インド海軍軽巡洋艦マイソール(元イギリス海軍クラウン・コロニー級軽巡洋艦ナイジェリア)
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 5 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | - |
国家 | イギリス連邦 | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | (-) 30,600 | |
装甲 | 全体 9-114mm ・艦首・船尾 16mm ・上部構造 10mm ・砲郭 51-102mm ・主砲 25-102mm ・重要区画 16-114mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (-) 0% | |
機動性 | 機関出力 | 72,500馬力[hp] | |
最大速力 | 31.5ノット[kt] | ||
旋回半径 | 610m | ||
転舵所要時間 | (-) 8.6秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 10.1km | 14.4km | 12.1km | 4.8km | |
航空発見距離 | 6.3km | 9.4km | 9.3km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | mod.1 | 14.4km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 152mm/50 BL Mk.XXIII | 3基×3門 | AP弾 3,300 | 9.5秒 | 25.7秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 102mm/45 QF Mk XIX | 4基×2門 | HE弾 1,500(6%) | 3.0秒 | 5.0km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
- | 40mm Bofors Boffin | 2基×1門 | 17 | 3.5km | |
40mm Bofors Mk V | 5基×2門 | 62 | |||
102mm/45 QF Mk XIX | 4基×2門 | 33 | 5.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
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応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5秒 消耗品の準備時間:60秒 | |
十字キー上 | |||
修理班 | 2回 | 消耗品の動作時間:28秒 消耗品の準備時間:80秒 回復:0.5% HP/秒 | |
十字キー右 | |||
ソナー | 2回 | 消耗品の動作時間:92秒 消耗品の準備時間:180秒 魚雷発見:2.8km 敵艦発見:4.0km | |
対空防御放火 | 2 回 | 平均対空ダメージ:+200% 消耗品の動作時間:40 秒 消耗品の準備時間:150 秒 | |
十字キー下 | |||
発煙装置 | 2 回 | 消耗品の動作時間:90 秒 煙幕の持続時間:10 秒 消耗品の準備時間:240 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
本艦はフィジー級軽巡洋艦であり、元々はイギリス海軍用として建造されました。改装によって主砲塔が削減され対空兵装の強化された後、1957年にインド海軍に引き渡され、マイソールと改称されました。
就役:1940
同型艦数:11
解説
- 概要
イギリス連邦のTier5プレミアム巡洋艦。5周年イベントのロイヤリティー褒章で、2019年4月からプレイしてる人でしか入手できない。
イギリス軽巡ツリーのFiji級の一艦だが主砲を一基撤去しておりTierが1つ下がった。 - 抗堪性
HPはFijiより下げられているがLeanderより大きく、同格内のちょうど中間値。
イギリス連邦としては初の消耗品「修理班」を使用可能であり、1回あたり4,284、最大で12,852HPを回復できるため、継戦能力は高め。(艦長スキルでさらに増やすこともできる)
装甲レイアウトはFijiとほぼ同じだが艦首艦尾はこのTierで一般的な16mmでFijiより厚くなっており、上甲板が薄いことを除けば同格他艦と遜色ない装甲を持つ。
- 主砲
イギリス軽巡ツリー艦と同じくAP弾のみ。
砲弾はFiji・Leanderと型番は同じだが中身は別物で、与ダメ・弾速・貫通力はLa Galissonnière/De GrasseのAP弾と同じ。6インチ砲としては一般的な単発ダメージと良好な弾道でFijiらより優れる。
跳弾角度や信管作動装甲厚はイギリス軽巡砲のもの。
装填時間が10秒以上と軽巡としては長く、DPMは同格6インチ砲最下位でPensacolaやMolotovよりも低い。
射程14kmは同格内では低めでFijiより短くLeanderより長い。低速煙幕持ちとしては長いがPerthのような観測機はない。
