アドゥリンの魔境/モリマー

Last-modified: 2014-05-15 (木) 17:04:23

・モリマー

進行内容
 男はモリマーと名乗った。
 それは、初代の鼠騎士の名であった。
 ハーサーカの「光の鱗」について
 彼に心当たりがあるようだ。
 ハーサーカの協力を得るため
 同行してくれると言う。
 カミール山の頂上へ向かおう。


  1. バトルフィールド「門」をクリア。
     
    Noble Warrior : どうやら、
     そっちも片づけ終わったようだな。
     ほうほう。なかなか強いじゃねえか!
    Noble Warrior : おい、ダラクァルン。
     おまえの目も節穴じゃなかったてぇわけだ。
     うわははは!
    Darrcuiln : (我は嘘は言わぬよ……。)
    Noble Warrior : おう!
     あんたが、アシェラだな?
     大きくなったなぁ。
    Arciela : え……?
    Noble Warrior : それから、
     そっちのが[Your Name]か?
    Arciela : あの、あなた、は……。
    Morimar : ワシか?
     ワシは、ただのモリマーよ。
     生まれてから今までずっとなぁ。
     がっはっはっは。
    Arciela : え、モ、モリ……?
     その名前……は、初代の鼠騎士と同じ……。
    Morimar : 懐かしい響きだな、おい。
    Morimar : 今じゃあその二つ名で
     ワシを呼ぶ人はいなくなったと思っていたが……。
     そう、それよ。そのモリマーよ。
    Morimar : オーダーサインも
     大事にもっとるな、感心感心。
    Arciela : 剣のことも……。
     まさか……。だって、どう見ても……。
    Morimar : まあ、いささか
     長く生き過ぎちまったがな……。
    Morimar : ま、ワシのことはどうでもいいんだ。
     おまえたち、光の鱗を探してるそうじゃねえか。
    Arciela : どうしてそれを……!
    Morimar : はっはっは。
     蛇の道は蛇ってな。
     それとも、ワシの場合は、鼠の穴は鼠、かな?
    Darrcuiln : (鼠と呼ぶには、
     いささか育ちすぎだと思うがな。)
    Morimar : んだとぉ?
     おい、ダラクァルン!
     おまえなぁ……ったく。
    Morimar : なんで、よりによって
     こんな時代の相棒が、今まででいちばん
     口の悪いやつになったかねぇ。
    Darrcuiln : (運命というものなのだろうよ。)
    Darrcuiln : (それより、益体もない
     やりとりをしている場合ではないだろう、
     我が主どの。)
    Morimar : っと、そうだった。
     鱗の話だよ。
     ワシに心当たりがねえでもねえぞ、その鱗のな。
    Morimar : まあ、絶対とは言えねぇが……
     可能性がだいぶある。
     ただ、そこに探しに行くには、
     あいつを説得しねえとならねえ。
     
    なにか聞く?
     あいつ?
     説得?
     
    「あいつ?」
    Arciela : 誰ですか?
     
    「説得?」
    Arciela : あの、すみません。
    話がみえないのですけど……説得って?
     
    Morimar : おお、ふたりとも積極的だねぇ。
     若いやつはそれくらい勢いがなくちゃいけねえ。
    Morimar : 開拓ってぇのは、若いやつの仕事さ。
     ワシみたいな年寄りはそろそろ引退の……
     って、また話が逸れちまったな。
    Morimar : ハーサーカだよ!
     あいつの協力がいる。
     もし、その気があるんだったら、
     説得に付き合ってやるぜぇ。
    Morimar : もう時間がねえみたいだからな。
     このままじゃ、オーグストと交わした約束が
     果たせなくなっちまう……。

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