・光の道
進行内容
オーダーサインが示した場所は
カミール山の頂上だと、アシェラは言う。
彼女と共にカミール山の頂上を
目指すことになった。
カミール山麓の奥へ向かおう。
- PIO.ワークスのLevilに話しかける。
いいところに来た。
Levil : 姫さまが、
[Your Name]に会いに来てるぜ。
Arciela : よかった。
ここに来れば会えるって思ってたんです。
Arciela : 覚えてるかな?
カミール山麓での出来事……。
はい
いいえ
Arciela : [Your Name]。
あれを覚えてないだなんてウソですよね。
マジメな話なんです……。
Arciela : あのとき、
オーダーサインから伸びた
光の矢が示した場所はどこなのか。
Arciela : 実はあの後、
もう少し離れた場所でも
剣を抜いて試してみたんだけど……。
Arciela : ええ、そうすれば
地図の上に二本の線が引けるでしょ?
Arciela : 二つの光の線が
交わるところを探せば、
そこがあの剣の指し示したところだと思うんです。
Arciela : それでね、
過去の資料とも照らし合わせてみたの。
初代王オーグストの遠征の記録とか……。
Arciela : オーダーサインが示した場所は、
おそらく……。カミール山の頂上です。
Arciela : 初代王オーグストも、
そこを訪れたことは記録に残っていて。
Arciela : 遥かな山の頂きに、
おそらくはあの光り輝く生き物がいるんだと思う。
光の……龍が。
Arciela : 『大地に災い降りかかりし刻。
燕の王の盟約は果たされん。』
Arciela : 『天高く漆黒の剣を掲げよ。
放たれし眩き光の下へ、
6つの刃を携えし、白き翼は舞い降りん……。』
Arciela : オーダーサインとともに
伝えられているあの言葉を信じるならば。
森で起こる異変を鎮めるための鍵は、
おそらくはあの龍にあるの。
Arciela : [Your Name]……。
カミール山の頂上まで
一緒に行っていただけますか?
行く
行かない
Arciela : まだ何か
やり残していることがあるのかな?
Arciela : わかりました。
[Your Name]の準備ができるまで
待ちます。
Levil : (……おい、[Your Name]。
行かないって選択肢はないと思え。)
Levil : (姫さまのあの目、本気だぞ。)
Arciela : よかった!
Arciela : それにしても……。
まさか、龍をこの目で見ることになるなんて。
Arciela : [Your Name]は、
冒険者でもあるのだから、
きっと龍にも会ったことがあるのでしょうね。
Arciela : あなたがいてくれて、
本当によかった!
Arciela : 準備ができたら、
ジョリウスの門まで来てください。
待っています。
Levil : あん?
姫さまを止めないでいいのかって?
Levil : 大丈夫なんじゃねえの?
今までだってお忍びで森に行ってたんだろ?
Levil : ああ、いやまあ、実はさぁ。
ここだけの話。
Levil : お前は知らなかったって言ってた、
姫さまの姿を見なかったときのことだけどよ。
俺、聞いたんだ。
Levil : 実はな、噂どおりに
門の外でモンスターにさらわれたらしい。
ビックリだろ!?
Levil : そんで蝶騎士家が姫さま捜索の任に
ついたんだけど、手がかりは見つからないわ、
見たことのないモンスターに襲われるわで……
とにかく大変だったらしい。
Levil : 捜索隊の中には、
大虎に襲われたかのような傷を負って
帰ってきた奴らもいるってよ。
Levil : 開拓者たちの協力もあって、
なんとか無事に見つけられたんだと。
いや、あぶねえ話だよな。
Levil : で、
当たり前だけど、姫さまだろ?
Levil : あぶねぇから、もう
森には行かせるなって、十二名家の当主のお歴々が
アドゥリン家に散々っぱら言ったらしいぜ。
Levil : 兄上様の健康がすぐれない以上は、
次のアドゥリン当主はアシェラさまだし。
当主はユグナスでは?
それで、どうなった?
Levil : え、いや……、
ちゃんと俺の話を聞いてたか?
Levil : どうなったと思う?
Levil : あの姫さまはだな。それならばと、
開拓者の申請をして、通しちまったんだよ。
これが、ちょっと前の話なんだけどな。
Levil : 『アドゥリン家は
もはや王家ではありません。
しかも、当主がまだお兄様である以上は、
わたしの身分はアドゥリンの民のひとりでしかない。
Levil : 民は望めば
誰でも開拓者になれる……ですよね?
では、わたしが開拓者申請をすることに、
なにか問題が?』
Levil : だとさ……いや、聞いたときは、
すげぇ度胸だって思ったもんだよ。
魔物にさらわれたばかりだってのにな。
Levil : いや……さらわれたから、か。
だからこそ、こっそりじゃなく、
きちんと許可を取ろうって思ったのかも。
Levil : まあ、十二名家のほうも、
知らないうちに森に行かれるよりは
いいって判断したんじゃねえかな……。
Levil : ……いったいなんで
魔物にさらわれることになったか、
なんてぇ疑問は残ってるけどな。
俺は姫さまが無事ならなんでもいいや。
Levil : そういうわけで、
公的に許可が出てるんだから、
止めるなんてできねえってわけ。
Levil : ま、もちろん門を通るときは
アドゥリン家に報告が行くし、今回みてぇに、
お前が付いていくとかじゃなけりゃ
護衛が付くことになると思うぜ。
Levil : ますます
[Your Name]のエスコートが
重要ってわけだな。
Levil : どうだ、
少しは緊張してきたか?
はっはっは。
Levil : ……なぁ、[Your Name]、
姫さまを頼むぜ!
Arciela : お待ちしていました、
[Your Name]。
Arciela : さあ、
カミール山の頂上まで行ってみましょう。
Levil : おいおい。
なんで、1人で戻ってきたんだ?
しっかりしろよ、姫さまを頼むぜ!