都市が発展すると増えてくる地下埋設施設。
これらは同じ深さには設置できない為、都市部に新しいトンネル構造物を掘ろうとすると必ずといいほど発生する問題でもあります。
地下に埋設する可能性のある設備としては
・上下水道管
・地下送電線
・地下パイプライン
・地下道
・トンネル
・地下鉄
等がありますが、浅いところでは
・橋梁の根元部分
などが設置の邪魔をすることがあります。
これらを乱雑に配置するといざという時に設置できないor大幅に迂回することがあるので、とりあえず優先順位を示しておきます。
なお、空中(橋等)および地下(トンネル等)の構造物の高さ調整はQとEのボタンで可能です。このゲームの必須事項なのでこの際に覚えましょう。
①橋梁の根元部分
これは厳密には優先順位最上位ではないのですが、道路橋・鉄道橋は渋滞対策で邪魔なものを全部撤去してでも最優先で建設する必要が出てきます。しかも配置制限が多いので大規模な再開発になりやすい設備です。
こ線橋程度の橋なら中間の橋桁部分は影響がないのですが、道路と橋の境目付近には深さ9mまでの設置不可制限があります。
②下水道
理由はただ一つ。ポンプ以外に配管を引き上げる方法がないから。詳しくは水道インフラ参照。
重要インフラである下水管を新規に設置できないなんてことは早々ないと思いますが、下水管が集中するだろう下水処理場周りにはなるべく余計なものを置かずにすっきりさせましょう。
それでもできないって?下水処理場を別のところに新たに作りましょう。
下水管を強引に引き上げる方法としては深いポンプを複数連結させるという力業もありますが、下水スイッチや処理場など高さ制限をまともに食らうものはどうにもならないのでポンプでも駄目なら何かしらの方法を考えましょう。
③上水道・地下電線
これは現実モードなどで自力建設をする場合の話ですが、水道管は途中で道管の高さを弄るとそこから別工事扱いになります。まあ、建設にはちょっと手間が増えますが結果的にはあまり変わらないので急がないのならそこまで拘る必要はありません。
上水は下水とは違って比較的融通が利きます。
地下埋設の電線も比較的融通は利きますが、地下に埋設する必要がある場合は大体が地上が市街地であるため、道管が浅すぎると後々の拡張で道管が邪魔をして道が引けなくなる可能性があります*1。
④その他
道路は東京都の地下鉄が示すとおり、既定の深さに下がったらあとは同じ深さを進むのが最短距離です。
パイプラインはポンプの圧力次第なので別にどうでもいいのですが、人が利用する地下トンネル系は下手に上下させるとその分移動距離が増えるので大胆に行った方が効率的です。
ただし目的地に到着できないと話にならないので地上接続部やエキチカ周辺の地下は各自考えましょう。