Early Start

Last-modified: 2025-12-28 (日) 01:23:18

2025年5月23日リリース。「1960年よりも前の年代からスタートできる」DLC。
1930年、1940年、1950年代からのスタートが可能となる他、年代による「研究」の制約、蒸気機関車、90種類を超える新しい建物が追加される。2025年12月15日、Horse Updateで1920年スタートが追加された。
モスクワとサンクトペテルブルグ、2枚のマップを新たに追加。ソヴィエトリパブリック史上初めて、バニラでは国単位ではなく都市単位でのマップ追加となる。
このDLCを導入するとWorld Map含めた全てのDLCに収録されたマップで1920年からのスタートが可能となる。

2025年12月22日時点での雑感

1920年代は第一次世界大戦終結から十月革命とロシア内戦を経てソビエト連邦が成立する激動真っ只中な時代。
機械化(自動車化)は第一次大戦中に軍用にようやく発展したこともあり、1920年はロシア内戦でボロボロな時代なことで、かろうじてルッソ・バルト製の自動車があるものの、アプデで導入された馬力による輸送も考える必要が出てくるのかもしれない。
実際にゲーム内はその想定で馬が実装されているかもしれないし、現実でもこの時期の民需は馬車輸送が主流であるのだが、当然建設速度は激遅。
船舶?実質陸軍国でロクな海軍がないソ連に期待するな!(2025年12月22日時点の1920年時点のバニラ環境では東も西も購入・建造可能な船舶はありません)

1930年代は戦間期から第二次世界大戦の自動車が普及し始める時代。技術不足のため大型鉄塔など研究制限がある施設が多いうえにプレハブ造りがほぼ建築不可なので、レンガ造りの古い外装の建物が多くなる。つまり地震に弱い。
最大の特徴は鉄道が路面電車以外が蒸気機関車であり、石炭と(水道がオンの場合は)水を供給する専用の補給基地が必要となる。石炭動力の蒸気機関ということで頻繁に燃料補給が必要になるので補給基地と列車本数のバランスが重要になる。
なお、補給基地には石炭は自動供給されるが水はされないため水の供給網を設置する必要がある。あと、1955年のAGMu登場までは敷設車両も石炭動力なので鉄道建設事務所も専用の施設が必要
鉄道に旅客列車を走らせる余裕がそんなにないので路面電車の有難みが身にしみてわかるかもしれないね。
自動車はロシア最初の車両・航空機メーカーであるルッソ・バルトの車両が主体。トラックのペイロードから速度まで何もかも足りないので自力建設は激遅。トラッククレーンがない?第一次世界大戦と十月革命を経た戦間期~大戦中の畑から採れる歩兵以外の何もかもが足りないソ連としては民需用のクレーン車なんて優先順位は下の下なのですよ(一応1932年に登場する)。
30年代後半になるとラジオ放送が可能となる。

1940年代は核とプロパガンダの時代。少しづつ核開発が可能になり44年で原発が研究可能となる*1
鉄道もディーゼル機関車が登場するが、まだまだ蒸気機関が主流。なお二つ目の電化専用路線である地下鉄が建設可能になる。
車両はGAZ-AAシリーズやYagシリーズの登場でかなり改善されている(1930年代並感想)。1940年代後半からテレビ放送開始可能。

1950年代は電化とコンクリートと物流改革の時代。ディーゼル機関車が増え電気機関車が登場したり航空機がまともに運用可能になったり大型の工場や倉庫が建築可能になったりコンテナで運搬可能になったりと生産・物流が改善していき、50年代後半にようやく蒸気機関車に引導を渡すことができるようになる。
なお、車両は比較的ペイロードが高かったYagシリーズの生産終了により序盤は1940年代より悪化。1953年のV3Sシリーズなどの後継車両が登場するまでYagが中古市場に流れてくるまでGazシリーズで耐えるという建設業界は地獄模様。

ちなみにプレハブ建築が研究可能になるのはなんと1959年*2
あと、骨材およびコンテナ・車両運搬用の船舶が1959年まで存在しないので、どうしても使いたいのならアップデートで追加されるまではMODを導入して凌ぐ必要がある。

なお、開始年によって初期外貨保有額と、それに合わせて移民の費用(コスト)が、それぞれ減少する。人海戦術が捗る。
1960年スタートに比べ、1930年スタート時は40%、1940年スタート時は60%、1950年スタート時は85%となる。
例:難易度「イージー」で1950年スタートだと、初期外貨保有額が8,500,000R/$1,700,000
  移民は(難易度不問)第三世界からの移民10人=$850、ソ連圏からの移民10人=3,400R・・・など

