・スィーツの魔力
進行内容
以前、アシェラが読んでいたお菓子の本を
セレニア図書館で借りた。さっそく
アシェラに届けにいこう。
- 東アドゥリンのPloh Trishbahkに話しかける。
あなたと、お話になるって……。
よろしく……お願いします。
なにか言う?
……大丈夫?
アシェラ……?
Arciela : ……。
Arciela : …………。
会議が中断されたあと、あの魔物が言った通り
十二家当主に近しい人たちが同じような目に
遭ったと次々報告が城に寄せられたの……。
Arciela : その中にね、
ティアナちゃんも……。
Arciela : リファーリアで
世界樹が復活したときに、わたしもう
泣かないって決めてたんだけど……ダメだった。
Arciela : 無理だもの。
あんな……あんなの、わたしには耐えられないよ。
わたし、ほんとは弱かった……。
Arciela : 思い知ったの……。
わたし、森のこと、ちょっと分かった気になって
いい気になってたんだね……。
Arciela : もうなにが正しくて
なにが悪いのか、よくわからない……。
わたし、みんなにひどいこといっちゃったよね。
でも、あれは嘘じゃくて、本心なの。
Arciela : わたしはね……。
周りに不幸を呼ぶ、
森に魅入られた魔女なんだよ……。
Arciela : 精霊のあの子は
身を挺して守ってくれたけれど、そんな価値
わたしには……ないよ……。
Arciela : フレミラも……
わたしのせいで……。
Arciela : [Your Name]……。
あなたも、これ以上わたしと一緒にいたら……
きっと、不幸になっちゃうよ。
アシェラは頑張った
アシェラは弱くない
そんなアシェラは嫌いだ
Arciela : ……。
Arciela : ……弱いよ。
強かったら、こんなことには……。
Arciela : ……ううん。
ただの……出しゃばりだよ……。
アシェラはひとりじゃない
不幸になんてならない
人はみんな弱い
Arciela : その言葉は……。
わたしが、カミールでいった……。
でも、そうだけど……。
Arciela : なぜ?
どうして、そういえるの……?
Arciela : [Your Name]……。
でも……わたしと、いたら……
きっと……。
Arciela : ……。
でも、やっぱり、ダメ……。
あなたは、そういってくれても……
わたし……わたしは…………。
Arciela : 小さい頃……
森に入った時に、いっそ……。
Arciela : …………。
Arciela : いっそ、わたしなんか、
いなくなってしまえばよかった……!
(空白)
(空白)
(空白)
(頬を打つ音がする)
Arciela : ……!
Arciela : …………。
Arciela : [Your Name]……?
2度というな
悲しいことをいうな
……ごめん
Arciela : ……。
Arciela : ……うん。
Arciela : ごめ……
ごめんなさい……!
Arciela : [Your Name]、
わたし、わたし……
Arciela : ごめんなさい。
バラモアを探そう
決着をつけよう
Arciela : ……。
Arciela : あの魔物、バラモアの言葉に
どれほどの真実があるか、わかりませんよ……?
放ってはおけない
呪いを解こう
Arciela : ……そうですね。
確かに、放ってはおけません。
あの魔物が、メルヴィアンと関わっているのは
間違いありません。
Arciela : 信じてるのは……
いえ、動けるのはわたしたちだけ……。
Arciela : はい……!
Arciela : スヴェンヤ様の話では
倒れて運ばれた人たちは、みな同じ症状で
原因がわからないそうです……。
Arciela : ただ、死んではいない。
まるで、そう、魂だけが抜けてしまったような
状態だと仰ってました。
Arciela : 口にはされませんでしたが
そんな状態、長くもつわけがありません……。
Arciela : 一刻も早く
アドゥリンにかけられた呪いを解かないと……!
Arciela : [Your Name]。
大切な人たちのために、わたし、前に進みます!
Arciela : ……一緒にきてくれますか?
その意気だ
共に行こう
Arciela : はい!
Arciela : え?
ご褒美、ですか……?
(ハッピー☆になるお菓子の本を差し出す。)
Arciela : って、ちょ……!
Arciela : なんでこんな場面で、この本を!?
ひどいです、[Your Name]!
Arciela : ほんとに、もう……。
Arciela : ずるい……ですよ。
Arciela : [Your Name]。
本当にあなたは不思議な人……。
森で初めて会ったときはね、こんな関係に
なるだなんて思ってもみなかった。
Arciela : また会えたらいいな。
そう思ったくらいだったの。
Arciela : ……ごめんね。
誰かに期待するとか、
これまでほとんどしたことがなかったから。
Arciela : だから、だからね。
晩餐会で再会した時は、すごくうれしかったの。
これからきっと素敵なことが
起こるんじゃないかなって。
Arciela : ただ、みんないる場だから
自分の気持ちを素直に出すなんてできなくて……。
でもいまなら、きっと……わたし。
Arciela : …………。
Arciela : [Your Name]。
こんなわたしのために、ありがとう……。
Arciela : わたし、もう迷いません……!
Arciela : あにさま……。
Ygnas : ララ……ボショ……。
……カギ……。
Ygnas : バラモア……ソコ……。
Arciela : あにさま!
Arciela : 息はしてる。
もう、また、無理をして……。
Arciela : 片言だったけれど
あにさまの伝えたかったことは、わかりました。
バラモアは、ララ水道の王の墓所です。
Arciela : いきましょう!
バラモアを倒して、すべてに決着をつけないと!
だいじなもの:ハッピー☆になるお菓子の本を失った。
だいじなもの:王墓の紋章を手にいれた!・王墓の紋章
ユグナスより託された不思議な紋章。 わずかに温もりを感じる……。 彼の言葉を信じるのであれば、 初代王の墓所へ入るための「カギ」らしい。
Ploh Trishbahk : これから、姫さまと
ララ水道の王の墓所へと向かわれるとか……。
Ploh Trishbahk : 私の力では、姫さまを
止めることもお助けすることもできません。
どうか、あなたの力で姫さまをお守りください。
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