Tier5 ドイツ 重戦闘機 Messerschmitt Me 210
スクリーンショットはエンブレム・ノーズアートなしで
性能一覧(v2.1.28)
| 項目 | 最終状態 |
|---|---|
| 火力 | 14 |
| 爆弾・ロケット弾 | 11 |
| 耐久性 | 9 |
| HP | 350 |
| ダメージ耐久力 | 48 |
| 耐火性 | 65 |
| 対気速度 | 55 |
| 巡航速度, km/h | 530 |
| ブースト時スピード, km/h | 570 |
| ブースト持続時間, 秒 | 30 |
| 急降下制限速度, km/h | 820 |
| 機動性 | 29 |
| 360度旋回平均所要時間, 秒 | 16.0 |
| ロール率, 度/秒 | 70 |
| 最低最適速度, km/h | 398 |
| 最大最適速度, km/h | 609 |
| 失速速度, km/h | 200 |
| 高高度性能 | 53 |
| 最低最適高度, m | 0 |
| 最高最適高度, m | 2,000 |
| 実用上昇限度, m | 4,000 |
| 上昇率, m/秒 | 89 |
| 本体価格(Gold) | - |
装備
武装
| 機首機銃 | ダメージ/秒 | 発射速度 (rpm) | 有効射程 (m) |
| 2x 7.92 mm MG-17 (1940) (C) | 30 | 1,200 | 440 |
|---|
| 機首機銃 | ダメージ/秒 | 発射速度 (rpm) | 有効射程 (m) |
| 2x 20 mm MG-151/20 (1941) (C) | 90 | 420 | 720 |
|---|
| 旋回機銃 | ダメージ/秒 | 有効射程 (m) | 射界 (度) | 仰角 (度) | 俯角 (度) |
| 2x 13 mm MG-131 | 48 | 650 | 40 | 50 | -40 |
|---|
| なし |
| No Weapon |
|---|
| 爆弾 | 攻撃力 | 加害半径 (m) | リロード時間 (s) |
| 2x SC 500 | 6,500 | 90 | 200 |
|---|
その他の項目
| 名称 | 耐久値 |
| Me 210 | 350 |
|---|
| 名称 | 馬力 (hp) | 冷却方式 | ブースト時間 (s) |
| 2x DB 601 F | 1,350 | 水冷 | 30 |
|---|
| 1 | Pilot | 2 | Gunner |
|---|
派生軍用機
| 派生元 | - |
|---|---|
| 派生先 | - |
解説
ドイツTier5のプレミアム重戦闘機。
アルファテスト参加者に配布された。
- v2.0
同TierのBf 110 Eより前部の7.92mmが2門少ないが、その分飛行性能が少し良く、一回り大きな500kg爆弾が積めて、後部機銃が一段強力になっている。
後部機銃は同Tierにちょっとおかしいのがいるせいで目立たないが、それを除けばTier5では頭一つ抜けた長射程。
ちょっとおかしいやつのように射程延伸拡張パーツまで積めるほどハチャメチャではないが、それでも搭乗員スキルで20%伸ばせば前方射程を超える780mの長射程武器になる。
ヘッドオンで削った敵を手動射撃で落とせるケースはBf 110 Eに比べ圧倒的に多く、地味だが確実に有用。
500kg爆弾は二個まとめて叩きつければ高ポイント目標も吹き飛ぶほどの大威力なので、重要拠点の取り合いを確実に有利にしてくれる。総じて汎用性の高い良機体に仕上がっていると言えるだろう。
- v1.9
見た目はTier6のMe 410と殆ど変わらないが、性能は違う。性能はひとつ下のTier4のBf 110 Eとよく似ている。だが速度はこちらが上であり、かつ最初から20mm機関砲や爆弾も使えるという利点がある。だが課金機の常としてか、同TierのBf 110 Eとは武装面・機動性としても劣っている。
完全に一撃離脱向きの機体であり、旋回性能は劣悪。格闘戦は死を招く。火力はそこそこいいので、戦闘機をヘッドオンで攻撃してから通り過ぎたり、味方を撃っている敵を横合いから殴ろう。追われた時は旋回機銃の射界を意識しつつ味方の居る所まで全速で逃げよう。
