し、試験飛行にこぎつけている。
その結果は満足いくもので、速度、上昇力共に大幅な改善が見られたのである。
しかしLaGG-3の悪癖が全て改善された訳ではなく、離着陸性能は相変わらず悪く事故が頻発し、航続距離も短く増槽もあったがフェリーにしか使えなかった。
この為スターリンがラボーチキンを呼びつけ直々に改善をせまったという。
La-5の最初の実戦部隊は翌年9月に編成されスターリングラード攻防戦に投入された。
そこでその性能をいかんなく発揮した。
低空での機動性はこれまでの全ての機体を凌いでおり、操縦には機敏に反応し失速からの回復も容易で、低速でのループやインメルマンターンも可能であった。
La-5が多数前線に登場したのは大体1943年のクルスク会戦の頃といわれる。
また基本性能向上のためエンジンの換装が何度か行なわれている。
La-5の生産は1944年末に終了し、総生産数は9,920機である。後継機としてはLa-7が生産された。


以下はLa-7の史実
La-7_VVS_museum.jpg

 

La-7(ロシア語:Ла-7ラー・スィェーミ)は、第二次世界大戦時のソ連の戦闘機で、最も優秀とされるもののひとつ。
La-5FNの改良型として、ラーヴォチュキン設計局が開発した。
1944年初飛行。朝鮮戦争にも使われた。

 

最高速度665km/h。低・中高度用として開発されたASh-82FN空冷式レシプロエンジンを搭載していた為、高々度での戦闘には不向きである。
もっとも陸戦への戦術支援が主任務の当時のソ連空軍では、ドイツ空軍機との空戦も3000メートル以下の低空が多かった。
本機は7500から8000機生産され、ソ連では1950年頃まで使用された他、チェコスロヴァキアでもスピットファイアMk.IXなどとともに戦後しばらく運用された。
また、中国人民解放軍でも運用された。
派生型としては、TK-3ターボチャージャーを装備したLa-7TK(Ла-7ТК)高高度戦闘機、機首のASh-82FNエンジンに加えてRD-1ロケットエンジンを尾部に搭載したLa-7R(Ла-7Р)戦闘機、複座の練習戦闘機型のLa-7UTI(Ла-7УТИ)、新型のASh-84エンジンを搭載する機体等も開発されたが、多くの派生型が生産されたYak-9シリーズと違い、La-7シリーズは基本型のLa-7と練習機用のLa-7UTIしか生産されなかった。
ソ連では戦中ターボチャージャーの開発は成功せず、La-7と平行して開発されていたYak-9PDやMiG-11も生産には至っていない。
その他、La-9シリーズはLa-7の直接の発展型で、Yak-9Pとともに1940年代後半ソ連の主力戦闘機となった。
同時期の多くのソ連戦闘機は、主翼や桁が木製であるため強度の問題で、武装は全て機首に搭載されていた。
La-5FNやLa-7では軽量化のため主翼が全金属製となったものの、武装の配置は変更されていない。
La-7では3門の20mm機関砲を搭載、軽量化のために1門を降ろす場合もあったが、発展型のLa-9や11では23mm機関砲が3~4門と強化された。
機首への多銃配置は、主翼への搭載ほど運動性が低下することがなく、またスペースの関係で搭載弾薬は多くできないが、命中率と瞬間的な発射弾数を優先したものと思われる。
ちなみにソ連空軍では、レンドリースされたP-39QやP-40Cの主翼のガンポッドや7.62mm機銃を撤去して、機首武装だけ残して運動性を上げる改造が行われていた。
ラボーチキンは特に乗員から好まれ、イワン・ゴゼダブ(イヴァーン・コジェドゥーブ)などソ連最高のエースの何人かはラボーチキン戦闘機で飛行した。
三度ソ連の英雄となり、連合軍の優れたエースでもあったゴゼダブは、62機撃墜の栄光を、すべてラボーチキン戦闘機によって勝ち取った。
ゴゼダブに供与された最後のラボーチキン戦闘機は、La-7であった。
この La-7で、ゴゼダブはメッサーシュミット Me262を含むドイツ機17機を撃墜した。

出典
La-5 Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/La-5
La-7 Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/La-7_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)

 

コメント

  • 別にこいつに限った話じゃないんだが機関砲一門一門弾薬変更できるようにならんかなぁ -- 2014-09-19 (金) 04:33:20
  • 弱くはないんだけど数値以上に火力がいまいちパッとしない 多分戦闘機なのに20mm機関砲しか装備してない(他機は小口径機銃を装備してるから20mmがオーバーヒートしてもある程度粘れる)からかな -- 2018-01-24 (水) 17:44:24
    • Tier5・6のソ連戦闘機・マルチロール機は火力面で辛い機体が多い。けど、こいつはそのなかじゃ大分マシなほうだと思う。同じ武装だけっていうのは弾を当てやすくて良いと思うよ。 -- 2018-01-24 (水) 19:46:38
      • 確かにYak-9なんかよりかは遥かにマシだな... -- 2018-01-24 (水) 20:30:57
    • 初期砲がぽんこつのマジクソ機体だな・・・ -- 2018-08-21 (火) 20:30:57
      • 信じられるか?その初期砲I-210の最終砲なんだぜ…… -- 2018-08-21 (火) 20:51:06
      • I-210自体がポンコツだから何も問題無い。 -- 2019-12-17 (火) 00:39:26