アトランチコ級戦艦 アトランチコ
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 7 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | - |
国家 | パンアメリカ | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | (-) 60,100 | |
装甲 | 全体 | 19-356mm | |
艦首甲板 | 32-152mm | ||
甲板 | 51mm | ||
艦尾甲板 | 32-152mm | ||
砲郭 | 280-365mm | ||
底部 | 50mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (-)31% | |
機動性 | 機関出力 | 73,200馬力[hp] | |
最大速力 | 25.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 800m | ||
転舵所要時間 | 15.0秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 14.9km | 16.4km | 16.9km | 13.7km | |
航空発見距離 | 12km | 19.6km | 15.0km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | mod.1 | 16.4km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 381mm L/42 Mk.I**/N | 5基×2門 | AP弾 10,700 | 30.0秒 | 30.0秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 127mm/38 Mk.24 234mm/50 Mk.VII | 10基×1門 8基×2門 | HE弾 1,800(5%) HE弾 3,850(21%) | 5.0秒 12.5秒 | 7.5km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
- | 20mm Oerlikon Mk.4 20mm Oerlikon Mk.20 | 20基×1門 16基×2門 | 72 98 | 2.0km | |
40mm Bofors Mk.1 40mm Bofors Mk.2 | 12基×2門 4基×4門 | 136 64 | 3.5km | ||
127mm/38 Mk.24 | 10基×1門 | 80 | 5.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
3 | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離:敵弾の散布界+5% | |
目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | ||
4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:20 秒 消耗品の準備時間:80 秒 | |
十字キー上 | |||
修理班 | x 回 | 消耗品の動作時間:28 秒 消耗品の準備時間:x80秒 回復:0.5% HP/秒 | |
十字キー右 | |||
強化型副砲照準器 | 3 回 | 副砲の安定性:+100% 副砲の散布界:-50% 消耗品の動作時間:30秒 消耗品の準備時間:160秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
イギリス製の15インチ(381mm)主砲とアメリカ製の両用対空砲を搭載した戦艦の計画案です。
設計年:1945
解説
- 概要
パンアメリカティア7プレミアム戦艦。
- 抗堪性
HPはMonarch並みと低い部類だが、装甲配置はOdin並みに堅牢になっている。
船体の大きさもOdinに近いコンパクトサイズだが、水雷防御は31%と彼女らより優秀になっている。
艦首艦尾はいつもの32mmだが、喫水線には末端部以外に102mmの装甲帯が張られている。
