アドゥリンの魔境/ハーサーカ

Last-modified: 2014-05-15 (木) 05:08:46

・ハーサーカ

進行内容
 カミール山の山頂で、災いを呼ぶ龍
 ハーサーカと会った。
 しかしハーサーカの想いを知るためには
 まだまだ勉強が足りないようだ。
 アドゥリンの歴史と初代王のことを深く
 知るために、アドゥリンへと戻ろう。


  1. カミール山麓のAlpine Trailを調べ、カミール山へ。
     
    Winged Scourge : ここは
     人間の立ち入ってよい場所ではない。
    Winged Scourge : 森を荒らす
     おぬしたちのような輩は、早々に立ち去るのだ……。
     さもなくば……。
    Winged Scourge : 我は、
     おぬしたちに光の鉄槌を下さねばならぬ!
     去れ!
    Arciela : 待って!
     待って……ください。
     これを、これを見て!
    Winged Scourge : その剣は……。
    Arciela : [Your Name]!
     あなたもロスレーシャの実を見せてあげて。
     
    ロスレーシャの実を見せますか?
     はい
     いいえ
     
    「いいえ」
    Arciela : ちょ、ちょっと[Your Name]!
     こんなときに冗談なんて困ります!
    Arciela : それともまさか、
     忘れてきたわけじゃないよね?
     
    どう答える?
     忘れた
     持ってる
     
    「忘れた」
    Arciela : ええええ!!!?
    Arciela : ……。
     
    「持ってる」
    Arciela : んもうっ!
     悪ふざけはやめてください。
     
    [Your Name]は、ロスレーシャの実をWinged Scourgeに見せた。
    Winged Scourgeは[Your Name]をじっと見つめた……!
    Winged Scourge : ふむ……。
     オーダーサインと
     ロスレーシャの実、か……。
    Winged Scourge : では、おぬしたちは、
     森を荒らす輩ではなく、
     げに気高くも勇猛であった王……
     オーグストの意を汲む者だと言うのだな?
    Arciela : 初代王の名を……
     そんな風に親しげに呼ぶなんて。
     まさか……オーグスト王を知っているの?
    Arciela : 初代の王が生きていた時代なんて、
     人の一生の何十倍以上も、ううん、
     ひょっとしたら、もっともっと前なのに……!
    Sajj'aka : むろん知ってるとも。
     我が名は、ハーサーカ(Sajj'aka)。
    Sajj'aka : 彼(か)の王と共に戦いしもの。
     彼の王に絶対の忠誠を誓いしもの。
    Sajj'aka : 人間たちの言う
     歳月などという言葉は、
     悠久を生きる我には無縁だ。
    Sajj'aka : だが、敢えてこう言おう。
     千の昼が暮れようと、万の夜が明けようと、
     王と我との誓いは揺らがぬ。
    Sajj'aka : 我から見れば、
     人の一生など、うたかたのようなもの。
     束の間だけ輝いてみせたかと思えば、
     まばたきほどの間に消えていってしまう。
    Sajj'aka : 消えては結び、また消えゆく。
     はかなき存在が人間だ……。
    Sajj'aka : だが、あの王だけは、
     我には異なって見えた。
    Sajj'aka : 光の龍である我よりもなお、
     彼のほうが輝いて見えたぞ。
     我を影の国から連れ出してくれたあの王だけは……。
    Sajj'aka : そうとも、
     我は彼のことを忘れはせぬ。
    Sajj'aka : だが人間の娘よ……。
     おまえはどうなのだ?
    Sajj'aka : オーグスト王の
     意を汲む者だと言い張るが……。
     どれほど、あの御方のことを知っておるのか。
    Arciela : それは……。
    Sajj'aka : では、
     ウルブカの守護者として問おう。
    Sajj'aka : オーグストから
     森の守護を託された七つの魔物がいるのは
     知っているな?
    Arciela : 七支公……。
    Sajj'aka : その呼び名は
     人間の付けたものだがな。
    Sajj'aka : 彼らは、それぞれ
     ウルブカの地の決められた場所を守護している。
    Sajj'aka : だが、実は、
     その七つの魔物以外にも、
     王を助けた金色の大虎がいるのだ。
    Arciela : テラクァルンですね。
    Arciela : わたしだって、
     図書館で調べましたから。
     「英雄王と金獣王」に書いてありました。
    Arciela : わたし、覚えてます!
    Sajj'aka : 思ったより博識のようだな。
     その自信、どこまでが本物か……。
    Sajj'aka : では、娘よ。
     金色の大虎と戦ったのは、
     何処の地であったか知っているか?
    Arciela : え……。
     戦った場所……?
     そ、それは……。
    Arciela : どうしよう、
     [Your Name]……
     わたし、そこまで覚えてない。
    Arciela : ううん。
     そんなことまで書いてなかった気がする。
    Sajj'aka : 答えられぬか。
    Sajj'aka : してみると、
     そなたたちのオーグストへの誓いの重さなど、
     その程度のものなのであろうよ。
    Sajj'aka : 話にならぬな……。
     我は、日も差さぬ星の光も届かぬ彼方から、
     解放してくれたあの日から、片時も
     彼の王との誓いを忘れたことはないのだぞ。
    Sajj'aka : もう、よい……。
    Sajj'aka : おぬしらが
     何をしにきたかは知らぬ。
    Sajj'aka : 知らぬが、
     我らの想いの深さを理解できぬような輩とは
     話すことなどない。
    Sajj'aka : 早々に立ち去るがいい……。
     我は疲れているのだ……
     生き続けねばならぬことにな……。
    Arciela : わたし……
     なんだか、恥ずかしい……。
     あの龍の言うとおりかもしれない。
    Arciela : もっと……色々なことを
     知らなくちゃいけないんだね。
    Arciela : こういうときは……
     あそこに行って調べるしかないかも。
    Arciela : そう。
     アドゥリンの知の宝庫であるあの場所へ……。

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