アドゥリンの魔境/不死君バラモア

Last-modified: 2014-08-12 (火) 20:44:40

・不死君バラモア

進行内容
 三魔君が一柱「不死君」、
 バラモアが現れ、緊急十二家会は騒然となった。
 状況を確認するため、会は一時中断。
 しばらくの後、再び城を訪れよう。


  1. 東アドゥリンのPloh Trishbahkに話しかける。
     
    Gratzigg : おい!
     十二家の全ての当主に呼びかけたのだろう?
     なぜ、おらん奴がいる!
    Chero-Machero : ……緊急の十二家会とか
     突然に言われてもさー。
     みんな自分の仕事が忙しいんだって!
    Chero-Machero : それもこれも
     メルヴィアンがあんなことになったせいさ。
    Chero-Machero : おかげで
     余計な雑務まで、俺たち当主に回ってくる始末だ。
     やってられないっつーの。
    Chero-Machero : はぁー。あいつがいたときは
     こんなに大変じゃなかったよな、ほんと。
     開拓事業にも遅れが……
    Svenja : …………。
    Chero-Machero : って、あー……。
     俺はその、現状を代弁しただけで、別に。
    Arciela : お待たせしました。
    Hildebert : アシェラ殿。緊急の十二家会とは
     いったい何があったのですかな?
     まだ何名か、集まっていないのだが……。
    Arciela : 大切な話があるのです。
     アドゥリンの未来に関わる話です。
    Hildebert : アドゥリンの……未来?
    Svenja : アシェラ。
     あなたは、地下水路の件を
     調べていたのではないの?
    Arciela : はい。
    Chero-Machero : どうせ、
     たいしたことなかっただろ?
    Chero-Machero : レジナルドとアムチュチュも
     対策してるみたいだしさ。ちゃちゃっと終わらせて、
     もっと大きな問題をどうにかしようぜ。
    Chero-Machero : 知ってるか?
     ここ数日で、大陸のほうは
     さらにひどくなったんだよ。
    Chero-Machero : 見慣れない魔物が
     昼から出たとかさ。
    Chero-Machero : 柵が壊されて、
     家畜が何匹も行方不明になったとかさ。
    Chero-Machero : 畑の作物が一日で、
     みーんな枯れたとか……。
    Chero-Machero : 森の奥から、
     小さな獣たちが我先に逃げだしてきて、
     海岸のほうまでやってきたなんてぇ話もある。
    Chero-Machero : いったい何に追われて、
     何から逃げようとしたのだか……。
    Chero-Machero : やっぱ、ここ最近の
     立て続けの地震となんか関係あんのかねー?
    Svenja : そんなことが……。
    Lhe Lhangavo : いまお聞きの通りさ。
     開拓の窓口を仕切ってるもんとしては
     地下の話なんかより、そっちを優先したいんだわ。
    Lhe Lhangavo : さっさと頼むよ、アシェラ。
    Arciela : ……わかりました。
     結論から先に言わせていただきます。
    Arciela : 地下水路の崩落と水の流れの変化は
     単なる地震によるものではありません。
    Lhe Lhangavo : なんだい、
     そりゃいったいどういう意味さ?
    Arciela : イキ様。お願いします。
    Ikhi Askamot : 水路は人為的に壊された。
     風水の術を……書き換えるために。
    Ikhi Askamot : 今や……。
     聖なる術は消えつつあり、
     邪悪な術が発動しつつある……の。
    Hildebert : どういうことだ?
     人為的に……壊されただと!?
    Svenja : 落ち着いてください、
     イルドベール。
    Hildebert : これが落ち着けるか!
    Hildebert : あれは、
     大いなる魂の力を寄せつけないために造られたもの。
    Hildebert : 術が書き換えられたということは、
     その効果が消えたということ。
    Hildebert : 大遠征の時代の再来ですぞ!
    Hildebert : 初代王の呪いが……
     またもやこのアドゥリンの街に……。
