目次
コンテナ
コンテナを利用すると有蓋貨物をコンテナに詰めて無蓋貨物として取り扱うことができるようになる。
v0.8.4.Xでの使用感
開発元からは税関や、貨物船で輸出する際の積み降ろしの時間短縮するようアナウンスされているがプレイ中にどうしても使うほどのメリットは感じない。
魅力を感じない点は以下のような点となる。
- 農作物を以外の有蓋貨物自体がそもそも貨物の取扱量として少ないのでコンテナ化してまで輸出が詰まることが考えにくい。
- 農作物は通常輸入が中心となるためコンテナ化して輸出などまず実施しない。※逆に輸入時にコンテナで輸入はできない。
- 梱包・荷解きにわざわざ専用施設で、労働者を使う必要があり、そこに労力をかけるくらいなら有蓋貨物のまま輸出した方が簡単
- 現状、プレイヤーの物流チェーンの見栄えをよくするフレーバー的な使用になってしまう。
- ただし、輸出入が特定の税関や港湾に極端に集中するような状況では積み下ろし速度的にコンテナでの運搬の方が圧倒的に効率的。かつコンテナはバンニング施設である程度は積み上げて保管することが可能なので、決して無意味というわけではない。
積み下ろしが遅すぎて耐えられないという際はコンテナ輸送に切り替えるのも一考。
ただし工場とバンニング施設を直接工場接続すると折角輸入した原料までバンニングしちゃうので、バンニングする品物はちゃんと設定しましょう。
関連施設
バンニング施設
有蓋貨物をコンテナに梱包する施設
コンテナ化は、以下のように実施される。
1.コンテナサイズを選択する
2.施設の倉庫or接続している倉庫に有蓋貨物を格納する
3.労働者がいると梱包作業が行われる
4.梱包されると、施設の「車両/コンテナ置き場」にコンテナとして出てくる(コンテナ容器はどこからともなくやってくる)
5.できたコンテナを無蓋トラックや鉄道で運び出す
デバンニング施設
コンテナを開けて中の有蓋貨物を取り出す施設
コンテナの荷解きは以下のように行われる。
1.施設へコンテナを格納する
2.労働者がいると、荷解き作業が行われる
3.荷解きされると施設の有蓋倉庫に格納される。
4.有蓋トラックや鉄道で有蓋貨物として運び出す
車両/コンテナ置き場
コンテナは、車両/コンテナという貨物に分類され「車両/コンテナ置き場」倉庫で取り扱いができる。
税関
コンテナ化すると積み降ろしが非常に早くなるため税関での輸出の待ち行列対策となる。
有蓋貨物のままでは数十秒かかる税関での輸出が、コンテナ化すると数秒で完了するようになる。
以下のような物流チェーンを作成することができるようになる。
生産拠点でコンテナ化し、「車両/コンテナ置き場」にコンテナを集約して、鉄道で税関へ輸出する
対象貨物
有蓋貨物一覧
- 農作物
- 化学薬品
- 織物
- アルコール
- 食品
- 衣服
- 電子部品
- プラスチック
- 家電
※有蓋トラックで取り扱い可能な家畜や、冷蔵の肉類は取り扱いできないので注意
コンテナの容量
コンテナは大きさが異なる3種類が存在し以下の容量となる。
- ドライコンテナ 10'(10フィート≒3メートル)
- ドライコンテナ 20'(20フィート≒6メートル)
- ドライコンテナ 40'(40フィート≒12メートル)
※フィートの記号
フィートの単位は「ft」で、「'」の記号を用いる
有蓋貨物 | ドライコンテナ 10' | ドライコンテナ 20' | ドライコンテナ 40' |
1種 | 6.4t | 15t | 23t |
2種 | 5.6t | 13t | 20t |
3種 | 4.0t | 9.8t | 14t |
4種 | 2.8t | 6.8t | 10t |
5種 | 2.4t | 5.9t | 8.8t |
6種 | 2.0t | 4.9t | 7.3t |
※貨物種別(コンテナは、家畜と肉類は取り扱い不可)
1種 | 農作物 |
2種 | 織物 |
3種 | アルコール/食品/衣服/機械部品 |
4種 | 電子部品/家電 |
5種 | 化学薬品 |
6種 | プラスチック |
コメント
- コンテナについて記載 -- ヒサ? 2021-05-09 (日) 00:30:29
- 税関の近くにバンニング施設を建設して食品を輸入・コンテナ梱包しておき、各都市からやってくる列車に積み込むという方法で、税関の輸入能力を引き上げる使い方もできます。税関付近に街があれば特に小型・中型税関の能力を引き上げられるのでは無いでしょうか? -- 2022-01-14 (金) 08:31:01
- コンテナ輸送の有用性はマップや年台によりけりで、1960年スタートのデフォルトマップだとメリットを感じられないが、海上輸送との連携が必要なマップ(島マップなど)では物流に革命が起きる。
一般にコンテナ積載の無蓋トラックは同タイプの有蓋トラックに比べトン換算の積載量が激増する。
特に、1976年に登場する「Kmz5410(無蓋)」は20'コンテナを2つ積載可能で、鉄道輸送を置き換えるような存在となり得る。これにより、物流の鉄道依存度を下げて用地節約を図ることも可能。
これに対し鉄道の場合、コンテナ積載の無蓋貨車はどの年代でもトン換算の積載量で有蓋貨車に劣る。このため、鉄道主体の物流網を構築する場合はコンテナ利用のメリットが少ない。 -- 2022-10-08 (土) 11:54:54