・遺剣の導く先
進行内容
アシェラがオーダーサインを掲げると
災いを呼ぶ龍「大災神」が現れた。
それは大災害の前触れか、救国の使徒か。
アシェラは、龍に会うことを決意する。
兄のユグナスを救いたい一心で……。
- カミール山麓のCrawling Caveを調べる。
許してもらえるとは思いません。
どのような裁きでもお受け致します……。
Arciela : 顔を上げて、イングリッド。
Arciela : 同じ民同士が
争った先には未来などないわ。
方法は違っても、目指すべきものは同じはず……。
Arciela : ですよね、
[Your Name]?
そうだね
やるなら徹底的に
Arciela : そう言ってくれると思いました。
Arciela : くすくす。
でも、わたしはまだここで取っ組み合いをするほど
回復していませんよ。
Arciela : まったく、
わたしよりも無茶なことを言いますね、
[Your Name]ってば。
これ以上、争うことは無意味です。
Ingrid : でも私はあなたの魂を……。
Arciela : 魂?
わたしはこうして生きています。
それ以上に大切なことが何かありますか?
Ingrid : ……!
Arciela : あなたも大切なアドゥリンの民。
これからの開拓には、きっとあなたたち
エクソシストの力が必要になるときが来ます。
Arciela : ね?
Ingrid : 姫君の御心のままに……。
??? : (なんともぬるい心の持ち主だな)
Darrcuiln : (だが……
だからこそ……かもしれんな)
Arciela : どうしたのですか、
[Your Name]。
ぼうっとして。
その虎が……
え、なにが?
Arciela : えっ?
この虎が心の中に語りかけて……?
わたしには何も聞こえないけど。
Arciela : ひょっとして、それも
あなたがロスレーシャの実を持っていることと
関係があるのでしょうか……。
Arciela : [Your Name]。
ひょっとして疲れてるんじゃ?
これで振り出しなのですね。
せっかく、あにさまの呪いを解く方法が
見つかったと思ったのに……。
顔
胸
手元
Arciela : ……どうしたの?
わたしの顔になにかついてます?
Arciela : …………。
[Your Name]は、アシェラの手元の剣を指差した。
Arciela : えっ?
あにさまの言葉の意味がわかった?
Arciela : このオーダーサインを……
指差していたというの?
Arciela : それと、
テオドールおじさまの言葉、どこかで……
Arciela : そういえば!
Arciela : 幼少の頃に、とうさまから
聞かされた詩にそっくりなんだわ。
Arciela : ……そう、とうさまは
いつにもなく険しい顔で恐かったのを覚えてる。
Arciela : わたしはあにさまと一緒に聞いてた。
はじめて、オーダーサインをみた夜……。
Arciela : 詩は少し違うけれど、確か……。
Arciela : 『大地に災い降りかかりし刻。
燕の王の盟約は果たされん。』
Arciela : 『天高く漆黒の剣を掲げよ。
放たれし眩き光の下へ、
6つの刃を携えし、白き翼は舞い降りん……。』
Arciela : いまがその刻だというのね……。
Arciela : そうね、[Your Name]。
きっと、それが正解だわ!
(暗転、カミール山麓でオーダーサインを掲げる。)
Ingrid : あ、あれは……。
Arciela : 龍……だわ。
~ 大災神 ~
東ウルブカに古くから棲むとされる白き龍。
長い歴史の中で、大災害の際に現れることから
不吉なる象徴として語り継がれている。
左近、歴史学者の間では
災害と同時期に、アドゥリンは存亡に立たされており
その窮地から脱してるという背景から
「救国の使徒」としての見解も少なからずある。
……だが、その真偽を知る者はいない。
Ingrid : あれは……「大災神」。
災いを呼ぶという龍……。
まさか、本当に実在していたなんて……。
Arciela : なんて大きくて……
綺麗な生き物なんだろう……。
Arciela : もしかして、
あの龍に会えっていうことかな……
あにさま……。
Arciela : そうすれば、
森で起こっているおかしなことも、
あにさまの呪いも、ぜんぶ解決するのかな……。
だいじなもの:吸魂石を失った。