    Hildebert : 恐ろしい。なんということだ。
     やはり……やはり、開拓など行うから……。
    Chero-Machero : はっ! 何を今さら。
    Chero-Machero : いいじゃん。
     封印が破られたくらい。どんとこいってのさ。
     過去の亡霊なんかにびびんなっ。
    Chero-Machero : 蝶騎士家のお抱えの
     エクソシストたちは、なんのためにいるんだよ。
    Chero-Machero : 派手に集めて、
     いっそ交霊祭とかでもやってさ、
     ぱぁーっと、派手にぜんぶ祓っちまおうぜ!
    Chero-Machero : あっくりょーーー、
     たっいさーーーん! てさ!
    Chero-Machero : ひゃっほー!
     面白くなってきたじゃないか!
    Hildebert : 貴様は何もわかっておらん!
    Chero-Machero : な、なんだよ、頑固あたま!
    Hildebert : そも、偉大なる初代の王の魂を
     悪霊呼ばわりするか!
    Chero-Machero : なぁにを今さら!
     偉大、イダイって、偉ければなにしても
     いいとか、そんなもん黙って容認できるかってーの!
    Chero-Machero : いいか、じーさん。
     街のひとたちを怖がらせる力なんて
     悪いに決まってるだろ!
    Arciela : みなさん、
     どうか冷静にお願いします。
    Arciela : 実は、みなさんに話さな……
    Amchuchu : たたたた、
     たいへんたいへんたいへんだよー!
    Amchuchu : あたしたち、
     地下水路の修理の見積もり立てるんで、
     ちょっと地下行って調べてきたんだけどさ!
    Amchuchu : あれ、地震で崩れたんじゃないのよ。
    Amchuchu : 聞いて驚け!
     なんと、人為的に爆破されたの!
    Amchuchu : ほら大変でしょ!
    Amchuchu : ……あれあれ?
     おかしいな。なんで、驚いてないの?
    Margret : それはね、アムチュチュ殿。
     ついさっき、イキ殿から聞いた話だからさ。
    Amchuchu : へー。なあんだ。
     もう知ってたのかぁ。
    Amchuchu : じゃあ、この話も知ってるのか。
    Amchuchu : 使われたのが
     メルヴィアン特製の地雷火だって……
    Hildebert : なに?
    Amchuchu : ジ・ラ・イ・カ。
    Hildebert : いや、そこではなくてだな。
     メルヴィアン……だと……?
    Amchuchu : そ、正確には
     時限信管のことなんだけどさ。
    Amchuchu : 過去の大戦時に使われてた技術でね。
     メルヴィアンが当時の文献から、見事に複製して
     みせてくれたものとそっくりでさ~。
    Amchuchu : この国じゃ使われてないんだ。
     便宜上、メルヴィアン特製と呼んでみたわけだけど
     ……驚かないんだよね。
    Amchuchu : ちぇ、つまんないの。
     びっくりどっきりなネタだと思っ……
    Hildebert : なっ、なんだとぉぉーーー!!!
    Svenja : どういう……ことでしょう?
    Fremilla : ……あの~、
     お話中のところすみません、いいですか。
    Fremilla : それって
     おかしくありませんか?
    Hildebert : む? なんだ?
     アドゥリン家付の侍女か、口をはさ……
    Fremilla : 皆さんご存知のように
     メルヴィアンさんはすでに亡くなられています。
    Fremilla : 死人に口なしをいいことに、
     爆破の実行犯に仕立て上げようだなんて
     これは明らかに死者への冒涜ですよ!
    Amchuchu : ちょ、いやいや、待ちなさいよ。
     あたしはまだ犯人が誰だなんて決めつけてないし。
     そもそも……
    Fremilla : 黙って!
     ううん、ちょっと待って!
    Fremilla : ああ、きた。
     ピーンときたわ!
    Fremilla : わたし、わかっちゃった、犯人!
    Amchuchu : ちょっと、
     聞きなさいよ、あんた。
    Amchuchu : ……って、
     え、わかったの?
    Fremilla : うん! 犯人は……
      
