・小さなお願い
進行内容
PIO.ワークスへ戻ると、
ティアナが薬の礼を言いに来ていた。
アシェラもティアナのように、
完全に元気を取り戻してくれると
いいのだが……。
- Levilに話しかける。
Levil : ああ、きたきた。
この子、君に会いたいからって、
ずっとここで待っていたんだよ。
Levil : おじいちゃんの薬を
探してあげたんだって?
Tiana : えへへ。
おひさしぶりです、[Your Name]さん!
Tiana : えっ?
おじぃちゃまですか?
Tiana : あのおねぇさんのお薬のおかげで、
お咳も止まって元気になったんだよ!
ずっと治らなかったのに。
Tiana : それでね。
もう1回、ちゃんとお礼を言いたくって!
Tiana : あのときは、ありがとう、
[Your Name]さん!
Tiana : ほんとは、
あのおねぇさんにもお礼を言いたかったの。
Tiana : ……でもね、
おねぇさんは実は、おひめさまだったの!
Tiana : びっくりしちゃった。
だから会えないって、おじぃちゃまが……。
Tiana : もし、あのおねぇさんに会ったら、
あたしの代わりにお礼を伝えてほしいの。
お願いなのです!
Levil : ああ~、
姫さまってのはちょっと違うんだけどな。
おーい。
Levil : っと、行っちまったか。
まあ間違いでもないんだが……うーん。
Levil : 俺たちも、
若姫さまとか言ってるしなー。
でも、今じゃアドゥリンには
王家はないからなー。
Levil : って、そんなことを
あの年頃の子に言ってもわかんないか……。
Levil : そうそう、[Your Name]。
君とアシェラさまとで、
あの子の祖父の薬を探してあげたんだって?
どうやら、森でしか採れない珍しい薬草らしいね。
Levil : 若姫さまは
そういうことにお詳しいから……。
最近は、森に行ってないみたいだけれど。
Levil : で、姫さまの様子は
どうだった? いや詳しく話せないような
内容なら聞かないけどさ。
セレニア図書館で話をした
スィーツが好きらしい
好きなタイプが聞き出せなかった
Levil : なっ!?
よ、よりによって姫さまに
何てこと聞いてんだよ!
まったく……。
Levil : まあ、元気ならなによりだよな。
Levil : 開拓に慎重なアシェラさまは、
あまり推進派のお偉方には受けがよくないし……
Levil : 古い奴らには、
危険な森に平気で入っていく若姫さまを、
まるで魔女か何かのように言うヤツもいるけど……。
Levil : あの人は、偉ぶらずに、
誰にでも同じように接してくれるからね。
実はPIO.ワークスの中にも、
若姫さまを好きな連中はいるんだよ……。
Levil : あの小さい
お嬢ちゃんのようにさ。
Levil : [Your Name]……。
これからも、若姫さまのことを
気にかけてあげてくれよな!