バイタルは独戦のようなタートルバック、かつ水面下に沈んでいる。舷側装甲は(ゲーム内で参照できる部分だけでも)側面305mm+傾斜装甲51mm+隔壁51mmと厚い。艦首艦尾からバイタルへも距離があり、中央付近は前述の装甲帯に守られていて強制貫通させない。水平方向からバイタルを貫通するのは至難だろうと思われる。
船体中央部分の砲郭装甲は152mm、甲板も51mmとHE耐性が高い。
おまけに上部構造物がTier5戦艦並みに小さく被弾面積に優れる。真横から見ると薄っぺらく、真正面からはほとんど主砲に隠れる。
- 主砲
AP弾のみ使用可能。
散布界、集弾シグマ(1.8)、信管作動時間(0.033秒)はごく普通。角度優遇も無い。
弾道や貫通力はVanguardと全く同じ。弾速はMonarchやBismarckのAP弾より僅かに遅いものの15インチ砲としては十分な性能。
15インチ砲でHEが撃てないとなると長距離の貫通力が不安になるが、そもそも射程が16.4kmしかない。
主砲旋回(30秒)はBismarck以上に早く、艦長スキルで補わずとも取り回しに苦労しない。
船体中央の3番砲塔は正面・真後に撃てないが、射角は前後共に30度で全門斉射でき、優秀な部類になっている。
- 副砲
本艦最大の特徴。
Massachusettsと同じ7.5kmの長射程で、旗と(実質専用の)戦艦艦長、及び副砲インスピを含めた特化時は最大で12.4kmまで伸びる。
更に副砲としては異例の234mm砲を片舷4基8門装備している。この主砲はDrakeの主砲と同じ口径で、HE弾は59mm装甲まで貫通する。
これは戦艦の甲板装甲でも安々と貫くほどの高水準で非常に強力。装填時間は12秒と早い。
真正面こそ射撃しないが、前方は17度、後方は20度程度傾けるだけで片舷全門が仕事をしてくれる。(比較として独戦は副砲を全門斉射するための射角が悪く、40度ほど傾けないと全力にならない。)
2種類の副砲は散布界が異なりどちらも優遇されている。(127mm砲は独戦散布、234mm砲は127砲よりも優秀なMassachusetts散布)
副砲弾道は米戦に近く緩やかなため、足の速い船への命中は期待し難い。逆に言えば対戦艦ならば艦長スキル無しでもそれなりの命中が期待できるだろう。
- 魚雷
ない。
- 対空
米戦には劣るものの、同格戦艦の中では良い部類に入る。
Monarchより少し強力な継続ダメージと、5.0kmの射程を持っている。爆風数は4+1と普通。
足が遅いので継続して狙われる状況は避けたい。
- 機動力
非常に遅い。
23ktのあいつよりマシ、長門と同じと考えると普通…かもしれないが、最鈍足組である事には変わらない。
副砲戦艦として先輩のMassachusettsとの差は2.5kt、Odinとの差は5kt。
- 隠蔽性
Monarchに匹敵する戦艦屈指の良隠蔽で、最良隠蔽は11.5kmまで縮む。
一部の巡洋艦よりも良い水上隠蔽を誇るが、航空隠蔽は戦艦並みなので気を付けよう。
- 消耗品
通常修理班のみ。
クールダウンタイムの優遇などは無い。
- 総評
本領を発揮するには戦艦艦長の「HENRIQUE FERNANDES」が絶対必須。
本艦を購入すると専用の任務*1を受けられるようになり、報酬として上記の艦長を入手可能である。
速力以外が良好な水準で纏まっているTier7では最高の副砲火力を誇る副砲戦艦である。
Odinが速力を活かして雷撃も狙う超接近戦タイプなら、本艦は優秀な射角と副砲で相手をじわじわ削る(8km以遠位の)接近戦が得意なタイプ。
副砲戦艦としては辛い短所(鈍足と低めのHP)を、いかにカバーして自分の得意な状況に誘い込むか、艦長の判断力が問われる性能に仕上がっている。副砲はDPMこそ(副砲戦艦達の中では)低い値だが、実戦では貫通力と発火率がMassachusettsやOdinに遜色ない、あるいは上回る活躍が期待できる。Tier7最上級の副砲と考えて良いだろう。
また前述の艦長を使っている場合は主砲・副砲の射程や精度を底上げでき、インスピレーションで強化型副砲照準器の性能UPもできるので更に強力になる。
抗堪性はHPが低めな以外はとても優秀で、船体の小ささ・バイタル装甲配置・HE弾耐性がOdinに比肩する。
対空と水雷防御も良好な数値で、空母戦雷撃機への耐久力もある。HPが低めと言ってもOdinに比べると大きく改善しているのは大きい。