ゲーム開始時の建設時の資源単価は1960年スタート時とほぼ同じと思われるが、車輛の購入価格と外国人労働者の費用が、1930年スタートでは36%、1940年スタートでは54%、1950年スタートでは76.5%程度まで下がる。これに応じて自動建設時の建設費用(=全資源価格と日数費用の総計)も減少している。

新マップ

  • モスクワ
    ソビエト連邦の首都。
    施設が設置されているマップならクレムリンを筆頭にマップ中央部に施設が集約されている。鉄道や大学などの最低限の施設(工科大学除く)も設置されているが、内陸の都市ゆえに陸上の税関は全て東側になっている。北の湖が東側、モスクワ川南部が西側への航路になっているが、これはその先でモスクワ運河と繋がって外洋に出られるため。無理矢理でも救済でもない。
  • サンクトペテルブルク
    ロマノフ朝ロシア帝国の首都であり旧称レニングラード。
    施設ありのマップだとペトロパヴロフスク要塞の他、ロシア正教の中心都市であるため教会の数が多い。バルト海に面した港湾都市ゆえに海上交易は容易。

2025年12月15日アップデート1920年スタート序盤

東西共通

1930年から10年遡っただけだが車種は圧倒的に少ない。収穫期はまだいない。アップデートのウリでもある為か、馬車全盛期。その為、馬車さえいない西側はほぼ何も出来ない。
車両に関しては東西ドイツが分かれる前?の為、生産国が「ドイツ」の車が西側に登場。また1960年では東になっていたポーランド車両が西側に登場する。

東側

馬車とRabult、そしてRasso-Bultという車種が幾つか出ており、一族が最低限の車種を網羅している。これらは1924年~1925年にかけて挙って引退していくが、変わってAMO-15の一族が登場しカバーされる。
石油輸送タンクローリーが馬車含めて何台かいるので、原油リグを建てれば少ないけど運搬可能。1921年にブルドーザーと馬車じゃない種まき機が登場。ダンプが既にいるので西側の掘削機を持ってくれば砂利も掘れる。
馬車以外の種まき機が最初に出るのは1921年なので、最初の1年は馬車か人のみか西から連れてくるしかない。バスも最初から1台出ており、乗客の輸送がいきなり出来る。列車に関しては蒸気機関車2台と、それに連結する客車、そして他に気動車が1台出ている。燃料は石炭と水。
ちなみに自家用車が最初から1種類出ているが、ミスなのかバグなのかまさかの定員6。自家用車は後年になってもその殆どが定員4の為、凄く貴重・・・・なんだけど1924年にひっそりと引退してしまう。

西側

ゲームの特性上、西側の車両は圧倒的に少なくアップデートのウリである馬車さえもない。1920年開始時に出ているのは種まき機、掘削機、ブルドーザー、軌道(線路)敷設車、貨車各1種づつの計5台のみ。12月25日のアップデートでバスの登場年が1916年に変更され、路面電車が追加された。
この頃はまだドイツ製車両の生産国が「ドイツ」になってて東西の区別はなく、ポーランド製は西側に登場する。
特筆すべきは種まき機と掘削機で、東側にはまだいない馬車じゃない種まき機が既にいるので農地を作ればいきなり農作業に従事出来る。運搬は東側の有蓋トラックを借りよう。掘削機もいるので東側のダンプで運び出す。掘削機に関しては東側は登場がかなり遅いので最序盤は重宝。
鉄道に関しては敷設車が1台既に出てるんで最初に西側からでも線路を延ばせる。車両は東から持ってくれば乗客も運べるしセメント貨車も引ける。1921年に車両の登場はなく、1922年になるとドイツ製の自家用車と警察車両が各1台づつと、1923年には同じくドイツ製のバスが1台登場する(このバスについては1.1.1.5にて登場年が1916年に変更された)。
他にブルドーザーが最初から1種類出ている。東側のブルドーザーは1921年に登場。1928~1929年頃になると徐々に車両が増えてくる。

コメント欄

  • 「現実モード(金額ハード)」の1930年スタートでシベリアマップをプレイしていますが、初期外貨保有額はそれぞれ56万Rと$28万。つまり難易度「イージー」と同様、1960年スタート時の初期外貨保有額140万Rと$70万の40%です。設定ミスではないので本文より赤文字の記述を削除しました。バイオームによる違いも無いと思われます。 -- tosh 2025-06-01 (日) 01:14:22
  • まあ1960年の1/3まで下がってても何とかなるからいいというのなら高難度モードで済むけど…… -- 2025-06-01 (日) 06:05:32

*1 なお、史実の世界初の原子力発電所は1954年稼働なのでこれでも相当早い方
*2 ニキータ・フルシチョフが担当したプレハブ工法の集合住宅である通称「フルシチョフカ」が1960年代から大量生産されたからか?