・王の見つめし先は~紳士の導き
進行内容
ユグナスが指差したものは、
アシェラが腰に提げていた剣だと
テオドールは言う。
その剣について調べてみよう。
- バーサスロールに勝利する。
よしよし、頭はしっかり冴えてるようだね。
神妙な顔をしていたから心配したが……。
Teodor : いや、こっちの話だ。
それで、何を相談したいんだね?
Teodor : ふむふむ。
ほう。
なるほど……。
Teodor : つまり、[Your Name]は、
ユグナスが妹姫を指差して
何を訴えたかったのか知りたい……というわけか。
Teodor : なるほど。わかったぞ。
Teodor : なに、簡単なことだ。
そのとき、本当にユグナスは
妹姫のことを指差していたのかね?
Teodor : 不作法とされているから、
あまりやったことがないだろうが。
人を指差すときは、だ。
Teodor : そうだな。
君、ちょっとわたしの事を
指差してみてくれないか?
Teodor : そう。こんなふうになる。
Teodor : 人は、
無意識に相手の胸元あたりを指差すものだよ。
Teodor : では、もう一度聞くぞ?
よく思い出してみたまえ。
ユグナスは、いったいどこを指差していたんだい?
(暗転、アシェラのオーダーサインを指差すユグナス。)
胸元だった!
腰のあたりだった!
空を指していた!
Teodor : 冗談が好きだね、君は。
Teodor : 本当かね。
もう一度よく思い出してみるんだ。
Teodor : なるほど。
では、そこには何があった?
剣?
脚?
Teodor : いや、
そのもう少し上のあたりだ。
Teodor : そういうことだな。
ユグナスが指し示していたのは、妹姫ではない。
Teodor : 彼が訴えていたのは……。
Teodor : 妹姫が腰に提げていた
剣のほうだったのではないかね?
Teodor : そのことに、どんな意味があるのか?
Teodor : おいおい。
そんな、何もかも人に頼るものじゃないよ。
Teodor : ユグナスは、君を見込んで
そのメッセージを伝えてきたのだろう?
Teodor : わたしは確かに君よりは
ちょっとばかり長く生きているがね。
Teodor : だからといって
全てを見通すような
神の目をもっているわけではない。
Teodor : わたしにできるのは、
思いついたちょっとしたアイデアを
君に披露してあげることくらいだよ。
Teodor : そうだな……。
Teodor : わたしなら、
その妹姫が腰に提げている剣について、
もう少し詳しく調べてみるだろうね。
Teodor : ほら、この街には、
そういう事を調べるときに相応しい所があるだろう?
Teodor : 頑張ってみたまえ!