    Fremilla : といきたいところですが……
    Fremilla : 緊張してきたので、
     ちょっとお花を摘みに……。
    Fremilla : あ、やっぱり
     その前にデザートにしません?
    Fremilla : 頭を使ったら
     甘いものがほしくなっちゃった!
    Fremilla : あれ、皆さん
     押し黙ってどうしちゃいました?
    Fremilla : とゆーかー。
     あの方は本当に死んでましたぁ?
    Fremilla : 遺体、本当に、
     よぉ~く隅々まで調べたんですかぁ?
    Fremilla : いま名探偵フレミラが、
     事件の謎を紐解く!
    Fremilla : そう……
    Fremilla : 犯人は……
    Fremilla : メルヴィアン様!
     なんといっても、あの端正なお顔立ち!!!
    Fremilla : ああ、萌え出ずる若木のような
     輝きを放つあの魂!!!
    Fremilla : うふふふ。
    Fremilla : 苦しみの続く
     生からの解放……死による、救済……。
    Fremilla : ああ、そうよ。
     とてもとても楽しいひと時が、
     はじまるの……ふふふ。
    Fremilla : くふ……。
     くふふふ、あはははは……。
    Arciela : [Your Name]、
     これって……まさか。
    Hildebert : ええい、
     黙って喋らせておけば、あることないこと……!
     侍女のおふざけなどに付き合っておれんのだ。
    Hildebert : なんだというのだ、まったく。
     即刻この部屋から……
    Hildebert : ふぐっ!?
    Fremilla : おじいちゃま。
     私の話はまだ終わってませんよ?
     むしろここからなんだから、お年寄りは……
    Fremilla : 椅子に座っててね☆
    Fremilla : ……あれ、ドン引き?
     ここは、わぁっと盛り上がるとこでしょお?
    Svenja : ……いっ、イルドベール!?
    Fremilla : うんうん、その響き♪
    Fremilla : ……さてと、
     そろそろお開きといきたいところなので
     預かった伝言をお伝えしましょう。
    Arciela : ……?
    Fremilla : あなたたちは
     本当に愚かですねぇ。
    Fremilla : どうでもいいことに、
     汲々として取り組む間抜けさとか。
    Fremilla : こんな小さな群島に閉じこもって、
     その中で王様ゲームをしている。
    Fremilla : 賛成派? 反対派?
     互いにわかれて、並行線の言い争いを繰り返す日々。
    Fremilla : 十二名家?
    Fremilla : ああ、馬鹿馬鹿しい!
     あなたたちは全員が等しく虫けらだよ。
     地面を這いずり回るだけのね。
    Fremilla : うん?
    Fremilla : あ。
    Fremilla : しまった~。
     演技に熱が入りすぎちゃった☆
    Fremilla : ま、いい頃合いかな。
     この体もいい加減疲れてきちゃった。
     ほんと動きづらいったら、ありゃしない。
    (フレミラの体から魔物が出現)
    Gratzigg : なっ……!?
    Arciela : フレミラッ!?
    ??? : アドゥリン十二名家の方々、
     お初にお目にかかる……
    Balamor : ボクの名はバラモア(Balamor)。
     三魔君が一柱「不死君」の称号を持つモノさ。
    Chero-Machero : は? サンマだぁ?
    Balamor : さあ、この物語の
     悲劇の主人公の登場だよ!
    (メルヴィアン登場)
    Svenja : そんな、なぜ……!?
    Hildebert : 城の中に魔物……だと……!
     な、なにが起きてる、のだ……。
    Arciela : メルヴィアン……!
    Melvien : 皆さんお揃いでしたか。
    Melvien : やあ、アシェラ殿。
     その節はどうも。
    Melvien : ふふ……みんなの反応を見るに
     どうやら真実はなにも伝えていないようですね。
    Melvien : あの日、
     あの場所で起こった悲劇を。
    Melvien : そこにいる彼と……
    Melvien : あなたが、
     僕にいったい何をしたかを。
    Arciela : あなたこそ……!
    Melvien : いけませんね。
     隠し事は疑心に繋がる、自らの首を絞める行為だ。
    Melvien : 燻っていた火種は、
     いずれ大火となって、その身を焼くことになりますよ。
     反省してください。大いにね……。
    Melvien : さて、僕は
     そろそろ仕上げに移らねばならないのでね。
     名残惜しいが、ここでお別れです。
    Melvien : ふふふ……。
     せいぜい仲良しごっこを続けてください。では。
    Balamor : くふふ、短い挨拶だったね。
     あれでお別れだなんて、拍子抜けじゃない?
    Balamor : ……さあてと、
     ボクの役目はこれで終わりだけど、
     せっかく来たのに、このまま帰るのは面白くない。
    Balamor : ボクからは
     君たちにささやかなプレゼントを贈ろう♪
    Balamor : ふふふ、聞いていたよ。
     王の呪い?
     ……だったかな。
    Balamor : 過去、偉大なる王様に
     背いた者たちは度重なる不幸に
     見舞われたんだってね、面白いじゃないか。
    Hildebert : 面白い……だと?
     魔物風情が……!
    Balamor : これからしばらくして
     その頃みたいに、楽しいことが起こるかもね。
    Chero-Machero : ……?
    Chero-Machero : な、なんだよ、
     何も起こらないじゃないか。
    Balamor : 焦っちゃダメさ。
     言っただろ? 「しばらくして」ってね。
    Balamor : ああ~。
     でも、早いところでは、もう起きてるかな。
    Balamor : 守る障壁はもうない。
     そう、君たちはいま裸で立っているに等しい。
    Balamor : 雨が降り、やがてそれは
     大粒の雹となり、君たちを打ち付ける。
     次々と、君たちの大切に思う、身近な者たちに
     ボクの呪いは降りかかる。
    Balamor : ふふ、聴こえるねぇ。
     魂たちの慟哭が……
    Balamor : ああ、
     いいよ、とてもいい響きだ。
    Balamor : 止めたい?
     わかるよ、止めたいよねぇ~。
    Balamor : ここからは、
     ハイドアンドシーク。ゲームの時間だ。
    Balamor : ボクはすぐ近くにいるよ。
     見つけてご覧。
    Balamor : そしたら、
     呪いは解けるかもしれないよ?
    Balamor : アハハハハハハハ!!!
      
