ラ・ガリソニエール級軽巡洋艦

性能諸元
・基本性能
Tier | 5 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Émile Bertin |
国家 | フランス | 派生先 | Algérie |
生存性 | 継戦能力 | (A) 24,800 (B) 27,300 | |
装甲 | 16-105mm ・防郭 20-105mm ・艦首・艦尾 16mm ・砲郭 16mm ・装甲甲板 16-38mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 10% | |
機動性 | 最大速力 | 31.0ノット[kt] | |
旋回半径 | 650m | ||
転舵所要時間 | (A) 10.7秒 (B) 7.7秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 13.3km | - | - | 15.3km | 6.72 km | |
航空発見距離 | 5.7km | - | 0.0km | 8.7km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 13.5km | 133m | |
mod.2 | 14.9km | 143m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 152mm/55 | 3基×3門 | HE弾 2200(12%) AP弾 3300 | 9.0秒 | 15.0秒 | OEA Mle 1937 OPfK Mle 1937 |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 90mm/50 Mle 1930 | 4基×2門 | HE弾 1300(5%) | 4.0秒 | 4.5km |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 550mm 23DT | 2基×2門(2門) | 14833 | 60秒 | 9.0km | 60kt | 1.3km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 13.2mm/76 Mle 1929 | 16基×1門 | - | 112 | 85.0% | 0.1-1.5km | ||
中 | 40mm/56 Bofors Mk3 | 6基×1門 | 105 | 90.0% | 0.1-3.5km | ||||
長 | 90mm/50 Mle 1930 | 4基×2門 | 1 | 980 | 21 | 90.0% | 0.1-4.6km | ||
B | 短 | 20mm/70 Mk4 | 16基×1門 | - | 137 | 85.0% | 0.1-2.0km | ||
中 | 40mm/56 Bofors Mk2 | 6基×4門 | 189 | 90.0% | 0.1-3.5km | ||||
長 | 90mm/50 Mle 1930 | 4基×2門 | 1 | 980 | 21 | 90.0% | 0.1-4.6km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ |
1 | ![]() | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 |
![]() | 照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | |
2 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 |
![]() | 操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | |
![]() | 推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (-) | ━ | モジュールスロット2 (-) | ━ | 次の軍艦1 (-/-) |
船体 | ||
---|---|---|
![]() | モジュール名 | 購入クレジット |
主砲 | ||
![]() | モジュール名 | 購入クレジット |
魚雷 | ||
![]() | モジュール名 | 購入クレジット |
主機(エンジン) | ||
![]() | モジュール名 | 購入クレジット |
射撃管制装置(照準装置) | ||
![]() | モジュール名 | 購入クレジット |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:60秒 |
十字キー上 | |||
![]() | 水中聴音 | 2回 | 消耗品の動作時間:92秒 消耗品の準備時間:180秒 魚雷発見:2.8km 敵艦発見:4km |
十字キー右 | |||
![]() | エンジンブースト | 2回 | 消耗品の動作時間:180秒 消耗品の準備時間:120 秒 |
注:括弧内は各レアアップグレード搭載時の値
ゲーム内説明
ラ・ガリソニエール級軽巡洋艦は、二次大戦の勃発時においては世界最高の軽巡洋艦のひとつでした。前級とは異なり良好な主砲を備えており、装甲防御は軽巡洋艦としては最高を誇りました。1943 年には、本艦級の各艦に対空兵装の強化と警戒レーダーの搭載が図られました。
解説
- 概要
フランスTier5巡洋艦。ギャル曽根ではない
- 主砲
