概要
市民は政府への忠誠度を持つ。低いと自身が逃亡したり、労働効率を下げたり、囚人を脱走させたり、教師の場合は教え子を反体制派にしたりと人民の敵として振舞う。一般的な都市開発ゲームにある物ではない。
放っておくとどんどん下がっていくため、対応が必要である。
基本値は50%だが、ソ連圏の移民は少しだけ高く、大卒の移民はさらに高い。
秘密警察
秘密警察は市民の忠誠度を明らかにする。車が配備され、各住居を訪問して忠誠度が分かるようになる。
忠誠度
政府への忠誠心。高いと労働効率が上がり、低いと逃亡や労働効率の低下に繋がる。
忠誠度が低い要因
移民
ドルで買える第三世界*1の移民は生まれながらの忠誠度が低く、上げるにも限度があるため労働の際にも低い忠誠度になるのは致し方ない部分が存在する。
次世代に期待しよう。
幸福度が低い
市民の幸福度も忠誠度に影響を与える。配給が滞っていたり、遊べる場所が全くなかったり、(有効にしている場合)水が飲めなかったりすると忠誠度は上がらない。当然である。
人口を増やすためにも幸福度を高く保とう。
反革命分子による不適切な教育
小学校や大学では、教師の忠誠度を参照して教え子の忠誠度が決まる。即ち忠誠度の低い教師がいるとそれだけで低い忠誠度の連中が誕生してしまう。
小学校の内から社会主義を吹き込む洗脳する正しく教育することが重要であり、教師の必要な忠誠度は上げたほうが良い。
上げる方法
レーニン像
史実でも使われた手段。全土にレーニン像や赤星モニュメントを乱立させる。
ゲーム的には手軽で安価で恒久的に効果があるため非常に便利だが、これだけでは50%までしか上げられない。
序盤から有効というか、時間による忠誠度の低下を軽減するという観点から割と必須な施設。モニュメントを複数設置することによる相乗効果はとりあえずあるので、全体的に忠誠度が下がりすぎて教員のなり手がいないという事態にならないようにそれ相応に対策しよう。
教育
教師の忠誠度を参考に上下20%の範囲でランダムに卒業者の忠誠心が決まる。生徒のうちは両親の忠誠心と同じ値である。
孤児院でも方針を変更することでプロパガンダ漬けにできるが、正直あまり上がらない割に幸福度がダダ下がりする。
セクリターテ*2は目指さず、幸福度が高い普通の人民として育てたほうが良い。
また刑務所での洗脳によっても上げられる。出所するときには忠誠度が100%になっていることも多い。しかし、孤児院同様幸福度が下がる。
プロパガンダ放送
大卒労働者を多数用意する必要があるため、建設するにはある程度開発が進んでいることが前提となる。
自動車配布を除くと忠誠心を70%以上に上げられる手段はプロパガンダのみであり、中盤以降は必須である。
車を配る
究極の方法。どんなひねくれた資本主義の豚でも、車が貰えれば社会主義の勝利を確信する。まさに資本主義。
100%に持っていくためには基本的にこの方法しかない。