・足りない品は……
進行内容
バイソンジャケットの材料を
用意してほしいと頼まれた。
指定された品を集めて
港の倉庫に納めよう。
- 西アドゥリン・アドゥリン港のPort Storageを調べる。
Guilberien : っと、なんだ?
あんた開拓者だろ?
しがない倉庫番の俺に何か用かい?
Guilberien : 倉庫の状況だって?
見りゃわかんだろ。
絶賛、てんてこ舞い中だよ!
Guilberien : ちくしょうめ、
あれが足りない、これが多いって、
どうなってんだよ、もう!
??? : ギルベリアン君、
ちょっといいかね?
Guilberien : ああん?
なんだよ、今忙しいって……。
Guilberien : おっと、
エスティエヌ(Estienneux)閣下でしたか。
Estienneux : 皮肉はよしてくれ。
実は例の品なんだが……。
Estienneux : どうにも
調達の見込みがつかないんだ。
済まないが、もう少し待ってもらえないだろうか?
Guilberien : 例の品って……。
Guilberien : おいおいおい!
ああもう、ちっくしょう!
Guilberien : なあ、
そこの開拓者の、聞いたかい?
このありさまだよ!
Estienneux : うん?
……君は、[Your Name]だな?
Estienneux : ああ、君のことは、
もちろん知っているとも。
Estienneux : アドゥリン城に出入りしている者で、
[Your Name]の名を
知らない者はいないよ。
Guilberien : へえ?
こいつそんなに有名なのかよ。
Estienneux : うむ。今では
有名になってしまった、というべきだろうな。
アシェラさまの信頼も厚い開拓者だよ。
Estienneux : 中の国では……冒険者、
だったかな? そう呼ばれていたという話だ。
Estienneux : おっと、
[Your Name]殿には、
まだわたし自身の紹介をしていなかったね。
Estienneux : わたしは、
メルヴィアン様の補佐をしているエスティエヌだ。
Estienneux : メルヴィアン様は、
このところ急を要する別件でお忙しくてな。
わたしが代わりを務めておるのだが……。
Guilberien : ちょいと失敗が多いよな。
Estienneux : う……ぐ。
そ、そうは言うがな、ギルベリアン君。
メルヴィアン殿は特別だったのだぞ。
Estienneux : わたしは、あの方のように
十の書類を同時に見ることなどできん。
今まではメルヴィアン殿だったから、こなせたのだ。
Estienneux : このところ、ロクに
寝ることもできずに働いているというのに……。
む?
Guilberien : おおっと、地震だ。
Guilberien : け、けっこう揺れたぜ。
最近、多いよな……。
Estienneux : うむ。
これも悩ましいことのひとつであるな。
Estienneux : この前の大きなヤツでは、
諸島に建っていた聖堂が崩れてなぁ。
歴史的にも貴重な建物なのだがね。
Estienneux : あれを建てなおす財源も
どこからひねり出そうかと……。
いや、今はそちらの問題は後回しだな。
Estienneux : む。そうだ……。
[Your Name]殿、丁度いい。
少し話を聞いてくれないかね。
Estienneux : 実は、
あなたの出身でもある中の国から
我が国に大きな注文がきたのだよ。
Estienneux : 我が国のINV.ワークスで作っている、
とある品を欲しい、とね。
Estienneux : その品を作るために必要なのは、
エフトの皮、有翼獅子のたてがみ、
野牛の角、有翼獅子のなめし革、
そして、野牛のなめし革……
Estienneux : といった品々なんだがね。
Guilberien : バイソンジャケット、ってやつさ。
ウルブカのずっと西から伝わったっていう装束を
元にしたもんなんだぜ。
Guilberien : ここの工房で作ってるやつは、
本物と比べても遜色ないって話。
Guilberien : けっこう中の国からの注文が多くてさ。
今回は特に一気にかなりの数を注文されたんだ。
ところが……。
Estienneux : うむ。
その件に関しては謝るが。
書類にひとつ品名が抜けててな……。
Estienneux : 調達に失敗して
充分な数が揃わなかったのだよ。
アイテムがまだ足りないのだ。
Estienneux : 先方からは、
納品はまだかと催促されるし……。
他の開拓者たちにも頼んでいて、
もう一息なのだがね。
Estienneux : [Your Name]殿も
協力してもらえないだろうか。
アイテムの調達を引き受ける
引き受けない
Estienneux : そ、そうか……。
だがな、あともう少しなのだよ。
そこをなんとか頼まれてはくれないか!
Estienneux : おお!
なんとありがたい!
Estienneux : アイテムを
1つ、揃えることができたら、
そこの倉庫に納めてくれたまえ。
よろしく頼む!