    Arciela : フレミラ! フレミラ!?
    Fremilla : ……?
     あ……アシェラ、さま……?
    Arciela : [Your Name]。
     フレミラが、フレミラが目を開けないの……!
     どうすればいいの? ねぇ!?
    Chero-Machero : おいおいおい!
     PCK.ワークスはなにしてんだよ!
     警備が、ざるすぎるんじゃないのかー?
    Chero-Machero : それと、イキ!
     そもそも街の結界とやらは、
     どうしたんだっつーの!?
    Chero-Machero : 開拓推進を反対する前に
     まず自分とこをもっとしっかりしてほしいね!
     こちとら、いい迷惑だってーの。
    Gratzigg : おい、喧嘩を売っているのか?
    Gratzigg : 好き勝手いいおって……。
     貴様こそ何様だ、チェイロマチェイロ!!
    Chero-Machero : ははっ、なんだよ。
     痛いとこ突かれて、トサカにきたってか?
    Chero-Machero : だって事実じゃん!
     感情的になってんじゃねーよ!!
    Ikhi Askamot : 2人とも、落ち着いて……。
    Gratzigg : これがどう、落ち着けと?
     城内に魔物が出るなど、前代未聞なのだぞ!?
    Gratzigg : 結界とやらが聞いて呆れるわ!
    Gratzigg : それと、メルヴィアンだ!
     あれの話はどういうことだ、アシェラ殿!
    Hildebert : アシェラ殿……。
     説明願えますかな、彼が言った真実とやらを。
    Hildebert : ……そも、あれかね。
     やはり開拓推進派による反対派を陥れるための
     壮大な仕掛けとやらなのかね、これは!!
    Margret : イルドベール殿。
     さすがにいくらなんでも、その説は無理がある。
     可能性は0ではないけれどね。
    Hildebert : ええい、お前に聞いてはおらん!
     したり顔で、さも知ってるかのように話すのをやめろ。
     いまは推進派の意見など聞きたくないわ!
    Hildebert : ああして、死んだはずの者が
     我らの前に出てきたことが
     なによりも証拠ではないか。
    Hildebert : 他になにが考えられるというのだね!?
     どうみてもこの娘が……
    Arciela : いい加減にしてくださいッ!!!
    Arciela : いま起こった
     現実を目の当たりにしても……
    Arciela : あなたたち大人は
     変わらないのですか!!
    Arciela : 推進派? 反対派?
     あの魔物と同じことを、まだ口にするなんて……。
    Arciela : そんな馬鹿らしいことを
     いつまでも、いつまでも、いつまでも……!
    Arciela : この現状でも、まだ……。
    Arciela : 大事なのはなんなのですか?
    Arciela : 十二家とはなんですか?
    Arciela : 権利を主張するものですか?
     国民が求めるものはそうではないでしょう!!
    Arciela : 森の異変すら
     まともに見ようとせず。
     開拓は開拓者らに任せ、よい結果だけをみて喜ぶ。
    Arciela : 嫌なものがあれば、
     見ぬふり、責任のなすりつけ合い!
    Arciela : もう、いい加減にしてください。
     そんなことをしている場合ではないのですよ。
     真実にしっかり目を……
    Hildebert : 黙らんか、小娘がッ!!
    Hildebert : 二十にも満たぬ者が、国政を語るな!
     国とは、そんな理想だけで
     成り立つものではないのだ!
    Hildebert : 当主代理でもなく