悩みの種の速力は、旗を装備するなりして少しでも改善しておきたい。隠蔽は良好だが、追撃戦や撤退戦では「追いつけない」「逃げられない」状況が発生しやすい。
このため、せっかく長射程の副砲を持っていても得意な間合いまで詰められずに離脱されてしまう事も珍しくない。
OdinやBismarckが速力を活かして接近戦を挑み、離脱できるのに対して、本艦は隠蔽・遮蔽を利用して相手を接近戦に引きずり込む必要があり、もし相手が追撃してきたら逃げるのが困難なリスクを抱えている。
副砲戦艦全般に言える事だが、突入する際はミニマップや状況を見て、有利に立ち回れるかを判断する力が求められる。本艦はその特徴が強く反映されている。
鈍足と射程短めのAP主砲のために、距離を開けて相手と拮抗した状況ではダメージが伸びず苦手。
鈍足ながら、前線に布陣するタイプの性能をしているので、「気が付いたら前線に置き去りにされていた」と言う事が無いように、周囲の味方の動きにも気を配りたい。
特に空母MMで敵空母側に布陣している場合は、常に見られるリスクが本艦の強みを大きく制限してくる。
前衛に出た状態で索敵されて相手の攻勢に晒されれば、逃げきれずに低めのHPを削り取られるので注意しよう。
史実
アトランチコは1910年代にブラジル海軍がリオ デ ジャネイロ?、英名エジンコート(イギリスに発注したが就役前にやっぱ超ド級が欲しいと気が変わってオスマントルコに売却したのをイギリスが接収した)の代艦として計画されたが、第一次世界大戦により中止となった。
ゲーム内では予定通り建造され、米国でレーダー、ボーフォス等の対空砲の改装が実施された姿と思われる。
竣工時世界最強と言われた弩級戦艦であるミナス・ジェライス級戦艦を所持したブラジル海軍は、さらに超弩級戦艦の入手を図る。
しかし残念ながら当時のブラジルの国力では建造は不可能で、イギリス海軍に発注したものがリアチュエロである。いくつか計画案が存在しており、16インチ10門案、15インチ10門案、14インチ12門案、15インチ12門案が存在しておりそのうちの15インチ10門案(782案もしくはB案)が一番近いと思われる。残念ながらアトランチコの副砲のような234mm砲はなく、軒並み6インチ砲である。
まだwowsには残念ながら実装されていないので、いつかパンアメリカ戦艦として駆け回る日が来る…のだろうか。
小ネタ
本艦の艦名の由来は「大西洋」を意味する「アトランティコ」から採られている。この「アトランティコ」という呼び名自体はスペイン語(あるいはポルトガル語)由来であるとされているが、その名前自体はギリシアの哲学者「プラトン」の著作に記された伝説の大陸アトランティスに因むとも言われている。
- 船体規模について
全長は227.9m、全幅30.4mであり基準排水量は41,834t - 名前について
大西洋を意味するスペイン語あるいはポルトガル語。(ブラジル海軍には同じ名前のヘリコプター揚陸艦が就役している。) - 234mm砲について
弩級以前の中間砲を思わせる巨大な副砲塔だが、この9.2インチ マークXI砲は実際に前弩級戦艦の中間砲、及び装甲巡洋艦の主砲としてイギリスで開発されたもの。40口径(マークⅧ)→46.7口径(マークⅨ.マークⅩ)と延伸してきた砲身は遂に50口径に達したが、当時のイギリスが不得手とする長砲身のためか評価は芳しくなかった。更に主力艦の設計思想が大きく変容した?こともあって後継砲はなく、これが英海軍最後の9.2インチ砲となった*2。 - 史実での搭載艦級
ロード・ネルソン級戦艦:イギリス最後の前弩級戦艦。中間砲として連装4基+単装2基計10門を搭載。
マイノーター級装甲巡洋艦:イギリス最後の装甲巡洋艦。主砲として連装2基4門を搭載。
ゴーゴン級モニター:もとはノルウェー海軍向けに建造された2隻の海防戦艦のうちの一隻。単装砲2基計2門を搭載。
本艦が装備している副砲の234mm/L50 Mk.Ⅻは、イギリスの重巡洋艦チェシャーの主砲と同じものである。つまり「大口径主砲を持つ重巡」の主砲が副砲としてポン付けされている事になる。この副砲口径の大きさは本家においても最大を誇り、本ゲームにおいてもそれは例外ではない。
