アドゥリンの魔境/遺剣の導く先

Last-modified: 2014-05-15 (木) 04:03:29

・遺剣の導く先

進行内容
 アシェラがオーダーサインを掲げると
 災いを呼ぶ龍「大災神」が現れた。
 それは大災害の前触れか、救国の使徒か。
 アシェラは、龍に会うことを決意する。
 兄のユグナスを救いたい一心で……。


  1. カミール山麓のCrawling Caveを調べる。
     
    Ingrid : アシェラ姫、数々のご無礼、
     許してもらえるとは思いません。
     どのような裁きでもお受け致します……。
    Arciela : 顔を上げて、イングリッド。
    Arciela : 同じ民同士が
     争った先には未来などないわ。
     方法は違っても、目指すべきものは同じはず……。
    Arciela : ですよね、
     [Your Name]?
     
    どうする?
     そうだね
     やるなら徹底的に
     
    「そうだね」
    Arciela : そう言ってくれると思いました。
     
    「やるなら徹底的に」
    Arciela : くすくす。
     でも、わたしはまだここで取っ組み合いをするほど
     回復していませんよ。
    Arciela : まったく、
     わたしよりも無茶なことを言いますね、
     [Your Name]ってば。
     
    Arciela : お聞きの通りですよ、イングリッド。
     これ以上、争うことは無意味です。
    Ingrid : でも私はあなたの魂を……。
    Arciela : 魂?
     わたしはこうして生きています。
     それ以上に大切なことが何かありますか?
    Ingrid : ……!
    Arciela : あなたも大切なアドゥリンの民。
     これからの開拓には、きっとあなたたち
     エクソシストの力が必要になるときが来ます。
    Arciela : ね?
    Ingrid : 姫君の御心のままに……。
    ??? : (なんともぬるい心の持ち主だな)
    Darrcuiln : (だが……
     だからこそ……かもしれんな)
    Arciela : どうしたのですか、
     [Your Name]。
     ぼうっとして。
     
    どうした?
     その虎が……
     え、なにが?
     
    「その虎が……」
    Arciela : えっ?
     この虎が心の中に語りかけて……?
     わたしには何も聞こえないけど。
    Arciela : ひょっとして、それも
     あなたがロスレーシャの実を持っていることと
     関係があるのでしょうか……。
     
    「え、なにが?」
    Arciela : [Your Name]。
     ひょっとして疲れてるんじゃ?
     
    Arciela : でも……
     これで振り出しなのですね。
     せっかく、あにさまの呪いを解く方法が
     見つかったと思ったのに……。
     
    どこを見る?
     顔
     胸
     手元
     
    「顔」
    Arciela : ……どうしたの?
     わたしの顔になにかついてます?
     
    「胸」
    Arciela : …………。
     
    「手元」
    [Your Name]は、アシェラの手元の剣を指差した。
    Arciela : えっ?
     あにさまの言葉の意味がわかった?
    Arciela : このオーダーサインを……
     指差していたというの?
    Arciela : それと、
     テオドールおじさまの言葉、どこかで……
    Arciela : そういえば!
    Arciela : 幼少の頃に、とうさまから
     聞かされた詩にそっくりなんだわ。
    Arciela : ……そう、とうさまは
     いつにもなく険しい顔で恐かったのを覚えてる。
    Arciela : わたしはあにさまと一緒に聞いてた。
     はじめて、オーダーサインをみた夜……。
    Arciela : 詩は少し違うけれど、確か……。
    Arciela : 『大地に災い降りかかりし刻。
     燕の王の盟約は果たされん。』
    Arciela : 『天高く漆黒の剣を掲げよ。
     放たれし眩き光の下へ、
     6つの刃を携えし、白き翼は舞い降りん……。』
    Arciela : いまがその刻だというのね……。
    Arciela : そうね、[Your Name]。
     きっと、それが正解だわ!
      
    (暗転、カミール山麓でオーダーサインを掲げる。)
    Ingrid : あ、あれは……。
    Arciela : 龍……だわ。
      
    ~ 大災神 ~
    東ウルブカに古くから棲むとされる白き龍。
    長い歴史の中で、大災害の際に現れることから
    不吉なる象徴として語り継がれている。
    左近、歴史学者の間では
    災害と同時期に、アドゥリンは存亡に立たされており
    その窮地から脱してるという背景から
    「救国の使徒」としての見解も少なからずある。
      
    ……だが、その真偽を知る者はいない。
    Ingrid : あれは……「大災神」。
     災いを呼ぶという龍……。
     まさか、本当に実在していたなんて……。
    Arciela : なんて大きくて……
     綺麗な生き物なんだろう……。
    Arciela : もしかして、
     あの龍に会えっていうことかな……
     あにさま……。
    Arciela : そうすれば、
     森で起こっているおかしなことも、
     あにさまの呪いも、ぜんぶ解決するのかな……。
    だいじなもの:吸魂石を失った。

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