アドゥリンの魔境/王の見つめし先は~紳士の導き

Last-modified: 2014-02-18 (火) 05:49:28

・王の見つめし先は~紳士の導き

進行内容
 ユグナスが指差したものは、
 アシェラが腰に提げていた剣だと
 テオドールは言う。
 その剣について調べてみよう。


  1. バーサスロールに勝利する。
     
    Teodor : 君の勝ちだ!
     よしよし、頭はしっかり冴えてるようだね。
     神妙な顔をしていたから心配したが……。
    Teodor : いや、こっちの話だ。
     それで、何を相談したいんだね?
     
    Teodor : 聞きたいのはユグナスの件だったか。
    Teodor : ふむふむ。
     ほう。
     なるほど……。
    Teodor : つまり、[Your Name]は、
     ユグナスが妹姫を指差して
     何を訴えたかったのか知りたい……というわけか。
    Teodor : なるほど。わかったぞ。
    Teodor : なに、簡単なことだ。
     そのとき、本当にユグナスは
     妹姫のことを指差していたのかね?
    Teodor : 不作法とされているから、
     あまりやったことがないだろうが。
     人を指差すときは、だ。
    Teodor : そうだな。
     君、ちょっとわたしの事を
     指差してみてくれないか?
    Teodor : そう。こんなふうになる。
    Teodor : 人は、
     無意識に相手の胸元あたりを指差すものだよ。
    Teodor : では、もう一度聞くぞ?
     よく思い出してみたまえ。
     ユグナスは、いったいどこを指差していたんだい?
    (暗転、アシェラのオーダーサインを指差すユグナス。)
      
     
    どこを指差していた?
     胸元だった!
     腰のあたりだった!
     空を指していた!
     
    「空を指していた!」
    Teodor : 冗談が好きだね、君は。
     
    「胸元だった!」
    Teodor : 本当かね。
     もう一度よく思い出してみるんだ。
     
    「腰のあたりだった!」
    Teodor : なるほど。
     では、そこには何があった?
     
    何があった?
     剣?
     脚?
     
    「脚?」
    Teodor : いや、
     そのもう少し上のあたりだ。
     
    「剣?」
    Teodor : そういうことだな。
     ユグナスが指し示していたのは、妹姫ではない。
    Teodor : 彼が訴えていたのは……。
    Teodor : 妹姫が腰に提げていた
     剣のほうだったのではないかね?
    Teodor : そのことに、どんな意味があるのか?
    Teodor : おいおい。
     そんな、何もかも人に頼るものじゃないよ。
    Teodor : ユグナスは、君を見込んで
     そのメッセージを伝えてきたのだろう?
    Teodor : わたしは確かに君よりは
     ちょっとばかり長く生きているがね。
    Teodor : だからといって
     全てを見通すような
     神の目をもっているわけではない。
    Teodor : わたしにできるのは、
     思いついたちょっとしたアイデアを
     君に披露してあげることくらいだよ。
    Teodor : そうだな……。
    Teodor : わたしなら、
     その妹姫が腰に提げている剣について、
     もう少し詳しく調べてみるだろうね。
    Teodor : ほら、この街には、
     そういう事を調べるときに相応しい所があるだろう?
    Teodor : 頑張ってみたまえ!

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