参考までに本艦搭載のモデルは架空の砲だが、元となったであろうモデルの砲は実在する。それが前弩級戦艦「ロードネルソン級」の中間砲や装甲巡洋艦「マイノーター級」の主砲として搭載されていたMk.Ⅺである。この砲は当時のイギリスとしては珍しく50口径という長砲身を持っていたが、その当時はイギリスと言えど実用的な長砲身砲を造る事は難しかった。よって実際の評価は乏しかったうえに弩級戦艦であるアイツ?の登場で中間砲という概念そのものが旧式化したため、後継モデルが実際に造られることは無かった。
コメント欄
- 作成しました。 -- 2023-03-12 (日) 00:53:43
- 一緒に付いてくるヒゲのおじさんは架空艦長かつ汎用タイプなので副砲特化ができない模様。そのせいで現状では主砲精度特化もできず、どっちつかずでなんとも微妙だけど、戦艦艦長が実装されたら化けるかも? -- 2023-03-12 (日) 07:23:47
- とろいもろいがばいの三重苦 -- 2023-04-04 (火) 19:22:27
- 新しい専用の戦艦艦長が副砲の鬼みたいな性能しててゲロ強い 特化しまくると射程12km超えてて強化照準器の回数も2回増えるので最強の副砲戦艦になれる 主砲精度とマスメカもあるのでやり過ぎなくらい優秀 -- 2023-05-15 (月) 23:45:43
- それはつまり隠蔽副砲が可能なのか? -- 2023-05-16 (火) 00:19:06
- 隠蔽副砲は無理だけど多分限界までやれば副砲射程12.4km行きそう -- 2023-05-16 (火) 20:53:50
- それはつまり隠蔽副砲が可能なのか? -- 2023-05-16 (火) 00:19:06
- 新しい艦長の特性は副砲関連なの? -- 2023-05-15 (月) 23:51:46
- インスピが主砲と副砲の射程延長(+3%/+6%) スキルは燃えやすい砲手タイプで固有のレジェンダリースキルで副砲活用(副砲照準器の持続・回数・副砲散布界・主砲と副砲の射程+)がある。艦長入手任務はアトランティコで10勝(AI可)。インスピにハルナとヒッパーで12km超えた正確な副砲が飛んでくるえげつなさ -- 2023-05-16 (火) 07:37:00
- あとあと入手できるよね?今しか入手できないなら買うけど… -- 2023-05-16 (火) 08:22:39
- 2年後くらいかな -- 2023-05-17 (水) 09:49:55
- インスピが主砲と副砲の射程延長(+3%/+6%) スキルは燃えやすい砲手タイプで固有のレジェンダリースキルで副砲活用(副砲照準器の持続・回数・副砲散布界・主砲と副砲の射程+)がある。艦長入手任務はアトランティコで10勝(AI可)。インスピにハルナとヒッパーで12km超えた正確な副砲が飛んでくるえげつなさ -- 2023-05-16 (火) 07:37:00
- 艦長だけ売ってくれんかな -- 2023-05-19 (金) 22:04:38
- これって10秒程度で再消火可能なの?さっき撃ち合ったやつが10秒程度で再消火w -- 2023-06-14 (水) 21:25:37
- 一瞬で三ヶ書所燃えて消化されたのでは? -- 2023-06-14 (水) 22:01:19
- いや、1度燃やして直ぐに鎮火させたの確認してから再度燃やしたのに即鎮火。全部1箇所ずつの燃やしだったんだけどなぁ 謎 -- 2023-06-14 (水) 22:19:54
- こいつの応急工作班動作時間20秒だから作動中にに着火してそのまま消えただけじゃね? -- 2023-06-14 (水) 23:44:59
- 応急工作班使用中は着火も浸水もしないよね。とりあえずそういう時はプレステだったらビデオでリプレイするとかなにかわかることがあるね。 -- 2023-06-19 (月) 01:09:49
- いや、1度燃やして直ぐに鎮火させたの確認してから再度燃やしたのに即鎮火。全部1箇所ずつの燃やしだったんだけどなぁ 謎 -- 2023-06-14 (水) 22:19:54
- コイツいるだけで圧がやばい 12kmくらいになるととんでもなく痛い副砲が飛んでくるし隠蔽もいいから本気でめんどくさい -- 2023-08-23 (水) 01:53:45
- コンテナから出たんですが戦艦艦長の入手方法はないんですかね -- 2023-12-11 (月) 21:49:51
- 普通にもう一隻買えばいいんじゃない?クレジットと艦長貰えるよ -- 2023-12-18 (月) 14:38:01