アドゥリンの魔境/十二家会

Last-modified: 2013-04-09 (火) 18:07:16

・十二家会

進行内容
 開拓での目覚ましい活躍が認められ
 「十二家会」なる集まりのあとに開かれる
 晩餐会に招待されることになった。
 場所は、東アドゥリンにある居城とのこと。


  1. アドゥリン城門前のPloh Trishbahkに話しかける。
     
    ※指定時間外に話しかけた場合。
    Ploh Trishbahk : 晩餐会への招待状のご提示
     ありがとうございます。
    Ploh Trishbahk : ……申し訳ございません。
     晩餐会は、十二家会終了後に開かれますので
     受付は、15時から22時の間になります。
    Ploh Trishbahk : お手数ではございますが
     受付時間に再度お越し頂けますでしょうか。
     
    Ploh Trishbahk : 晩餐会への招待状のご提示
     ありがとうございます。
    Ploh Trishbahk : 開拓者の
     [Your Name]様ですね。
     十二家当主様方より、お話は伺っております。
     どうぞ、門の先へお進みください。
    Ploh Trishbahk : 坂を登った先がアドゥリン城。
     城内では使用人が案内してくれますので
     通された広間で、しばしお待ちくださいませ。
    Ploh Trishbahk : ……それでは、
     心行くまで晩餐会をお楽しみください。
      
    (アドゥリン城内へ)
    Chero-Machero : この1ヶ月で、
     すでに3つだよ!
    Chero-Machero : バナジウム鉱の発見なんて、
     ここ数年なかったのに。
    Chero-Machero : ほら、開拓者募集は
     大成功だったじゃないか!
    Hildebert : そう……じゃろうか。
    Hildebert : われにはこの地に
     危機が迫っておるように
     感じられてならない……。
    Hildebert : 禁を犯して開拓を続ければ、
     恐ろしいことが起こるぞ。
    Chero-Machero : ふっ。老いたな、
     イルドベール(Hildebert)。
    Chero-Machero : そろそろ息子に
     家督を譲ったほうが
     いいんじゃないか?
    Chero-Machero : 誰が何て言ったって、
     開拓は続けるべきだよ!
    Chero-Machero : そしてもっと儲けるんだ!
    Hildebert : 愚かな……。
    Hildebert : 欲に負け、
     大地のことわりを軽んじるとは、な。
    Hildebert : 「初代王」の遺言も無視し、
     世俗にまみれては、
     女神の加護も失うぞ……。
    Chero-Machero : そんなことはないね!
    Chero-Machero : いいかい?
     世界にもっと目を向けるんだよ!
    Chero-Machero : 中の国も、近東でも、
     なんだっけ、ほら、あの……。
    Chero-Machero : そう! 冒険者だ。
    Chero-Machero : そいつらを使って、
     ここのところ急激に……。
    Hildebert : 大地のことわりも介せぬ、
     あのような胡乱な輩……。
    Chero-Machero : だから
     じーさんアタマ固いんだって!
    Hildebert : おぬしに
     老人呼ばわりされるほど
     耄碌はしておらん。
    Svenja : ふたりとも……
     そのへんまでにしてくださいませ!
    Svenja : 自らの涙より生まれし
     子どもたちが互いに言い争うなど、
     女神様が知ったら、お嘆きになりますよ?
    Chero-Machero : うっ。
    Hildebert : む。
    Svenja : はあ。
     困った人たちですね……。
    Melvien : やっ!
     [Your Name]君……だろう?
    Melvien : なんで知っているのかって?
    Melvien : はは。
     [Your Name]は、自分が
     どれくらい有名なのか知らないんだなぁ。
    Melvien : [Your Name]の噂は
     城下だけで囁かれているわけでは
     ないからね。
    Melvien : 僕たちは
     おおいに感心してるんだよ!
     
    ※七支公を討伐してる場合。

    ※七支公を討伐している場合。
    Melvien : 聞いているよ、
     七支公を打ち倒したってね。
    Melvien : すごいじゃないか!
    Melvien : 森の守護者とか
     言われているが、あれらは開拓計画を
     進める上で大きな障害だったからね。
    Melvien : それを
     打ち倒したというのだから
     君への今後の期待も大きくなるというものだよ!