     兄があのような有様で、
     大目にみてやっていれば……
     開いた口でそれをいうか。
    Hildebert : 何様だというのだ、お前は!
    Hildebert : 話聞く龍でさえ、虚言妄想かもしれん。
     この場にいる者が、お前の言葉をどれほどまで
     真実だと思っているのか、考えたことはないのかね?
    Chero-Machero : そうだよなー。
     イキとは、いつの間にか仲良くなったみたいだけど
     龍とか、突拍子もない話についていけてるのは
     ここには正直半分もいないと思うぜ?
    Chero-Machero : それよりもいま気になるのは
     メルヴィアンの言葉だよ。じーさんのいう通り
     なにか仕掛けを打ったのかい?
    Chero-Machero : 種明かしを所望したいね。
     いたずらにもほどがあるってーの、場合によ……
    Chero-Machero : に、睨んだって、
     こわく……ッ!?
    (倒れこむチェイロマチェイロ)
    Arciela : ……え。
    Amchuchu : なにしてんのよ、バカ。
    Margret : どいて。
    Margret : …………。
     息を、していない……。
    Amchuchu : へ……?
     またまたー、冗談でしょ?
    Margret : ……。
    Amchuchu : 冗談……よね?
    Hildebert : おい……。
    Hildebert : さきほどの魔物も……。
    Hildebert : これも……。
    Hildebert : メルヴィアンも……。
     なにもかも……
    Hildebert : お前の仕業なのかッ……!?
    Hildebert : くく……。
     森に護られし魔女とは、いったものだな。
    Hildebert : 貴様、一体なにを企んで……
    Lhe Lhangavo : じいさん、ストップだ。
    Lhe Lhangavo : ……ったく、
     最年長がなーにを口走ってんだい。
    Lhe Lhangavo : 売り言葉に買い言葉でもね、
     小娘の言葉に、いちいち熱くなってどうすんのさ。
     大人気ないったらありゃしないよ。
    Lhe Lhangavo : ひと睨みで
     人を倒すなんて芸当、できるわけないだろ。
     アイズオンミーかってーの。
    Hildebert : ぬ、ぬぅ……。
    Lhe Lhangavo : アシェラもだ。
     口は災いの元ってね……反省しな。
    Gratzigg : フン、騒ぎが起きれば
     その場の中心にいることが、こうも続けばな。
     元凶ともいえなくもないだろうさ。
    Lhe Lhangavo : グラッツィグ!
     これ以上ややこしくなるようなこと
     言うんじゃないよ。
    Reginald : 一時会議は中断だな。
     当主判断で各家指示を出し、状況を確認。
    Svenja : アシェラ。
     あれは言い過ぎでしたよ……。
     いまのあなたはきっと疲れているのよ。
     少し休みなさい……。
    Lhe Lhangavo : ……ったく、なんて日だい。
    Lhe Lhangavo : [Your Name]。
     あんたも一旦出直してくるんだね。
     
    ※Ploh Trishbahkに話しかける。
    Ploh Trishbahk : フレミラが……どうして!
     ああ、頭が混乱しています!
    Ploh Trishbahk : 私ができることは、
     これ以上の冒涜を許さぬよう、
     ここで見張りをすることだけです。
     けれども……しばらく、時間をください。

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