前級と変わらないが装填がやや早くなり(それでも軽巡砲としてはまだまだ遅い)、射程もTier5にして14.9kmと長い。
砲弾は変わってないので貫通力はTier相応になった。
威力は6インチ砲相応、弾道、精度、火災率は優秀。砲弾特性の傾向としてはBudyonnyに似た感じで、威力・火災発生率は同じ、精度もほぼ同じ、弾速と貫通力が若干劣る(勝ってるところがないとか言わない。それはよそも同じ)。偏差のクセを覚えれば戦艦や巡洋艦を狙うのには困らないだろう。
砲旋回はそこらの駆逐艦より速く、近距離での遭遇戦も十分対応できる。
一方で全門指向できる射界が、前方40度、後方はそれ以上と非常に悪い。
PC版とは違い主砲ブースターの搭載は出来ない、その為PC版の主砲ブースターを使う戦法は使えないので要注意
- 魚雷
前級と比べて射程が3km延び、雷速も3ノット向上した魚雷である。威力はそれなりにあるが門数は少ない。
非常に射界が広く、進行方向への牽制、撤退戦での置き魚雷、遭遇戦で切り札としても有効である。
注意点としては射程が9kmあるので、味方に当たって無駄にしないように流す事。
- 対空
同格の巡洋艦としては高水準。長距離火力は同格最低クラスなのだが、中短距離は高い継続ダメージを吐き出す (特に中距離)。
しかし空母の集中攻撃に対処できる程ではない。単独行動は厳禁。
有効射程は狭いので味方の戦艦を守れるように艦隊行動を心がけよう、フランス巡洋艦はTier3から水上戦闘機を持つが、なぜか本艦には水上戦闘機がないので注意。
- 機動力
本艦から消耗品「エンジンブースト」を搭載できる。
ただし基本となる速度が31ktしか無いため、快速とは言い難い。
効果時間は180秒と長いので、走り撃ちや戦域の変更など柔軟に運用しよう。
舵と旋回半径は標準的。
旋回アップグレードを積めば中距離戦での回避運動には問題ない。
- 生存性
やっと、ようやく、ついに、舷側に最大105mmのまともな装甲がついた。ほとんどの防郭は舷側に露出していないため防郭隔壁の20mmとあわせて125mmとTier5軽巡としてはトップクラス。
問題はHP量が少なく、機関部がやや広く、弾薬庫も水面からそれほど低くない事。
中遠距離から山なりに落ちてくる戦艦の主砲には十分な警戒が必要である。
このTierから、防郭の一部(艦橋の下あたり)が舷側に露出するようになった。マッチングする戦艦HE弾に貫通されるような薄さではないが、軽巡、駆逐艦の小口径AP弾で本艦を狙うならそこである。この傾向はTier8まで続く。
また「防御砲火」と交換になるが消耗品「水中聴音」も搭載できる。
戦い方に合わせて変更しよう。
- 隠蔽性
同格巡洋艦としては最低水準。後手に回るのは覚悟しよう。
尤も発砲すれば最大射程まで発見されるので、砲撃中はあまり問題にならない。
占領や撤退戦での扱いには注意が必要である。
- 総評
PC版と違い、主砲ブースターが使えないため若干扱いにくい艦になってしまっている、
マッチング的に格上と当たる事も多く、常に適切な回避運動も必要になるだろう。
この艦以降のフランス巡洋艦は「距離を維持して前線の火力支援を行うタイプ」となる。そういうタイプの艦に乗ったことがないのであれば、この艦で練習しておくと後々の役に立つだろう。
史実
フランス海軍が戦前に竣工させていた最後の軽巡洋艦の艦級である。主力艦隊の一員を担う存在となる予定であった。
主砲は前級と同様の152mm砲を3連装砲塔で3基装備。55口径の長砲身砲で、他国の同クラスの砲と比べても十分な威力を持っていた。後に、新戦艦Richelieu級やGascogne級、Alsace級の副砲にも採用された優秀な砲である。
そんな本級には、装甲が、ある。すごい。素晴らしい。前級が「装甲なんて要らないんだよばーかばーか」などと言っていたのに対し、本級は105mmの舷側装甲を持つ。重巡洋艦並の重装甲により、軽巡洋艦の砲撃に対して十分な防御力を持っている。
他の装備としては、「ハイン・マット」と呼ばれる水上機回収装置を搭載していた。これは海面上に帯状のマットを流し、この上に水上機を乗らせることで姿勢を安定させるというもの。多少荒れた海面でも、艦載機の回収を行うことができた。なんで水上機飛ばさせてくれないんですかWGさん
主な任務は通商保護。Dunkerque級戦艦1隻に対し本級3隻と大型駆逐艦6隻が随伴し、「高速機動部隊」を構成するものとされた。二次大戦では、シナリオ戦でも触れられた金塊輸送任務などに従事していた。本級6隻のうち、グロワール、モンカルム、ジョルジュ・レイクの3隻がトゥーロンでの集団自沈を免れ、自由フランス海軍で運用された。
小ネタ
本艦の艦名の元となった人物は、ロラン=ミシェル・バラン・ド・ラ・ガリソニエール。
フランス王国海軍士官として7年戦争初期のミノルカ島の海戦(1756年5月20日)で勝利したことで知られる。
ミノルカ島は地中海の入り口であるジブラルタル海峡に次ぐ戦略拠点。元々はその立地よりスペイン領であったが、スペイン継承戦争のどさくさで英国が占拠して以来、英国領となっていた(ユトレヒト条約)。英国がこれらの重要拠点を抑えていることに危機感を覚えたフランスは、英国軍の虚を突いて島の上陸に成功。さらに、ジブラルタルから来た英国艦隊と艦隊戦を行い勝利。
この海戦自体は双方の損害が大きく、実質引き分けといったものであったが、フランス本国ではラ・ガリソニエールは称賛された(フランス王ルイ15世がフランス元帥位の授与を考えたが、謁見前にラ・ガリソニエールは病死し叙勲は幻となった)。しかし、フランスによる島の占拠は一時的なものであり、その後再度英国に取り返されてしまう。
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