・エクソシスト帰る
進行内容
アンデッドを祓う力をもつエクソシスト。
その中で最も実力があるといわれる
イングリッドが、中の国から帰郷するとのこと。
彼女の乗った飛空艇は、そろそろ着くという。
飛空艇発着場へ彼女を迎えに行こう。
- Levilに話しかける。
Levil : [Your Name]。
君は、前に十二家会終了後の晩餐会に
出たことがあったな?
Levil : ふむむ。
それでなのかな……。
Levil : ここのところ、
若姫さまとも、よく一緒にいるようだし……。
Levil : 実は、ウェーザースプーン家の
イングリッド殿が中の国から
お帰りになられる。
Levil : イングリッド殿と言えば、
まだお若いのに、かの家では
エクソシストとして最も実力があるとして
知られた方だ。
エクソシスト?
聞いたことがないな
……
Levil : アンデッドって呼ばれる
モンスターがいるだろう?
Levil : それらを祓うことを
専門にしている人たちだよ。
Levil : 簡単に言えば
『神聖魔法に特化した攻撃的白魔道士』だ。
Levil : ルーツは、
初代ウェーザースプーン家当主の
戦い方にあるんだとか。
Levil : その戦闘技能を広く教示して、
いまに至るってわけだ。
Levil : 攻めて、護る!
てな感じかな。
Levil : エクソシストには、
代々、ウェーザースプーン家に
縁(ゆかり)の者が就いているんだ。
Levil : もっとも、アドゥリンの街中に
今じゃアンデッドなんて現れないからさ。
Levil : 同盟の重鎮たちの
近衛兵みたいな役をやっているけどな。
Levil : 彼らエクソシストたちのトップが、
エクソシスト長のヴォルティミア様だよ。
その方からの依頼だぜ。
そのイングリッドもエクソシスト?
エクソシストが何の用?
Levil : そうさ。
さっき言ったように、
エクソシストたちの中で一番の実力者なんだ。
Levil : すげえだろ?
Levil : さらにすげえのはな。
美人だってことだ!
Levil : ただ……その……
性格が、ちょっとばかし苛烈で……。
Levil : 「魂の穢れしもの」には
一切の容赦をしないって性格から
「無慈悲のイングリッド」なんて呼ばれたり……。
Levil : あ、いや、
なんでもない。
その無慈悲のイングリッドに何か?
無慈悲のイングリッドとは?
Levil : ば、ばか!
人前でそんな呼び方するんじゃねえよ!
Levil : ……ふう。
心臓に悪いヤツだな。
Levil : そのイングリッド殿だけどさ。
外の世界をご見聞なさりたいとかで、
中の国まで行ってらしたんだけどね。
Levil : 急きょ、
ご帰国されることになったようだ。
Levil : で、[Your Name]には
飛空艇発着所まで行って、
イングリッド殿のお出迎えを頼みたいんだよ。
Levil : 何故、君に頼むのかって?
Levil : ふむ。そこがよく
わからないんだけどね……。
Levil : 先方としては、
どうしても君に行ってほしいらしいよ。
Levil : それで、そのまま
アドゥリン城へと共に向かってほしいのだとさ。
Levil : いや、
ウェーザースプーン家じゃない。
Levil : そのままアドゥリン城に
行ってくれとのことだ。
理由はわからないが……。
わかった。引き受ける
今はちょっと……
Levil : む?
そうか都合が悪いか。
Levil : まあ、彼女が
戻ってくるまでには、
その用件を済ませてくれよ。
Levil : なんたって
十二家からの直々の頼みだからね。
Levil : ああ、[Your Name]。
飛空艇発着所まで行って、
イングリッド殿のお出迎えを頼みたいんだよ。
Levil : イングリッド殿の乗った
飛空艇は、そろそろ港に着くはずだ。
Levil : 行けば、わかるように
手配しておいたから。アドゥリン城のほうへは、
こちらから連絡を入れておくよ。
Levil : では、よろしく頼む!