旋回時間は25.7秒でFiji・Leanderと同じで遅め。
- 魚雷
ない。
- 対空火力
主砲を1基おろして対空兵器の強化を図ったと言う割には (Tierが下がったせいか) Fijiより弱体化されている。同格内で比較しても悪くはないが微妙な位置。
- 機動性
最大速力はFiji・Leanderよりも低く同格内でも遅いグループだが、加速特性はイギリス軽巡。
転舵時間はFijiと同じで同格内では長め、Budyonnyと同じ。
旋回半径は駆逐艦並みのHuang He?に次いで同格2位と非常に優秀。
- 隠蔽性
同格トップクラスのアリシューザ級・リアンダー級グループには劣るが、最良隠蔽9.6kmはマッチング帯でも優秀。
航空発見距離は遠距離対空射程と同じ。
- 消耗品
修理班、水中聴音のほか、Perthなどと同じ低速用発煙装置を装備しており、1/4船速で煙幕に隠れながら航行することができる。
- 総評
Tierを落とされDPMと魚雷を失ったFiji。
比較的良好なDPS・消耗品特性から前線での駆逐艦の援護に向くが、AP弾以外の攻撃手段がないため行動の選択肢に難を抱えている。
HE弾を撃てるPerth、対空と隠蔽に勝るHuang He、魚雷を持つLeanderなど、競合ライバルが多い中でどのように差別化を図るかは研究が待たれる。
史実
1940年に竣工したクラウン・コロニー級軽巡洋艦ナイジェリアは1957年に旗艦としてインド海軍巡洋艦マイソールとして再竣工ました。
※ 例によって長いよ
英海軍 クラウン・コロニー級軽巡洋艦ナイジェリア
ビッカース・アームストロングス社にて1938年2月8日に起工、1939年7月18日に進水、1940年9月23日に竣工しました。
・1941年
6月25日、ヤン・マイエン Jan Mayen 島沖にて独気象観測船ラウエンブルク Lauenburg を捕捉し、暗号書とエニグマ暗号機の一部を回収、同船を自沈させました。
7月31日、ゴーントレット作戦のK部隊旗艦を務め、アリシューザ級軽巡洋艦オーロラAurora?、駆逐艦2隻とともにスピッツベルゲン島を偵察しました。また、8月25日から9月3日にかけて、オーロラ、イカルス Icarus、アンソニー Anthony?、アンテロープ Antelope、ターター Tartar、エクリプス Eclipse とともに枢軸軍に使用される可能性のあった同島の炭鉱、および備蓄石炭と燃料油を破壊し、炭鉱等で働いていたノルウェー人はイギリス本国へ、ソヴィエトロシア人はソヴィエト連邦へ避難させました。
9月6日、アルハンゲリスクへロシア人炭鉱夫を避難させた帰途、北岬沖にて2隻の輸送船と砲術練習艦ブレムゼ Bremse からなる独輸送船団を攻撃しましたが、ブレムゼは撃沈したものの輸送船は取り逃がし、また艦首に被雷し、英本国に到着後ニューカッスル Newcastle upon Tyne にて修理を受けました。
・1942年
本年前半は北極海において、輸送船団の支援にあたっています。
8月10日より、ペデスタル作戦 (マルタ島補給作戦) に参加しましたが、8月12日に伊潜水艦アクスム Axum の攻撃を受け被雷し、損傷を受け52人が亡くなりました。なんとかジブラルタルに帰還し、応急処置を済ませてから合衆国に送られ、その後9か月にわたって修理を実施しています。
・1943年
南アフリカ沖で活動をしており、3月には独潜水艦U160によって撃沈されたリバティ船ジェームズ・B・スティーブンスの乗組員のうち30名を救助し、ダーバン Durban に送り届けています。
・1944年
東インド艦隊に編入され、4月のインドネシアのサバン Sabang、5月のスラバヤ Kota Surabaya、6月のニコバル Nicobar諸島のそれぞれに対する空襲の支援に就きました。
・1945年
1月にベンガル湾北東部のチェドバ Cheduba 島への上陸作戦支援、7月にはニコバル諸島周辺の掃海作戦を支援しました。
インド海軍 巡洋艦マイソール
・1954年
5月8日、インドに売却され、マイソール Mysore に改名しました。
その後、1957年中ごろまで近代化改装工事を実施し、X砲塔及び魚雷発射管を撤去し、対空砲を強化しています。
・1957年
8月29日、巡洋艦デリー Delhi(旧リアンダー級アキリーズ Achilles)に続きインドに供与された2隻目の巡洋艦として竣工し、インド海軍旗艦となりました。
・1959年
8月に実施された夜間演習中、英駆逐艦ホーグ Hogue と衝突、損傷しています。
また、駆逐艦ラーナ Rana(旧R旧駆逐艦レイダー Raider)とも衝突事故を起こしたとも伝えられています。
・1971年
12月4日に実施されたカラチ港 Karachi へのミサイル攻撃(トライデント作戦)において、西部艦隊の旗艦として、指揮を執っています。
・1972年
フリゲート艦ベアス Beas と衝突、損傷しています。
・1981年
本年末に予備役編入され、士官候補生のための停泊実習艦として使用されました。
・1985年
8月20日、練習艦隊旗艦の任を解かれ、退役しました。
約半世紀もの間、北へ南へ西へ東へ縦横無尽の立ち回りをしたナイジェリア、そしてマイソールに栄光あれ。
小ネタ
名前の由来となったマイソールとは、インド南部の都市である。
パースは泣いていい-- 2024-04-26 (金) 19:32:41