アドゥリンの魔境/スィーツの魔力

Last-modified: 2014-08-13 (水) 02:24:37

・スィーツの魔力

進行内容
 以前、アシェラが読んでいたお菓子の本を
 セレニア図書館で借りた。さっそく
 アシェラに届けにいこう。


  1. 東アドゥリンのPloh Trishbahkに話しかける。
     
    Cynthia : アシェラ様。
     あなたと、お話になるって……。
     よろしく……お願いします。
      
    なにか言う?
     ……大丈夫?
     アシェラ……?
     
    「……大丈夫?」「アシェラ……?」
    Arciela : ……。
    Arciela : …………。
     会議が中断されたあと、あの魔物が言った通り
     十二家当主に近しい人たちが同じような目に
     遭ったと次々報告が城に寄せられたの……。
    Arciela : その中にね、
     ティアナちゃんも……。
    Arciela : リファーリアで
     世界樹が復活したときに、わたしもう
     泣かないって決めてたんだけど……ダメだった。
    Arciela : 無理だもの。
     あんな……あんなの、わたしには耐えられないよ。
     わたし、ほんとは弱かった……。
    Arciela : 思い知ったの……。
     わたし、森のこと、ちょっと分かった気になって
     いい気になってたんだね……。
    Arciela : もうなにが正しくて
     なにが悪いのか、よくわからない……。
     わたし、みんなにひどいこといっちゃったよね。
     でも、あれは嘘じゃくて、本心なの。
    Arciela : わたしはね……。
     周りに不幸を呼ぶ、
     森に魅入られた魔女なんだよ……。
    Arciela : 精霊のあの子は
     身を挺して守ってくれたけれど、そんな価値
     わたしには……ないよ……。
    Arciela : フレミラも……
     わたしのせいで……。
    Arciela : [Your Name]……。
     あなたも、これ以上わたしと一緒にいたら……
     きっと、不幸になっちゃうよ。
     
    なにか言う?
     アシェラは頑張った
     アシェラは弱くない
     そんなアシェラは嫌いだ
     
    「そんなアシェラは嫌いだ」
    Arciela : ……。
     
    「アシェラは弱くない」
    Arciela : ……弱いよ。
     強かったら、こんなことには……。
     
    「アシェラは頑張った」
    Arciela : ……ううん。
     ただの……出しゃばりだよ……。
     
    なにか言う?
     アシェラはひとりじゃない
     不幸になんてならない
     人はみんな弱い
     
    「人はみんな弱い」
    Arciela : その言葉は……。
     わたしが、カミールでいった……。
     でも、そうだけど……。
     
    「不幸になんてならない」
    Arciela : なぜ?
     どうして、そういえるの……?
     
    「アシェラはひとりじゃない」
    Arciela : [Your Name]……。
     でも……わたしと、いたら……
     きっと……。
    Arciela : ……。
     でも、やっぱり、ダメ……。
     あなたは、そういってくれても……
     わたし……わたしは…………。
    Arciela : 小さい頃……
     森に入った時に、いっそ……。
    Arciela : …………。
    Arciela : いっそ、わたしなんか、
     いなくなってしまえばよかった……!
     
    …………
     (空白)
     (空白)
     (空白)
     
    「(空白)」
    (頬を打つ音がする)
    Arciela : ……!
    Arciela : …………。
    Arciela : [Your Name]……?
     
    なにか言う?
     2度というな
     悲しいことをいうな
     ……ごめん
     
    「2度というな」「悲しいことをいうな」「……ごめん」
    Arciela : ……。
    Arciela : ……うん。
    Arciela : ごめ……
     ごめんなさい……!
    Arciela : [Your Name]、
     わたし、わたし……
    Arciela : ごめんなさい。
      
     
    なにか言う?
     バラモアを探そう
     決着をつけよう
     
    「バラモアを探そう」「決着をつけよう」
    Arciela : ……。
    Arciela : あの魔物、バラモアの言葉に
     どれほどの真実があるか、わかりませんよ……?
     
    なにか言う?
     放ってはおけない
     呪いを解こう
     
    「放ってはおけない」
    Arciela : ……そうですね。
     確かに、放ってはおけません。
     あの魔物が、メルヴィアンと関わっているのは
     間違いありません。
    Arciela : 信じてるのは……
     いえ、動けるのはわたしたちだけ……。
     
    「呪いを解こう」
    Arciela : はい……!
    Arciela : スヴェンヤ様の話では
     倒れて運ばれた人たちは、みな同じ症状で
     原因がわからないそうです……。
    Arciela : ただ、死んではいない。
     まるで、そう、魂だけが抜けてしまったような
     状態だと仰ってました。
    Arciela : 口にはされませんでしたが
     そんな状態、長くもつわけがありません……。
    Arciela : 一刻も早く
     アドゥリンにかけられた呪いを解かないと……!
    Arciela : [Your Name]。
     大切な人たちのために、わたし、前に進みます!
    Arciela : ……一緒にきてくれますか?
     
    なにか言う?
     その意気だ
     共に行こう
     
    「その意気だ」「共に行こう」
    Arciela : はい!
    Arciela : え?
     ご褒美、ですか……?
    (ハッピー☆になるお菓子の本を差し出す。)
    Arciela : って、ちょ……!
    Arciela : なんでこんな場面で、この本を!?
     ひどいです、[Your Name]!
    Arciela : ほんとに、もう……。
    Arciela : ずるい……ですよ。
      
    Arciela : [Your Name]。
     本当にあなたは不思議な人……。
     森で初めて会ったときはね、こんな関係に
     なるだなんて思ってもみなかった。
    Arciela : また会えたらいいな。
     そう思ったくらいだったの。
    Arciela : ……ごめんね。
     誰かに期待するとか、
     これまでほとんどしたことがなかったから。
    Arciela : だから、だからね。
     晩餐会で再会した時は、すごくうれしかったの。
     これからきっと素敵なことが
     起こるんじゃないかなって。
    Arciela : ただ、みんないる場だから
     自分の気持ちを素直に出すなんてできなくて……。
     でもいまなら、きっと……わたし。
    Arciela : …………。
    Arciela : [Your Name]。
     こんなわたしのために、ありがとう……。
    Arciela : わたし、もう迷いません……!
    Arciela : あにさま……。
    Ygnas : ララ……ボショ……。
     ……カギ……。
    Ygnas : バラモア……ソコ……。
    Arciela : あにさま!
    Arciela : 息はしてる。
     もう、また、無理をして……。
    Arciela : 片言だったけれど
     あにさまの伝えたかったことは、わかりました。
     バラモアは、ララ水道の王の墓所です。
    Arciela : いきましょう!
     バラモアを倒して、すべてに決着をつけないと!
    だいじなもの:ハッピー☆になるお菓子の本を失った。
    だいじなもの:王墓の紋章を手にいれた!
    ・王墓の紋章
ユグナスより託された不思議な紋章。
わずかに温もりを感じる……。
彼の言葉を信じるのであれば、
初代王の墓所へ入るための「カギ」らしい。
 

Ploh Trishbahk : これから、姫さまと
 ララ水道の王の墓所へと向かわれるとか……。
Ploh Trishbahk : 私の力では、姫さまを
 止めることもお助けすることもできません。
 どうか、あなたの力で姫さまをお守りください。


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