     
    Melvien : ところで
     [Your Name]……
     知ってるかい?
    Melvien : 神聖アドゥリン都市同盟が
     結成されて約100年。
    Melvien : とくに
     ここ10年ほどでアドゥリンの島々の
     人口は倍になった。
    Melvien : しかも、
     いまだに増え続けているんだ。
    Melvien : 人の数が増えれば、
     食べるものだってより必要だし、
     住むところだって必要だ。
    Melvien : でも、
     いきなり島の大きさは
     倍になんてなりゃしない。
    Melvien : 小さな島には限界がある。
    Melvien : あまり声を大にしては言えないけど、
    Melvien : このままでは
     神聖アドゥリン都市同盟は
     遠からず滅びる。
    Melvien : だから!
     開拓が必要なのさ!
    Melvien : 西には
     この島々の何倍もの大地が
     広がっている!
    Gratzigg : それは
     いにしえの法を犯してまで
     進めることですかな?
    Melvien : これはこれは、
     グラッツィグ(Gratzigg)殿。
    Gratzigg : そもそも
     「ウルブカの地に立ち入るべからず」
     というのは、初代王の御遺志ですぞ?
    Gratzigg : それが
     ウルブカの大地の法。
    Gratzigg : 法を犯すものには罰が下るもの。
     そうですな、ヴォルティミア(Vortimere)殿。
    Vortimere : そ、それは……その。
     しかりとも言えますが……
    Vortimere : とはいえ、開拓計画は
     初代王の血をお引きになるユグナス様の
     お決めになった事ですから……。
    Vortimere : しかし、そういえば、
     ユグナス様は、今日も
     会議にはお顔をお出しにならなかった……とか?
    Melvien : ユグナス殿は
     身体の調子がすぐれない、
     とのことですよ。
    Vortimere : それは、その……
     困りますな。
     ええ、そう。大変困ります。
    Vortimere : 尊き初代王の御遺志に
     逆らってまで開拓の必要を説かれたのは、
     ユグナス様ですのに。
    Gratzigg : 言い出した当人が
     会議に不在とはな!
    Vortimere : ですが、ご病気では
     致し方ありませぬゆえ。
    Vortimere : そう、仕方ない仕方ない。
    Gratzigg : ハッ!
     それもどこまで本当のことなのだかな。
    Gratzigg : 禁忌を犯した罪に怯えて
     震えて屋敷に篭っているのやも
     しれぬではないか。
    Chero-Machero : ちょっとちょっと、
     聞き捨てならないことを言うね、
     グラッツィグ!
    Gratzigg : 言ったがどうした、
     チェイロマチェイロ(Chero-Machero)!
    Gratzigg : む。誰だ、貴様は。
     [Your Name]、だと?
    Melvien : 開拓者として
     雇った者ですよ。
    Melvien : [Your Name]は、
     中の国の冒険者と呼ばれる者なのです。
    Melvien : 最近、目覚しい功績を
     上げたために、褒賞として
     この晩餐会に招かれたのですよ。
    Gratzigg : ふん。
     一攫千金目当ての山師の類か。
    Gratzigg : で、なんだ?
     ユグナス殿のことか。
    Gratzigg : 詳しく知りたければ、
     そこの下男にでも
     聞いてみたらいいだろう?
    Fusilton : あの……その……
     わ、わが君は……その体調が、
     その……思わしく、なく……。
    Gratzigg : 思わしくなく、
     では、わからんわ!
    Gratzigg : 何がどう
     思わしくないのだ!?
     言ってみるがいい。
    Gratzigg : 薬師も祈祷師も、
     この場におるではないか。
    Fusilton : ええ……
     その……ええと。
    (アシェラ登場)
    アドゥリン家・ご息女。
    アシェラ・V・アドゥリン様!
    Arciela : 遅れまして申し訳ありません。
     兄の見舞いをして参りましたゆえ。
    Arciela : 遅れてごめんなさい、
     ヒュージトン。
    Fusilton : い、いえ。
     アシェラさま。
    Arciela : 兄上は、このところ少々
     根を詰めすぎたようです。
    Arciela : 少し熱もありますし、
     大事を取って休ませていただきました。
    Gratzigg : ……そ、
     そのようなことでは、開拓なぞ……
    Arciela : ええ。
     わかりますわ。
    Arciela : ですから……わたくしも兄上に、
     開拓は慎重に進めるべき、
     と進言してきました。
    Gratzigg : む。
    Chero-Machero : えぇ!?
     ちょ、ちょっと待ってよ、アシェラ!
    Melvien : やれやれ。
     兄が開拓を始めたというのに、
     あの妹姫はあまり乗り気ではなくてねぇ……。
    Melvien : 自分はしょっちゅう
     森に入ってるくせにね!
    Melvien : っと、
     余計な事をあまり
     言ってはいけませんかね。
    Melvien : 十二家は平等……
     とはいえ、あの家は、
     初代アドゥリン王の血を引く者たちですから。
    Arciela : やっぱり
     開拓者として志願してくれたのね、
     [Your Name]。
    Arciela : 言ったとおりでしょ?
    Arciela : 「また会える」って。

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