速度は出るため逃げるのは得意。重戦闘機に慣れている人なら扱いこなせるだろう。だが、重戦闘機特有の挙動に慣れない人は、特に初めのうちはストレスしか感じないだろう。攻撃機や重戦闘機を一度でもいいので体験してからこの機体を使う事をおすすめする。
格下相手には十分な性能を持っている。重戦闘機らしい重武装で正面から叩き潰していけるだろう。良くも悪くも重戦闘機らしい機体である。プレミア機体である事を活かし、パーツを積んだりして性能を補ってやろう。Me 210は日本軍にも送られたそうだが、塗装バリエーションには存在しない。
トラブルが多く墜落が多かった本機だが、勿論ゲーム中で突然トラブルを起こすことはない。その分機動性が悪い……という事だろうか?v1.9.9で旋回機銃のDPSが46から48へ、有効射程が500mから600mへ、それぞれ向上。
史実
メッサーシュミット Me210 は第二次世界大戦時ドイツで開発された双発プロペラの重戦闘機である。
メッサーシュミット Bf110の後継機として開発された、Bf110と同じく双発二人乗りの駆逐戦闘機である。
Me210の改良型がMe410で、Me410は、当初はBf110を上回る性能を発揮し連合国の爆撃機の迎撃に活躍した。
本機はその改良前のものである。正確にはMe210-A。
ドイツ航空省は1937年Bf110の前生産型A-0型が完成したばかりにも拘らず、Bf110よりも長い航続距離を持つ戦闘機で更に高性能な機体を求めた開発計画を発足した。
それは戦闘機としての能力に加えて偵察、急降下爆撃にも使用でき、遠隔操作する後方機銃2挺を装備するものであった。
その要求に対するメッサーシュミット社の回答がMe210であった。
Me210は1938年設計が開始され、Bf110の成功もあって原型機が完成する前に1000機の発注がなされて、試作機はドイツ軍がポーランド侵攻した直後の1939年9月に初飛行したが、Me210の機体設計には根本的なミスがあることが原型機によるテスト中に判明する。
飛行機の主翼は機体水平軸に対してある角度(=迎角)をもって取り付けられており、前方から風を受けると翼の下面では気流は翼の抗力を受けながら流れる。
それに対し翼の上面を流れる気流はコアンダ効果によって翼に引き寄せられて沿って、下面の気流よりもスムーズに流れて、結果、下面の圧力が上面よりも高くなることで翼に揚力が発生する。
飛行中の機首上げなどで迎角が大きくなるほど揚力も大きくなるが、ある範囲を超えると主翼上面の気流が剥離し、失速してしまう。
翼端部で失速が起きると一気に主翼全体に失速域が拡がり、これが片翼で発生すると機体はスピンし錐揉み状態となってコントロール不能に陥り、着陸に差しかかっていたら墜落、空戦中なら被撃墜につながる。
Me210は操縦性が非常に悪く安定性が不良で、しかも飛行中にこのスピン状態に陥りやすいという致命的欠陥を持っていた。
特に縦への操縦性が極めて悪く、すぐにキリモミ飛行になり墜落する。搭乗員から殺人機として恐れられました。
バトル・オブ・ブリテンでBf110の性能不足が明らかになると軍は後継機を強く欲して、Me210は根本的な欠陥を持っていることが判っていたのに量産化が強行され、1941年末から量産型が東部戦線に送られた。生産中にもメッサーシュミット社ではMe210の改良を続けたが問題点が改善せず、前線部隊ではトラブルが続出したため1942年4月で生産中止となり、代わってBf110の生産ラインが再開された。200機で生産が終了する。
急遽、Me210の機体をベースに新たな戦闘機Me310とMe410を開発することになり、この内、胴体と主翼を再設計し、より馬力アップしたエンジンを搭載したMe410が改良型として生産されることになった。
Me410ではMe210で問題であった操縦性とスピン傾向が改善され、最大速度や上昇性能も大幅に改善した。
踏んだり蹴ったりのMe210だが、現地改修で何とか飛べるようになり実戦参加もしている。この貴重な実戦データがあったからこそ、Me410の成功があったと言えよう。
同盟国の日本にも研究用にMe210のうち1機が送られたがライセンス生産には至らなかった。
出典: Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88Me210/410




結果、対戦ダイヤが少し独特になるように思える。 -- 2023-05-22 (月) 01:12:43